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Yamareco

記録ID: 742904
全員に公開
ハイキング
大台ケ原・大杉谷・高見山

経ガ峰登山口から登る大台ヶ原の散策(第1日目)

2015年10月10日(土) ~ 2015年10月11日(日)
 - 拍手
nimuchan その他30人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:00
距離
8.7km
登り
464m
下り
327m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:46
休憩
1:11
合計
4:57
距離 8.7km 登り 469m 下り 333m
11:12
37
スタート地点
11:49
12:14
48
13:02
13:07
52
13:59
14:03
21
14:24
14:39
1
14:40
26
15:06
15:12
6
15:18
15:30
6
15:36
15:40
29
天候 薄曇り
過去天気図(気象庁) 2015年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
07:00 JR京都駅より貸切バスで出発
08:02 私達は大和郡山で乗車、途中名阪針テラスと道の駅・杉の湯で休憩
11:00 経ガ峰登山口着
コース状況/
危険箇所等
特に危険な所はありません
GPSの記録が2日目にうまく継続できなかったため記録を2回に分けています。
その他周辺情報 大台ヶ原はドライブウェイ・駐車場とも無料
ドライブウェイ終着の大台ヶ原ビジターセンターには宿泊施設などがある
11:02 乗ってきたバス、経ガ峰登山口で下車
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11:02 乗ってきたバス、経ガ峰登山口で下車
11:10 出発前のレクチャー
11:10 出発前のレクチャー
11:16 経ガ峰登山口よりスタート
11:16 経ガ峰登山口よりスタート
11:22 登山道からの風景
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11:22 登山道からの風景
11:26 小休止
11:26 途中の景色、紅葉が始まっている
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11:26 途中の景色、紅葉が始まっている
11:36 急な斜面をトラバースする
11:36 急な斜面をトラバースする
11:38 周辺の山々が水墨画のようだ
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11:38 周辺の山々が水墨画のようだ
11:38 笹の葉の草原を登っていく
11:38 笹の葉の草原を登っていく
11:39 頂上も近くなってきた
11:39 頂上も近くなってきた
11:39 登山道から見た周辺の山々
11:39 登山道から見た周辺の山々
11:40 紅葉が始まっている
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11:40 紅葉が始まっている
11:40 頂上方面が見えてくる
11:40 頂上方面が見えてくる
11:43 頂上まであと一息
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11:43 頂上まであと一息
11:44 空は薄曇りだが周辺の山々はよく見える
11:44 空は薄曇りだが周辺の山々はよく見える
11:45 いよいよ大和岳(1597m)山頂だ
11:45 いよいよ大和岳(1597m)山頂だ
11:46 山頂まであとわずか
11:46 山頂まであとわずか
11:48 大和岳山頂(1597m)
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11:48 大和岳山頂(1597m)
11:50 大和岳山頂からの風景
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11:50 大和岳山頂からの風景
11:50 大台ヶ原の特徴である白い倒木と連なる山脈
11:50 大台ヶ原の特徴である白い倒木と連なる山脈
12:00 紅葉も美しくなっている
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12:00 紅葉も美しくなっている
12:01 くぐってみたくなるような枯れ木、「幸せになる」とか書いておけば人気スポットになるかも
12:01 くぐってみたくなるような枯れ木、「幸せになる」とか書いておけば人気スポットになるかも
12:01 ここで早くも昼食休憩
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12:01 ここで早くも昼食休憩
12:01 唯一「大和岳」山頂を示す表示は消えかけている
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12:01 唯一「大和岳」山頂を示す表示は消えかけている
12:14 日本鼻へ向かう
12:14 日本鼻へ向かう
12:29 日本鼻(1640m)で小休止
12:29 日本鼻(1640m)で小休止
