鶏冠山・木賊山 〜登れてよかった…〜

2024年11月16日(土) [日帰り]

• GPS: 10:42
• 距離: 14.2km
• 登り: 1,591m
• 下り: 1,577m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:33
• 休憩: 1:08
• 合計: 10:41

距離 14.2km 登り 1,591m 下り 1,577m

6:10 西沢渓谷入口バス停
6:26 6:27 ねとりインフォメーション
6:29 近丸新道登山口
6:34 6:40 徳ちゃん新道登山口
6:49 二俣吊橋
7:12 7:15 鶏冠谷出合
8:58 9:04 チンネノコル
9:37 9:42 第二岩峰
10:02 10:08 第三岩峰(山梨100名山標柱)
10:32 10:58 鶏冠山
11:50 11:55 2177地点
13:26 13:33 木賊山
13:38 戸渡尾根分岐
14:58 14:59 徳ちゃん新道分岐
16:30 近丸新道登山口
16:35 16:36 ねとりインフォメーション
16:50 16:51 西沢渓谷駐車場
16:51 ゴール地点

天候

曇り時々霧

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■駐車場
西沢渓谷入口にある登山者用駐車場(無料エリア)を利用

コース状況／危険箇所等

全体的にピンクテープも多く、昔から多くの人が歩いてきたルートであることは感じました。

鶏冠沢出合から鶏冠山までは急登が続き、終盤は鎖場も多いですが、その分登りごたえのあるルートです。核心部の直登ルートは掴みやすいホールドや足の乗せ場がありましたが、登るのは自己責任で…としか言えませんので、不安な方は迂回路を利用した方が安全かと思います。

鶏冠山から木賊山までは、道迷いしやすそうな場所があります。「みんなの足跡」はオレンジ線が広がっているので、みなさん自由に登っているのかもしれませんが、ピンクテープを見失わなければ、木賊山までたどり着けると思います。また藪こぎというとオーバーですが、倒木ゾーンはあるので、足元にはお気を付けください。

その他周辺情報

■白龍閣
http://hakuryuukaku.jp/
・国道(雁坂みち)沿い
・日帰り入浴　800円


■お食事処はくさい
https://tabelog.com/yamanashi/A1901/A190104/19006151/?msockid=35e57031f5046a0d1fd96501f4016bd0　(食べログ)
・花かげの湯併設の食事処
・天丼系は圧巻…！！

写真

11/16 6:11

キツネに見送られる！

11/16 6:18

だんだん明るくなってきた！

11/16 6:25

ねとりインフォメーション。トイレあり。

11/16 6:27

山之神に、安全祈願！

11/16 6:27

手書きの鳥観図(絵地図)がスバラシイ！　見どころ満載！

ちなみに、鶏冠尾根は出合から第三岩峰まで3時間半、第三岩峰から木賊山まで4時間半とのこと。これがCT!?

11/16 6:30

近丸新道登山口。通過。

11/16 6:35

西沢山荘(避難小屋)。

徳ちゃん新道登山口を横目にしながら、西沢渓谷方面へ。

11/16 6:36

山火事の標語は見慣れているが、

11/16 6:45

あー痛い、痛みも怪我も　自己責任

これも標語!?

11/16 6:45

散ったばかりかな

11/16 6:48

二俣吊橋

11/16 6:49

赤い

11/16 6:50

太陽、出てこい！

11/16 6:51

いらすとやの素材の子とキツネのコラボ!?

