大黒茂谷から大菩薩嶺
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- GPS
- --:--
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 1,497m
- 下り
- 1,514m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
沢としては初級者向けだが、滑りやすい岩が多いうえ、紅葉時期は落ち葉が凄いのでますますすべる。十分注意。最後の二股は右に入って笹薮を漕いだ方が安全だと思う。 |
その他周辺情報 | 大菩薩の湯610円 国道411も非常に交通事故が多いです。特にバイク。本日丹波山村側で2件遭遇。運転も十分注意のこと。 |
写真
感想
良い沢でした。難易度は恋ノ岐と同じくらいでしたが、あちらがあまりに綺麗だったので、途中はそこそこ平凡だなーという印象もありました。前半のゴルジュと後半の滝はとても楽しく登れました。
ほとんど全部の難所を通過したあと、滝への取り付きへのトラヴァースで思いっきり油断してこけて2メートルくらい下まで頭から転げ落ちました。幸運にも手のひらや腕、膝に軽い擦り傷を負っただけで済みましたが、ヘルメットをしていなかったら大事になっていたかもしれません。軽症とはいえ単独の沢での事故の重大さを身に染みて感じており、反省している次第。今後しばらく沢は自粛しようと思います。
<後日追記>
当日はあまり大きな事故と考えていなかったが、今冷静に思い出してみても怖い事故だった。真っ逆さまに落ちた高さは2mくらいだが、その前にさらに2mくらい斜面を滑り落ちていたと思う。地面へ落ちたときの衝撃のほとんどは頭で受けた。ネットで調べると、工事現場で3mの高さより頭から落ち、ヘルメットをしていないで亡くなった方もいる。私もヘルメットが無ければ死んでいたかもしれない。
右手を軽くついて人差し指がツキ指になってしまったが、これもつき方が悪ければ骨折だったかもしれない。肘と膝もかすり傷だったが、打ち方が悪ければ打撲や捻挫になって歩けなくなった可能性もあった。誰もいない沢で歩けず救援が呼べないのは致命的である。かすり傷だったのは本当に運が良かったとしか言いようがない。
今まで単独で沢を登っていて、無理かなと思うところは臆病なほど避けてきたが、今回の場所はそれほど危険と感じなかったところである。自分の感覚の意図せぬ麻痺も考えられ、なおさら恐怖を感じている。自分の判断力や感覚が信用できないとなると、他人の力を借りて集合知で判断するしかない。やはり沢は複数人数で行くべきだというのが自分の今の結論である。
このような恥さらしを書くのは苦痛だが、自分への戒めも含めて敢えて公開することにする。皆様も安全にはくれぐれも気を付けましょう。
コメント
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triglavさんお疲れ様です。
林道で少しお話しした二人組覚えてます…?
私達は北尾根を5時間かけて登り、丸川峠を下りなぜか林道で迷ってしまいました
(北尾根は熊のう○こ、もりもりでした)
2mの落下…大事無くてよかったです。
沢登はしませんが、シーズンには釣りをしています(源流系? )。
どこかでまた逢えたらいいですね!
メッセージありがとうございます。
もちろん覚えてますよ。北尾根を歩かれるとはさすがと内心驚いていました。
私の方はかすり傷だったので事故の後だと気づかれなかったですかね。直後はのほほんとしていて、家に帰ってからようやくじわじわと恐怖感が湧き上がってきました。
沢はやはり何かと危ないですので、今後はさらに安全には気を使いたいと思います。今回は簡単に巻けた場所をあえて直登をしたのがそもそもミスだったと思ってます。
人のこと全然言えないですが、お互い気を付けて山歩きしましょう。どこかの稜線でまたお会いしたいですね。
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