12:33 今まで登ってきた登山道を振り返る
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12:33 今まで登ってきた登山道を振り返る
12:39 「農林水産省大台ヶ原雨量局」と書かれた建物
12:39 「農林水産省大台ヶ原雨量局」と書かれた建物
12:40 三津河落山に向かって出発
12:40 三津河落山に向かって出発
12:43 少しもやってはいるが山脈がよく見える
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12:43 少しもやってはいるが山脈がよく見える
12:43 大台ヶ原特有?の白い倒木と墨絵のような山脈
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12:43 大台ヶ原特有?の白い倒木と墨絵のような山脈
12:43 三津河落山(1630m)に到着
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12:43 三津河落山(1630m)に到着
12:47 三津河落山の石柱
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12:47 三津河落山の石柱
12:51 結構あちこちで見られたツルリンドウの赤い実
12:51 結構あちこちで見られたツルリンドウの赤い実
12:57 この辺りの倒木は根が広がっていても浅いため倒れやすそうだ
12:57 この辺りの倒木は根が広がっていても浅いため倒れやすそうだ
13:01 如来月(1654m)の石柱
13:01 如来月(1654m)の石柱
13:02 如来月(1654m)の様子
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13:02 如来月(1654m)の様子
13:09 結構急な下りとなる
13:09 結構急な下りとなる
13:11 この辺りはササ原が続く
13:11 この辺りはササ原が続く
13:15 登山道もササに埋もれてしまい分かりにくい所がある
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13:15 登山道もササに埋もれてしまい分かりにくい所がある
13:20 樹木も密生して折らず明るい林を形成している
13:20 樹木も密生して折らず明るい林を形成している
13:33 名古屋岳(1610m)の石柱
13:33 名古屋岳(1610m)の石柱
13:38 倒木とコケによる自然の美、日当たりは良さそうだが雨量が多いせいからだろうか
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13:38 倒木とコケによる自然の美、日当たりは良さそうだが雨量が多いせいからだろうか
13:39 ここからはまた下りとなる
13:39 ここからはまた下りとなる
13:42 獣害防止フェンスに沿って下る
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13:42 獣害防止フェンスに沿って下る
13:44 延々と獣害防止フェンスが続く
13:44 延々と獣害防止フェンスが続く
13:58 一旦ドライブウェイを進む
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13:58 一旦ドライブウェイを進む
14:00 「植生保護のためこの先立入禁止」の立て札が有り登山道もびっしりササで覆われているのでUターン
14:00 「植生保護のためこの先立入禁止」の立て札が有り登山道もびっしりササで覆われているのでUターン
14:23 ドライブウェイを歩いて駐車場に到着
14:23 ドライブウェイを歩いて駐車場に到着
15:18 日出ガ岳山頂三角点(1694.9m)
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15:18 日出ガ岳山頂三角点(1694.9m)
15:20 日出が岳山頂からの眺望
15:20 日出が岳山頂からの眺望
15:32 紅葉の中を下山する
15:32 紅葉の中を下山する
15:33 曇り空のためもう一つ鮮やかさに欠ける
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15:33 曇り空のためもう一つ鮮やかさに欠ける
15:34 山頂からは暫く木製階段が続く
15:34 山頂からは暫く木製階段が続く
15:38 展望台からの風景も今ひとつの様子
15:38 展望台からの風景も今ひとつの様子
18:03 夕食は地元食材を使った料理
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18:03 夕食は地元食材を使った料理
18:11 少し食べてしまった後だが・・・イノシシの焼き肉も出てきた
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18:11 少し食べてしまった後だが・・・イノシシの焼き肉も出てきた
本日のルートマップ、下の薄い線は2日目の西大台地区
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本日のルートマップ、下の薄い線は2日目の西大台地区

