黄葉・紅葉に染まる金剛山

2024年11月14日(木) [日帰り]

• GPS: 04:35
• 距離: 9.7km
• 登り: 787m
• 下り: 788m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:37
• 休憩: 0:58
• 合計: 4:35

距離 9.7km 登り 787m 下り 788m

9:35 スタート地点
9:36 9:37 千早ロープウェイバス停／金剛山ロープウェイ前バス停
9:42 文殊尾分岐
10:36 10:37 岩屋文殊
10:42 金剛山山頂トイレ
10:47 11:05 九合目（千早本道）
11:09 11:11 金剛山山頂トイレ
11:14 11:34 山頂広場
11:40 11:47 六地蔵
11:51 山頂広場
11:55 転法輪寺
12:01 金剛山
12:06 転法輪寺
12:09 金剛山
12:17 一の鳥居
12:23 湧出岳
12:37 12:38 大阪府最高地点
12:42 ちはや園地展望台
12:49 12:50 香楠荘
12:54 12:55 金剛山ロープウェイ金剛山駅
13:17 13:18 岩屋文殊
13:25 13:27 寺谷ベンチ
13:53 13:56 寺谷分岐
14:01 文殊尾分岐
14:09 千早ロープウェイバス停／金剛山ロープウェイ前バス停
14:10 ゴール地点

天候

晴ですが湿度が高く遠景は靄っていました。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

＜往路＞
大阪メトロで最寄り駅からなんばへ、なんばから南海電車で河内長野へ、駅前から南海バスで金剛山ロープウェイ前へ。
2時間ちょうどの行程です。
＜帰路＞
往路の逆コース
＜参考＞
南海電車の「金剛山ハイキング切符」は南海電車と南海バスの往復セットで1900円で、通常料金より330円安いです。南海電車の駅の窓口で購入できます。
スマホ専用の「金剛山ハイキングデジタル切符」もあります。
前日まで購入する必要があり、主要駅しか対応していませんが、なんばからは1840円です。
河内長野駅周辺の店で使える特典付きです。といっても、駅前の居酒屋の特典は地酒1杯50円引きといった程度です。他の店は利用したことがありません。

コース状況／危険箇所等

良く整備されていますが、一部の危険個所では転倒注意です。
下山に使った寺谷ルートは下山口から10分ほど急斜面を九十九折に降ります。その後、沢身を歩く所は石ころが多く、歩きづらいです。
水場から伏見林道に降りるまでは崖っぷちを通ります。危険個所は階段が設置されていました。

その他周辺情報

河内長野駅から石川に架かる歩道橋を渡って、坂道を登った場所に河内長野荘があります。宿泊や日帰り入浴できます。入浴後に生🍺飲めます。

写真

11/14 9:40

金剛山ロープウェイ前バス停から、伏見林道を歩いていきます。最近、舗装された部分が増えてきました。
ロープウェイが運行を止めたので、頂上の神社関係者が通ったり、物資輸送したりしている道路です。

11/14 13:59

歩き始めて約10分、文殊中尾根の取付きから登ります。林道で最初の取付きです。
（下山時に撮影）

11/14 9:45

前半は植林の中の急坂を登って行きます。

11/14 9:56

登山道は良く整備されています。階段の連続です。

11/14 10:11

急と緩の坂を繰り返すと文殊東尾根のルートが右から合流します。
振り返って撮影、右が中尾根ルートです。
左は寺谷の取付きの上に出ます。激坂でやや危険です。何故か知りませんがアナグマの別称があります。

