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Yamareco

記録ID: 742880
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

乗鞍岳はすでに初冬

2015年10月12日(月) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:00
距離
6.5km
登り
418m
下り
423m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:34
休憩
0:25
合計
3:59
距離 6.5km 登り 420m 下り 426m
9:12
6
9:36
9
9:45
39
10:24
11
10:35
10:36
10
10:55
11:09
10
11:19
11:20
4
11:24
13
11:37
11:39
43
12:22
8
12:30
12
12:42
12:45
12
13:03
13:07
0
13:07
ゴール地点
天候 濃霧・強風
過去天気図(気象庁) 2015年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
02:48 自宅発、名阪国道・東名阪・名古屋高速・東海北陸縦貫道を経て高山へ。
04:15 御在所EXPASAで小休止、04:42発
05:24 ハイウェイオアシス川島で小休止、ここは観覧車や水族館まである。05:35発
06:11 ぎふ大和PAで小休止、岐阜に入ってからは濃霧の所が多く、気温は2℃。06:25発
07:48 ほおのき平駐車場着、ここまでで323.2km。
07:55 シャトルバスでほおのき平発、往復2300円。満車になりすぐ2号車が出る。
08:38 畳平着。濃霧で駐車場内さえ見渡せない。とても寒く1枚着込む。

