石鎚山(墓場尾根途中撤退&南尖峰東稜) 藪こぎ
- GPS
- 27:47
- 距離
- 26.9km
- 登り
- 2,296m
- 下り
- 1,605m
コースタイム
【10/11(月)】テント場→墓場尾根→南尖峰手前300m地点で敗退→七釜→展望駐車場
【10/12(火)】岩黒山荘付近の登山口→東稜基部→南尖峰→天狗岳→弥山→二の鎖小屋→東稜基部→岩黒山荘付近の登山口
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
本来は自主山行で槍ヶ岳へ行くメンバーと、例会にて仙涯嶺へ行く予定のメンバーでしたが、アルプス方面悪天候につき、急遽石鎚山に登りました。
【10/10(日)】アルプスの天候が悪いため計画を変更、急遽石鎚山へ行くこととなった。ルートの名前は墓場尾根。その名の通り、墓石のような巨石が連なる尾根。遠く展望台からちょっと見えたとき、ほんまに行けるかな・・・と己の技量に自信のない私はちょっと萎んだ。
夜は河原で焚き火をし、楽しく過ごした。やはり人気のない夜の山はいい。いくら騒いでも怒られない。素晴らしい。
【10/11(月)】気合を入れて墓場尾根に取り付く。凄い笹だった。そして急登。滑るし木が跳ね返ってくるので、帰宅後足を見たら青アザだらけだった。
展望のない藪をひたすら進むこと約6時間。ついに岩が出てきた。両端が崖になっている岩の上を歩くのはとても怖く、落ちなくて良かった。
難所を抜け、岩伝いに尾根を上がろうと進み始めたのだが、何と数十メートル程で尾根が切れ落ち、とてもではないがトラバースできるような状態ではなくなってしまった。潔く敗退を決め、必死で来た道を戻る。無事駐車場へと戻り、追加の食料や飲み物を調達、夜は楽しく過ごした。
【10/12(火)】東稜を歩き、石鎚山の山頂を目指す。また怖い所が出てくるのかとびくびくしながら歩いた。前日ほど怖い所はなかったが、1箇所、岩が登れずメンバーの肩を借りた。
無事難所を乗り越え、石鎚山の山頂に到着。お社があり、ハイキング装備の登山者がたくさんいる中、ヘルメットにロープを携えた我々。とても場違いに感じたが、怪我なく山頂に立てた喜びを分かちあった。
今回、怖い所もあったけれどとても興味深いルートを歩けた。技量不足の私をサポートしてくれたメンバーに感謝。(NO)
2014年10月24日(金) 〜 2014年10月26日(日)石鎚山(面河渓から東稜縦走)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-538663.html
キャラバンより、SEA TO SAMMIT X-ポット2.8Lのモニターに当選しました。
以下、使用感レポートです。ご参考にぜひ。
10/10
石鎚スカイラインのカーブミラー元から破線ルートに従い急坂を下る。
この日は魚止めの滝より1時間ほど先の幕営適地にテントを張って、キャンプファイヤーで暖まり翌朝早朝出発の計画であった。
そのため、松山市の大型スーパーにてビールやワイン、ウイスキーやおつまみ、翌日の食材を買い込み大荷物。
メンバー7名の食材や大事なアルコールでパンパンの荷物でも、他のメンバーに比べザックが余裕だったのは、シールトゥサミットの折り畳める鍋が薄くかさばることがなかったからに他ならない。
実は本来は私ともう1名で槍ヶ岳〜燕縦走、他5名が仙涯嶺の予定だったが悪天候につき中止、せっかくなので急遽前日に決められた今回の墓場尾根だった。
2名分でトムヤムクン鍋を調理(写真山行)、鶏肉、白菜、エリンギにしめじ、椎茸、シメはフォー。
具材を軽く炒めて先に湧かした湯を入れて煮込みトムヤムクンスープの元を入れた。
当然ながらこの鍋はフライパンよりも炒めることには向いていない。底が焦げ付いてしまったのと、炒めにくさがあった。
また、他のメンバーの山行に貸し出した際のレビューのように、蓋にお湯切り用?の穴があいているため沸騰に時間がかかる。
その為、はやくお湯や水を作りたい厳冬期には向いていないのではないかと思った。
トムヤムクン鍋のお味は上々。フォーで水を吸わせて捨てる水分を無くした。そのためこびりついたが、残りのスープの元で卵スープを作ったらちゃんとこびりつきもとれて、拭き取りやすく片付けもカンタン。拭き取ったペーパー類も少しで済んだ。
紙ゴミはキャンプファイヤーで燃やせるが、薪木以外を燃やすのは罪悪感があったので小さな喜びだった。
他のグループのいない幕営地で持って来たお酒をすべて空にし、ワイワイ騒いで、ぐっすり眠り明日に備える。
10/11
早朝、テントを片付け大まかな準備をしてから朝食。
折り畳み鍋で湯を沸かし、チキンラーメンを食べた。朝のバタバタしている時に片付けやすいのはとてもありがたい。
また、大まかにパッキング済みだったザックに折り畳んだ状態の鍋を、すっと滑らせるようにザック内に収納できるのは快感でもあった。
畳めば本当にかさばらず、でこぼこしていないのでするりと入るのだろう。重さもまったく気にならない。
この日は1312のピークのある尾根から墓場尾根に向かい、愛大小屋泊予定だった。しかしいよいよ岩稜帯!というところでガスの粒が雨に替わり途中撤退を余儀なくされた。
土小屋の奥の広い駐車場でテントを張り、夕食には2名で明太子スパと、レトルトハンバーグ、ジャガリコをつかってマッシュポテト、スパゲティで余ったお湯でスープ。豪華な食事だ。お土産店でビールと日本酒を大量購入!
湯を沸かしつつレトルトハンバーグを袋ごと暖め、その湯でマッシュポテトをつくり、パスタをゆでる。パスタの湯はさほど多くなく、極力水を吸わせる作戦だ。それでも残った湯でオニオンスープを作る。2.8Lの容量は2名で使うには十分だが、蓋の穴と底をはみ出ない火力を気にするので沸くのに時間がかかった。
1つの鍋で効率よく料理ができ、また汚れを拭き取るのも早いので、牛筋ペミカンカレーを作っていたメンバーが驚く。
幕営地ではなく駐車場ではあるが、お酒も入り、とても楽しい夜だった。
10/12
南尖峰東稜尾根から石鎚山にのぼり一般ルートで土小屋に戻る。
シュラフなどは車内に置いていったが、このお鍋は持っていった。岩場を登る際も引っかかることもなく、持っていることを忘れるくらい気にならず登頂した。
一般ルートを早足で下りながら紅葉を楽しむ。
ハイキングで登る人もかなり多いルートだった。そんな人たちがどんどん山にハマっていき、もし3名程度でキャンプや山ご飯を作りたいのでどんな鍋がオススメか聞かれることがあれば、一つの大きな選択肢としてこの鍋を薦めるだろう。
Xポットモニターレポート
https://www.caravan-web.com/monitor/sts_report2015.html
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