11/16 6:51

いざ、鶏冠山！

11/16 6:52

ちなみに今回、「鶏冠山⇔広瀬」の看板は何枚も見たが、描かれるキツネたちはすべて微妙に違う！

11/16 6:54

で、まずは沢まで下り

11/16 6:55

河川コースを進む。
※増水時の迂回路ルートもアリ

11/16 6:56

♪♪♪

11/16 6:59

鶏冠谷出合。先行者が徒渉していた。

11/16 7:00

Oさんは靴のまま。片足がドボンとなっても突き進み、特に問題なかった模様。

wwは素直に靴を脱ぐ。冷たいっ！！

11/16 7:11

渡り終えたら直進し、取り付き点から登り始める

11/16 7:19

急登のはじまり

11/16 7:21

登るほどに落葉しているので、そろそろ見納め

11/16 7:44

キツネにも励まされる

11/16 8:34

ですね！

11/16 8:35

だんだん岩場が出てくる

11/16 8:39

歩かされるがまま

11/16 8:49

終盤は、ピンクテープを追っても追わなくても、登った者勝ち!?　そして登り切れば、

11/16 8:53

第一岩峰(チンネノコル)。

もちろん休憩♪

11/16 8:54

英語バージョンにもキツネがいた

11/16 8:59

トンボも出てきた

11/16 9:02

その後も急登。まだまだ登る

11/16 9:18

鎖場が出てきた

11/16 9:22

登り切って、振り返る。ここが第二岩峰と思われるが、真っ白…。

11/16 9:24

一応、進行方向を眺めつつ、

11/16 9:26

下って

11/16 9:26

また登る

11/16 9:28

鎖は存分に使わせてもらう

11/16 9:33

その後、いったん森の中に入れば、

11/16 9:44

迂回路の入口。

自分一人だったら、何の迷いもせず迂回路を選んだと思うが…。

11/16 9:45

さっさと直登ルートへ向かうOさん。様子を見ているようで、

11/16 9:45

登り始める(笑)

11/16 9:47

wwも見上げてみるが、よく分からない。

まぁOさんが行けたなら自分も行けるかなと登ってみる。実際、掴みやすいホールドも、足の乗せ場もあった。ハラハラ感もありつつ、ボルダリングの課題よりは登りやすい、と自分に言い聞かせながら…。まぁ要は、度胸試し!?

11/16 9:53

登れてよかった…、と安堵しつつ、まだ先に道は続いていて、

11/16 9:54

シャクナゲの森を進めば

11/16 9:56

11/16 9:56

第三岩峰
(＝山梨県認定の鶏冠山はこちらの模様。)

ここも晴れてたら眺望抜群だろうなと思いながら、腹ごしらえ♪

11/16 10:02

Oさん、ここまでの拾い物…。

大きなゴミが多く、2枚目の袋に交換。

11/16 10:09

先に進むと、迂回路と合流

11/16 10:09

木賊山の文字も出てきた！

11/16 10:10

このタイプの看板も渋いっ！

11/16 10:10

そのまましばらく森の中を歩けば

11/16 10:56

鶏冠山に到着！
(＝ヤマレコや山と高原地図上の鶏冠山はこちら！)

11/16 10:32

もちろん、休みます！

11/16 10:41

ねっとりしたカレーだった(カップ麺)

11/16 10:38

駒の小屋のおみやげ。濃厚！☕

11/16 10:54

あたりは真っ白なので…、まつぼっくりでも撮ってみる

11/16 10:59

さて、木賊山へ。

藪が濃いと聞いていたけれど、道は明確につけられていた

11/16 11:03

鶏冠尾根、つづくねぇ

11/16 11:14

こういう道案内もアリ

11/16 11:19

下るときはけっこう下り、

11/16 11:19

その先はもちろん登る

11/16 11:27

道中のビューポイント(東側のみ)。近くの尾根が徳ちゃん新道かな。

11/16 11:28

広瀬ダムも見えた

11/16 11:33

さらに進めば

11/16 11:50

2177峰。ここも眺望よさそう。。。

11/16 12:01

苔が増えてきた。奥秩父感が増す！

11/16 12:08

倒木ゾーンも出てくる

11/16 12:14

シャクナゲの葉っぱかな

11/16 12:15

悪鬼滅殺!?

11/16 12:25

このあたり一帯が、道迷いしやすいポイント。「みんなの足跡」は、オレンジ線が広がる。

11/16 12:30

奥秩父感！

11/16 12:45

初夏は咲き乱れるかな

11/16 12:49

くぐったっけ？

11/16 13:15

ピンクテープを外さなければ、終盤もルートも明確！

11/16 13:26

そして、ようやく平らになったら…

11/16 13:27

奥秩父主脈に出た〜！

11/16 13:29

というわけで、木賊山！

11/16 13:27

一等三角点！

11/16 13:34

ここからは、とても歩きやすい登山道♪

11/16 13:37

「鶏冠尾根危険」の道が出てくる。

正直、下りでは使いたくないかな…。

11/16 13:39

分岐。戸渡尾根へ。

11/16 13:41

ゆるゆる下れば

11/16 13:49

ビューポイントなのだが…

11/16 13:49

真っ白。。。　本当はここから鶏冠山が見えたはず！(心眼)

11/16 14:05

その後は、けっこうな急傾斜

11/16 14:24

下る、下る、下る

11/16 14:55

分岐で栄養補給。

ここは珍しく、白地の看板にキツネ

11/16 14:55

キツネとクワガタとのコラボ

11/16 14:56

で、下りはこちらではなく、

11/16 14:56

初めての近丸新道へ！

11/16 15:09

落ち葉は滑りやすい。。。

11/16 15:14

この白い粒々は!?

