記録ID: 754952
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ハイキング
近畿
波佐利山〜赤谷山(宍粟50名山)の県境尾根を歩く
2015年10月31日(土) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:55
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 806m
- 下り
- 804m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 7:52
距離 12.7km
登り 814m
下り 806m
10:49〜11:39 赤谷山で食事
天候 | 晴れときどき曇り(3〜10℃、風は少しあり) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・音水林道はR29から入ってしばらくすると未舗装になり、悪路が多くなる。普通乗用車での通行は大変です。4WDのほうがいいかも。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
標識のある正規の登山道は「波佐利山登山口〜波佐利山頂上まで」と、「戸倉スキー場分岐〜赤谷山頂上の間」だけで、大部分は標識の無いルートなので、一般向きではありません。地図、コンパスが必携。GPSもあったほうがよい。 [駐車地〜波佐利山登山口]→未舗装の音水林道(2.8km,50分) [波佐利山登山口〜波佐利山頂上]→標識のある正規の登山道 道は明瞭で、ところどころに目印のテープや標識があり、迷うことはない。 [波佐利山頂上〜写真23の地点]→県境尾根 波佐利山からP1166までは歩きやすい痩せ尾根が続く。P1166付近の尾根から下りるときルートミスをしやすいので注意する。詳しくは図2を参照して下さい。P1166を過ぎると腰以下の丈の笹がところどころにあるが、歩くのにそんなに支障はないが、写真23の手前の笹がある急な坂は登りにくかった。 [写真23の地点〜戸倉スキー場分岐]→県境尾根 尾根が広くなっていて迷いやすくなっているところもあるので地図、GPSでルートをよく確認して歩く。戸倉スキー場分岐手前の笹藪までにはところどころ笹があるが、歩くのに支障はない。戸倉スキー場分岐手前の濃い笹藪が最も歩きにくいが、濃い笹藪をうまく避ければ濃い笹藪の部分は数分で通過できる。詳しくは図3参照。濃い笹藪を通過すれば、笹藪の切り開きに到着する。歩きやすい笹藪の切り開きは戸倉スキー場分岐まで続いている。 [戸倉スキー場分岐〜赤谷山]→標識のある正規の登山道(往復) 道幅は広くほぼ真っ直ぐな県境尾根の登山道で、迷うことはない。 [戸倉スキー場分岐〜三角点峰宮中山への分岐]→県境尾根+下山尾根 三角点峰宮中山への分岐までは青色の国土調査の杭が続いているので、これを目印にする。ルートにはだいたい踏み後はあってわかりやすいところが多いが、笹がよく伸びてルートがややわかりにくいところもある。 [三角点峰宮中山への分岐〜P980+]→下山尾根 三角点峰宮中山への分岐からは明瞭な下山尾根の開始地点まで、南西の方向に約100mほど濃い笹藪が続く。この笹は根曲がり竹より細いのでトラバースしやすく、移動方向が変更しやすい。GPSで進行方向をよく見定めてすすめばさほど苦労なく通過できる。明瞭な下山尾根の開始地点からP980+までは尾根は笹も少なく歩きやすいが、迷いやすい枝尾根もあるので、尾根の分岐においてGPSで進行方向をよく見定めて進む。 [P980+〜駐車地]→尾根の激下り+沢の徒渉 P980+からの激下りの尾根にはうすいピンクのテープのマーキングが続いているので、これを追って下りてゆく。激下りの尾根の下部は特に傾斜が急で滑りやすいので注意して下りる。 |
その他周辺情報 | R29沿いに道の駅「はが」とその近くに「楓香莊(波賀温泉入浴料金600円)」がある。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|
感想
1.以前、波佐利山〜赤谷山間の県境尾根は2015.6.13と2015.6.20の2日に分けて鳥取県側から歩きましたが、今回は兵庫県側から1日で歩いてみました。少し時間がかかりましたが、なんとか歩けました。
2.今回初めて歩くルートは、国土調査測量切り開き〜P980+までの下山尾根でした。この下山尾根はほとんどが自然林で、紅葉も多くすばらしかった。心配していた「宮中山への分岐」からの藪漕ぎは笹が細くてトラバースしやすく、わりと楽に藪漕ぎができてよかった。また、P980+からの激下りも心配だったが、テープのマーキングに助けられました。(前回2014.5.25はこの尾根を登っていて、下るのは初めてだった。このときはテープのマーキングはなかった。)
3.今回も誰とも出会いませんでしたが、夜間走行中、1匹のアライグマ(?)と数頭の鹿に遭遇しました。
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コメント
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この尾根を歩いてから、もう四年も経ちますが今でも小雨の中をP1166からの藪に突っ込んだ時の事をよく覚えています。そしてその先の巨木・羊歯の原にガスがかかって神秘的な雰囲気は正に秘境を感じました。・・・いまではあんな条件の時に向かおうとは思いませんが・・・笑
山ボーイさん こんばんわ
当初は兵庫県側の今回のコースで波佐利山〜赤谷山の県境尾根を歩く予定でしたが、走破できる自信はなく、とりあえず、鳥取県側から2回に分けて歩いて県境尾根の様子を掴んでから、と考えました。その後、歩いたことのない下山尾根の様子がLoonさんのHPである程度わかったので、今回、兵庫県側のからのコースを歩いてみようと思い立ったわけです。だいたい計画通りの時間内で歩けてよかったです。やはり歩いたことのない下山尾根の笹藪を通過するのにどのくらいの時間がかかるのかが全く読めないので、下山尾根の笹藪のところが一番心配でした。幸いこの笹藪の笹は細かったので笹藪を約6分間程度の短時間で通過できて良かったです。
いつもながら人があまり踏み込まないコースを歩かれていますね。波佐利山から赤谷山の戸倉スキー場分岐までの県境尾根や宮中山への尾根は山の達人だけの領域ですね。いよいよ山ボーイさんの世界に入られていますね! 尾根から下山された駐車場へのルートは逆ルートで登りに使い、山品山への縦走に使われる方も居られるのでテープナビが残っていたのではないでしょうか?
日野さん こんばんわ
人があまり踏み込まないコースで、しかも初めてのコースを歩くときは心配することも多いですが、走破できるとある程度の達成感があって面白いです。私はまだまだ初心者でよくわかっていないことも多いです。今回のコースを歩けたのも先達の山行記録(yamayaさんやLoonさんの山行記録)などの貴重な情報のおかげです。日野さんのHPも非常に参考になります。今後もよろしくお願いします。
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