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Yamareco

記録ID: 7452357
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
アジア

アマ・ダブラム(6812m)

2024年10月12日(土) ~ 2024年11月06日(水)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
117:35
距離
119km
登り
9,439m
下り
9,335m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:53
休憩
0:00
合計
2:53
15:26
173
Surke
18:19
2日目
山行
8:21
休憩
0:00
合計
8:21
6:50
501
15:11
Namche Bazar
3日目
山行
5:02
休憩
0:00
合計
5:02
8:22
302
Namche Bazar
13:24
Khumjung
4日目
山行
5:22
休憩
0:00
合計
5:22
7:47
322
Khumjung
13:09
Pangboche
5日目
山行
6:56
休憩
0:00
合計
6:56
8:32
416
Pangboche
15:28
Dingboche
6日目
山行
4:00
休憩
0:20
合計
4:20
8:17
163
Dingboche
11:00
11:20
77
Training Peak
12:37
Dingboche
7日目
山行
4:32
休憩
3:00
合計
7:32
8:00
110
Dingboche
9:50
10:25
135
Pangboche
12:40
14:40
15
Ama Dablam Basecamp Lodge
14:55
15:20
12
Ama Dablam Basecamp
15:32
Ama Dablam Basecamp Lodge
8日目
山行
0:14
休憩
0:00
合計
0:14
12:31
14
Ama Dablam Basecamp Lodge
12:45
Ama Dablam Basecamp
9日目
山行
7:19
休憩
0:00
合計
7:19
9:19
439
Ama Dablam Basecamp
16:38
Camp1
10日目
山行
8:18
休憩
1:00
合計
9:18
7:03
187
Camp1
10:10
11:10
80
Camp2
12:30
231
Camp1
16:21
Ama Dablam Basecamp
11日目
山行
7:08
休憩
0:00
合計
7:08
9:23
428
Ama Dablam Basecamp
16:31
Camp1
12日目
山行
8:07
休憩
0:00
合計
8:07
6:56
487
Camp1
15:03
Camp3
13日目
山行
12:57
休憩
0:21
合計
13:18
2:29
315
Camp3
7:44
8:05
462
15:47
Camp1
14日目
山行
3:49
休憩
0:00
合計
3:49
6:43
229
Camp1
10:32
Ama Dablam Basecamp
15日目
山行
1:16
休憩
0:00
合計
1:16
12:57
76
Ama Dablam Basecamp
14:13
Pangboche
16日目
山行
7:17
休憩
0:00
合計
7:17
7:47
437
Pangboche
15:04
Monjo
17日目
山行
3:37
休憩
0:00
合計
3:37
7:33
217
Monjo
11:10
Lukla
天候 全期間を通しておおむね天候に恵まれた。
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
飛行機
BC(4600m)から見上げたアマ・ダブラム。高度順化のために一度C1(5800m)で泊まり、翌朝C2(6100m)まで登ってからBCに戻って2日間レストの後、サミットローテーションに入った。
2024年10月25日 09:54撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
10/25 9:54
BC(4600m)から見上げたアマ・ダブラム。高度順化のために一度C1(5800m)で泊まり、翌朝C2(6100m)まで登ってからBCに戻って2日間レストの後、サミットローテーションに入った。
1日目。2日前にプジャを行った祭壇に再度詣でてから出発。
2024年10月27日 09:21撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
10/27 9:21
1日目。2日前にプジャを行った祭壇に再度詣でてから出発。
ぐるっと右に回り込んで尾根に取り付く。サミットローテーション1日目はC1まで。
2024年10月27日 12:59撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4
10/27 12:59
ぐるっと右に回り込んで尾根に取り付く。サミットローテーション1日目はC1まで。
C1到着。今日はここに宿泊。
2024年10月27日 16:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/27 16:25
C1到着。今日はここに宿泊。
2日目。C1からC3までの間にテクニカルな核心部が続く。
2024年10月28日 06:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
10/28 6:54
2日目。C1からC3までの間にテクニカルな核心部が続く。
フィックスロープに身体を預けてのトラバース。
2024年10月28日 07:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/28 7:37
フィックスロープに身体を預けてのトラバース。
アルパイングレードでIV+を安定してフォローできれば技術的には足りる。ただし背に荷を背負い、登山靴での登攀となることを考慮に入れる必要あり。
2024年10月28日 08:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
10/28 8:25
アルパイングレードでIV+を安定してフォローできれば技術的には足りる。ただし背に荷を背負い、登山靴での登攀となることを考慮に入れる必要あり。
「イエロータワー」と呼ばれる最難所の垂壁。ユマーリングの練習の成果を発揮する場所。
2024年10月28日 09:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/28 9:21
「イエロータワー」と呼ばれる最難所の垂壁。ユマーリングの練習の成果を発揮する場所。
C2。ここでアイゼン装着。
2024年10月28日 10:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/28 10:09
C2。ここでアイゼン装着。
前方には大きな岩壁。
2024年10月28日 10:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/28 10:20
前方には大きな岩壁。
「グレー・クーロアール」の登り。
2024年10月28日 11:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
10/28 11:09
「グレー・クーロアール」の登り。
1本のロープに複数人がぶら下がることも少なくない。
2024年10月28日 11:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/28 11:25
1本のロープに複数人がぶら下がることも少なくない。
岩壁の基部を回るきわどいトラバース。
