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Yamareco

記録ID: 7527548
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

【南駒ヶ岳・仙涯嶺・越百山】初冬のコスモサーキットで百高山巡り♪(時計回り)

2024年11月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
13:19
距離
24.6km
登り
2,558m
下り
2,571m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:31
休憩
1:49
合計
13:20
3:44
2
伊奈川ダム下のゲート手前にある駐車スペース
3:46
3:48
33
4:24
4:29
29
6:26
6:32
31
7:03
7:09
39
7:48
7:49
138
10:07
10:37
2
10:39
10:40
57
11:37
11:38
6
11:44
11:50
6
11:56
12:15
65
13:20
13:25
34
13:59
14:20
36
14:56
31
15:27
15
16:05
16:06
24
16:30
16:34
2
17:01
17:02
2
17:04
伊奈川ダム下のゲート手前にある駐車スペース
天候  
天候:晴れ
 風:山腹は無風、上部稜線上も無風〜微風程度の登山日和
 
過去天気図(気象庁) 2024年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 
■アクセス
・中央道/伊那ICより一般道を利用して伊奈川ダム下のゲート手前にある
 駐車スペースへ

<中央道/伊那ICから伊奈川ダム下のゲート手前まで>
・距離:約62km
・所要時間:渋滞無しの直行で1時間30分
(Googleマップのナビによる)

■今回の駐車場所について
・駐車した場所は上記の通り、伊奈川林道の伊奈川ダム下の”ゲート”
 手前にある駐車スペースに停めました。
・駐車台数:10台程度
・この付近にトイレ、売店、自販機なし
・路肩の駐車スペースのため未舗装
・ドコモの携帯通信サービス無し(他社は不明)
*この駐車スペースの少し手前にも数台停められるスペースあり

■コンビニ
・移動途中の幹線道路沿い(R19など)に数軒あります。
(但し、幹線道路から伊奈川林道に入ると1軒もないのでご注意を)
 
コース状況/
危険箇所等
 
【コース状況、積雪状況、山小屋情報など】 2024/11/24 現在

<全般>
1)積雪について
・積雪は大よそ標高2400mから上で、概ね西側斜面が雪つき、東面は
 ほぼ溶けて消えている状況でした。
・積雪量は最大でも15cm程度。雪質は概ね新雪で西面の日陰部分等で
 一部氷結箇所もあり。個人的には急斜面の下降や岩場での氷結対応で
 10本爪アイゼンを使用して正解だったと思いました。
(但し、上部主稜線上でも場所によっては地肌が出ている個所もあり)

2)藪漕ぎについて
・藪については、北沢尾根の標高2400mから上で出始めて上部主稜線も
 越百山の山頂まであったりなかったりを繰り返します。
・但し、藪はあるものの基本的に踏み跡はついているのでRFはほぼ不要
 登山道にハイマツがせり出している、いわゆる”藪被りロード”です。
*踏み跡なしでルーファイを要する真の藪漕ぎ区間はありませんが、
 それでも想像以上のせり出し具合いで時間と体力を消耗しました。


<各区間の状況>
1)ゲート手前の駐車スペース〜福栃平〜南駒ヶ岳登山口まで
・この区間は今回のペースで約1時間40分ほどの林道(舗装路)歩き。
 現在も崩落した林道の復旧工事期間中のようで、一般車両は未だに
 通行止ですが、徒歩で歩く分には特に問題ありません。

2)南駒ヶ岳登山口〜北沢尾根三角点まで
・南駒ヶ岳登山口から樹林帯のトレイルに入ります。
・登山口からトレイルに入ってすぐの区間でやや踏み跡が分かり辛い
 箇所があり、特に夜間に歩く場合は踏み跡が見極められる程度の
 山慣れが必要だと感じました。そこを過ぎると北沢尾根三角点まで、
 急登の連続ですが、踏み跡は概ね明瞭で一般的な登山道が続きます。
・雪は標高2380m付近(北沢尾根三角点の手前)から出始めました。
 しかしこの辺ではアイゼンが要るほどの積雪ではありません

3)北沢尾根三角点〜南駒ヶ岳山頂まで
・北沢尾根三角点の少し先、標高2500mを超えた辺りから登山道への
 ハイマツのせり出しが激しくなります。但し踏み跡はしっかりついて
 いるのでルーファイは不要。あくまで踏み跡ありの”藪被りロード”
 ですが、それでも鬱陶しいハイマツを掻き分けたり潜ったりするので
 想像以上に体力を消耗しました。また時間も余計にかかりました。
・標高2500m付近で傾斜もキツくなり、積雪も増え始めたので今季初の
 アイゼン(10本爪)を装着。この先の岩場や積雪・氷結の状況からして、
 ここで付けて正解でした。(個人的にこの日の積雪状況だとチェンスパ
 での進行は厳しかったと思います)
・森林限界を超え、山頂に近づくにつれて岩場や険しく切れた地形の
 ルートになります。岩場でも踏み跡自体はしっかりついていますが、
 樹林帯を抜けても鬱陶しいハイマツは登山道にせり出しています。
 また積雪や氷結箇所もあるのでアイゼンの装着は必須と感じました。
・山頂の僅か手前に横移動の岩場があります。ここは無雪期だと岩に
 ついたマーカーを追えるのですが、この日は雪で一部のマーカーが
 消えていたので、自己判断で安全なルートを選んで進みました。
(写真15〜30、36〜39)

