カラマツの 黄葉輝く 本沢の湯
- GPS
- 09:50
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,342m
- 下り
- 811m
コースタイム
- 山行
- 3:17
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 3:59
- 山行
- 4:27
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 5:43
天候 | 11日(日):雨のちくもり 12日(月):晴れときどきくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
http://www.koumi-town.jp/office/archives/tourism/jikokuhyou/post-158.html 白駒池入口ー佐久平 千曲バス http://www.chikuma-bus.co.jp/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
すべて一般道 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
テント
テントマット
シェラフ
|
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備考 | スノーピーク ホットサンドクッカートラメジーノ https://store.snowpeak.co.jp/page/127 山で美味いものは重い。 |
感想
親友と本沢温泉経由天狗岳へ1泊2日で行って来ました。
温泉と紅葉と体調不良と突風を楽しむ山行でした。
1日目
佐久平へ新幹線で。小海線に乗り換えて、小海駅まで。
小海駅からは町営バスでみどり池入り口まで。
そこからみどり池経由で本沢温泉まで。
バスを降りたら雨。止んでてほしかったけど仕方ない。
先週は睡眠不足が続いてて、昨夜は少し喉も痛かったけど
楽しみにしてた山行、歩けない訳じゃないからがんばるか。
雨具を着てのスタート。
小雨になってそんなに悪くない。
先週レインウェアに撥水加工をしたから
水玉がコロコロ転がってく。気持ちいい。
紅葉がちらほら。苔むす森。
そうそう、これが八ヶ岳のイメージ。
何だか80L満タンザックが重いけど、
山で美味いものは重いし、ウルトラヘビー派だし、
トレーニングと思ってみどり池手前の坂を登る。
みどり池にて昼食。
しらびそ小屋、雰囲気いいなぁ。
池のほとりでお湯を沸かしてアルファ米を作ろうとするも
風が強いしめんどくさーって思ってた。
見透かしたのか、友人からおにぎりとスープ配給を受ける。
ありがたやー。
みどり池から本沢温泉までは記憶が曖昧。
かなりの眠気で足を引っ掻けながら歩いたような。
左膝の内側の靭帯もなんか痛い。
うーん、こんなはずじゃなかったのになぁ。
曇り空でまるで日暮れのような午後2時、
森の中をてくてく歩く。
湿原があったり、小川があったりで退屈しない。
着きました本沢温泉テント場。
登山道沿いに3、4箇所、それぞれ4、5張できるスペースあり。
飲料水は沢水。トイレは小屋の外の簡易トイレ。
トイレまで登り5分、余裕をもったトイレ行動要。
小屋は泊まってみたくなる素敵な雰囲気。
有名な野天風呂券を買うものの、
今日は汗もそんなにかいてない。
連休だし、きっと混んでるだろうから、と
風呂に興奮してた友人をなだめ翌日朝風呂へ変更。
その後見学がてら野天風呂を下見に。
案の定、人がたくさん!!まるで地獄谷野猿公苑。
まだ入れない人たちが待ってるけど、
これ、女の子厳しいんとちゃうかなー。
晩御飯は家で仕込んできたスープにチーズをのせて。
家で作ってくるとやっぱり味が染み込んでてうまいなー。
重かった苦労もこの瞬間、かき消されるわー。
2日目
本沢温泉から天狗岳、高見石小屋を経由して
白駒池へ。
夜はそんなに寒くなかったはずなのにあまり寝られず。
それもそのはず、肩の部分にマットレスが無い!
あちゃー、いつも150cmのマットレスと
ザックを組み合わせて寝てるんですが
今回は脚部分にザックを置かず、
頭部分に横向きに置いたのが失敗だったか。
眠いし寒いし、不機嫌。
朝風呂を楽しみにしてた友人の興奮っぷりとは
裏腹に、濡れたらもっと寒いやんかー、嫌やわー、と
しぶしぶ野天風呂へ。
これで混んでたらほんまかなんわ、
という心配してたものの、先客はすぐに帰ってしまい、
(関西弁がうるさくて帰らはったんやったらすみませんでした)
その後は友人と小一時間貸切状態。
風呂に蓋をしていた板を開けて、
脇に置き、ささっと脱いで、温泉の中へ。
コッヘル持ってきて掛け湯がしたかった、と
友人にいうと、このお湯硫黄たっぷりやから
そんなんしたらコッヘルが駄目になるとのこと。ふーん。
朝日に照らされた黄葉を見ながら、
硫黄の匂い漂う温泉にゆっくり浸かって、
体温が上昇すると気分アップ。ひゃっほーい。
ぬるま湯で気持ちいい!
ただ、風呂上がりが難題。
濡れた足をおけるバスマットの代わりになるものがあれば
足が冷たくならずにすむのかも知れません。
空いてたので僕らは着替えた後に
足湯して解決しました。
この後、続々と人が来ました。
ふふふ、読み通り。
本沢で野天風呂に入るなら、小屋泊まりの人たちが
朝飯食べてる時間が狙い時ですよー。
朝6時から40分程度。テント泊の特権ですな。
風呂に入った後はホットサンド朝食。
ホットサンドクッカー、重かった。
チーズが溶ける瞬間、このために
80Lザックを背負って来た甲斐があった。
テントを撤収して、白砂新道で稜線へ。
木々に光が差し込み、秋色。綺麗な紅葉です。
傾斜がかなり急なこの道、
膝の痛みと眠気が残る僕には辛かった。
体調次第ですね、やっぱり。
友人が荷物を持ってくれてても、なんだか調子がでない。
うーん。
なんとか稜線に出ると、ものすごい風!
山の天気予報で風速10m以上、って言ってたけど
こりゃびっくり。冷たくてバナナで釘が打てそう!
ここでまずかったのが
寒さに驚いて僕がシャリバテしやすいのを忘れて
そのまま進んじゃったこと。
天狗岳への登り途中、
稜線のアルパインな感じに大興奮な友人。
その隣で空腹と寒さで絶望な僕。
友人「ほら、阿弥陀が!( ^∀^)」
僕「え?何それ?( ̄^ ̄)」
友人「あっ、甲斐駒が雪化粧してる!( ^∀^)」
僕「寒いから雪降るのは当然やろ!(`□´)」
この辺り、写真が全く残ってません。
そこまで気が廻っていない。
東天狗でチョコビスケット食べて回復。
ここからはガスったり晴れたり。
八ヶ岳って森のイメージだったけど
岩場の稜線もあるんやねー、などと
事前準備不足がバレバレな感想を持ちつつ中山峠へ。
東側の紅葉がきれい。
緑と黄色の絨毯。
高見石小屋までの下りは飛び石気分で
楽しんでたものの、空腹もまた襲ってきてうんざり。
やっと着いた高見石小屋で食べた昼食は
すごくおいしく感じられて。
いま僕はここで生きている!感がありました。
この感じ、ひさびさだなー。
飯を食えばパワー復活!
高見石小屋のそばの展望台は
猿のように跳び跳ねて登り降りました。
白駒池への下りもスピードアップ。
お陰でバスには余裕で間に合いました。
白駒池はもう紅葉も終わり。
池の周りを少し散策して、白駒池入口のバス停まで。
バスに乗って、佐久平まで。ここで友人は東京に戻り、
僕はこの後長野へ。旅はまだまだ続く・・・。
楽しい時も苦しい時も一緒にいてくれる友人に感謝一杯です。
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