本仁田山、川乗山、日向沢ノ峰、棒ノ折山(棒ノ嶺)、岩茸石山
- GPS
- 11:21
- 距離
- 32.7km
- 登り
- 3,150m
- 下り
- 3,219m
コースタイム
- 山行
- 10:07
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 11:08
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
数年前から始めた本格的な登山で今回の登山が一番怖く、反省点の多い登山になった。
最初は花折戸尾根。
点線ルートなので登山道が不明瞭なのは覚悟していたが、想像以上だった。
紅葉の時期もあり、ただでさえ分かりにくい登山道が、大量の落ち葉に覆われて、登山道が全く分からない場所が何ヵ所もあった。
登山道が分からないだけなら、基本的には稜線上を進んで行けば良いが、稜線にかなり横幅があり、かつ急登の場面で、非常に危ないことになった。稜線に幅があるとどこが登山道か良くわからず、登山道以外のルートに入った場合、途中で手がかりや足がかりもないルートになり、これ以上身動きが取れない状況になる。急登な上に、足元には大量の落ち葉が厚く堆積しているため、足元に力を入れるとズルズルと下がり落ちる。まるで表層雪崩れのように。こうなると今来たルートに戻るのも大変で、右手で山側にトレッキングポールを突き刺し、左手で谷側にトレッキングポールを突き刺して手がかりを確保しながら、元来たルートに慎重に戻ってやり直す。
正直、何回、滑落すると思ったか分からないくらい、とても怖い思いをした。
次に日向沢の峰から棒ノ折山までのルート。
ここも登山道が非常に不明瞭で、何度も登山道ではないルートに引き込まれた。
その度にヤマレコの登山道から外れていますよのお知らせの音声ガイダンスに助けられた。標識も殆ど無く、この区間は登山者とも誰一人すれ違わず、登山アプリが無ければ、確実に遭難していたと思う。
棒ノ折山から先の岩茸石山方面は今までとは全く状況が変わり、登山道は広く非常に明瞭になり、標識も頻繁に登場し、登山者ともすれ違い、安心感が全く違った。
最後は高水山の熊。
以前、高水山周辺で熊とニアミスした経験があり、自分の中では高水山と言えば熊。
その高水山の時点で既に日没後であり、辺りは真っ暗。花折戸尾根と、日向沢の峰から棒ノ折山までのルートで想定外に時間がかかってしまい、登山者の多い日没までに下山したかったが、真っ暗闇の中、ヘッデンでナイトハイクである。下山完了まで生きた心地がしなかった。
今回の反省点として
マイナールートに行くときは予備のスマホに登山アプリを入れて持参し、地図もダウンロードしておく。
自分は途中でスマホが電池切れになるので、モバイルバッテリーを持参しているが、モバイルバッテリーの故障に備えて予備のモバイルバッテリーの持参。
予備のヘッデン、予備の電池の持参。
マイナールートに行くときは不測の事態に備えて時間にゆとりを持った計画を立てる。
今回の反省を次回以降の登山に活かしたい。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する