4)南駒ヶ岳山頂〜仙涯嶺〜越百山まで(上部主稜線)
・南駒ヶ岳からの主稜線区間もこれまでと同様で、基本的に登山道への
 ハイマツのせり出し(藪被りロード)と積雪の道が続きます。
・南駒ヶ岳山頂を出て最初の小ピークまでの区間は、積雪で所々踏み跡
 が消えていたので地形を見ながらプチルーファイで慎重に進みました
*今回の行程でこの短い区間が積雪で最も夏道が消えていた区間だった
 と思います(写真56〜58)
・小ピークから仙涯嶺までの区間は地形的に険しい岩場が続きますが、
 ルートはこれらの岩場を巻くようについています。また仙涯嶺手前の
 鞍部までは踏み跡が陽当たりの良い東面に移るため、これまでの西面
 のような雪つきが消えて夏道が復活していました。但し、この区間の
 ハイマツのせり出しはかなり激しかったです。
・鞍部から仙涯嶺山頂までの区間は、ルートが再び西面に移り雪つきが
 ありましたが夏道は残っていました。この区間も険しい岩場ですが、
 岩場の西側を巻いて行くので、ルートとしては一般的な印象でした。
 また、山頂へ登り詰める最後の個所にある鎖もまだ出ていました。
(写真59〜67)
・仙涯嶺から越百山までの区間は地形的にも穏やかになり、雪つきも
 これまでよりは薄くなっていました。但し、ハイマツのせり出しは
 相変わらずあるので、快適な稜線歩きとまでは言えない印象でした。

5)越百山〜越百小屋〜福栃平まで
・越百山から下の登山道はしっかり刈り払いされており藪のせり出しは
 ありません。踏み跡も明瞭で所々に道標もあり一般的な登山道として
 普通に歩けます。
・この区間の積雪は標高約2300m付近から出始めていました。
・越百小屋は既に冬期閉鎖中。飲料や食料の補給はできません。
*冬期小屋は開放されており中に入れました(写真91)

■上記のルートや積雪などの情報は11/24現在の状況です。
 この時期は気象状況により、日々ルートの状況や積雪量などが
 変化するので、あくまで今年の今時期の状況として参考程度に
 捉えていただくようお願いいたします。
 
その他周辺情報  
<下山後の入浴はこちらの施設を利用しました>
■信州大芝高原 ふれあい交流センター”大芝の湯”
http://oshiba.jp/hot_spring

*利用料:一般(中学生以上)500円
*ロッカーは鍵付きで無料
*休館日:毎週木曜日

・浴槽は内湯が3槽、露天は2槽。特に内湯のメインの浴槽は50人は
 入れる広さでゆったり浸かれる点が非常に好印象。
・アメニティーはリンスインシャンプー、ボディーソープ、ドライヤー
・浴場自体が広々として天井も高く開放感があるところも好印象。
・脱衣所と浴場内に水飲み場あり。
・シャワーは制限なしのタイプで水量もそれなりにあるので使い易い。
・館内には売店や食事処、大きめの無料休憩室もあり。
*個人的な印象としては、浴槽のキャパが大きくゆったり浸かれる点が
 非常によかった。利用料500円でこの内容なら再利用したいと思える
 日帰り温浴施設だった。
 