11/16 15:15

葉っぱくらいの大きさのものも！

下山後、この正体が「石英」だと分かったが、そもそも石英って何!?という話だった

11/16 15:30

まだまだ急…。

11/16 15:42

Oさんが見つける。なんでしょう!?

11/16 15:43

西側に見渡せる尾根が徳ちゃん新道。近丸新道は一気に下ってきた感がある。

11/16 15:51

沢に出た！

11/16 15:53

渓谷美☆

11/16 15:54

ヌク沢。

11/16 15:56

なんだか急に明るくなった！

11/16 15:59

火薬倉跡

11/16 16:00

ここからオレンジ色の世界へ！

11/16 16:00

何度か橋も出てくるが、橋の横を通った方が安心できる場所も。

11/16 16:01

トロッコか、はたまた運搬用の器具か？

11/16 16:02

レールの跡も残る

11/16 16:03

11/16 16:09

ゆるゆる下る

11/16 16:25

まさに、もみじ狩

11/16 16:25

近丸新道を選んでよかったね、と話す。

11/16 16:27

「ナレイ沢(トイレ)」と書かれていた分岐。下山後に分かったが、ねとりインフォメーションに続く近道。我々はそれに気づかず直進し、

11/16 16:30

そしてようやく、下りきった〜！

11/16 16:31

あとは駐車場へ！

11/16 16:36

ちなみにこれは、近丸新道の詳細がよく分かる鳥観図。昔は三富鉱山があったとは！

11/16 16:54

駐車場に戻ったところで、雨が降り出した。ギリギリセーフ！

ちなみに写真は、Oさんのゴミ収集。2袋目！

11/16 17:15

国道沿いの「白龍閣」で、温まる♨

11/16 17:17

例の手書き鳥観図(絵地図)、どうやらシリーズ化されているようだ！

11/16 17:57

カレンダーもあるらしい！！

11/16 18:34

超久々に、はくさいの「穴子一本天丼」。苦しい…。

Oさんはカキフライ＆アジフライ定食を食し、その後はさらに、もつ煮！！

11/17 7:36

【2024.11.17】
おまけ。翌朝

11/17 9:21

こちらは丹沢界隈。あまりに青空なので、撮ってしまった！

11/17 10:58

花梨(かりん)

11/17 19:56

おまけその2。今年もOさんからいただきました！

撮影機器：

E-M5MarkIII OLYMPUS CORPORATION

SH-M26 SHARP

感想

wildwind

■鶏冠山
数年前、甲武信小屋泊での鶏冠山を計画したが、小屋の予約時に「11月の鶏冠山は岩場の寒さでやられるから、止めたほうがいい」と言われたことがあった。脅されるくらいの勢いだったので、その時は素直に断念したものの、今年もOさんと鶏冠山の話は浮上していたので、軽装日帰りで狙いを定めることにした。

ペースが遅ければ鶏冠山のピストン案もあったが、鶏冠山を登りながら、ここを下りに使うのは面倒だな…、と思える箇所もあったので、結果的には木賊山まで順調に抜けられてよかった。また山頂核心部はノリと勢いで直登ルートを選んでしまったが、度胸試しのような場所で、久々に岩場の緊張感も思い出し、無事に登り切れた達成感が心地よかった！

山頂は晴れていたなら奥秩父の山々にドーンと囲まれる岩峰なのだろうが、この日はガッスガス。それでも、ただただ登れたことに大いに満足！　そこまで寒くなかったこともありがたかった！

その後、木賊山までは藪漕ぎと聞いていたが、昔から歩かれていたのであろうルートは、そこまで手こずることもなく、淡々と登って無事に登頂！　帰りは激下りだったが、最後に選んだ近丸新道は、沢沿い歩きが見事なまでの紅葉！　視界がずっとオレンジ色で、秋の山歩きを堪能できた一日だった！


■絵地図
以前からこの山域でキツネが出てくる看板を見るたびにホッコリしていたが、今回はこの作者が描く鳥観図(絵地図)にあらためて感動した！　手書きならではの優しさも伝わってくるし、所々の説明書きも奥が深い。この山域を愛するからこその作品なのだろうが、まだまだシリーズ化されたらいいな。

wildwind

コメント

kimipapa

wwさん、oさん、こんにちは。

ここがあるから山梨百名山は諦めモードなkpです。
あんなん怖くてう回路必至でしょ！

wildwind

kimipapaさん♪

今、ノリに乗ってるkpさんなら、山梨百名山も気づけば終わってそうな気もしますけどね！　ご迷惑でなかったら、今回お声がけすればよかったかな。(そしたら一緒に迂回路を歩いたかも!?(笑)💦)