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

大台ヶ原には何度も来ているがいつもドライブウェイ終着の駐車場からのスタートとなるため今回のようにドライブウェイ途中の登山口から登り始めるのはバスツアーならでは。天候は曇り空だが、体感的には暑くも寒くもなく山歩きには丁度いい。
11時頃経ガ峰登山口でバスを降り、大台ヶ原と本日のコースについてレクチャーを受けスタート。30分ほどで第1のピーク・大和岳(1597m)に到着、歩き始めたばかりだが早くもここで昼食タイム。山頂は大きな岩がごろんとあるだけで、周囲はササが茂っている以外は視界を遮る物も無く広々としている。わずかに枯木に取り付けられた「大和岳」の消えかけた文字だけが「ここが山頂だ」と言っている。多少薄ぼんやりはしているが周辺の山々が水墨画のように連なる風景は妙に落ち着き、所々で色づき始めた紅葉が彩りを添えているのもまた格別だ。また白く朽ちた倒木や枯木が様々な形で残っているのも大台ヶ原の特徴をよく出している。
昼食が終わって多少のアップダウンの後、次のピークの日本鼻(1640m)に着く。ここも低いササが生い茂る以外は広々とした感じだ。登ってきた登山道を振り返ると一部崩落して地肌が見えている所もあるが、一面のササ原が広がっており、よく見渡せる。
次のピークに向かって暫く歩くとぽつんと「農林水産省大台ヶ原雨量局」と書かれた小さな建物が建っている。九州の屋久島と並ぶ日本最高の雨量を誇る大台ヶ原の雨量はここから発信されているのだろう。
暫く同じようなササ原の中を歩くと三津河落山(1630m)に到着する。遮る物もほとんど無く、水墨画の世界を横目に見ながらの山歩きは実にすがすがしい。アップダウンがあまりなくハイキング気分で楽しめるのもすがすがしさの一因かもしれない。ここはササ原の中にかろうじて名前の読める石柱が立っているだけの、開けた原っぱという感じだ。所々ササに見え隠れしながらツルリンドウの赤い実が目に付く。
暫く行くと登山ルート横に巨大な根を横に向けた倒木が目に入る。周囲に大きく根を伸ばしている割には下方向には全く根が伸びておらず、薄い地表の土に必死にしがみついていた様がよく分かる。そうこうしているうちにすぐ次のピークの如来月(1654m)に到着する。今までと違い、ここは名前の彫られた石柱の他に、地表に転がる岩や針葉樹の木々が現れる。
ここからはササ原の中に針葉樹・広葉樹を取り混ぜた林となるが、木々が密生しておらず雑草も全く生えていないため明るい感じの林となっている。30分ほどで次のピークの名古屋岳(1610m)に到着。ここもちょっとした岩の上にかろうじて名前の読める石柱が立っているだけだ。明るい感じの林なので日当たりもかなりいいと思われるが、倒木にコケが密生しているものもあるのはここが日本最大の雨量を誇るせいだろうか。
この先は獣害を防ぐかなりしっかりしたフェンス伝いにササ原の中を下る。下り切った所で突然大台ヶ原ドライブウェイに出てしまい暫く道路を歩いた後登山道に戻ろうとするが、「植生保護のためこの先立入禁止」の立て札が立っており、登山道もびっしりササで覆い尽くされている。この先巴岳(1625m)を通過する予定だったが諦めざるを得ず、ドライブウェイを駐車場まで戻った。
ここからは誰もが歩く日出ガ岳への登山ルートだ。暫くほぼ水平なコースを歩いた後、最後は木製のしっかりした階段を登って本日の最高峰・日出ガ岳(1694.9m)に到着する。ここには三角点の他、立派な展望台が建てられており、天気が良ければ遠く富士山まで見られると案内板に表示されているが、今は寒風も吹きすさび景色も今ひとつなので集合写真を撮って引き返すことに。ここから先は大台ヶ原の中でも一番紅葉が美しい所だと思うが、一番の人気ルートである大蛇方面は時間的に無理なので今回は日出ガ岳から眺めるだけとなった。
駐車場まで戻って、今晩の宿の「心・湯治館」に入る。ここはいわゆる山小屋とは違い一般の宿に近く、部屋も個室で洗面トイレ付きである。お風呂は共同だがあまり広くはなく、湯船は大人が3〜4人並ぶとほぼ一杯だ。食事は地元食材を使った和定食で、何とイノシシの焼き肉まで出てきた。多分ここ20年以上はイノシシの肉は食べたことがないはずだが、独特の旨みが有り非常に美味しかった。

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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 大台ケ原・大杉谷・高見山 [日帰り]
大和岳・三津河落山・日出ヶ岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

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この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
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