山行前夜の中央道/双葉SAにて。今回も”もつ煮定食”を戴きました
相変わらず見た目は地味な感じですが、具沢山で味も良く満足感あり
(ちなみに食材は国産豚とビタミン豊富な”大塚人参”を使用とのこと)
双葉SAでは既に私の定番メニューになってます(^^)
2024年11月23日 20:47撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
11/23 20:47
山行前夜の中央道/双葉SAにて。今回も”もつ煮定食”を戴きました
相変わらず見た目は地味な感じですが、具沢山で味も良く満足感あり
(ちなみに食材は国産豚とビタミン豊富な”大塚人参”を使用とのこと)
双葉SAでは既に私の定番メニューになってます(^^)
おはようございます。伊奈川ダム下のゲート手前にある駐車スペースより
ここは路肩に10台ほど、この手前にも数台停められるスペースあり
今回は昨年越百山で敗退した”コスモサーキット”のリベンジへ
昨年とは逆の時計回りで、まずは南駒ヶ岳を目指してスタートです!
2024年11月24日 03:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 3:31
おはようございます。伊奈川ダム下のゲート手前にある駐車スペースより
ここは路肩に10台ほど、この手前にも数台停められるスペースあり
今回は昨年越百山で敗退した”コスモサーキット”のリベンジへ
昨年とは逆の時計回りで、まずは南駒ヶ岳を目指してスタートです!
先ほどの駐車スペースから少し進むとこのゲートがあります
この先の伊奈川林道は崩落個所があり一般車両はここで通行止
ここから四合目の南駒ヶ岳登山口まで6.6km、高低差約490mの林道歩きです
2024年11月24日 03:46撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 3:46
先ほどの駐車スペースから少し進むとこのゲートがあります
この先の伊奈川林道は崩落個所があり一般車両はここで通行止
ここから四合目の南駒ヶ岳登山口まで6.6km、高低差約490mの林道歩きです
駐車スペースから35分ほど歩いてかつての駐車場(伊奈川ダム上駐車場)に到着。林道崩落前はここまで車で入れたようです
(画面左に駐車可能な大きな広場あり。ここで登山届も提出可)
2024年11月24日 04:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 4:21
駐車スペースから35分ほど歩いてかつての駐車場(伊奈川ダム上駐車場)に到着。林道崩落前はここまで車で入れたようです
(画面左に駐車可能な大きな広場あり。ここで登山届も提出可)
真っ暗な林道を歩くこと約1時間15分ほど、福栃平(南駒-越百分岐) に到着
昨年は反時計回りだったので右へ、今回は時計回りなので左へ進みます
ここでまだ三合目。ここから南駒ヶ岳まで5時間50分…気が遠くなるね。。。
2024年11月24日 04:58撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 4:58
真っ暗な林道を歩くこと約1時間15分ほど、福栃平(南駒-越百分岐) に到着
昨年は反時計回りだったので右へ、今回は時計回りなので左へ進みます
ここでまだ三合目。ここから南駒ヶ岳まで5時間50分…気が遠くなるね。。。
そして福栃平から30分弱で四合目の”南駒ヶ岳登山口”に到着
ようやく林道歩きが終わり、ここからトレイルに入ります
ここまで林道歩きだけで約1時間40分、高低差もあったので結構疲れました…
2024年11月24日 05:24撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 5:24
そして福栃平から30分弱で四合目の”南駒ヶ岳登山口”に到着
ようやく林道歩きが終わり、ここからトレイルに入ります
ここまで林道歩きだけで約1時間40分、高低差もあったので結構疲れました…
トレイルに入るとすぐにこのような立札が…”道筋自己注視で”とのこと
確かに登山道に入って暫くの区間は踏み跡が分かりづらい箇所が出てきた
特に夜間に歩く場合は踏み跡が見極められる程度の山慣れが必要だと感じた
2024年11月24日 05:30撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 5:30
トレイルに入るとすぐにこのような立札が…”道筋自己注視で”とのこと
確かに登山道に入って暫くの区間は踏み跡が分かりづらい箇所が出てきた
特に夜間に歩く場合は踏み跡が見極められる程度の山慣れが必要だと感じた
スタートから3時間弱、6時半を過ぎてようやく明るくなってきました
本行程でお初の景色は御嶽山。快晴でテンションも激上がりです(^^♪
2024年11月24日 07:04撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
11/24 7:04
スタートから3時間弱、6時半を過ぎてようやく明るくなってきました
本行程でお初の景色は御嶽山。快晴でテンションも激上がりです(^^♪
標高約2100m付近にて。ここまでのペースが”0.4”ってホントか?
まぁでも、そこそこ良いペースで登れていた実感はありました
しかしこの後、雪とハイマツが出始めると一気に失速しました💦
2024年11月24日 07:05撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 7:05
標高約2100m付近にて。ここまでのペースが”0.4”ってホントか?
まぁでも、そこそこ良いペースで登れていた実感はありました
しかしこの後、雪とハイマツが出始めると一気に失速しました💦
11/24現在、雪は標高2380m付近(北沢尾根三角点の手前)から出始めました
まだこの辺ではアイゼンが要るほどの積雪ではありません
2024年11月24日 07:43撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 7:43
11/24現在、雪は標高2380m付近(北沢尾根三角点の手前)から出始めました
まだこの辺ではアイゼンが要るほどの積雪ではありません
そしてスタートから約4時間で”北沢尾根三角点”(東川三角点)に到着
ここまでの道は、先ほどの四合目の登山道に入ってからの一部区間だけはやや不明瞭でしたが、それ以外は概ね明瞭な踏み跡で問題なく歩けました
2024年11月24日 07:49撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 7:49
そしてスタートから約4時間で”北沢尾根三角点”(東川三角点)に到着
ここまでの道は、先ほどの四合目の登山道に入ってからの一部区間だけはやや不明瞭でしたが、それ以外は概ね明瞭な踏み跡で問題なく歩けました
まだ樹林帯が続きますが、樹間からは少しずつ景色が見えるようになります
こちらは”越百山”でしょう(昨年はあの頂で涙をのんだ…)
2024年11月24日 08:03撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 8:03
まだ樹林帯が続きますが、樹間からは少しずつ景色が見えるようになります
こちらは”越百山”でしょう(昨年はあの頂で涙をのんだ…)
上部に行くにつれて今季初見の霧氷も出てきました
この日の中ア主稜線の西側は霧氷や雪つき多数、東側は概ね融けていました
2024年11月24日 08:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 8:07
上部に行くにつれて今季初見の霧氷も出てきました
この日の中ア主稜線の西側は霧氷や雪つき多数、東側は概ね融けていました
陽当たりの悪い場所ではハイマツにも霧氷や雪がつき始めます
2024年11月24日 08:13撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 8:13
陽当たりの悪い場所ではハイマツにも霧氷や雪がつき始めます
標高2500mを超えた辺りから登山道へのハイマツのせり出しが激しくなります。実はこれが想定外でかなり手こずりました
このあと続く雪とハイマツ漕ぎで失速し、これまで稼いだ貯金を吐き出すことに💦
2024年11月24日 08:15撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 8:15
標高2500mを超えた辺りから登山道へのハイマツのせり出しが激しくなります。実はこれが想定外でかなり手こずりました
このあと続く雪とハイマツ漕ぎで失速し、これまで稼いだ貯金を吐き出すことに💦
標高2500m付近で傾斜もキツくなり、積雪も増え始めたので今季初のアイゼン(10本爪)を装着
この先の岩場や積雪・氷結の状況からして、ここで付けて正解でした(個人的にこの日はチェンスパでは厳しい状況だったと思う)
2024年11月24日 08:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 8:25
標高2500m付近で傾斜もキツくなり、積雪も増え始めたので今季初のアイゼン(10本爪)を装着
この先の岩場や積雪・氷結の状況からして、ここで付けて正解でした(個人的にこの日はチェンスパでは厳しい状況だったと思う)
