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記録ID: 757350
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ハイキング
蔵王・面白山・船形山

桐ノ目山、オボコンベと太白山:仙台近郊の里の鋭峰を巡る

2015年11月03日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:59
距離
11.9km
登り
855m
下り
848m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:13
休憩
1:35
合計
6:48
距離 11.9km 登り 855m 下り 860m
8:00
115
オボコンベ登山口
9:55
10:05
31
10:36
14
10:50
11:05
65
12:10
12:15
0
オボコンベ登山口
12:15
12:50
0
車で移動
12:50
13:00
45
13:45
14:05
43
天候 曇時々晴れ一時にわか雨
過去天気図(気象庁) 2015年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
仙台市街から国道48号線、愛子から457号線に入り、秋保中前で左折、秋保小前で右折、457号線を進み、熊野神社先で右折して本砂金川沿いの林道に入る。最初舗装のち砂利道、分岐から約4km。駐車スペース10台程度。
457号線に戻り、二口街道を秋保温泉経由、国道286号線へ。東北道をくぐったら左折、人来田、太白の住宅地の中を北上し、東北道をくぐって、直ぐに太白山自然観察の森の駐車場がある。30台程度か。
コース状況/
危険箇所等
オボコンベへの登路は本砂金川支流の沢、水量は少ないが、足場注意、倒木が多いが、巻道も多い。本流を行き、沢分岐の中の尾根を登る。目印あり。桐ノ目山へは落葉が多いが明瞭、オボコンベからの最初の岩の下りは急、その後尾根上は良い道で明瞭だが、その後の林道跡の土は滑りやすい。最後の本砂金川を渡渉すると上流側に広い刈払いの道がある。
太白山は整備された歩道だが、八幡神社岳宮を過ぎると急登。
オボコンベ登山口駐車スペース
オボコンベ登山口駐車スペース
オボコンベ登山口は左へ下る。
オボコンベ登山口は左へ下る。
本砂金川を渡渉する。
3
本砂金川を渡渉する。
支流右岸を登る。
支流右岸を登る。
倒木が多い。
まだ紅葉がきれい。
4
まだ紅葉がきれい。
巻き道時々沢床を行く。
巻き道時々沢床を行く。
尾根への取り付き地点。
尾根への取り付き地点。
こっちの沢に行ってはいけない。
こっちの沢に行ってはいけない。
小尾根の急登から桐ノ目山。
2
小尾根の急登から桐ノ目山。
小尾根の急登からオボコンベ山。
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小尾根の急登からオボコンベ山。
傾斜が緩くなって鞍部へ。
傾斜が緩くなって鞍部へ。
桐ノ目山に向かう。落葉のプロムナード。
3
桐ノ目山に向かう。落葉のプロムナード。
緩い尾根から桐ノ目山といい感じの紅葉。
2
緩い尾根から桐ノ目山といい感じの紅葉。
桐ノ目山の紅葉。
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桐ノ目山の紅葉。
紅葉の中、岩が多くなって急登。
1
紅葉の中、岩が多くなって急登。
桐ノ目山山頂標識。
2
桐ノ目山山頂標識。
桐ノ目山山頂から。
3
桐ノ目山山頂から。
分岐点まで戻って、少し登るとオボコンベが見える。
分岐点まで戻って、少し登るとオボコンベが見える。
マンモス岩も右に見えてきた。
マンモス岩も右に見えてきた。
オボコンベ山とマンモス岩のツーショット。
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オボコンベ山とマンモス岩のツーショット。
マンモス岩は左から巻く。
マンモス岩は左から巻く。
マンモス岩の巻き道から。
3
マンモス岩の巻き道から。
マンモス岩の間から黄葉の山。
7
マンモス岩の間から黄葉の山。
オボコンベの登りからマンモス岩。
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オボコンベの登りからマンモス岩。
オボコンベの登りはこちら側からも急。
オボコンベの登りはこちら側からも急。
オボコンベ山山頂。
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オボコンベ山山頂。
オボコンベから桐ノ目山。ここから見ると鋭い。
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オボコンベから桐ノ目山。ここから見ると鋭い。
オボコンベ山山頂から海方面。真ん中左に小さく太白山が見える。
オボコンベ山山頂から海方面。真ん中左に小さく太白山が見える。
オボコンベ山山頂から三森山。
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オボコンベ山山頂から三森山。
オボコンベ山山頂からマンモス岩。
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オボコンベ山山頂からマンモス岩。
オボコンベ山頂からの下り。
2
オボコンベ山頂からの下り。
オボコンベ山を振り返る。
オボコンベ山を振り返る。
穏やかな道になる。
穏やかな道になる。
オボコンベ山を振り返る。
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オボコンベ山を振り返る。
本砂金川に出て、渡渉。今日は飛び石で容易に渡れた。
本砂金川に出て、渡渉。今日は飛び石で容易に渡れた。
駐車場まで戻って、晴れ間。
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駐車場まで戻って、晴れ間。
太白山自然観察の森の入口。
1
太白山自然観察の森の入口。
杉林の中、石畳の道。
杉林の中、石畳の道。
往路は「太白の道」を行く。
往路は「太白の道」を行く。
生出森八幡神社岳宮、震災で石垣や石段がやられている。
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生出森八幡神社岳宮、震災で石垣や石段がやられている。
神社からの急登。
神社からの急登。
岩が多くなってくる。
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岩が多くなってくる。
山頂までの最後の登り。
山頂までの最後の登り。
山頂の鳥居。
太白山山頂標識。
4
太白山山頂標識。
太白山山頂から泉ヶ岳、北泉ヶ岳。
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太白山山頂から泉ヶ岳、北泉ヶ岳。
蔵王は雲の中。
太白山山頂から南方面。
太白山山頂から南方面。
太白山山頂から長町、太平洋は良く見える。
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太白山山頂から長町、太平洋は良く見える。
山頂側から鳥居。
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山頂側から鳥居。
ずっと下って、八幡神社入口。
ずっと下って、八幡神社入口。
太白山の紅葉。
「みはらしの道」から太白山。
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「みはらしの道」から太白山。

