大日岳〜太古ノ辻〜釈迦ケ岳〜アクシデント!
- GPS
- 04:55
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 785m
- 下り
- 304m
コースタイム
天候 | 晴れ〜風雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所はありませんが、釈迦ケ岳から北行きは、もう嫌! |
写真
感想
大峯奥駈道の未踏区間歩き
今日は大日岳−太古の辻間という距離にして3〜400メートル程度の歩きのためにやって来ました
その後は釈迦ヶ岳から以北の、孔雀岳よりもう少し先までは進みたいと来ました
6時過ぎに太尾登山口到着で、一番乗りでその後も来る気配さえなし
今日午後は天気崩れるのは必須らしいので、皆さん控えているようです
で、直ぐに登り始めます
こちらは突然急登りというようなことがないので、ハイキング歩きという感覚で歩き始めます
不動木屋谷からの合流地に直ぐに着きました
さらに進んで古田の森を目指します
いまは天気も良くて笹原は気持ちいいのですが、夜露で濡れているためズボンがびしょ濡れになります
スパッツありますがショートタイプのため効果ないと思う
まあ寒くないのでそのまま進みます
深仙の宿に到着しました
ココへのショートカット路にて初めて遭遇した人と話しました
埼玉県から歩きに来ていて、大峯奥駈道は過去に何度も歩かれたと
今週はずっと好天で夜空もキレイだったと
また、関東の山とは違うが南奥駈道の良さは最高だとも言われてました
山彦グループのこともよく御存知で勉強になりました
今日は過去に登ら(れ)なかった大日岳は時間の都合でスルーします
直ぐに太古の辻に到着してUターンします
深仙の宿から釈迦ヶ岳へ登りますが、初めての区間であり傾斜の急さ加減と距離の長さに疲れました
なんというか、いつまで経っても目標が見えないという感じで
どうにか頂上も見え、釈迦ヶ岳到着しました
誰も居ませんが、直ぐに4人組が到着しましたので、孔雀岳方面へ下ります
降りるじゃなくて下りるが正解だなという急下り!
前回来たときは残雪が凄くて進むのが困難なため戻りましたが、今日は行ける筈なんだが・・・・
まず、直ぐにミスルートしてしまい進む先が不明!!
上がってくる人の声がしたので、そちら方面へ進もうとしたときにそれは突然に訪れました
ザックのショルダーベルトの調整具の取付け根元がバチッと切れました
ザックは宙ぶらりん!
これは進めないというよりも、今から手に持って歩くのか!?
どうにか正規路の傍まで進み、そこでしゃがんで手直ししようと・・・
なんかここでしゃがんでたら、用を足している最中にも見えるなと思うけど、こちらはそれどころじゃないし〜
上がって来られた親子連れの方と少し話しましたが、もう戻る以外ありません
ちゃんとしたカラビナを所持していたのでどうにか結んで引っ掛ければ、普通の感覚に近い状態で担げることとなり一安心です
急登をして釈迦ヶ岳山頂へ上がります
先ほどの親子連れの方には帰りますと声掛けします
上がって来られた4人連れの方から「いまどこまで行ってきたんだ?」と声掛けされました
「直ぐそこでコレ切れたので戻ります」と指差しして落胆の気分で釈迦ヶ岳を降ります
降りますじゃなくて「帰ります」が正しい使い方
仕方ないけど食事もまだなので千丈平近くで準備します
が、非常に細かい雨が落ちてきます
雨中歩きになるのは仕方ないにしても、食事済むまで持ってほしいがそうもいかん
まあ、濡れながらカップ麺・おにぎり・かまぼこを口に放り込みます
もうすべてが濡れた状態だが、容赦なくザックに押し込んで発ちます
傘を差しながらの下山は何度かしています
ここは急登・急下りがないので助かりますが、下りの岩上歩きは傘差しながらなので慎重にしないといけません
横なぐりの風雨という状態もありましたが、どうにか被害もなく下山完了できました
本日の教訓
アクシデントに対する最低限の知恵は持っておくこと
知恵も必要だが最低限のモノも必要(ザイル、ベルト類など)
往路で靴の中まで水浸しという状況だったが、替えのソックスは所持していないこと
諦めも必要だが、気落ちしないメンタルも必要
初めての区間でないのでメンタルは大丈夫でしたが、やはり大峯奥駈道というところは厳しいということは再認識できました
それから千切れたベルトですが、クレーム扱いでもしてやろうかと色々調べたら「山歩き使用に耐えられないシロモノ」という評価もあり、そういうことも含めて、認識不足というのはハッキリした歩きでした
あのまま孔雀岳方面へ進んでいたら、途中で降雨に遭っていただろう
またもっと大きな事故が起きたかもしれないとも思う
ベルトの千切れは「今日はもう行くな」と「この歩きにこのザックは用を足さない」と警告されたのかもしれません
再発行された「ちーむひこにゃん会員証」がそういう緊急事態を緩和してくれたとも受け止めています
今日は少ない人数の遭遇でしたが、たしか全員の方とは会話したかな
こういう歩き(アクシデントも含め)経験も必要かとも思う
被害はザックの修理代のみという顛末だが、このザックもう使わないかもしれません
信頼度の低いモノに常に「今日は大丈夫か?」なんて考えながら山歩きなんかできません
良いモノとはそういう信頼度も含めて高価であるという意味でしょう
安物買いだったが、いちおう学習はしたかな?
いちおう、Colemanザックなので粗悪品ではありませんよ
さて来週は近場しか行けないな・・・・
コメント
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ta_chanmさん、こんにちは。
「ひこ」復活ですね?!
私事ですが、「これより南奥駈」の標識が新しくなってることに驚きました。また今は無き(南奥駈の復興に寄与された)「奥駈葉衣会」と書かれていることに感動いたしました!私事ですが・・、。新情報、ありがとうございました!!!
また、孔雀への下り、岩場も多く濡れた道はかなり危険です、道迷い地点は数年前の山抜け後ですね・・、でも、本当の危険ゾーンはこの先ですね。
ザックの破損は、「今日はこの位に」との知らせだったのでしょう。またの機会に・・、。
ta_chanmさん、こんばんは。
山だから天気は変わりやすいですが、青空から一転しての雨でしたね。
ザックのベルトは本当に警告だったかも。(ひこにゃん様様!)
私は孔雀には行ったことはありませんが、雨中の歩きは危険そうですし。
ちなみにザックは新調された方ですか?痛いですね。
大日岳も登ってみたいですが、
高所恐怖症の私はやっぱり無理でしょうか?
mechabiさんこんばんは。
ザックは最新ではありません。
一緒に大普賢歩いた時のモノが最新の50サイズです。
荷物が多すぎるからとかなり省いたのですが、切れた原因はもちろん使用に耐えられないというのが正しいのでしょう。
それとハーネスを締めすぎていたというのも解かっていて、急斜面でしゃがんで降りようとしたときに切れました。
無理なというか、窮屈な姿勢になったので付け根に大きな力が掛かったと思われます。
まあどちらにせよ、こんなこともう御免ですね。
このザックはもう廃棄します。
ああ、またお金がない人ほどお金の掛かることばかりが降りかかる理不尽な現世!
でも来週は何処へ行こうかな〜なんてばかり考えてる脳天気です。
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