青空に霧氷(というより完全に氷化した枝)。冬山らしくてキレイでした
2024年11月24日 08:29撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
11/24 8:29
青空に霧氷(というより完全に氷化した枝)。冬山らしくてキレイでした
相変わらずハイマツのせり出しが鬱陶しいものの、視界は開けてきました
左は南駒ヶ岳山頂方面。まだ結構ありそうだ。右が仙涯嶺。結構遠いなぁ…
2024年11月24日 08:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 8:33
相変わらずハイマツのせり出しが鬱陶しいものの、視界は開けてきました
左は南駒ヶ岳山頂方面。まだ結構ありそうだ。右が仙涯嶺。結構遠いなぁ…
仙涯嶺アップ。荒々しい山肌、峻険な山容。しかも結構雪がついてるし…
どうな感じで道がついているのか…ちょっと不安になってきた💦
2024年11月24日 08:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 8:33
仙涯嶺アップ。荒々しい山肌、峻険な山容。しかも結構雪がついてるし…
どうな感じで道がついているのか…ちょっと不安になってきた💦
こんな感じで上に行くにつれてハイマツのせり出しが激しくなります
雪つきでさらに手こずってしまい、想像以上に体力を消耗しました💦
ただ、踏み跡はしっかりついており、RFを要する真の藪漕ぎではありません
2024年11月24日 08:41撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 8:41
こんな感じで上に行くにつれてハイマツのせり出しが激しくなります
雪つきでさらに手こずってしまい、想像以上に体力を消耗しました💦
ただ、踏み跡はしっかりついており、RFを要する真の藪漕ぎではありません
森林限界を越えると今度は徐々に岩場が出てきます
それでも道はしっかりついているので、一応安心感はあります
2024年11月24日 08:49撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 8:49
森林限界を越えると今度は徐々に岩場が出てきます
それでも道はしっかりついているので、一応安心感はあります
これ、写真では尾根上の快適ロードに見えますが、この先もウザいハイマツのせり出しロードが続きます
もう樹林帯を抜けて藪漕ぎも落ち着くかと思いきや、完全に期待ハズレだった…
2024年11月24日 08:53撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
11/24 8:53
これ、写真では尾根上の快適ロードに見えますが、この先もウザいハイマツのせり出しロードが続きます
もう樹林帯を抜けて藪漕ぎも落ち着くかと思いきや、完全に期待ハズレだった…
ハイマツを掻き分ける時に霧氷だと舞うだけですが、このように氷化しているとバラバラ砕けて衣服の隙間などに氷が入ってきたりします
2024年11月24日 09:02撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
11/24 9:02
ハイマツを掻き分ける時に霧氷だと舞うだけですが、このように氷化しているとバラバラ砕けて衣服の隙間などに氷が入ってきたりします
標高2700m付近に地図上にはない何かの道標がありました(2712Pの標記かな?)
2024年11月24日 09:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 9:09
標高2700m付近に地図上にはない何かの道標がありました(2712Pの標記かな?)
登る前の勝手なイメージでしたが、樹林帯を抜ければ程なくして山頂かと思いきや、この尾根上の区間でハイマツ漕ぎと距離が想像以上にありました。「山頂まだ〜?」って感じですよ…
2024年11月24日 09:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 9:10
登る前の勝手なイメージでしたが、樹林帯を抜ければ程なくして山頂かと思いきや、この尾根上の区間でハイマツ漕ぎと距離が想像以上にありました。「山頂まだ〜?」って感じですよ…
南にはこれから向かう仙涯嶺(左)と越百山(右)の稜線
あの辺は見るからに穏やかそうで良さげな感じだと思っていましたが…
2024年11月24日 09:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 9:10
南にはこれから向かう仙涯嶺(左)と越百山(右)の稜線
あの辺は見るからに穏やかそうで良さげな感じだと思っていましたが…
いゃ〜もぅホントに勘弁してもらいたいですわ💦
確かに踏み跡があるので本当の藪漕ぎじゃないけれど、それでも慣れてないのでかなり疲れます
バリルートの踏み跡なしで行く真のヤブ屋がいかに凄いか思い知らされる
2024年11月24日 09:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 9:11
いゃ〜もぅホントに勘弁してもらいたいですわ💦
確かに踏み跡があるので本当の藪漕ぎじゃないけれど、それでも慣れてないのでかなり疲れます
バリルートの踏み跡なしで行く真のヤブ屋がいかに凄いか思い知らされる
山頂に近づいてくると、こんな感じで険しく切れた地形になります
それでも鬱陶しいハイマツ漕ぎは続きますが、踏み跡はしっかりついています
2024年11月24日 09:13撮影 by  DSC-WX350, SONY
2
11/24 9:13
山頂に近づいてくると、こんな感じで険しく切れた地形になります
それでも鬱陶しいハイマツ漕ぎは続きますが、踏み跡はしっかりついています
ウザいヤブのせり出しにウンザリしながら、ひと呼吸して振り返る
先ほどの北沢尾根三角点から山頂までCT2時間弱ですが、この区間の大失速でこれまで稼いだ貯金をだいぶ使ってしまった…💦
2024年11月24日 09:23撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 9:23
ウザいヤブのせり出しにウンザリしながら、ひと呼吸して振り返る
先ほどの北沢尾根三角点から山頂までCT2時間弱ですが、この区間の大失速でこれまで稼いだ貯金をだいぶ使ってしまった…💦
もうペースが上がらないことは諦めました。しかし周囲はこの大絶景♪
北にはロープウェイでアクセスできる木曽駒を始め中ア北部の峰々。右は空木岳
2024年11月24日 09:30撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 9:30
もうペースが上がらないことは諦めました。しかし周囲はこの大絶景♪
北にはロープウェイでアクセスできる木曽駒を始め中ア北部の峰々。右は空木岳
百名山の空木岳。こうして南から見るのは初。ホントにデッカイお山だ
2018年の8月、池山尾根から空木岳〜熊沢岳〜檜尾岳を経て千畳敷カールまで縦走した時の思い出が甦る
2024年11月24日 09:32撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
11/24 9:32
百名山の空木岳。こうして南から見るのは初。ホントにデッカイお山だ
2018年の8月、池山尾根から空木岳〜熊沢岳〜檜尾岳を経て千畳敷カールまで縦走した時の思い出が甦る
最大望遠で宝剣の頭を捉える
薄っすら雪化粧の感じですね(あの辺はヤブ一切なしでいいよね)
2024年11月24日 09:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
11/24 9:31
最大望遠で宝剣の頭を捉える
薄っすら雪化粧の感じですね(あの辺はヤブ一切なしでいいよね)
この日は北ア南部〜中央の峰々も見えました
左の笠からセンター奥に黒部源流の山々、右には槍穂高連峰
2024年11月24日 09:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 9:31
この日は北ア南部〜中央の峰々も見えました
左の笠からセンター奥に黒部源流の山々、右には槍穂高連峰
槍穂をアップ。まさか中アの南からここまで槍穂が見えるとはね
左の西穂から中央にジャン&奥穂、右に前穂&明神、その後には槍の穂先も
2024年11月24日 09:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
2
11/24 9:31
槍穂をアップ。まさか中アの南からここまで槍穂が見えるとはね
左の西穂から中央にジャン&奥穂、右に前穂&明神、その後には槍の穂先も
ここは山頂の手前にある岩場。写真では斜度感ないですが実際は結構な急傾斜
この雪つきと氷結状態だと、自分の技量ではアイゼン必須の状況でした
2024年11月24日 09:35撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 9:35
ここは山頂の手前にある岩場。写真では斜度感ないですが実際は結構な急傾斜
この雪つきと氷結状態だと、自分の技量ではアイゼン必須の状況でした
岩場を登り切り、これまで辿ってきた尾根を振り返る
