足柄の歴史を偲びながら矢倉岳周回

2024年11月03日(日) [日帰り]

• GPS: 04:17
• 距離: 13.9km
• 登り: 876m
• 下り: 880m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:56
• 休憩: 0:20
• 合計: 4:16

6:27 地蔵堂駐車場
6:57 矢倉沢バス停
7:02 矢倉沢公民館
8:16 8:31 矢倉岳
8:46 8:48 山伏平
9:42 9:43 足柄万葉公園
9:49 9:50 足柄山聖天堂前トイレ
9:57 足柄峠
10:01 足柄城趾
10:07 10:08 足柄山聖天堂前トイレ
10:43 地蔵堂バス停

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

地蔵堂の駐車場に車を停めました。

コース状況／危険箇所等

豪雨の翌日でしたが、特に危険箇所は有りませんでした。

その他周辺情報

下山後、足柄古道万葉うどん本店でとろろうどんを食べました。その後、あしがら温泉で汗を流しました。

写真

11/3 6:26

駐車場から矢倉岳を。

11/3 6:27

朝早かったからか、車はそれほど多くは有りません。

11/3 6:32

車道沿いの歩道を下ります。

11/3 6:35

11/3 6:41

昨日の豪雨のため、県道731号（はこね金太郎ライン）は通行止めでした。

11/3 6:42

南足柄市はモンベルのフレンドタウンなのですね。

11/3 6:43

11/3 6:55

この先の交差点を左折します。

11/3 6:57

この先に本村の公民館＆公衆トイレがあります。

11/3 7:01

ここは左側を真っすぐに。

11/3 7:02

こうやって大きく案内書いて頂くと、分かりやすいです。

11/3 7:04

登山道入口まで、要所要所に案内があります。

11/3 7:06

ここは左へ。

11/3 7:07

11/3 7:09

11/3 7:15

大分山道っぽくなってきました。

11/3 7:17

野生動物除けの柵。過去には熊の目撃例も有るようですね。。

11/3 7:26

この辺りから登山道。

11/3 7:34

11/3 7:57

樹林帯なので、展望は今一つ。。相模原方面は雲海に覆われているようですが。。

11/3 8:12

11/3 8:16

頂上に着いた途端、拡がるパノラマ！左から明神ヶ岳、箱根山、金時山。大涌谷の噴煙も見えてます。

11/3 8:17

そして富士山！この時期に山頂付近が白くないのは不思議な感じではありますが。

11/3 8:18

金時山と富士山のツーショット。

11/3 8:18

というわけで、山頂到着です。

11/3 8:23

逆光ですが、相模湾方面。手前側は雲海ですね。

11/3 8:27

絶景の金時山に見惚れていたら。。

11/3 8:31

ガスってきてしまいました。そろそろ山頂退散します。

11/3 8:33

足柄峠に向かう途中でほぼ唯一展望が有った箇所で。

11/3 8:38

富士山も良いですが、三国山〜湯船山〜不老山へ続く西丹沢の山並みも素晴らしい。

11/3 8:38

11/3 8:45

山伏峠到着。

11/3 8:45

11/3 8:47

11/3 9:06

11/3 9:20

11/3 9:25

11/3 9:29

歩いているうちに石碑が出てくるようになりました。
鳥総立て　足柄山に船木伐り　樹に伐り行きつ　あたら船木を（巻三・三九一）

11/3 9:32

足柄の　箱根の嶺呂の　和草の　花つ妻なれや　紐解かず寝む（巻一四・三三七〇）

11/3 9:34

あずまやで小休止。

11/3 9:36

足柄の　吾を可鶏山の　穀の木の　吾を　かづさねも　穀割かずとも（巻一四・三四三　二）

11/3 9:38

足柄の　崖の小菅の　菅枕　何故か巻かさむ　児ろせ　手枕（巻一四・三三六九）

11/3 9:40

足柄の　御坂に立して　袖ふらば　家なる妹は　清に見しかも（巻二〇・四四二三）

11/3 9:41

足柄の　御坂畏み　曇夜の　吾が下這へを　言出つるかも（巻一四・三三七一）

11/3 9:42

こちらは南足柄市の市政50周年記念で詠まれた句の最優秀作品。万葉の頃から現代まで、同じスタイルで歌が詠み続けられているというのは、凄いことですね。

11/3 9:42

足柄峠の蘊蓄。

11/3 9:48