11/14 10:15

標高を上げると紅葉した木が出てきました。

11/14 10:23

きれいな黄葉が輝いています。

11/14 10:23

青空に映えます。

11/14 10:25

紅葉した楓

11/14 10:26

これから色づく木もあります。

11/14 10:26

山毛欅の大木

11/14 10:27

登山道に敷き詰められた落葉

11/14 10:27

岩屋文珠付近

11/14 10:28

黄金色に輝いています。

11/14 10:30

11/14 10:30

11/14 10:31

黄葉したブナの巨樹

11/14 10:34

岩屋文珠の上

11/14 10:34

11/14 10:34

11/14 10:35

11/14 10:43

11/14 10:43

山頂広場には行かず、千早本道を降ります。

11/14 10:45

9合目付近

11/14 10:46

11/14 10:48

見上げると見事に色づいています。

11/14 10:48

11/14 10:49

11/14 10:52

ひときわ赤く染まった楓が青空に映えます。

11/14 10:52

少しアップで。

11/14 10:53

11/14 10:53

11/14 10:54

樹の間越しに登ってきた文殊中尾根が見えます。

11/14 10:54

アップ

11/14 10:57

千早本道9合目を下った展望スポットからの眺め。
遠景は高野山方面だと思います。

11/14 10:59

山頂に登り返します。見上げるとすばらしい山毛欅の黄葉

11/14 11:06

落葉

11/14 11:06

11/14 11:07

楓

11/14 11:37

山頂広場の下の井戸広場で昼食休憩をして、タカハタ道を降って、ブナの巨木の様子を見に行きます。
あし元にはハウチワカエデの落葉が敷き詰められています。

11/14 11:39

六地蔵さんにご挨拶

11/14 11:42

お目当ての山毛欅です。

11/14 11:42

この付近で一番の山毛欅。
厳冬期、ツツジオ谷の氷瀑を観て、分岐で谷を逸れてタカハタ道に上がって山頂を目指すとこの樹が迎えてくれます。

11/14 11:44

山頂広場に戻る途中のオレンジ色に輝く楓

11/14 11:49

山頂広場からの展望。遠くは霞んでいます。

11/14 11:53

売店前の楓

11/14 11:59

葛木岳の北側の山毛欅林の様子を見に来ました。ここは殆ど落葉していました。
この先は崩落で通行止めなので、戻ります。

11/14 12:02

転法輪寺でお参りして、夫婦杉の前の参道を通って、

11/14 12:06

葛木神社にお参り
神社の奥が1125mの最高地点ですが、神域なので入れません。三角点もありません。

11/14 12:08

神社を降った所のブナ林も落葉していました。辛うじて残っていた樹。

11/14 12:10

仁王杉
ここから「ちはや園地」に向かいます。大峰山が見えるかもしれない。

11/14 12:11

葛城山

11/14 12:11

山頂をアップ

11/14 12:12

一の鳥居付近の山毛欅も奇麗です。

11/14 12:14

11/14 12:14

11/14 12:14

11/14 12:21

湧出岳山頂の「金剛山 一等三角点」1111.89m
大阪府民には残念ですが、奈良県です。
樹木に囲まれて展望はありません。

11/14 12:35

湧出岳山頂付近

11/14 12:36

大阪府の最高地点

11/14 12:36

ちはや園地に降る途中の展望。高見山は見えません。
下に見えている集落は御所市南部でしょう。

11/14 12:44

ちはや園地からの展望。
大峰山は見えていましたが、コンデジでは難しい。

11/14 12:44

アップするとかすかに弥山、八経ヶ岳、明星ヶ岳が写っていました。

11/14 12:48

一際鮮やかなドウダンツツジ

11/14 12:48

オオカメノキでしょうか？？

11/14 13:02

岩屋文珠を目指して緩やかに登ります。
ちはや園地と山頂広場を結ぶ遊歩道です。

11/14 13:11

11/14 13:11

11/14 13:12

11/14 13:12

岩屋文珠の手前の黄葉を見てから寺谷を降ります。

11/14 13:59

寺谷ルートの取付きで湧き水を汲んでから、伏見林道を降っていると、日差しが差し込んで林道を照らしています。

11/14 13:59

千早の栃ノ木。大阪府指定天然記念物だそうです。
樹高25m、　幹周り4.3m、樹齢は推定300年

ここから10分でバス停です。

撮影機器：

Canon PowerShot SX720 HS Canon

感想

yoriton

ノワールさんの11/13の金剛山のレコでブナなどが黄葉ピークを迎えていると知り、早速出かけてきました。

文殊尾根の上部や千早本堂の上部が良いとの事だったので、文殊中尾根を登り、山頂付近から千早本道の8合目〜9合目まで下って、登り返してから、ちはや園地に降り、遊歩道を登り返して寺谷を降ることにしました。

金剛山は今年4月以来です。
文殊中尾根は下山に使う事が多いので、登りは何年かぶりです。
登山道は良く整備されていますが、階段が多いです。緩急を繰り返してババ谷からのルートが合流する地点で尾根に乘ります。
文殊東尾根ルートと合流して植林の中を登って標高1000m近くになるとブナやカエデが色づき始めました。
岩屋文珠付近ではブナの巨樹が黄葉し圧巻の眺めでした。この日は良く晴れていたので、青空を背景に良く映えていました。

山頂広場には行かず、千早本道を下って行くと、9合目くらいから下はブナやカエデがピークでした。
8合目の手前の展望地では、高野山方面が開けていますが、遠くは霞んでいました。
山頂下の井戸広場に登り返して、昼食休憩し、タカハタ道を降ってブナの状況を見ました。
ここの一番大きなブナは、冬にタカハタ道を登って行くと、出迎えてくれるように聳えています。冷え込むと一面に霧氷が広がります。北風がまともに吹き付けるので、黄葉は終りかけでした。
タカハタ道をツツジオ谷に降ると冬、冷え込むと氷瀑が見られますが、ここ数年はあまり発達しないようです。

再び山頂広場に登り返して、金剛山の最高地点・葛木山山頂北側のブナ林も観に行きました。こちらは完全に落葉していました。

転法輪寺に参拝し、葛木神社にもお参りして、神社下のブナ林に行きましたが、殆ど落葉してました。
一の鳥居あたりもブナが一面に黄葉していました。

一等三角点のある湧出岳と、少し離れた大阪府最高点に立ち寄って、ちはや園地に降り、大峰山を展望してから、遊歩道を登り返し、寺谷ルートを下山しました。

大峰山は弥山や八経ヶ岳がうっすらと見えました。
遊歩道沿いのブナも奇麗に色づいていて楽しめました。


金剛山では春から初秋にかけて、多種多様な花を、真冬はツツジオ谷の氷瀑と雪中ハイキングを楽しんできましたが、本格的な紅葉は初めてでした。
北関東や東北に比べると鮮やかさで見劣りしますが、何ヶ所かあるブナ林と点在するカエデは見応えのある景色を楽しむ事が出来ました。

ノワールさん、情報を頂きありがとうございました。