こうして見ると快適絶景尾根に見えるけど、実際は鬱陶しい藪が待っていた
2024年11月24日 09:37撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
11/24 9:37
岩場を登り切り、これまで辿ってきた尾根を振り返る
こうして見ると快適絶景尾根に見えるけど、実際は鬱陶しい藪が待っていた
山頂手前まで来ると西側はこのくらいの雪つきがありました
時期的なことや地形的な陽当たりの条件などからしてもう溶けないと思う
2024年11月24日 09:46撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 9:46
山頂手前まで来ると西側はこのくらいの雪つきがありました
時期的なことや地形的な陽当たりの条件などからしてもう溶けないと思う
最後はこの岩場を通過します。ここは無雪期だと岩についたマーカーを追えるのですが、この日は雪で一部のマーカーが消えていたので、自己判断で安全なルートを選んで進みました
2024年11月24日 09:58撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/24 9:58
最後はこの岩場を通過します。ここは無雪期だと岩についたマーカーを追えるのですが、この日は雪で一部のマーカーが消えていたので、自己判断で安全なルートを選んで進みました
そして出発から約6時間20分、ようやく南駒ヶ岳の山頂に到達です
いゃ〜ここまでホントに長かった。そして思いの外ヤラレた感じです…(^^;
2024年11月24日 10:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/24 10:07
そして出発から約6時間20分、ようやく南駒ヶ岳の山頂に到達です
いゃ〜ここまでホントに長かった。そして思いの外ヤラレた感じです…(^^;
百高山の南駒ヶ岳から望む中ア稜線と北部の峰々
ここまでの苦労があった分、その喜びもひとしおです♪
2024年11月24日 10:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/24 10:08
百高山の南駒ヶ岳から望む中ア稜線と北部の峰々
ここまでの苦労があった分、その喜びもひとしおです♪
大快晴の山頂は独り占めでした♪
さすがにおっさんのアップは耐えられないので記念撮影はコレで(^^)
2024年11月24日 10:13撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/24 10:13
大快晴の山頂は独り占めでした♪
さすがにおっさんのアップは耐えられないので記念撮影はコレで(^^)
ザックの上にカメラを置いたら普通に撮れたのでこちらもでもパチリ
これで百高山は92座目。快晴無風・絶好のコンディションで最高の気分でした♪
2024年11月24日 10:18撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/24 10:18
ザックの上にカメラを置いたら普通に撮れたのでこちらもでもパチリ
これで百高山は92座目。快晴無風・絶好のコンディションで最高の気分でした♪
それでは初冬の中アの景色を眺めて行きます
北には右の空木岳と左奥には木曽駒を始めとする北部の峰々
2024年11月24日 10:27撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/24 10:27
それでは初冬の中アの景色を眺めて行きます
北には右の空木岳と左奥には木曽駒を始めとする北部の峰々
北部の峰々を拡大。左端の一番高いところが木曽駒ですね
中央のトンガリ帽子が宝剣、右の平な山は伊那前岳でしょう
2024年11月24日 10:27撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/24 10:27
北部の峰々を拡大。左端の一番高いところが木曽駒ですね
中央のトンガリ帽子が宝剣、右の平な山は伊那前岳でしょう
北西には左に御嶽、右には乗鞍。この日は本当に遠くまでよく見える
2024年11月24日 10:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 10:28
北西には左に御嶽、右には乗鞍。この日は本当に遠くまでよく見える
ドドーンと御嶽山。独立峰であの雄大な山容。良い山ですよね
2024年11月24日 10:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/24 10:28
ドドーンと御嶽山。独立峰であの雄大な山容。良い山ですよね
乗鞍も雪化粧ですね。この冬も2月あたりに行くからね
2024年11月24日 10:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/24 10:28
乗鞍も雪化粧ですね。この冬も2月あたりに行くからね
先ほど見えた北アの山並みも。やはりこちらよりも雪が深い印象
2024年11月24日 10:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 10:28
先ほど見えた北アの山並みも。やはりこちらよりも雪が深い印象
この澄み切った青空と無風の山頂を独り占め♪サイコーのひと時だね
2024年11月24日 10:29撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/24 10:29
この澄み切った青空と無風の山頂を独り占め♪サイコーのひと時だね
こちらはこれから向かう南部の稜線。仙涯嶺は左のピークの右に少し見える
画面右端には越百山。今回はあそこまで縦走して行きます
2024年11月24日 10:30撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 10:30
こちらはこれから向かう南部の稜線。仙涯嶺は左のピークの右に少し見える
画面右端には越百山。今回はあそこまで縦走して行きます
東には伊那谷。この高所から見下ろす感じの風景が何とも心地よい♪
その先の南アの壮大な山並みは雲隠れで見えず…
2024年11月24日 10:30撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 10:30
東には伊那谷。この高所から見下ろす感じの風景が何とも心地よい♪
その先の南アの壮大な山並みは雲隠れで見えず…
メインではない方の標柱にもエビの尻尾がビッシリ
2024年11月24日 10:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/24 10:31
メインではない方の標柱にもエビの尻尾がビッシリ
メインの山頂標もこの状態。今日は絶好のコンディションだけど、いざ荒れた時は相当厳しいことを物語っている
2024年11月24日 10:35撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 10:35
メインの山頂標もこの状態。今日は絶好のコンディションだけど、いざ荒れた時は相当厳しいことを物語っている
可愛らしい祠にも長いツララが…
2024年11月24日 10:35撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 10:35
可愛らしい祠にも長いツララが…
快晴無風の山頂でひと息入れたらお次のピーク”仙涯嶺”へ向かいます
この先、あの小ピークまでの区間は所々踏み跡が消えていたので、地形を見ながらプチルーファイで慎重に進みました
2024年11月24日 10:35撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 10:35
快晴無風の山頂でひと息入れたらお次のピーク”仙涯嶺”へ向かいます
この先、あの小ピークまでの区間は所々踏み跡が消えていたので、地形を見ながらプチルーファイで慎重に進みました
南駒ヶ岳の山頂から15分ほどで無事に小ピークまで到達
正直、この先の稜線も含めて積雪量だけ見ればこの区間が一番あったと思う
2024年11月24日 10:49撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 10:49
南駒ヶ岳の山頂から15分ほどで無事に小ピークまで到達
正直、この先の稜線も含めて積雪量だけ見ればこの区間が一番あったと思う
南駒ヶ岳の山頂を振り返る。見た目は大したことない感じですが、あの途中の岩場の通過がいやらしく、プチルーファイでドキドキしながら通過しました
2024年11月24日 10:49撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 10:49
南駒ヶ岳の山頂を振り返る。見た目は大したことない感じですが、あの途中の岩場の通過がいやらしく、プチルーファイでドキドキしながら通過しました
で、この先の仙涯嶺がチラッと見えてきました
でもその手前にあるあの雪つきの険しい岩場を見てさらにビビる私💦(コレ行けるのかよ〜)
2024年11月24日 10:50撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 10:50
