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Yamareco

記録ID: 756047
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

大無間山 田代から鋸歯を越えて

2015年10月31日(土) ~ 2015年11月01日(日)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
27:33
距離
19.3km
登り
2,469m
下り
2,449m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:12
休憩
0:01
合計
3:13
距離 4.0km 登り 1,152m 下り 25m
11:45
57
12:42
12:43
134
14:57
1
14:58
宿泊地
2日目
山行
8:54
休憩
0:45
合計
9:39
距離 15.3km 登り 1,317m 下り 2,439m
5:28
32
宿泊地
6:00
6:01
27
6:28
13
6:41
61
7:42
7:43
13
7:56
7:57
25
8:22
8:23
71
9:34
9:48
47
10:35
31
11:06
14
11:20
53
12:13
12:17
13
12:30
12:31
22
12:53
12:58
20
13:18
13:34
61
14:35
25
15:00
15:01
6
15:07
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
てしゃまんくの里駐車場 トイレあり 10台程度
コース状況/
危険箇所等
駐車場から集落内を通過し諏訪神社の鳥居から登ると林道に出て。登山口の看板があります。少し登った所に登山ポストがあります。
ここからP4の小無間小屋まで1100mの急な登りです。
鋸歯はおよそ50m下り100m登りを繰り返します。P3の下りにロープのついた岩場があります。
P1の下りは崩落地が迫っていて縁を歩くのは危険です。
P1と小無間山の鞍部は両側が崩落したナイフブリッジになっています。
小無間山の急登を登り切ると後は緩やかな稜線歩きとなり距離は長いですが大無間山となります。
■危険箇所詳細 最新の地図では既に危険通行止めと書いてあるようです。崩落地のナイフブリッジはロープで確保してあるため戸隠山の蟻の戸渡りに比べて幅も広くそれほど怖くはありません。しかし、渡りはじめの部分は実は下が崩れて浮きかかってきていていつ崩落するがわかりません。
また、ナイフブリッジを渡り登った先の崩落地の縁を通過する所が一番崩れそうで危険だと感じました。登りでは左手側の斜面を木を掴んで登り迂回しましたが、下りでは通過してしまい肝を冷やしました。
その他周辺情報 田代温泉 井川オートキャンプ場 300円 12〜18時
バッジ : 個人製作品
バッジ : 南アルプス井川観光会館(茶臼岳、上河内岳、聖岳、横窪沢小屋)
てしゃまんくの里の駐車場からスタートです。
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てしゃまんくの里の駐車場からスタートです。
諏訪神社前の銘水の御諏訪さんのお井戸で水を汲んでから登ります。
諏訪神社前の銘水の御諏訪さんのお井戸で水を汲んでから登ります。
諏訪神社の鳥居をくぐっていきます。
諏訪神社の鳥居をくぐっていきます。
林道に登ったすぐに登山口があります。
林道に登ったすぐに登山口があります。
登山口から少しで登山ポストがあります。
登山口から少しで登山ポストがあります。
雷段の標高1085mはもう少し進んだ所です。
雷段の標高1085mはもう少し進んだ所です。
まだ紅葉が残っていました。
まだ紅葉が残っていました。
午後の日を浴びた紅葉です。
午後の日を浴びた紅葉です。
P4手前に大きな岩があります。
P4手前に大きな岩があります。
明るいP4の三角点です。
明るいP4の三角点です。
P4の三角点から大無間山の山頂が見えました。
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P4の三角点から大無間山の山頂が見えました。
小無間小屋です。先客は一名のみで結局二人だけでした。
小無間小屋です。先客は一名のみで結局二人だけでした。
空が白んできました。雲海が広がっています。
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空が白んできました。雲海が広がっています。
木の陰から富士山のシルエットが見えてきました。
木の陰から富士山のシルエットが見えてきました。
P3ピークです。明るくなりました。
P3ピークです。明るくなりました。
P2の奥に朝焼けに染まった小無間山からの稜線です。
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P2の奥に朝焼けに染まった小無間山からの稜線です。
P2ピークです。樹林帯です。
P2ピークです。樹林帯です。
P1ピークです。
核心部の崩落地が見えてきました。
核心部の崩落地が見えてきました。
崩落地の先に荒川岳が見えました。
崩落地の先に荒川岳が見えました。
雲海に浮かぶ富士山と天子山塊と七面山と白峰南嶺です。
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雲海に浮かぶ富士山と天子山塊と七面山と白峰南嶺です。
崩落地のナイフブリッジです。幅もあるしロープもあるので難しくはないです。
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崩落地のナイフブリッジです。幅もあるしロープもあるので難しくはないです。
崩落地の縁に人がいるのがわかりますか?すぐ下にはオーバーハングしている岩があります。かなり危険です。
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崩落地の縁に人がいるのがわかりますか?すぐ下にはオーバーハングしている岩があります。かなり危険です。
ナイフブリッジを渡り上から眺めると、ロープのついている木の表層の下は大分崩れて危険です。
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ナイフブリッジを渡り上から眺めると、ロープのついている木の表層の下は大分崩れて危険です。
崩落地の危険地帯を超え急斜面を登り切ると小無間山の山頂です。
崩落地の危険地帯を超え急斜面を登り切ると小無間山の山頂です。
唐松谷の頭の崩落縁から。
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唐松谷の頭の崩落縁から。
唐松谷の頭の崩落縁から大無間山ですが、倒木が邪魔です。
唐松谷の頭の崩落縁から大無間山ですが、倒木が邪魔です。
堂々とした大無間山です。
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堂々とした大無間山です。
中無間山では90度曲がります。支尾根に行かないようロープが張ってあります。
中無間山では90度曲がります。支尾根に行かないようロープが張ってあります。
ここで尾根をスイッチして大無間山の尾根にのっかります。
ここで尾根をスイッチして大無間山の尾根にのっかります。
富士山が良い感じで見えました。
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富士山が良い感じで見えました。
こちらは光岳です。こちらからはテカってないですね。
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こちらは光岳です。こちらからはテカってないですね。
茶臼岳、上河内岳の奥に兎岳、聖岳や赤石岳、荒川岳が見えます。
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茶臼岳、上河内岳の奥に兎岳、聖岳や赤石岳、荒川岳が見えます。
双耳峰の池口岳です。
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双耳峰の池口岳です。
南側の展望ですが同定不能。
南側の展望ですが同定不能。
到着しました大無間山の山頂です。
到着しました大無間山の山頂です。
大無間山の一等三角点と山頂看板です。
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大無間山の一等三角点と山頂看板です。
大無間山の山頂から少し戻った所にある三方峰との分岐です。
大無間山の山頂から少し戻った所にある三方峰との分岐です。
行きも気持ち良い稜線でしたが帰りも気持ち良い稜線です。
行きも気持ち良い稜線でしたが帰りも気持ち良い稜線です。
小無間山まで戻りました。
小無間山まで戻りました。
崩落地のロープの木はしっかりしています。
崩落地のロープの木はしっかりしています。
P1の上部も崩落しています。
P1の上部も崩落しています。
行きにちらっと見えて気になった看板。45モルトウィスキーでした。
行きにちらっと見えて気になった看板。45モルトウィスキーでした。
P3のロープがかかった岩場です。帰路ではP3の登り返しが一番きつかったです。
P3のロープがかかった岩場です。帰路ではP3の登り返しが一番きつかったです。
ようやく鋸歯を越えて小無間小屋が見えました。
ようやく鋸歯を越えて小無間小屋が見えました。
荷物を撤収して小無間小屋を後にします。6人位までは泊まれます。
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荷物を撤収して小無間小屋を後にします。6人位までは泊まれます。
P4から大無間山は雲に隠れてしまいました。
P4から大無間山は雲に隠れてしまいました。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ テントマット シェラフ ヘルメット