11/3 9:49

足柄峠まで来るとトイレも有ります。

11/3 9:53

足柄の関の跡。昔は交通の要所だったのですね。

11/3 9:53

11/3 9:55

足柄山聖天堂。金太郎さんwith熊の石像。

11/3 9:57

新羅三郎義光吹笙之石。

11/3 9:57

足柄峠城址公園に立ち寄ります。

11/3 9:58

11/3 9:59

11/3 9:59

11/3 10:00

11/3 10:01

11/3 10:02

11/3 10:03

ちょっと分かりにくい所にあった山の神社。お参り致しました。

11/3 10:06

11/3 10:07

ここから足柄古道を歩きます。

11/3 10:11

何の標識も無い分岐に戸惑いましたが、どっちも行先は一緒のようで。。

11/3 10:15

所々、このように車道を横切る箇所があります。直ぐ目前に次のルートが分かる場所も有れば、少し歩かないと見つからない所もあります。ドライバーは古道の存在を知らずに走っていますので、横断が必要な場所は、ドライバー向けに注意喚起の標識が有った方が安全かと。

11/3 10:22

ガードレールが途切れる所に古道有り。

11/3 10:25

ここは、左上のガードレールが切れているところが次の古道の入口。

11/3 10:29

ここで古道は一旦終了。

11/3 10:34

矢倉岳の全貌が見えました。

11/3 10:42

地蔵堂への道、車道は通行止めになってましたが、歩行者向けのショートカットがありました。

11/3 10:43

右手奥が地蔵堂。

11/3 10:49

矢倉岳は115万年前の深成岩体が隆起したものだそうです。

11/3 11:19

下山後、足柄古道万葉うどんに行きました。開店は11時半ですが、その前から待っている人の列が。。

11/3 11:34

お昼に食べたおでん。セルフサービスですが、有料です。後から本数で精算する仕組み。

11/3 11:50

とろろうどん（温）。打ち立てをすぐに茹でていただきました。美味しかったです。

11/3 11:58

食べ終わった後にも、まだ待っている人が。。大人気のようです。

11/3 12:18

あしがらの湯への移動の途中、誓いの丘公園に立ち寄りました。そこに有った新田次郎の文学碑。

11/3 12:18

11/3 12:19

誓いの鐘。カップルが何組か来ていました。

11/3 12:19

ここからの富士山の眺めも素晴らしい。

11/3 12:35

あしがら温泉から撮った三国山・湯船山方面

11/3 12:35

11/3 12:35

そして富士山。露天風呂からも富士山を眺めることが出来ます。

撮影機器：

SOG07 Sony

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ 携帯トイレ

感想

つーさん

　天気予報が朝から好天となっていたので、文化の日の今日一日遊び倒す為にまずは矢倉岳を登りました。ガイドブックだと、矢倉沢バス停の所から登り始めて地蔵堂バス停の所に下山となっているのですが、バスの本数が少なすぎるのと、下山後のアクティビティの為に車で行って周回することにしました。
　最初は地蔵堂から矢倉沢バス停まで車道沿いの歩道をてくてく歩きます。そこから少し先の本村の公民館の公衆トイレに立ち寄り、登山口へ。山頂までの道は樹林帯で展望はほとんど無かったのですが、頂上でいきなりドーンと富士山、そして金時山、明神ヶ岳などのパノラマが！思わず声を上げてしまいました。
　ここから足柄峠へは尾根沿いの道となっていたので、富士山を見ながらの展望を期待したのですが、実際は基本樹林帯。。。ちょっと残念でしたが、歩きやすい道でした。で、峠の近くの足柄万葉公園には、万葉集に歌われた足柄の短歌の石碑がちらほらと。。万葉集は何となく京都奈良とその周辺の歌ばかりと勘違いしてましたが、その頃から行き来が有ったのですね。
　足柄峠の城址公園も良いところでした。その後万葉の歴史に思いを馳せながら足柄古道を下山しました。下山後のうどんも美味しかったです。

コメント

Mark

つーさん、14kmを4:17ってどんだけ早いんですか。笑
登山道の雰囲気は僕も好きな感じですね！今年残りは里山中心に登られる感じですか？

つーさん

Markさん、コースが良く整備されていて、かつそんなに急登りとかが無かったからですよー。私は冬山装備とか持ってないので、これからは里山や丹沢の山々が中心になると思います。