で、この先の仙涯嶺がチラッと見えてきました
でもその手前にあるあの雪つきの険しい岩場を見てさらにビビる私💦(コレ行けるのかよ〜)
まぁここまで来てしまったこともあり、様子見ながら慎重に進んで行くとルートが東面に移ってきた
このことでこれまでの西面のような雪つきが消えて夏道が復活。さらにあの岩場も東側から巻いていたのでまともに進める状況だった(安堵)
2024年11月24日 10:54撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 10:54
まぁここまで来てしまったこともあり、様子見ながら慎重に進んで行くとルートが東面に移ってきた
このことでこれまでの西面のような雪つきが消えて夏道が復活。さらにあの岩場も東側から巻いていたのでまともに進める状況だった(安堵)
雪が解けて安心感のある東面を進んで行くと正面に仙涯嶺が見えてきた
やっぱりあの峰は雪がついてる…しかもあの険しさ。大丈夫なのか?
2024年11月24日 10:57撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 10:57
雪が解けて安心感のある東面を進んで行くと正面に仙涯嶺が見えてきた
やっぱりあの峰は雪がついてる…しかもあの険しさ。大丈夫なのか?
ズンズン下って行くと目の前に仙涯嶺の全貌が…見るからに峻険でヤバそうな山容
そこそこ雪もついてるし「ホントに行けるのか?」とさらに不安になる…
2024年11月24日 11:14撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/24 11:14
ズンズン下って行くと目の前に仙涯嶺の全貌が…見るからに峻険でヤバそうな山容
そこそこ雪もついてるし「ホントに行けるのか?」とさらに不安になる…
鞍部から仙涯嶺を見上げる。恐る恐る取りついてみるとまだ夏道が残っていた
さらにあの険しい岩場は西面を巻くようにルートがついており、岩場の上を通過することはなかった
2024年11月24日 11:20撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 11:20
鞍部から仙涯嶺を見上げる。恐る恐る取りついてみるとまだ夏道が残っていた
さらにあの険しい岩場は西面を巻くようにルートがついており、岩場の上を通過することはなかった
氷化した枝は美しいのですが…この峰を無事に通過することで精一杯の私…
2024年11月24日 11:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/24 11:21
氷化した枝は美しいのですが…この峰を無事に通過することで精一杯の私…
こんな感じで仙涯嶺の険しい岩場は西面を巻きながら通過します
この雪つきでジャンみたいにあの岩上を辿る道だったら完全に終わってましたよ
2024年11月24日 11:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/24 11:31
こんな感じで仙涯嶺の険しい岩場は西面を巻きながら通過します
この雪つきでジャンみたいにあの岩上を辿る道だったら完全に終わってましたよ
山頂へ登り詰める区間にある鎖もまだ出ていました
しかしここも地形的には吹き溜まりっぽいので、何れ埋まると思います
2024年11月24日 11:45撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 11:45
山頂へ登り詰める区間にある鎖もまだ出ていました
しかしここも地形的には吹き溜まりっぽいので、何れ埋まると思います
そして山頂が見えた!と思ったら、山頂標はあの最高所のトンガリ帽子ではなく、その手前の平場(赤矢印)のところでした(気付かずに通過しました)
2024年11月24日 11:46撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 11:46
そして山頂が見えた!と思ったら、山頂標はあの最高所のトンガリ帽子ではなく、その手前の平場(赤矢印)のところでした(気付かずに通過しました)
手前の平場にある山頂標に気付かず、最高所の岩場に到達
まだこの時点でそのことに気付かず、ここで山頂標を探していた私…(^^ゞ
2024年11月24日 11:56撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 11:56
手前の平場にある山頂標に気付かず、最高所の岩場に到達
まだこの時点でそのことに気付かず、ここで山頂標を探していた私…(^^ゞ
「この山は百高山なのに山頂標はナシ!?」と思ったら、何やらあの平場(赤矢印のところ)にそれらしきモノが見える…
2024年11月24日 11:56撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/24 11:56
「この山は百高山なのに山頂標はナシ!?」と思ったら、何やらあの平場(赤矢印のところ)にそれらしきモノが見える…
ハイ、ありましたね。あれが仙涯嶺の山頂標になります。全く気付かずに通過してました
これで百高山93座目の登頂、今回の百高山2座登頂のミッションは達成です
ちなみにもうあそこまで戻る気はしないので、ここからズームでパシャリ
2024年11月24日 11:59撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 11:59
ハイ、ありましたね。あれが仙涯嶺の山頂標になります。全く気付かずに通過してました
これで百高山93座目の登頂、今回の百高山2座登頂のミッションは達成です
ちなみにもうあそこまで戻る気はしないので、ここからズームでパシャリ
山頂標のある場所は通過しましたが、ここが仙涯嶺の最高所なのは間違いない訳ですから、ここが本当の山頂ですよ。その最高所からの眺めを楽しみます♪
まずは東から。伊那谷と遥か先には南アルプスの壮大な山並み
2024年11月24日 12:00撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 12:00
山頂標のある場所は通過しましたが、ここが仙涯嶺の最高所なのは間違いない訳ですから、ここが本当の山頂ですよ。その最高所からの眺めを楽しみます♪
まずは東から。伊那谷と遥か先には南アルプスの壮大な山並み
こちらは南方の風景。ひと休みしたら画面中央の越百山へ向かいます
この先は見た感じここまでのような際どい地形はなさそうだけど…
それにしても、東面(左)と西面(右)でこれだけ様相が違いました
2024年11月24日 12:00撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/24 12:00
こちらは南方の風景。ひと休みしたら画面中央の越百山へ向かいます
この先は見た感じここまでのような際どい地形はなさそうだけど…
それにしても、東面(左)と西面(右)でこれだけ様相が違いました
北には今辿ってきた稜線と先ほど気づいた山頂標のある平場
南駒ヶ岳はあの手前のピークで見えてないのかな?
2024年11月24日 12:02撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 12:02
北には今辿ってきた稜線と先ほど気づいた山頂標のある平場
南駒ヶ岳はあの手前のピークで見えてないのかな?
そしてナント、休憩中に南アオールスターズ出てきました!
左端の甲斐駒から右端の農鳥まで、横一線にズラリと一望!
2024年11月24日 12:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/24 12:07
そしてナント、休憩中に南アオールスターズ出てきました!
左端の甲斐駒から右端の農鳥まで、横一線にズラリと一望!
まずは左端に見える南アの貴公子・甲斐駒から。これは間違いないですね
右肩の摩利支天ですぐに分かりました。あちらも上部は雪化粧の模様(まさか花崗岩の白砂だけじゃないよね!?)
2024年11月24日 12:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/24 12:08
まずは左端に見える南アの貴公子・甲斐駒から。これは間違いないですね
右肩の摩利支天ですぐに分かりました。あちらも上部は雪化粧の模様(まさか花崗岩の白砂だけじゃないよね!?)
こちらは甲斐駒のお向いの山、南アの女王・仙丈ヶ岳
この方向から見るのは初めて。見慣れた女王さまもまた新鮮にみえる
2024年11月24日 12:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/24 12:08
こちらは甲斐駒のお向いの山、南アの女王・仙丈ヶ岳
この方向から見るのは初めて。見慣れた女王さまもまた新鮮にみえる
そして左の北岳と間ノ岳のコンビも。その間には雲隠れの中白根山
2024年11月24日 12:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
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そして左の北岳と間ノ岳のコンビも。その間には雲隠れの中白根山