感想

しばらく山に行っていないので、歩いてきたい。寒い日も多くなってきたが、雪がたっぷり積もる程ではないので、この時期の山の選択は難しい。今回はセオリー通り、低山の山歩き。前から気になっていた企画:オボコンベを初め、桐ノ目山、太白山と目立つ鋭峰を組み合わせて、巡ってみることにする。

11月3日は晴れの特異日と言われているが、東北の山ではそうではないようで、ここ3年冬型の気圧配置の影響で、毎年にわか雨程度の雨に会っている。今年はどうだろうか。あまり良いという天気ではない。朝、大東岳、蔵王も見えない。低山は晴れてくると予想したが、オボコンベの駐車スペースに着くと雨が降ってきた。少し待って、雨が止んだので出発。オボコンベ山は、分県ガイドで前から気になっていた岩峰である。駐車スペース傍の「おぼこんべ山登山口」の標識に従って、登山道に入ると直ぐに本砂金(もといさご)川に出て、水道橋?の下を反対側に渡り、直ぐに支沢が合流する。この沢を詰めていくことになる。最初は沢の右岸の山道を行くが、ふみ跡とテープを追って、左右に渡渉を繰り返す。水量は少なく沢底は安定している。ナメ状のきれいな所もある。でも、倒木が多くなり、巻き道も出てくる。ルートは基本南南西に、この沢の本流を進み、かなり上流の二股の間の尾根に登る印がある。登りはじめると、樹間の急登となるが、樹間から桐ノ目山の尖峰が見える。標高差150m程で、やや緩くなってから尾根の分岐点に出る。先ず尾根上を西へ桐ノ目山に向かう。尾根上の道ははっきりしている。途中で北方向に曲がり、尾根上を行く。歩き易い落葉の道で、紅葉が素晴らしい。この辺りの紅葉がこんなに良いとは思わなかった。山容から当然だが、最後は急登となって桐ノ目山山頂に着く。簡素な山頂標識があるが、樹々のために眺望は限られている。登ってきた道を鞍部まで戻り、今度はオボコンベに向かう。樹林帯の道をしばらく行くと、急に視界が開け、オボコンベが見えてくる。さらにマンモス岩とオボコンベのツーショットが登場する。こちら側はマンモス岩の裏になるのかな。岩の左を巻くと正面、マンモスの鼻の位置になる。どうやってこんな侵食が起こったのだろう。道はオボコンベ山頂への潅木の中の最後の急登となり、山頂に到着する。山頂は狭いが。残念ながら山頂では小雨、眺望は近くの桐ノ目山、三方倉山と大東岳程度、蔵王や面白山方面は上の方が雲の中である。山頂の裏から鎖場のある急な岩稜の下りとなる。後ろ向きで下る所もあるが左程危険ではない。急な下りが一段落すると樹間ののんびりした道となる。尾根の途中で大きく右に曲がるが、その後、ちょっとだけ開けた林道跡に出る。ほとんど廃道の林道を下って行くと、本砂金川に出る。ここを渡渉し、左岸を上流に向かって少し行くと、広い刈払いの道があり、進むと林道に出る。左に少しで駐車スペースへ着く。

