白河市内から稲荷山と南湖森林公園を経由して関山まで歩いてみた

2024年11月19日(火) [日帰り]

• GPS: 05:47
• 距離: 18.4km
• 登り: 397m
• 下り: 400m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:41
• 休憩: 0:07
• 合計: 5:48

距離 18.4km 登り 397m 下り 400m

12:33 スタート地点
15:14 関山登り口
15:20 関山駐車場
15:41 15:42 阿夫利神社
16:02 16:07 関山
16:41 16:42 関山駐車場
16:46 関山登り口
18:21 ゴール地点

天候

晴れ　強風で寒い

アクセス

歩きですが稲荷山、南湖森林公園、関山登山口いずれも駐車場があります。南湖森林公園の西側の展望台のような駐車場は冬季閉鎖です。南湖周辺には通年可の駐車場がいくつかあります。

写真

11/19 12:36

新白河付近から南湖へ向かう道。
今日は風がとても強くて寒い。
本当に関山まで行けるのかな？頑張ろう！

11/19 12:39

谷津田川と書いてやんたがわと読みます。那須連山の赤面山付近から流れてきているのでこの街中でも比較的きれいです。鯉も泳いでいます。

11/19 12:49

稲荷山の裏の登山口に着きました。案内板があります。登山口と言ってもほんのわずかな距離です。

11/19 12:50

本格的な指導標があり本当の登山をしている気分に一瞬なります。

11/19 12:53

稲荷山最後の登りです。

11/19 12:54

稲荷山の頂上に到着です。ここは戊辰戦争の白河口の戦いの激戦区でした。この稲荷山と向こうの山とで大砲が行きかっていたのかと思うと大変な時代でしたね。

11/19 12:55

稲荷山の山頂は緩やかな平坦な場所です。ここに陣営を張っていたのでしょうか。今は市民の憩いの場所になっていて普段は子供たちが走り回っています。

11/19 12:56

稲荷山から見た、これから目指す関山。はるか遠くに見えるけど大丈夫だろうか。

11/19 12:56

稲荷山の山頂から1段降りた場所には戊辰戦争の白河口の戦いで亡くなった人の名前が書かれている碑があります。沖縄で言えば平和の礎（いしじ）と同じようなものでしょうか。この戦いは3か月かかり約1000人が亡くなったそうです。

11/19 13:09

稲荷山を下りてまたしばらく車道を歩き登りに差し掛かると太い幹の桜並木があらわれます。ここは狭くて通行量も多いので雪が積もると凍って危ない道になります。

11/19 13:11

この桜の木も見事な大きさです。なかにはつっかえ棒で支えてあり丁寧に保護されているのがわかります。でもこれは頭ぶつけてしまいますよね！

11/19 13:13

坂の途中で右手に南湖森林公園の標柱があらわれます。

11/19 13:15

そこには駐車場があり15台くらい駐車できます。この駐車場は展望台になっていて那須連山すべてが眺められます。初冠雪は11月8日ですがその後何度かの降雪がありましたがそのたびに良い天気になり溶けてしまいましたが昨日の雨が雪だったらしく茶臼岳が白く見えます。

11/19 13:19

真っすぐ展望台に行く道もありますがここはいったん北側へ下りここで1番本格的な登りを味わえる道に行くことにします。このあたりは春にはカタクリが咲き乱れる場所です。

11/19 13:22

登ってきたところを振り返って見下ろします。北側なので暗いですが気持ちいい道です。

11/19 13:23

登り切ったところに展望台があります。駐車場から舗装道路沿いに行けば大した登りもなく行くことも出来ます。

11/19 13:24

展望台からの眺め。天気が良ければ安達太良山も見えますが今日は見えません。白河市の中心地が見えています。

11/19 13:30

展望台を後にして山道を歩くとこのような指導標があります。次は月待山を目指します。

11/19 13:31

峠の辻と呼ばれている場所です。この近くにおそらくこの辺で一番標高が高い三角点があります。

11/19 13:31

これがその三角点です。なぜかとても小さく感じるのですが・・・。10cmか15cmくらいです。ここは道から外れていますがここまでしっかりした踏み跡が出来ており、みなさん三角点を見に来るようです。標高は427mです。

11/19 13:37

またもとに道に戻り月待山を目指します。道のほとんどは広々とした尾根筋でたまに狭くなったりします。

11/19 13:44

紅葉もきれいです。

11/19 13:46

もうこのあたりが月待山だと思いますが月待山と言うピークはないのです。ここら辺という感じです。そもそもこの名前はふもとから見て詠まれた短歌のようなものに出てきたことに由来するようです。紅葉の中から南湖が見下ろせる場所があります。

11/19 13:47

月待山の頂上付近にテレビアンテナがあります。ふもとの家や食堂などは電波が届かないのでこんな山の上にアンテナを設置して大変ですよね。私の家も山裾なのでラジオが何も聞こえません。携帯の電波は入るのでラジコですね。

11/19 13:50

一面枯れ葉の道です。ここも月待山の一角です。急坂の部分で枯れ葉で滑りしりもちをつきました。

11/19 13:55

急な階段を下りていくと菅生館駐車場です。南湖周辺で一番にぎわう駐車場で近くにはカフェや茶店や旅館などがあり観光客が多くいます。いつもなら南湖団子を食べるのですが今日は先が長いので我慢です。