愛しの北岳を拡大。11/4のバス最終日は雪なしだったけど、綺麗に雪化粧してますね
2024年11月24日 12:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/24 12:09
愛しの北岳を拡大。11/4のバス最終日は雪なしだったけど、綺麗に雪化粧してますね
こちらは位置と山容からして塩見だと思う
現地で「見えてるハズだ」と思って見つけられなかった富士山が右端に写っていた
2024年11月24日 12:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/24 12:10
こちらは位置と山容からして塩見だと思う
現地で「見えてるハズだ」と思って見つけられなかった富士山が右端に写っていた
さらに右(南)へ振ると南ア南部の巨峰群も
位置的には左から千枚〜荒川〜赤石あたりになるのかな
2024年11月24日 12:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/24 12:10
さらに右(南)へ振ると南ア南部の巨峰群も
位置的には左から千枚〜荒川〜赤石あたりになるのかな
横一線に連なる南アの山並みを眺めたら本日最後のピーク”越百山”へ向かいます
見た感じもう険しそうな箇所はなさそうだけど、ちょっと距離がありそうだ
2024年11月24日 12:15撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 12:15
横一線に連なる南アの山並みを眺めたら本日最後のピーク”越百山”へ向かいます
見た感じもう険しそうな箇所はなさそうだけど、ちょっと距離がありそうだ
なんか凄いのがあったので思わずパチリ。氷の芸術?
2024年11月24日 12:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/24 12:25
なんか凄いのがあったので思わずパチリ。氷の芸術?
キレキレのヤバい箇所はありませんが、この区間も基本的にはヤブ被りロード
登山道にせり出したハイマツを掻き分けながら進むことに変わりはありません…
2024年11月24日 12:27撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 12:27
キレキレのヤバい箇所はありませんが、この区間も基本的にはヤブ被りロード
登山道にせり出したハイマツを掻き分けながら進むことに変わりはありません…
越百山の山頂手前から辿ってきた道を振り返る。右に仙涯嶺、左奥に南駒ヶ岳
この絶景稜線ももうすぐお別れ。ヤブがウザかったけどイイ稜線だったと思う
2024年11月24日 13:05撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/24 13:05
越百山の山頂手前から辿ってきた道を振り返る。右に仙涯嶺、左奥に南駒ヶ岳
この絶景稜線ももうすぐお別れ。ヤブがウザかったけどイイ稜線だったと思う
そして本行程最後のピーク”越百山”に到着です
昨年は今回の逆回りでここまで登り、疲労困憊でここで引き返した
今回は南駒から回ってここまで無事到達。リベンジできて良かったと思う
2024年11月24日 13:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 13:21
そして本行程最後のピーク”越百山”に到着です
昨年は今回の逆回りでここまで登り、疲労困憊でここで引き返した
今回は南駒から回ってここまで無事到達。リベンジできて良かったと思う
ここの山頂標もエビの尻尾がビッシリ
今回はお天気に恵まれてベストな日に登れたことを実感
2024年11月24日 13:23撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/24 13:23
ここの山頂標もエビの尻尾がビッシリ
今回はお天気に恵まれてベストな日に登れたことを実感
こちらは南方の風景。この先の奥念丈岳などへ続く南の稜線もヤブ道とのこと
正直、もうヘトヘトなのでヤブはカンベンですよ…
2024年11月24日 13:22撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 13:22
こちらは南方の風景。この先の奥念丈岳などへ続く南の稜線もヤブ道とのこと
正直、もうヘトヘトなのでヤブはカンベンですよ…
西には越百小屋が見える(黄色矢印のところ)
これからあそこまで下って行きます
2024年11月24日 13:23撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 13:23
西には越百小屋が見える(黄色矢印のところ)
これからあそこまで下って行きます
山頂から40分ほど下って”越百小屋”到着
小屋は既に営業終了で冬期閉鎖中。左が冬期小屋として開放されていました
2024年11月24日 13:59撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 13:59
山頂から40分ほど下って”越百小屋”到着
小屋は既に営業終了で冬期閉鎖中。左が冬期小屋として開放されていました
小屋前から望む南駒ヶ岳。デッカくて迫力のある山だと思う
ついさっきまであの頂に立っていたのかと思うと感慨深いものがあるね
2024年11月24日 14:00撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/24 14:00
小屋前から望む南駒ヶ岳。デッカくて迫力のある山だと思う
ついさっきまであの頂に立っていたのかと思うと感慨深いものがあるね
小屋内はこんな感じ。ここは土間で中央の扉の向こうに畳の居間があります
2024年11月24日 14:18撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 14:18
小屋内はこんな感じ。ここは土間で中央の扉の向こうに畳の居間があります
休憩後、福栃平の登山口まで下って行きます。あれが今朝登った北沢尾根
こうして見るとやっぱり長大な尾根だったんだなぁと改めて実感
2024年11月24日 14:30撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 14:30
休憩後、福栃平の登山口まで下って行きます。あれが今朝登った北沢尾根
こうして見るとやっぱり長大な尾根だったんだなぁと改めて実感
小屋から黙々と下り、約1時間半ほどで福栃平の登山口に到着
今朝ここから左へ入り、ぐるっと一周して画面右から戻ってきました
これで登山道は全て終了。暗くなる前に林道まで戻れてひと安心
あとはこの林道を1時間ほど歩いて駐車スペースまで戻ります
2024年11月24日 16:05撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 16:05
小屋から黙々と下り、約1時間半ほどで福栃平の登山口に到着
今朝ここから左へ入り、ぐるっと一周して画面右から戻ってきました
これで登山道は全て終了。暗くなる前に林道まで戻れてひと安心
あとはこの林道を1時間ほど歩いて駐車スペースまで戻ります
福栃平の登山口から林道を黙々と歩いてゲートまで戻って来ました。まだ17時ですが既に陽は落ちていますね
で、昨年のレコを見返してみると、林道崩落工事の期間が”令和6年6月28日まで”となっていたがまだ通行止だった。いつになったらダム上の駐車場まで車で行けるようになるの?
2024年11月24日 17:02撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 17:02
福栃平の登山口から林道を黙々と歩いてゲートまで戻って来ました。まだ17時ですが既に陽は落ちていますね
で、昨年のレコを見返してみると、林道崩落工事の期間が”令和6年6月28日まで”となっていたがまだ通行止だった。いつになったらダム上の駐車場まで車で行けるようになるの?
そして今日も無事に帰還。今回は昨年のリベンジと百高山2座を踏めて大満足♪
藪と雪、そして高標高差で本当にキツかったけれど、その分大きな達成感を味わえました。久々にこれだけ歩いてクタクタですが、この歳でもまだ多少はやれることを実感できてよかったです
2024年11月24日 17:06撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/24 17:06
そして今日も無事に帰還。今回は昨年のリベンジと百高山2座を踏めて大満足♪
藪と雪、そして高標高差で本当にキツかったけれど、その分大きな達成感を味わえました。久々にこれだけ歩いてクタクタですが、この歳でもまだ多少はやれることを実感できてよかったです
夕食は中央道/諏訪湖SAで”牛肉温玉丼”と”牛肉そば”の二品を注文(二品で約1,700kcal)
炭水化物&牛肉&温玉の三種をダブルでいただきました!うま〜♪(^^)/
2024年11月24日 21:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/24 21:25
夕食は中央道/諏訪湖SAで”牛肉温玉丼”と”牛肉そば”の二品を注文(二品で約1,700kcal)
炭水化物&牛肉&温玉の三種をダブルでいただきました!うま〜♪(^^)/
撮影機器:

