能郷白山（紅葉を巡る北陸の山旅2）

2024年11月05日(火) [日帰り]

• GPS: 03:47
• 距離: 5.0km
• 登り: 603m
• 下り: 604m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:32
• 休憩: 0:17
• 合計: 3:49

距離 5.0km 登り 603m 下り 604m

8:11 温見峠
9:30 コロンブスピーク
10:05 10:13 能郷白山
10:19 10:28 能郷白山神社奥宮
10:31 能郷白山
11:03 コロンブスピーク
12:00 温見峠

天候

うす曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

温見峠駐車場（路側拡がった部分）、簡易トイレあり（協力金募集）
峠へは酷道とも言われる国道157号線を辿りますが、最後の11kmは舗装こそされているものの、すれ違いも困難な道となります。
同様の冠山林道とも比べて待避所が少ない印象で、対向車が少ない時間の通過をお勧めします。（当日は登降ともに対向車に出くわさず）

コース状況／危険箇所等

整備されており急登箇所には鉄梯子やロープが設置されています。

その他周辺情報

下山後の温泉は「勝山温泉センター 水芭蕉」（大人670円、水風呂あり）
お湯は良いのですが露天風呂がなくて少しがっかり。
前夜は道の駅「越前おおの 荒島の郷」で車中泊。モンベルのお店や地産野菜の販売あり。館内入り口には長時間駐車遠慮願いますと小さく書かれた掲示あり。車中泊は濃いグレーですが、施設に負担・迷惑を掛けないようゴミ持ち帰り、設備を汚さないよう注意して使用させていただきました。

写真

11/5 7:00

国道157号線途中で見掛けた可愛いネコ耳（烏帽子型）鉄塔

11/5 7:39

山霧が立ち上がり晴れてきそうな予感

11/5 8:07

温見峠に到着（岐阜県側から撮影）。すでに標高1000m越えです

11/5 8:09

登山口

11/5 8:19

序盤はブナ林の穏やかな道

11/5 8:29

道が急になり始めると鉄梯子�，療仂�

11/5 8:34

紅葉

11/5 8:36

落ち紅葉

11/5 8:39

急登にはロープあり

11/5 8:46

遠くの山が見えますが同定不可能

11/5 8:46

鉄梯子��。ブナ根梯子と名付けられていました。直ぐ上には�ぅ屮幣緜�子があります

11/5 8:50

温見峠を挟んで反対方向にある姥ヶ岳(1454m)は山腹が錦の衣装を纏っていました

11/5 8:56

お迎えダケカンバ。近づきすぎて撮影出来ず。下山時に拝見したいと思います

11/5 9:03

郡上八幡方面には雲海も

11/5 9:14

鉄梯子�─�最後の梯子です

11/5 9:28

主稜線に出ました

11/5 9:31

コロンブスピーク(1492m）。コロンブスがアメリカ大陸を発見した年に因んで名付けられたそう

11/5 9:33

向こうに見えるピークが山頂か？と期待しましたが、

11/5 9:44

その地点に辿り着くとその先に新たなピークが...今度は本当の山頂か？

11/5 9:50

「臥龍道」と名付けられた所は横に伸びるダケカンバ

11/5 9:52

二つ目のピークに立つと、その先にまたまたピーク。今度こそ本物の山頂のようです

11/5 10:04

緩やかなビクトリーロード。この付近は背丈より高い笹が茂っており、遠くの視界が得られないのが残念です。

11/5 10:05

そして山頂に到着

11/5 10:05

一等三角点（点名：能郷白山 1617.37m）。一等三角点の標石は大きい！

11/5 10:09

記念撮影

11/5 10:14

折角なので権現社奥の院を見に行くことにしました。遠くに伊吹山の姿が見えます

11/5 10:18

先に見えるのが、

11/5 10:18

権現社奥の院

11/5 10:19

方位盤とその先には伊吹山を何とか見ることが出来ました

11/5 10:20

奥の院から山頂を見る

11/5 10:25

上段には木彫りのご神体と、下段にはレスキューBOX

11/5 10:25

奥の院の解説板

11/5 10:27

能郷谷。標高差1300m以上あり、そこから見る能郷白山こそ真の姿なんだろうと思いました

11/5 10:39

山頂に戻ります

11/5 11:11

姥ヶ岳。西側の山を見ることが出来なかったのが残念

11/5 11:29

お迎えダケカンバ

11/5 11:36

紅葉

11/5 11:51

黄葉

11/5 12:00

紅葉を堪能しながら峠に戻ってきました

11/5 15:04

下山後の温泉は「勝山温泉センター 水芭蕉」。お湯は良いのですが露天風呂がなくてがっかり

撮影機器：

iPhone 12 mini Apple

感想

Ham⭐

北陸遠征二日目は一等三角点の山「能郷白山」。深田久弥氏が自身の日本百名山を選定するにあたり、荒島岳とどちらにするか悩んだといわれる山です。
福井県と岐阜県の県境にある奥深い山なので、アプローチが大変な山だろうなと思い込んでいたので、最近まで触手を伸ばすことをは考えていませんでした。しかしこの春、古書市で分県登山ガイド「岐阜県の山」を入手。この山と冠岳は車によるアプローチが容易であることを知り、今回の秋の山旅に選びました。
実はこの日は遠征の中日ということもあり、本命である「三ノ峰」に当てていました。ところが車で行く途中、鳩ヶ湯から先が通行止めであることを知りました。急遽予定を変更、能郷白山の前倒しで対応することとしました。刈込池の紅葉も見たかっただけに残念に思う一方、ハードな山行を覚悟していたので中止せざるを得ないとなりホッとした一面もありました😅

能郷白山は伊吹山からよく見えるので山頂からの大展望を期待していたのですが、あいにくの霞みで白山や北アルプスの山々を見ることは叶いませんでした。それでも天気予報で雨も予想されていただけに雨に降られず、快適な山行が出来たのことはありがたかったです。
なお、日本百名山に選ばれるのに荒島岳か能郷白山かのどちらが相応しいかと考えたとき、以前は標高面から能郷白山と考えていましたが、登ってみて荒島岳の方が山容が優れていると感じました。ただそれは福井県側からの能郷白山であって、岐阜県能郷の里から見て、登ってみないと結論は出せないなと思います。