土樽駅から平標山、仙ノ倉山から水上までアクシデント続きの苦行山行
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 14:52
- 距離
- 45.3km
- 登り
- 2,999m
- 下り
- 3,123m
コースタイム
- 山行
- 5:01
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 5:46
天候 | 11月3日曇り 11月4日晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
越後湯沢駅8:2 土樽8:30着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
平標新道 川の渡渉多し 水量多い箇所もあり 黒金山から川古温泉の道のりは難所多し注意 おすすめしないルートです |
写真
とてもとてもズボンまくったところの水位ではなく…
靴を履き他に渡れそうなところを見つけにうろうろするもそんな箇所は見当たらず
またもや靴を脱ぎ、最終手段にでました…詳しくは書きませんが、ご想像の通りです
なんとか必死にロープにつかまり無事渡りきり、靴も履き、さぁ出発と思いきや大岩でずるり滑り顎強打…流血…恐る恐る鏡で確認
パックリ割れてるわけではなさそう(10年前にも同じように転んでその時はパックリ割れて5針縫った経験が)
とりあえず絆創膏貼って、気を取り直し歩き出しました
お酒とおつまみでなんとかしのぐことに
荷物軽量化のためガス等自炊道具はあえて持ってきません!
ってか、酒を持つ余裕があるのならガス持ってこれるだろうって?いやいやこれが楽しみなんですから
彷徨うこと30分以上…
急斜面を降りては道なき道を探し、また急斜面を登っては道を探すも見当たらず
挙げ句の果て、滑って転げ落ち岩に右膝強打、右肩強打、ザックのおかげで頭を打つもなんとか大事には至らずに済み、ぼろぼろになりながらも這い上がって歩き、やっとのことで道らしきものを発見…
感想
いまだに行けてなかった仙ノ倉山、平標山に行こうと計画。一番早く着くルートを考え平標新道を通ることに。しかし思いの外、川を渡ることが多く最初のうちに靴は中まで濡れ、挙げ句の果てに靴を脱いでも渡れない川の出現…ここで引き下がる訳にもいかないと思い、突き進むも滑って転んで流血…戻るにもまたこの川を渡るなんて…それは避けたい。ならばこのまま頑張るのみ。ひたすら急登を登り続け、やっと平標山登頂!が、爆風andあまりの寒さand眺望ゼロ。仙ノ倉山へ向かうも次第に立っているのもようやっとの風と寒さに、このまま行っても何にも見えない仙ノ倉山に何の意味があるのかと思い、翌朝向かうことに変更。小屋では5名の方とご一緒。お隣にいらした方は4泊で100キロの縦走に挑戦中で、昨日は雨の中ずっと歩いてこられたそう。すごい!
翌朝は見事な景色に出会え感動、昨日の天気が嘘のよう。小屋に戻る途中、お隣にいた方と再び出会い、水上でまた会えたらとお互いの無事を祈りお別れ。
水上までの長い道のり途中何度もアクシデントに見舞われぼろぼろになりながら水上に着いた時は、身体中の痛さも忘れ達成感でいっぱいに。
水上駅に戻る途中、あのお隣にいらした方とまたもや再開!お互い手を振り出会いと無事を喜びました。またいつかどこかお山でお会いしましょうと約束しました。山での出会いってほんと素敵です。
今回、登りも降りも人っ子一人で会わず静かな山行を味わえましたが、マイナールートの難しさ思い知らされました。自分の身は自分で守るしかない。肝に銘じて、さぁ次の計画考えなきゃ。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
こんにちは。コメントありがとうございます♪昨日までは身体のあちこち痛かったですが、本日はだいぶ回復しております。お気遣いありがとうございました。
というか大丈夫なのー??
めちゃくちゃハード過ぎて、申し訳ないけど笑えてしまったよ。
体力よりも精神力の強さが試された感じだね。勝てないかも(苦笑
平標山も千ノ倉山も全くターゲットになかったけどいつか行ってみよっと。
しんどい中での夕陽、星空、朝陽と観れたのは最高だね!
良い写真いっぱいでした。
こんにちは。
万太郎は何度か行ったことあって、その先の仙ノ倉山はなかなか行けずじまいで…平標はお花の時期がいいらしいですが、なんせ花は全く興味なし(笑)なので、お花で混む時期避けた方がいいと思い歩きやすいこの時期に。しかーし、川を裸足でこの時期渡るってどうよ。下手すると死んじゃうよ(笑)平標新道は全く推奨しません。
精神力かぁ。体力では男性に敵わないけど、血🩸を見るのと痛みに耐えることは経験上、大得意なの(笑)
何はともあれ、絶景を拝めたことと無事に帰って来られたことに感謝です。
死ななくて良かったよ(笑
というか、血と痛みに強いって?!しかも大得意?
ここでは書けそうになさそうなので飲みの席で教えて(笑
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する