13:02 畳平駐車場着。指の感覚がなくなり、耳がちぎれそう、まぶたが閉まらない。
13:50 シャトルバスで畳平発。
14:35 ほおのき平着
15:20 ほおのき平発、折角なので飛騨大鍾乳洞に寄ってみる。入場料1100円
16:25 飛騨大鍾乳洞発
17:29 松の木峠PA出小休止、18:12発
19:06 ぎふ大和PA出仮眠、22:40発
23:08 関SAで小休止、ミニストップは200円コーヒーしかなく、私の口には合わない。23:41発
24:38 御在所EXPASAで小休止、01:00発
02:02 針TRSで仮眠。もうすぐ自宅だが睡魔に襲われ安全のため再度仮眠。05:02発
05:43 自宅着、総走行距離650.3km
コース状況/
危険箇所等
標高が高くなるにつれてアイスバーン状態なのでよく滑ります。
その他周辺情報 畳平では飲食もでき、トイレ郵便局もあります。車なら近くに飛騨大鍾乳洞が有り、シャトルバスの終着には平湯温泉があります。
8:39 乗鞍バスターミナル着
8:39 乗鞍バスターミナル着
8:39 乗ってきたシャトルバスは2台目なのでガラガラ
2
8:39 乗ってきたシャトルバスは2台目なのでガラガラ
9:01 乗鞍本宮中之社に晴れるようお祈り
9:01 乗鞍本宮中之社に晴れるようお祈り
9:06 乗鞍畳平の記念撮影用看板
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9:06 乗鞍畳平の記念撮影用看板
9:13 ハイマツも樹氷で真っ白
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9:13 ハイマツも樹氷で真っ白
9:14 少し先は真っ白で駐車場から登山道を探すのも一苦労
9:14 少し先は真っ白で駐車場から登山道を探すのも一苦労
9:15 雪が樹氷になって花が咲いたよう
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9:15 雪が樹氷になって花が咲いたよう
9:21 ハイマツの樹氷
9:21 ハイマツの樹氷
9:25 細い枝も樹氷でこの通り
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9:25 細い枝も樹氷でこの通り
9:25 霧の中を進む登山者
9:25 霧の中を進む登山者
9:28 非常に綺麗だったけれど写真では分からないなあ
9:28 非常に綺麗だったけれど写真では分からないなあ
9:31 富士見岳への登山口は取りあえずパスして前へ進む
9:31 富士見岳への登山口は取りあえずパスして前へ進む
9:33 富士見岳方向の登山道の様子
9:33 富士見岳方向の登山道の様子
9:36 山頂方向の案内板
9:36 山頂方向の案内板
9:44 肩の小屋は閉鎖されている様子
9:44 肩の小屋は閉鎖されている様子
9:44 草原も一面真っ白樹氷で非常に美しかったが写真では・・・
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9:44 草原も一面真っ白樹氷で非常に美しかったが写真では・・・
9:45 剣ケ峰登山口からは何も見えない
9:45 剣ケ峰登山口からは何も見えない
9:47 登山道の先が見えないため両側のロープだけが頼り
9:47 登山道の先が見えないため両側のロープだけが頼り
9:49 この辺りはまだうっすらと雪が残る程度
9:49 この辺りはまだうっすらと雪が残る程度
10:15 本物はもっとずっと綺麗なんだけれど・・・
10:15 本物はもっとずっと綺麗なんだけれど・・・
10:16 この辺りから徐々に雪が凍結してくる
10:16 この辺りから徐々に雪が凍結してくる
10:40 吹き飛ばされそうなほどの強風が吹き荒れていた
10:40 吹き飛ばされそうなほどの強風が吹き荒れていた
10:48 岩に張り付いた雪は完全に氷状態でよく滑る
10:48 岩に張り付いた雪は完全に氷状態でよく滑る
10:49 岩の様子、横に伸びるのは霧氷というのだろうか
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10:49 岩の様子、横に伸びるのは霧氷というのだろうか
10:53 頂上小屋が見えてくる
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10:53 頂上小屋が見えてくる
10:55 鳥居も岩も一面の氷の世界の剣ケ峰山頂(3025.7m)
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10:55 鳥居も岩も一面の氷の世界の剣ケ峰山頂(3025.7m)
10:57 何気なく立っているように見えるが頂上はものすごい強風だ
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10:57 何気なく立っているように見えるが頂上はものすごい強風だ
10:57 外人観光客が写真を撮ってもらっていたが大変な日に来たものだ
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10:57 外人観光客が写真を撮ってもらっていたが大変な日に来たものだ
11:00 頂上小屋の壁に付いていた霧氷は形容しがたい美しさだ
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11:00 頂上小屋の壁に付いていた霧氷は形容しがたい美しさだ
11:00 頂上小屋の様子
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11:00 頂上小屋の様子
11:04 期待していたアルプスの山々は全く見えない
11:04 期待していたアルプスの山々は全く見えない
11:04 頂上小屋で風を避けようとするがほとんど効果無し
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11:04 頂上小屋で風を避けようとするがほとんど効果無し
11:14 薄く雪が積もっているように見えるが実はアイスバーンになっている
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11:14 薄く雪が積もっているように見えるが実はアイスバーンになっている
12:25 登山道に咲く氷の華
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12:25 登山道に咲く氷の華
12:34 富士見岳への登山道、ここも強烈な風だ
12:34 富士見岳への登山道、ここも強烈な風だ
12:38 頂上がうっすら見えてくる
12:38 頂上がうっすら見えてくる
12:41 富士見岳山頂(2817m)
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12:41 富士見岳山頂(2817m)
13:02 駐車場も歩行者レーンの黄色い線だけが目印で、その先の建物や車は見えない
13:02 駐車場も歩行者レーンの黄色い線だけが目印で、その先の建物や車は見えない
15:04 ほおのき平バスターミナルから見た紅葉の様子
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15:04 ほおのき平バスターミナルから見た紅葉の様子
15:05 こちらもほおのき平から見た紅葉の様子
15:05 こちらもほおのき平から見た紅葉の様子
15:45 飛騨大鍾乳洞に寄ってみる
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15:45 飛騨大鍾乳洞に寄ってみる
15:48 内部の様子
15:49 こちらも内部の様子
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15:49 こちらも内部の様子
15:50 自然の不思議な造形が続く
15:50 自然の不思議な造形が続く
15:53 地下での「うど」栽培
15:53 地下での「うど」栽培
15:55 通路の様子
15:58 こちらは白い部分と黒い部分が混在している
15:58 こちらは白い部分と黒い部分が混在している
15:58 通路も狭くなってきている
15:58 通路も狭くなってきている
16:00 コウモリがいるらしいが通路からは分からない
16:00 コウモリがいるらしいが通路からは分からない
16:02 通路の様子
16:04 鍾乳洞出口近くの巨大な男根
16:04 鍾乳洞出口近くの巨大な男根
16:08 帰りは屋外に通路が駐車場まで続いている
16:08 帰りは屋外に通路が駐車場まで続いている
16:16 帰り道の最後にある滝の下の池には数種類の魚が泳いでいる
16:16 帰り道の最後にある滝の下の池には数種類の魚が泳いでいる
登山のコースマップ
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登山のコースマップ
ドライブルートは往復共同じ道
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ドライブルートは往復共同じ道

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ
備考 防寒用の帽子・手袋、アイゼンを持って行くべきでした。