11/19 13:58

車道をしばらく歩くと関山が迫ってきます。国道289号線を歩いたほうが直線で早いのですが車の音がやかましいので静かなコースを選んでいます。

11/19 14:02

関山を見ながらてくてく歩きます。そんなに急ぎもせずかといってゆっくりでもないペースで歩いています。

11/19 14:08

たまにはこんな田んぼの中の道も選ぶと楽しいです。振り返って向こう側には大佐飛山と那須連山が見えます。でも風が強くて日差しもまぶしくて寒いです。

11/19 14:18

実業高校の前の交差点です。ここのコンビニで昼めしの菓子パンを買います。時間がないので豆乳を左手、パンを右手に持って食べながら歩きます。行儀悪くてすみません。

11/19 14:42

左側を歩いているのですが左に寄りすぎるとやぶがあり通称ひっつきむし（草の種）がつくので煩わしいです。このような左カーブの場所は1番危ないです。ちなみに右側を歩くと車と正面衝突しそうで怖いので左を歩くことにしました。

11/19 14:44

このような右カーブは車から遠い所からも確認してもらえるので比較的安全です。ここは国道ではない裏道なのですが大型トラックがたくさん通ります。大型車は風が吹くので通り過ぎるたびに寒い思いをします。

11/19 14:54

初めて関山登山口の案内板が登場しました。車で来た人もわかりやすいです。本当はもっと向こう側からくるのが正面なんですがこんな裏道にも案内があり親切ですね。

11/19 14:55

右に曲がると比較的最近にできたゴルフの練習場があります。関山の1部が見えます。

11/19 15:01

ゴルフ場を過ぎると右側に令和の森が出てきます。はじめはただ伐採しただけの場所かと思ったらすぐにきれいに植樹もされていてもしかしたら福島市の花見山みたいにきれいな場所にするのでしょうか。白河市内にそんな場所がいくつかできているので将来が楽しみです。

11/19 15:02

いよいよ関山が目の前に現れました。すでに足腰が痛くて疲れています。本当にこれから登れるのでしょうか！？

11/19 15:02

関山に通じるきれいな道。自転車で通るときも気持ちいいんですよ。

11/19 15:07

こんな細道にも関山の指導標があります。

11/19 15:08

また曲がるところに関山の指導標があります。迷うこともないし、地図を見なくても大丈夫ですね。

11/19 15:15

いよいよ関山の登りにかかるところの農家の人がご厚意でトイレを貸してくださると書いてあります。ありがたいですね。でも母屋のトイレではなく農作業用の離れにあるトイレのようです。一時期登山口にトイレを作ってほしいという署名を集めていたことがありましたがこれで対応したのでしょうかね。

11/19 15:20

関山の登山者用駐車場。今日は1台もとまっていない。寒くて強風だからかな。時間も遅いしね。

11/19 15:23

かなり疲れていてやめようかと思ったがせっかくここまで来たのだから頑張っていつもの道を歩こうと決めました。烏天狗の道です。ここはすごい急登があるんですよね。

11/19 15:43

急登も一気にこなして稜線に着きました。登りは平地と違って違う筋肉を使うからなのかそれほど疲れは感じませんでした。土の道とアスファルトの道の違いもあるのかな。

11/19 15:57

ほとんど葉をおとした尾根筋も感じが良いです。沢筋を歩いていた時は大汗をかきましたが尾根筋は風があり一気に寒さを感じます。服の調整が難しいです。

11/19 16:03

山頂のお寺の前につつじが咲いていました。ネットで調べたら11月から2月に咲く種類もあるそうです。

11/19 16:05

同じ木から白い花と赤い花の両方が咲いています。

11/19 16:07

とうとう関山の頂上にたどり着きました。やればできるんだなと思いました。と同時に行程はまだ半分なんだと思うと愕然とし不安が出てきました。

11/19 16:07

関山頂上からの眺め。何十回も登っているがふもとの建物や山がなにかいまだ何もわからないのです。那須連山はわかりますよ。南湖がどれかもわからない。

11/19 16:24

秋は日暮れが早い。下りは林道をりようしたがもう薄暗くなってしまいました。

11/19 16:51

関山の表側の登山口をすぎて大通りに着いたところから夕暮れの関山を見上げる。

11/19 17:12

帰りは短縮のため289号線をひたすら歩く。車の音がやかましいのでiPodを聞きながら楽しく歩く。もう膝が痛くなってきた。意外とふくらはぎは大丈夫で太ももの付け根が痛い。
関山口のバス停を利用すれば白河駅からバス利用でも登れますね。

11/19 18:15

289号線は右側を歩いたが車のヘッドライトが最近はLEDなのでまぶしくて目に刺激がありまともに前をみることができません。しかも人がいることがわかるとハイライトにしてくるのでなおさらです。夜の車道歩きは左側がまぶしくなくていいと思います。

11/19 18:17

あとひと踏ん張りと思ったら妻から電話が入りベイシアで買い物を頼まれてしまいました。よれよれでザックを背負いながら買い物をしました。今日の記録はここまでとしました。

撮影機器：

E2200 NIKON

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 サブザック 飲料 ヘッドランプ GPS 携帯 時計 サングラス カメラ

感想

Direttissima

仕事などで294号線を歩いていると街道歩きをしている人をよく見かけます。
車道を長距離歩くのはどんな感じなのかと思い挑戦してみました。

アスファルトの道を歩くのは山を歩くのよりつらく感じました。
その証拠に疲れ果てていても関山はヒョイヒョイと難なく登れました。
違う筋肉を使うからでしょうかね。

不思議に筋肉痛になるのは太ももの付け根あたりでした。なぜか方も腹筋も痛くなりました。ただ歩くって深いですね。
家について休憩したらいつも山を登るときのようにふくらはぎも痛くなりました。その晩シップを張って寝たら翌日には治っていました。

大変でしたがしょせん平らな道。山とは違いますね。
・・・なんて強がって見せています。

寒くない時期に歩けばもう少し楽になるのかな？
でも今のところ再挑戦はしたくない・・・。