簗谷山 〜紅葉の登山道と山スープ第3弾〜



- GPS
- 04:20
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 567m
- 下り
- 635m
コースタイム
天候 | 晴れ 午前中は快晴だが午後になると雲が増えてきた |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
≪登山道の状況≫ ・よく整備されている登山道で危険個所も無し。 ・木製の土留めが朽ちていてボルトがむき出しになっている箇所が多いので、足を引っかけないように注意のこと ・今の時期は登山道が落ち葉に覆い尽くされていて浮石が隠れていることがある。足元を確認し、スリップには注意のこと。 ≪危険動物情報≫ ・ヤマビル:遭遇せず ・ヘビ:遭遇せず ・クマ:遭遇しなかったが、クマが棲息している痕跡はたくさんあるので要注意。単独行はクマ鈴必携。 |
その他周辺情報 | ≪商店・自販機≫ ・登山口付近には商店・自販機等無し。事前に用意して来られたし。 ・国道41号〜国道256号〜県道86号で来られる場合、41号線の飛騨金山のサンクスが最終コンビニ。 ・登山口手前の金山の森すこやか広場にある自販機が最終自販機かと思われる。 ≪トイレ≫ ・登山口(汲み取り式・ペーパー無し・汚れている)、簗谷林道入り口(水洗・ペーパー無し・汚れている)にトイレ有。山中には無し。 ・金山の森すこやか広場の公衆トイレは綺麗で水洗・ペーパー完備。 ≪避難小屋≫ ・登山口から少し上ると東屋があり、登山の感想ノートがある。屋根はあるが吹きっさらしなので、休憩や退避は可能だが寝泊りすることは無理かと思われる。 |
写真
感想
高山のダケカンバ・ナナカマド帯の紅葉はすでに終わり、紅葉前線は亜高山のブナ・カラマツ帯に降りてきた今日この頃。
どこかブナの紅葉がきれいな森はご存じないか、登山用品店で聞いてみたところ…
「それなら簗谷山が一番お勧めです!」とこと
春に花を求めて訪れた山は紅葉も見事がとは…
燃え立つブナ紅葉を求めて、以前岐阜地方に住んでいた時の山仲間に同行してもらって出かけてきました。
遅いスタートでもあるので、今日は日当たりがよくブナ紅葉を楽しめそうなブナの木コースからスタート。
簗谷山は登山口から山頂まで一貫して自然林の中を行く山。
登山口付近はまだ木々は青葉ですが、登っていくにつれて森が色づいてゆき、登りの辛さを忘れてしまいます。
ブナの木コース、序盤は沢に沿って高度を上げてゆくコース。
小さな滝の水場から沢を離れ、九十九折れで尾根を登る急登が始まるので、ここからが頑張りどころ。
それでも、カーブを曲がるたびに鮮やかに紅葉する木々が迎えてくれる。
足元は落ち葉でふかふか。秋の散歩道はカサカサ落ち葉のメロディー。
紅葉した木の下で見上げると、黄葉のブナ・シロモジ、オレンジのホウノキ、赤はカエデ…空をバックにした紅葉がまるでステンドグラスのよう。
秋の簗谷山ブナの木コースは最高に気持ちいい道でした。
展望が開けて御嶽山が姿を現すと、頂上までもうひと頑張り。
2時間ほどで簗谷山山頂に到着しました。
ここでちょっと遅いランチタイム。
今日の山岳ガイド(今日の仲間は私に山を教えてくれた方々ですが…)のサプライズメニューは山スープ第3弾のスープ餃子でした。
ニラを入れすぎで少々青臭いスープになったのが残念でしたが、まずまず喜んで頂けたので、重い荷物を担いできた甲斐がありました (^^)
山頂からは白山方向こそ樹林に阻まれていますが、その他の方向は大パノラマが広がります。
北には川上岳、船山、位山。
北東側には北アルプスが見えるはずですが、今日は乗鞍のすそ野が見える程度。
東には御嶽山、中央アルプス、恵那山。
南西側に見えているのは、ちょっと判然としないですが高賀三山かな?
空気が澄んでいる時は伊吹山や能郷白山も見えるようです。
ランチタイムを済ませて、下山開始。帰りは南尾根コースへ。
好展望地の岳見岩には、時間が無くて寄れず残念でした。
南尾根コースも美しい紅葉に彩られる道。
稜線を離れてからも、沢筋に沿って紅葉の中へ飛び込んでいく感じで、こちらも歩くのが気持ちいい道でした。
簗谷山は全体的に南東側向き斜面なので、きれいな光線状態での山歩きのためには午前中が勝負ですね。
少し下ると小鹿の涙滝なる小さな滝。
付近の森が紅葉ピークを迎えており、ひときわ鮮やかでした。
そこから少し登り返すと、簗谷山の谷を見渡せるポイント。
紅葉に彩られた森、森からちょこんと顔を出す巨石は好展望地の岳見岩。
山全体が錦の紅葉とはいかないですが、それでも最後の輝きを見せている森は美しかったです。
1時間半ほどで無事下山。
今日も我々が最終下山者でしたが、仲間がいるのはやっぱり心強いものでした。
仲間と楽しく登って、紅葉でもおなか一杯になる楽しい一日でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する