感想

 
今回は昨年のこの時期に越百山の山頂で敗退したコスモサーキットのリベンジへ。
中央アルプスで未踏だった南駒ヶ岳と仙涯嶺の百高山二座の登頂も合わせて達成すべく、昨年の逆回り(時計回り)で再挑戦してきました。

当日は予報通りの青空が広がり、風もなくこの時期としてはこの上ないほどの絶好のコンディション。
初冬の抜けるような青空の下、今シーズンの初雪を踏みしめながら歩く中ア南部の主稜線上からは、北アや南アなど主要な山域の景色を心ゆくまで楽しめました。まさに大絶景のオンパレードです。
北には木曽駒を始め、宝剣、三ノ沢岳などロープウェイでアクセスできる中アの北部のお馴染みの峰々。そこから手前にのびる熊沢岳・空木岳などのピークがある中ア主稜線。
西には雄大な御嶽山、北西には乗鞍、そのさらに先には北アのスター軍団・槍穂高連峰まで見えます。
そして東には伊那谷を見下ろし、その先には当初雲隠れで見えなかった南アの山並みも次第に雲が取れて見えてきました。
北端の甲斐駒から南部の荒川・赤石あたりまで横一線にズラリ勢ぞろい。その北から南へ連なる3000m級の長大な山並みは圧巻のひと言。
これらの素晴らしい景色を堪能できたことで、ここまでキツいながらも何とか登ってきたこと、そして一年越しのリベンジも含めて全てが報われたような気がしました。

今回は日帰りで距離20km超、累積標高2000m超、さらに積雪と想像以上の藪被りロードなど、久々に厳しめの条件を完歩して心底クタクタになりましたが、それでもキツかった分だけいつも以上の大きな達成感を味わうことができました。
目標だった百高山二座も踏むことができ、稜線上では初冬の大絶景を堪能し、そして昨年涙をのんだ敗退劇のリベンジも達成して無事に下山できた時は喜びもひとしお。まさに感無量でした。

歳を取るにつれて今回のような今の自分に厳しめの挑戦的な山行は中々出来なくなってきましたが、この手の山行は高いモチベーションの維持にもなるので、毎回とはいきませんが今後も良い機会とできる範囲を十分見定めた上で続けて行こうと思います。
 

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