さて、次は太白山にも行ってみよう。太白山は東北道でも、茂庭の県道31号からでも、とにかくポコッと目立つ山である。東北道の下をくぐった右の自然観察の森駐車場(13時前で余裕有り)から石畳の道を自然観察センターに向かい、その先で、「太白の道」に入る。遊歩道は緩やかな林の尾根を進み、その後周辺はスギの林となって、トラバースとなる。右に八幡神社への近道を登る。登って行くと神社の神楽殿に出る。生出森八幡神社岳宮(おいでもりはちまんじんじゃ、たけみや)が石垣の上に見える。神社の所から最初はトラバース気味に、廻って、徐々に急になり、道は石がごろごろしている急登となる。鎖場などもあるが、長くはなく太白山山頂に着く。山頂からは木がやや邪魔になるが、今日は泉ヶ岳、北泉は見えた。蔵王方面は雲の中だ。風も強くなってきた。街は西多賀から太平洋まで見える。帰りは神社まで戻り、今度は神社参道を下ってから「みはらしの道」を通って、駐車場まで下山した。

今日出会った人は、オボコンベ山で、3グループ20人程度、太白山でも案外少なく20名程度だった。今日は奥羽脊梁の山は雲の中だったので、低山は良い選択だったかも。

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コメント

行きたかった山、コース
 kyenさん、こんばんは。
 オボコンベ。仙台時代、行きたかった低山の筆頭でした。しかも、行くなら桐ノ目山とセットでと、正にこのコース 。ただ、車 がないと行けないんですよね〜
 返す刀で太白山。合わせ技で、一本、じゃなくよい一日コースですネ
 太白山の方は、懐かしいです。9月の青森行の時も、東北道通過しながら、太白山のモッコリを見てましたよ〜
 仕事では時々宮城にも赴くのですが・・・・、船形、とうとう今年も行けませんでしたカネ。
 これから白さを増してくる宮城の山々、今はそうそう行けなくなってしましましたが、kyenさんのレコ愉しみにしています。
2015/11/3 23:43
Re: 行きたかった山、コース
odaxさん、こんばんは。
桐ノ目山は実は最近、オボコンベのレコで知りました。隠れた鋭峰です。眺望はよくないけど、紅葉もきれいな良い山でした。秋保周辺はモコっとした山が多いです。でも、七つ森もそうか。
懸案の船形山ですね。山頂からの山形側の山の重なりが好きです。来年、是非いらして下さい。
2015/11/4 0:13
こんばんわ。
kyenさんにしては、一見すると意外なセレクトでしたね。3日は体調不良もあり子供と広瀬川散策に留めたのですが、ときどき風が結構強かったので、山は荒れ模様かなと思っておりました。そこで低山という選択が、読みの利くkyenさんらしいと云えばそうなのですが。

オボコンベは私も未踏ですが、かなりクセがあるみたいで、ちょっと躊躇してました。が、kyenさんの詳細なレコが出ましたので、安心して行けそうです(ヽ゜ω゜)ノ
2015/11/4 20:08
Re: こんばんわ。
derakkumaさん、こんばんは。

もっと予想外の動きをすると思ってましたか?そうそうないですよ。昨年も11月3日は微妙な天気だったので、七つ森でした。

今回のテーマは里山の尖峰でした。オボコンベは前から注目していました。私は情報は集める方ですが、行ってみると意外な発見もありますよね。
2015/11/4 21:45
プロフィール画像
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