ホッケ山第一支稜からの葛川越下山
- GPS
- 06:27
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,474m
- 下り
- 1,474m
コースタイム
- 山行
- 6:06
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 6:27
天候 | 朝方は晴れていましたが、だんだんと曇り空に。北に行くにつれてだんだん天気が悪くなってきたようです(^^;)。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
葛川越えはそれなりに荒れてます。ただ、ある程度は踏まれているようです。第一支稜は荒れてはいませんが、あんまり踏まれていないようです。 |
写真
感想
先週見たホッケ山第一支稜のカッコ良さに、連投になりますが行ってみることにしました。しかし昨日が仕事で遅かったので、無理せず起きられる時間に出発します。今日は鈴鹿も見えて天気は良さそうです(^^)。
蓬莱駅を出発し、まずは小女郎峠への登山道に向かいます。その途中、東屋があるところから道を外れ、取り付きを探していきます。青空が広がって気持ちいいスタートになりそうです。獣害フェンスを2度越え、道が終わりそうなところから取り付くことにしました。
しかしいきなり道は行きたい方向ではないことが判明(^^;)。すぐ横の森に飛び込むのが予定ルートでした。入ってみるとふかふかで歩きやすい森でした。適当に登っていくと、なぜか道が出現しました。どこから伸びてきたのでしょう?行きたい方向に伸びているので、とりあえずこの道に乗っかることにします。
道はまだまだ伸びているようですが、途中から右側に伸びていく尾根が第一支稜の末端のようなので、道をそれて尾根に向かいます。中腹からの乗越になったので最初は激登りでしたが、稜線に着くと歩きやすくなりました。しかしあんまり踏まれていないような(^^;)。テープなどもありませんが、プラスチックの杭や人の手による切り株があるので辿っていきます。
途中からは地図通り急登になりました。とはいえ四駆になるほどではない傾斜です。ぐいぐい高度を上げていきますが、ほぼ尾根芯をまっすぐに登っていくのでふくらはぎが燃えてきます(^^;)。杉林の中なので、滑る落ち葉などはないので歩きにくくはありません。もっとも、眺望もありませんが。
急登が落ち着いたころ、今度は倒木の林に突入しました。登りが落ち着いたので一安心ですが、今度は違うルーファイをしなくては(^^;)。迷路のように倒木をよけつつ進むと、程なく倒木はなくなってまた尾根芯を進みます。一本道なのでとにかく進むのみ。途中、こちらも薄いですが踏み跡らしいものが右から合流してきました。小女郎峠登山道から来ているのでしょうか。もしかしたら作業道かもしれませんが。
だんだん明るくなると、気が付けば杉が自然林に変わってきました。シンボリックな岩を巻いて越えると、馬酔木の藪が出てきました。植生の変化からしてだいぶ終わりが近づいてきた感じがします。ブナ(?)が出てくると、先週望んだ第一支稜の終わりです。人の気配が聞こえてくると、ホッケ山の山頂に到着。支稜というより主稜のようでした(^^)。
天気がいいので先週より人が多そうです。蓬莱山に移動し、写真を撮ると打見山方面へ。夏場にテラスが用意されていた場所では工事が続いているようです。気になったので後ほどスタッフらしい人に聞いてみると、カフェテラスが作られているとのことでした。今は通年人に来てもらうために、ゲレンデよりもこういう施設に力を入れているとのこと。なるほど、白馬でもそういう傾向ですもんね。そういう時代なんでしょう。
補給をして、そのまま汁谷方面に下っていきます。今日は葛川越えから下る予定です。冬のために下見を兼ねて下山しておこうと思っておりました。一旦燃やした足での比良岳方面への登り返しは堪えますが、まあ険しい登りでもないのでゆっくり登ります。そこから葛川越まで降りていくと、今日の下山のスタートです。
気が付けば先週と同じく、蓬莱山から北側は天気がいまいちになっております。一度周りを見回して、ほかの登山者がいないことを確認してから下山を開始。やっぱりあんまり踏まれていないですね(^^;)。シダが道を隠して地面が見にくい。シダ?この季節に葉が枯れていないのに驚きでした。種類が違うのかな?
まずは九十九を下っていきます。よくよく見ればマーキングが結構あります。歩きにくいところもありますが、慎重に下れば大丈夫。一度大きく右に振って、左に戻ってくると、水が流れ出してきた流水部に沿って岩下りが始まっていきます。赤丸なんかを目印に進みます。
中州のようなところに大きくテープで印がつけられているところからは左に渡渉。ケルンがあります。前の冬に下りすぎてしまい、登り返して足が攣ってひどい目にあったので、今日は慎重にポイントを探りました(^^;)。無事左に渡ると道が登場します。順調に進めました。
また中州のようなところが登場すると、中ゆり道との合流部。気が付けば川もしっかり流れています。しばらくは川に沿って進みますが、今日もトラバース道への取り付きに失敗(^^;)。ロープ場の下に出てしまったので、そのまま水際まで一旦下って、道に登り返します。なんか、むしろこっちのほうが私にとって普通のルートになってしまいました。
最後は右岸沿いの道を外さずに進み、キャンプができそうな広場に到着すると、ここで脱渓です。トラバース道に入るとあとは3か所のロープ場を越えるのみ。1か所目は切れてなくなってます。ちょっと足元が不安な場所もありますが、落ち着いて行けば大丈夫。2番目は越えること自体は難しくありませんが、上に覗いている岩が落ちそうで気になります(^^;)。3番目は登山ロープ。足が滑らなければ大丈夫。
そして登山道に合流。あとは車道に出て、駅まで歩くのみ。2回ショートカットして駅への道を急ぎます。この湖西線の駅までの歩きがなかなか遠いんですよね(^^;)。先週よりも足がだいぶ楽な気が。雨の中ゆり尾根の下山は痺れたもんなぁ。駅が見えてきたと思ったら、ちょうどまきの(Symly)さんとk-longvalleyさんが改札に向かおうとされていたので声を掛けました。私も電車に間に合いそうだったので、急いでビールを仕入れてホームに向かいます。
そろそろ比良山系を離れてしまわれる季節になってきたので、ここでお会いできたのは良かった(^^)。なんと、srガイチさんも車で来られていたとお聞きしました。会いたかったな〜。私の下山がもう少し早ければ(^^;)。またのチャンスを期待しつつ。本日もありがとうございました!
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