感想

紅葉を見にどこかに行こうと思ったが、結局乗鞍に登ってみることに。ちょっと遠いので2時には起床、3時前には自宅を出発した。途中数カ所で小休止を取りながら眠たくもならずにシャトルバスの発着地であるほおのき平に7:48到着。暫くするとバスが出るとのアナウンスが流れたので慌てて切符を購入してバス停に並ぶ。すでに平湯温泉から乗ってきている客であまり空き席がなく、直前で満席。すぐに臨時の2号車を出してもらえたが、乗り切れなかった客だけなのでこちらはガラガラ、非常にラッキーなスタートとなった。
しかし、標高が上がるにつれ周囲の様子が変わってきて、畳平に到着するとものすごい濃霧と風が待っていた。駐車場内の建物や車さえ見渡せず、どこから登るのかさえ分からない。とにかく寒いので厚手のシャツを1枚着込んで出発。地図を頼りに登山口方向へ進み、両側にロープが張ってある所を見つけて進む。最初は周囲に誰もおらず、一人でこんな天気の時に登って大丈夫かと不安になったが、途中で別ルートから来た登山者と合流し、ちょっと安心になる。
暫くすると富士見岳の登山口が見えたが誰も登る人が居ないためパス。肩の小屋は営業中という看板もあったが、全て閉じられているようで、登山者も屋外で風よけ小休止の様子。
この辺りまで来ると周囲の草木は樹氷というか霧氷というか全て真っ白になって非常に美しいが、視界が10m程度しか無く期待していたアルプスの山脈風景どころかすぐ近くさえさっぱりだ。標高が上がるにつれ、台風並みの風になり、時折ストックで体を支えないと吹き飛ばされそうになる。登山者も少なくなり、一人になったとき引き返そうかとも思ったが、後から来た登山者が通り過ぎていったのでつられて登っていく。視界が全くと言っていいほど無いため両側に張ってあるロープだけを頼りに進む。登山道の砂礫は降った雪が完全に凍結しており、アイスバーン状態で気をつけないとよく滑る。家を出るとき念のためにアイゼンを持って行こうか迷ったがまさかこんな事になろうとは想像してなかったので少しでも軽くしようと持ってこなかったのが今になって悔やまれる。
なんとか頂上小屋にたどり着くとここもまさに暴風状態で、滅茶冷たい。頂上のわずかな空間しか視界も無く、かろうじて写真を撮る程度だ。それでも外人客を含めて多いときで10名近くにはなっただろうか。天候が良ければさぞかしラッシュアワー状態で景色を見ながら食事という所だが、まさに天国と地獄の差だ。指の感覚も鈍ってきて、耳たぶもちぎれそうな感じになり、なぜかまぶたがきちんと閉じない。そういえば登る途中でメガネに氷が張り付き見えなくなってしまったので、視力0.02の裸眼で登ってきたが、顔もそうなっているんだろうなと想像する。頂上に居ても何もすることができず、体が凍えるだけなので20分ほどで退散。
下りは最悪で、気をつけていても途中数回滑って転び、更に転んだときストックが岩に挟まり1本折ってしまった。
富士見岳登山口に来たときには周囲に人影が無く、登っている人もいないようなので少し躊躇したが、登山道もほとんど凍結していないようなので、登ってみる。ここも強烈な風と氷以外には何も無く何も見えない状態。結局下山するまで一人も出会うことはなかった。
駐車場に着いても黄色い歩行者レーンの向こうには建物も車も見えず、線だけを頼りに進むしか無い状況。バスターミナルの建物に入り、暫く暖を取りながら温かいおでんとココアで体を温める。帰りのバス停にも多くの登山者や観光客が並んだため、ほおのき平行きと平湯温泉行きに分けて2台のバスを出してもらえた。バスの中のアナウンスで、今晩からの天気予報では雪になるとのことで、積雪量によってはこのまま閉山になるかもしれないと言っていたが果たしてどうなったことだろうか。
折角ここまで来ても景色は下界での紅葉風景しか見ていないので、近くにあった飛騨大鍾乳洞に立ち寄ってみる。自然が作り出す風景とは摩訶不思議な世界だと感じざるを得ない。
帰りは自宅近くも含めて途中で2度仮眠を取り、明け方無事自宅に到着。
紅葉とアルプスの風景を望みながら縦走しようと考えていた登山が全く見当外れの荒れた冬山登山になってしまった1日でした。

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利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5
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利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

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