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Yamareco

記録ID: 7462500
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東北

口太山 悪猿伝説の静寂の山

2024年11月09日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:11
距離
3.0km
登り
371m
下り
433m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:02
休憩
0:09
合計
2:11
距離 3.0km 登り 371m 下り 433m
11:27
1
口太山駐車場(大綱木)
11:28
51
12:19
28
12:47
15
13:02
2
13:04
13:06
3
13:09
13:15
10
13:25
13:26
4
13:30
8
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
本当の登山口手前に広い駐車場がある。ここまでは舗装路。
この駐車場から登山口駐車場までは未舗装の林道となる。軽の四駆以外は入らないほうがいいよ〜というのが公式見解だ。逆に言えばジムニーや軽トラならOK。
我々、車から降りてすっかり登山準備を終えてからこの看板を見つけたので、ジムニーなのに林道歩きをしてしまったのでした。
コース状況/
危険箇所等
危険な場所は特にありません。
その他周辺情報 下山後に川俣町にある「藤の湯」という銭湯を利用しました。450円。15:00からの開店なので少し待ちましたが、周辺に入浴施設が少ないので助かりました。
車を降りてしまった後に「ジムニーなら行けるよ」という案内を発見…。
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車を降りてしまった後に「ジムニーなら行けるよ」という案内を発見…。
うむ、ジムニーなら来れたな。
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うむ、ジムニーなら来れたな。
真の登山口に着いたが、ボコン、ボコンと不気味な音があたりに響き渡っている…。
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真の登山口に着いたが、ボコン、ボコンと不気味な音があたりに響き渡っている…。
音の正体はこれだった。
ツ「コケオドシ!」
茶「シシオドシでないかい?」
近くで聞くとポコン、ポコンという可愛らしい音なのだが、なぜか少し離れた場所だと不気味な音に変化する。
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音の正体はこれだった。
ツ「コケオドシ!」
茶「シシオドシでないかい?」
近くで聞くとポコン、ポコンという可愛らしい音なのだが、なぜか少し離れた場所だと不気味な音に変化する。
登りは石尊神社コースから。
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登りは石尊神社コースから。
一気登りの急登だ。道は整備されていて歩きやすいものの、落ち葉が積もった急坂は下りでは少し怖そう。
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一気登りの急登だ。道は整備されていて歩きやすいものの、落ち葉が積もった急坂は下りでは少し怖そう。
時々、面白い形の岩が現れ急坂にあえぐ登山者を慰めてくれる。
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時々、面白い形の岩が現れ急坂にあえぐ登山者を慰めてくれる。
とはいえ、木の根を手がかり足がかりにして登る道は厳しく何度も立ち止まって休んでしまう。
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とはいえ、木の根を手がかり足がかりにして登る道は厳しく何度も立ち止まって休んでしまう。
紅葉がキレイだな〜(現実逃避)
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紅葉がキレイだな〜(現実逃避)
石尊神社の鳥居が現れると山頂近し。
あれ? そういえば石柱っていうの見なかったな…。
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石尊神社の鳥居が現れると山頂近し。
あれ? そういえば石柱っていうの見なかったな…。
山頂到着。細い道から、いきなり広々とした山頂に出て驚いた。そしてよく整備されている。芝生を敷いたかのような山頂広場にはベンチも設えてあり登山者の便を図っている。
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山頂到着。細い道から、いきなり広々とした山頂に出て驚いた。そしてよく整備されている。芝生を敷いたかのような山頂広場にはベンチも設えてあり登山者の便を図っている。
口太山、登ったど〜。
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口太山、登ったど〜。
安達太良&吾妻山
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安達太良&吾妻山
北西方向には蔵王が見えるらしいが…。
今日は蔵王の遥拝所と言われる青麻山しか見えない。
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北西方向には蔵王が見えるらしいが…。
今日は蔵王の遥拝所と言われる青麻山しか見えない。
南西方面には那須が見えているはずなのだが…どこ?
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南西方面には那須が見えているはずなのだが…どこ?
下りはサルスベリの滝コースへ。名前からして滑りそうだが、石尊コースの1kmに対し、こちらは1.6km。その分勾配が緩やかだ…と信じたい。
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下りはサルスベリの滝コースへ。名前からして滑りそうだが、石尊コースの1kmに対し、こちらは1.6km。その分勾配が緩やかだ…と信じたい。
いきなり道が不明瞭になった。石尊コースが迷いようがない明瞭な道だっただけに意外だった。
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いきなり道が不明瞭になった。石尊コースが迷いようがない明瞭な道だっただけに意外だった。
それもそのはず、このあたりは「迷い平」と名付けられた場所だった。
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それもそのはず、このあたりは「迷い平」と名付けられた場所だった。
迷い平を過ぎると再び道は明瞭に。
もしかして、わざとなのか???
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迷い平を過ぎると再び道は明瞭に。
もしかして、わざとなのか???
猿の頭部のように見える岩があるという。
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猿の頭部のように見える岩があるという。
これ…のはずなのだが、どこからどのように見れば猿に見えるんだ? 案内板の写真では、確かに猿の生首に見えたのだが…。
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これ…のはずなのだが、どこからどのように見れば猿に見えるんだ? 案内板の写真では、確かに猿の生首に見えたのだが…。
ツ「ニューこいわ」
茶「場末のホテルみたいw」
本当は乳子岩です。
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ツ「ニューこいわ」
茶「場末のホテルみたいw」
本当は乳子岩です。
サルスベリの滝。
水量は少ないが、でもだからこそ滑りそうではある。
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サルスベリの滝。
水量は少ないが、でもだからこそ滑りそうではある。
ボコン・ボコンという音が聞こえてきたら登山口も近い。
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ボコン・ボコンという音が聞こえてきたら登山口も近い。
無事下山!
ツ「お疲れさまでした!」
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無事下山!
ツ「お疲れさまでした!」
石柱も猿の頭部も撮り損なったので、案内看板の写真載せときますね…。
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石柱も猿の頭部も撮り損なったので、案内看板の写真載せときますね…。

感想

花塚山に続いて、午後は口太山に登ってきました。
口太山は数々の伝説に彩られた山で、登山道もその伝説をなぞる形で設定されています。二時間ほどで回れるコンパクトなコースですが見どころは多いです。
ただ、石尊コースの石柱は、あまりの急登に足元しかみていなかったため見逃し、サルスベリコースの猿の首取りはどうやっても猿に見える写真が撮れず仕舞い。山頂を踏むことはできましたが、なんだか気持ち的には敗退です(笑
うつくしま百名山に指定されてるとはいえ、小さな里山です。登山道の整備状態についてはそれほど期待していませんでしたが、熱心に整備されている方々がいるようでとても歩きやすい道でした。
登山口の広い駐車場といい、あとから設置されたと思われる簡易トイレといい非常に手厚く整備されています。愛されている山だな〜という空気が伝わってきます。
それなのに我々が登ったときは貸し切りでした。なんだか申し訳ないような得したような。
また、山中では少し不思議な体験をしました。山頂に到着した途端、一切の音が無くなって深閑とした静寂に包まれたのです。静かな山の中といえど、普通は風の音だったり鳥の声だったり、あるいは麓の車の音だったり、なにかしら音がするものですが、そういった音が一切聞こえなくなりました。長年山に登っていますが、あんな静寂はそうそうあるものじゃありません。異界に片足踏み入れちゃいましたかね?
そんなわけで口太山は、なんだか印象深い山になりました。

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