雲母峰 鎌ヶ岳 水沢岳 入道ヶ岳 晩秋の鈴鹿周回
- GPS
- 07:53
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 1,806m
- 下り
- 1,806m
コースタイム
- 山行
- 6:26
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 7:53
天候 | ⛅️→🌧️強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=38861 10台ほど駐車出来る。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ザレ道が多い。滑る。 樹林帯では時折、落ち葉が道を隠す。滑る。 鎌尾根は悪天候の影響を受け易いと感じた。 |
写真
感想
道路が濡れている。昨晩に雨が降ったらしい。
満車寸前の駐車場に着いたのが7時前。
30分の遅れを取り戻す意気込みで歩き始める。
暫くの舗装路歩き。道間違いを気にし始めた所で
左手に登山口が現れた。
針葉樹林の九十九折れを抜け、登山道は次第に
広葉樹主体の植生に切り替わる。少し前までの
暑い気候が嘘の様に、山は晩秋の装いを見せた。
ふと、前方に何かの気配を察する。
落ち葉を踏む音と一緒に二羽のヤマドリが道を
横切り、足早に去って行った。
雲母二峰を越えて本峰へ。
序盤のペースアップが功を奏したか、山頂へは
本来の予定と同時刻に到達することができた。
雨上がりの風が冷たい。合羽の上着を羽織る。
濡れた枯葉で少し滑りがちだが、
小気味よいアップダウンは暫く続く。
少し苦手意識の強いザレザレ路面が目立ち始め、
目に映る鎌ヶ岳も次第に大きくなってきた。
岳峠からガレ道を上り、一年ぶりの登頂。
寒くとも、いつも通りの人で賑わう鎌ヶ岳だ。
山頂の片隅には降雪の跡が残っている。
早めの昼食で、冷えた体を温めた。
初めて歩く鎌尾根に冷たい風が吹き荒ぶ。
晴れ予報だったはずの空は雲に覆われたまま。
行く道は想像していたよりも幾分ハードな印象
だったが、行き交う人は思いの外多い。
正午近くにすれ違う人も何組かあったが、
あそこから鎌ヶ岳まで行くとなると14時前後の
到着になると思われる。
雲行きが怪しいのもあり、少し気になった。
正午を過ぎたところでイワクラ尾根に合流。
この辺りで登山開始から5時間が経過する。
独身の頃に比べて集中力と体力の維持が難しく、
歩き出しと同等のパフォーマンスを持続できるのは
5時間が限界だと感じる今日この頃だが、
この先はそこも念頭に置いて歩を進める事にする。
僅かな晴れ間が見えたのも束の間、厚く暗い雲が
再び空を覆い隠した。
吹き荒れる風も更に強くなり始めた気がする。
入道ヶ岳で休憩を終える頃、遂に雨が降り始めた。
逃げる様に下山を開始。
次第に強まる雨の中、キャンプ場へ続く道を下る。
この道が樹林帯のルートだった事が幸いだった。
キャンプに着く頃には雨もかなり弱まり、
そのままラスト4km程の舗装路歩きに入る。
小走りしてみたり、歩いたり、予想していた通り、
やはりここの区間が一番辛かった。
辿り着いた駐車場に残されていた車は一台だけ。
乗り込んだ直後に雨の降りが再び本格化。
思わず胸を撫で下ろした。
1ヶ月半のブランク明け、10km以上歩いたのも
7月以来で少し不安はあったが、何とか計画通りに
歩き切ることが出来たのが一番の収穫だった。
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