2024年10月28日 12:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/28 12:40
岩壁の基部を回るきわどいトラバース。
「マッシュルーム・リッジ」に出たところにもテント1張り。ここに泊まる可能性もあったが、最終的にはこの日C3まで上がることに。
2024年10月28日 13:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/28 13:22
「マッシュルーム・リッジ」に出たところにもテント1張り。ここに泊まる可能性もあったが、最終的にはこの日C3まで上がることに。
岩と雪がミックスしたリッジを進む。
2024年10月28日 13:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/28 13:48
岩と雪がミックスしたリッジを進む。
懸垂氷河の直下にあるC3(6400m)。
2024年10月28日 15:08撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4
10/28 15:08
懸垂氷河の直下にあるC3(6400m)。
C3から見上げた山頂方向には懸垂氷河。過去にあそこからのセラック崩壊でテントが潰される死亡事故も発生している。
2024年10月28日 15:08撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
10/28 15:08
C3から見上げた山頂方向には懸垂氷河。過去にあそこからのセラック崩壊でテントが潰される死亡事故も発生している。
3日目。我々がスタートしたときには早くも先行パーティーのヘッドランプが前方を動いていた。
2024年10月29日 02:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/29 2:46
3日目。我々がスタートしたときには早くも先行パーティーのヘッドランプが前方を動いていた。
時間の感覚をなくしながら、真っ暗な雪の斜面をひたすら登り続ける。
2024年10月29日 04:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/29 4:47
時間の感覚をなくしながら、真っ暗な雪の斜面をひたすら登り続ける。
じわじわと登っているうちに夜が明けてきた。
2024年10月29日 05:44撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4
10/29 5:44
じわじわと登っているうちに夜が明けてきた。
山頂は遠くないが、薄い空気のために足が思うように上がらない。
2024年10月29日 05:45撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
4
10/29 5:45
山頂は遠くないが、薄い空気のために足が思うように上がらない。
あと少し!
2024年10月29日 07:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/29 7:43
あと少し!
なんとか登頂(6812m)。
2024年10月29日 07:57撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
9
10/29 7:57
なんとか登頂(6812m)。
奥はエベレスト(8848m)、その右はローツェ(8516m)。
2024年10月29日 07:53撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2
10/29 7:53
奥はエベレスト(8848m)、その右はローツェ(8516m)。
振り返ればカンテガとタムセルク(いずれも6000m峰)。
2024年10月29日 07:54撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
10/29 7:54
振り返ればカンテガとタムセルク(いずれも6000m峰)。
向こうに見える白くて大きな山はチョ・オユー(8201m)。その右隣はギャチュンカン(7000m峰)、そしてプモ・リ(同)。
2024年10月29日 08:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/29 8:05
向こうに見える白くて大きな山はチョ・オユー(8201m)。その右隣はギャチュンカン(7000m峰)、そしてプモ・リ(同)。
下山は懸垂下降を多用する。ロープの先にC3が見えている。
2024年10月29日 09:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/29 9:24
下山は懸垂下降を多用する。ロープの先にC3が見えている。
アマ・ダブラム名物、とんでもないところに設置されているC2。
2024年10月29日 12:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/29 12:40
アマ・ダブラム名物、とんでもないところに設置されているC2。
C1まで戻ってきた。この日はここに宿泊したが、夕食としてラーメンを食べたところ、一口食べただけで嘔吐感にとらわれ、テントの外へ胃の中のものを全部出してしまった。
2024年10月29日 15:36撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/29 15:36
C1まで戻ってきた。この日はここに宿泊したが、夕食としてラーメンを食べたところ、一口食べただけで嘔吐感にとらわれ、テントの外へ胃の中のものを全部出してしまった。
4日目。ゆっくり下山。前方にBCが見えてきたらもう安心。
2024年10月30日 09:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/30 9:24
4日目。ゆっくり下山。前方にBCが見えてきたらもう安心。
ここまで下ればハイキング。行き交う登山者から祝福を受ける。前方のタボチェ(6000m峰)も祝福してくれているよう。
2024年10月30日 09:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/30 9:49
ここまで下ればハイキング。行き交う登山者から祝福を受ける。前方のタボチェ(6000m峰)も祝福してくれているよう。
BCに帰着して、コーラでひとり祝杯。
2024年10月30日 10:33撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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10/30 10:33
BCに帰着して、コーラでひとり祝杯。
夜、キッチンスタッフがケーキを作ってくれた。
2024年10月30日 19:10撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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10/30 19:10
夜、キッチンスタッフがケーキを作ってくれた。
久しぶりのアルコール(ククリラムのお湯割り)。
2024年10月30日 19:19撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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10/30 19:19
久しぶりのアルコール(ククリラムのお湯割り)。
帰路、振り返り見たアマ・ダブラム(右奥)とローツェ(左奥)。
2024年11月01日 11:40撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
8
11/1 11:40
帰路、振り返り見たアマ・ダブラム(右奥)とローツェ(左奥)。

