女峰山(霧降高原BS〜西参道BS)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 1,239m
- 下り
- 1,955m
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
日光連山を訪れるのは初めて。東武日光から霧降高原行きのバスはそれほど混んではいない。リフトが廃止になった霧降高原は、バス停は以前よりも先の方になっているが、朝早いとトイレは下の駐車場まで下りなければならないのが不便。
階段ではなく、あえて登山道を登ってみたが、よほどの物好き以外は素直に階段を登るのが吉。滑りやすい笹ヤブの道で、何の面白みもなかった。
途中でゲートを越えて階段に合流。長い階段の半分くらいがまだ残っている。先が見えているので休まずに一気に登るが、やはり息切れしてしまう。ガレた道を登り、樹林の中をまた登っていくと社が鎮座する赤薙山。
ここから先は鋭い稜線の上を行くようになる。空は急激に晴れて青空が眩しい。遥か彼方には富士山まで視界に納めることができる。奥社を過ぎるとなだらかな尾根道で山の雰囲気が変わる。
独標からガレ場を下り、水場への分岐をやり過ごす。ひと登りの後は最後の急なガレ場。このコースで最も危険な箇所だ。無事に登り切ると、ハイマツ帯となり、三角点のある山頂に出る。
神社のある山頂はもう少し先。山頂からは、360度の展望が開ける。特に、小真名子山、日光白根山方面の西側は快晴で遮るもののない眺望。大真名子山、男体山方面は雲が隠していた。静かな山頂でしばらく寝そべった後、長丁場の西参道への下山路を辿る。
唐沢避難小屋までは、ガレ場を横切り、急に下る。その先も何箇所かのガレ場を通過する。南面は次第にガスが濃くなってきて、下界の様子が分からない。遥拝石を過ぎると、次第に笹薮の中の道となる。あまり刈られておらず、足元の様子が見えないので、歩みはどうしてもゆっくりとなる。
水場は水呑の石標からはだいぶ下ったところにある。水量が少なく淀んでおり、飲めたものではない。その先も笹薮の中のえぐれて滑りやすい道を行く。平野は晴れているが、間には雲が垂れ込めていて薄暗い。
稚児ヶ墓を過ぎて植林の中を下ると林道に出る。ここから行者堂に向かうのがハイキングコースだが、ヤブ道に疲れてこれ以上山道を歩く気力が残っていなかったので、林道を下ることとする。距離が長いので、素直に行者堂に行った方がよかったとも思う。
東照宮は参詣時間が終了しており静まり返っている。夕暮れの西参道から東武日光駅へとバスで戻った。
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