感想

南アルプス深南部の名峰、難関の大無間山に登りました。コースタイムが14時間のコースのなので朝早くから登りたいところですが、アクセスも大変なので小無間小屋一泊で崩落地のナイフブリッジでいつまで通行できるかわからないので意を決して計画しました。
一日目は、朝に川根温泉ホテルで朝風呂に入り近くのダムでダムカード収集し、南アルプス井川観光会館でまだ行っていない、聖や茶臼、上河内岳のバッジを購入して田代にあるしゃまんくの里の駐車場に車を停め昼前に出発しました。
小無間小屋までは南アルプスらしい急登で一気に標高差1100mを翌日に疲れを残さないようゆっくり登りましたが急坂でアキレス腱が伸び過ぎで少し痛くなりました。
この日の小無間小屋泊まりは二人だけで広々でそれほど寒くも無く快適に過ごせました。同宿した方にいろいろおすそ分けを頂きました。
翌朝は、暗いなか出発し、まだ元気なうちに鋸歯を通過し核心部の崩落地に到着。ナイフブリッジの部分が危険かと思っていましたが、他の部分がかなり危険でした。
小無間山まで登ったらあとは、これまでに比べて緩やかな稜線歩きで大無間山に到着しました。山頂手前で展望が広がり満足でした。
帰路はP3の登り返しでバテましたが最後の小無間小屋の登りをこなせばあとは、ひたすら下るのみ。
下山後は、駐車場からすぐ近くの井川オートキャンプ場で温泉に浸かって帰りました。

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コメント

大無間山お疲れさまでした。
既に通行止めのナイフリッジなんですね。
いつもながらレポートとても参考になりました。
大無間山・笊ヶ岳・黒法師岳と行きたくても行けてない山です。

なんと、今週は安倍奥に行ってたんですよ〜
梅ヶ島温泉⇒八紘嶺⇒大谷嶺⇒山伏⇒西日影沢
パソコンが壊れて古いノートパソコンを引っ張り出すもブラウザが古すぎてヤマレコアップできません・・・ アップデートしたら重くて動かないだろうし。。。

来週中には新しいパソコンになる予定です。
2015/11/5 18:42
Re: 大無間山お疲れさまでした。
パソコンは災難でしたね。山伏レポお待ちしてます。
大無間山のコースも今年限りかもと思い、思い切ってチャレンジしました。一泊でもなかなかハードでした。崩落地は通行止めにはなっていないものの、いつまで保つか分からない状態でした。
南アルプス南部の山はまだまだ行けてない所が多くあります。
2015/11/6 21:56
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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