感想

「高く登る者は遠くを見、遠くを見る者ほど長く夢を見る。」(イタリアの岳人の言葉)

10月12日から11月5日まで、6年ぶりのネパール旅行に行ってきました。旅の目的は、ヒマラヤの名峰アマ・ダブラム(6812m)に登ることです。

エベレスト街道のキャラバンを経てBCに入り、高度順化行程をこなした後のサミットローテーションは、BC→C1泊、C1→C3泊、C3→登頂の後C1に下り、最後にBCに戻る4日行程でしたが、薄い空気で肉体を痛めつける高所の環境はやはり厳しく、思うように足を上げられない自分にもどかしさを覚える場面ばかりでした。

それでも憧れの山頂に立つことができたのは、共にまだ20代ながら圧倒的な力量で引率してくれたガイド2名(🇳🇵🇯🇵)とGlacier Himalayaのスタッフの献身的なサポートのおかげです。



詳細な記録はこちらです。
https://travel.juqcho.jp/amadablam/ (全体概要)
https://travel.juqcho.jp/amadablam/20241029.html (登頂日)
https://travel.juqcho.jp/amadablam/20241106.html#information (参考情報)

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コメント

難しそうな山ですね。
これだけ標高高いと高山病に悩まされそうです。
ほんとにすごい。高山で思うように動けない中、山頂に立つ姿に心が震えました✨
イタリア人の言葉も感動です。
私も頑張らなきゃと思います😊
ヒマラヤも良いですね✨
2024/11/13 14:05
いいねいいね
1
ぼっち🦍さん、ありがとうございます。
この山は登攀技術と高所順応の両方を求められるので、とりわけやりがいがありました。
自分の中ではこれまでの山行の集大成のような位置付けで、いわゆる「チャレンジ」はもうこれで打ち止めにしてもいいかなと思っているところです。
ぼっちさんも1ヶ月後には高みへの挑戦が待っていますよね。がんばってください!
そしていつかはヒマラヤへも、ぜひ足を運んでみてください。
2024/11/14 13:36
いいねいいね
1
プロフィール画像
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