荒山・鍋割山（予期せぬ雪景色の山歩きでした…）

2024年12月09日(月) [日帰り]

• GPS: 05:46
• 距離: 10.0km
• 登り: 773m
• 下り: 775m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:23
• 休憩: 0:23
• 合計: 5:46

距離 10.0km 登り 773m 下り 775m

7:46 姫百合駐車場
7:53 7:54 赤城 栗太郎
10:02 荒山
10:18 10:21 ひさし岩
10:31 南尾根の東屋
11:01 11:08 東屋
11:16 11:22 荒山高原
11:44 火起山
11:47 竃山
12:08 12:13 鍋割山
12:35 竃山
12:39 火起山
12:53 12:54 荒山高原
13:28 赤城 栗太郎
13:32 ゴール地点

姫百合駐車場（07：45）===展望の広場（09：00）===荒山（10：00〜10：05）===上の避難小屋（10：30）===棚上十字路（11：05）===荒山高原（11：20）===鍋割山（12：10〜12：15）===荒山高原（12：55）===姫百合駐車場（13：35）

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

1、前橋市内から県道4号線（赤城県道）を走って赤城山に向かいます。
2、山麓にある赤城国際CCの入口を通過しさらに走ると姫百合駐車場に到着します。
3、標高800m辺りから県道4号線に雪が残っており、姫百合駐車場手前の売店辺りから凍結路面になりました。
4、この時期に赤城山に登る時はスタッドレスタイヤなど車の滑り止めが必要です。
5、カーナビのマップコード：261 363 766
6、駐車場の水洗トイレが使えます。

コース状況／危険箇所等

1、駐車場や登山口にポストはありません。
2、登山道は良く歩かれており、標識もあって道迷いはありません。
3、登山道の積雪は3�冂�だったためツボ足で歩きました。（念のためチェーンスパイクは持ちました…）
4、一部に急斜面や岩場混じりの登山道もありますが特に危険な個所はありません。
5、この日は快晴で富士山や八ヶ岳・南アルプスが良く見えましたが、北西方向の谷川連峰や草津方面などは雪雲に覆われていました。
6、荒山の山頂周辺では綺麗な霧氷が見られました。
7、こちらでYouTubeのスライドショーをご覧いただけます。
　　https://youtu.be/wDF9eCCdVyA

その他周辺情報

１、道の駅「ふじみ」（富士見温泉見晴らしの湯）
　　https://www.maebashi-cvb.com/spot/3002
　　https://peraichi.com/landing_pages/view/fujimionsen
２、道の駅まえばし赤城（まえばし赤城の湯）
　　https://maebashi-akagi.jp/
３、道の駅　赤城の恵（あいのやまの湯）
　　https://www.maebashi-cvb.com/spot/3003
　　https://ainoyamanoyu.jp/

写真

前橋市内を抜けるのが通勤時間帯前だったため、ほぼ予定通りの時間で姫百合駐車場に到着しましたが、駐車場は凍結状態で真っ白になっていました。

秋山用の装備を準備していたため、防寒装備などを追加して対応することとし、予定より15分遅れで登山口から歩き始めます。

登山道の雪は3�冂�でしたが季節風が冷たく、手袋（無雪期用）を重ねても指先が凍えました。

駐車場から25分程でふれあいの十字路を通過しました。（正面は火起山の稜線…）

ふれあいの十字路を左折すると急斜面の尾根を登って展望広場に向かいます。

十字路から100m程登ると右手に進んでトラバース気味に斜上して進みます。

駐車場から85分程で展望広場に到着しました。

展望広場からは左手に進んで荒山の山頂に向かいます。

展望の広場から20分程登ると樹林帯が切れて眺望が広がりました。

鍋割山の左手には前橋市街地から首都圏方面まで広大な関東平野が広がります。

西側に見える榛名山の先に真っ白な浅間連峰の山々が見えました。

鍋割山の先に八ヶ岳の山々が並びます。（権現岳〜赤岳〜横岳〜硫黄岳〜天狗岳）

南西方向の御座山の背後に南アルプスの山々が見えました。（農鳥岳〜薬師岳〜間ノ岳〜北岳〜甲斐駒ヶ岳〜仙丈ヶ岳）

南側から南西寄りに富士山が良く見えました。（左手前中央に北秩父の城峯山）

南東方向に見える利根川の流れの先にスカイツリーが見えました。（背後に東京湾が光る…）

展望ヶ所を通過して少し進むと霧氷が輝く荒山が見えました。

登山道周辺の樹林帯でも綺麗な霧氷が輝きます。

さらに登山道を進んで山頂に向かいます。

強風で霧氷が落ち始めたようですが青空に映える霧氷は見事な物でした。

赤城山の霧氷と言えば黒檜山が有名ですが荒山の霧氷も捨てたものではありません。

駐車場から2時間15分で荒山山頂に到着しました。

荒山山頂で一休みして水分補給をすると南側に下ってひさし岩に向かいます。

山頂からひさし岩に下ると地蔵岳が見えますが、黒檜山などは雪雲に覆われていました。

東南東方向に100名山の筑波山が見えており、右隣りに先日登った宝篋山が見えました。

東京方面を眺めてみると霞を増したスカイツリーが見えていました。

ひさし岩からさらに下ると山頂から25分程で上の避難小屋が見えてきます。

上の避難小屋を通過すると雪が融け始めた登山道を下って棚上十字路に向かいます。

上の避難小屋から30分程で棚上十字路に下ると一休みして行動食を摂りました。

棚上十字路から10分程で荒山高原を通過します。（荒山の山頂に霧氷…）

荒山高原から登り返して鍋割山に向かいます。（下山することも考えましたが…）

稜線に上がると谷川連峰が見えましたが、雪雲がかかって山容が分りません。

火起山に登ると荒山と地蔵岳が見えますが、左奥の黒檜山は雪雲に覆われています。

さらに進んで竈山に到着すると榛名山の背後に浅間山が良く見えました。

すぐ先に見える鍋割山の先の八ヶ岳連峰が白く霞んでいます。

西北西方向の十二ヶ岳の左奥に草津白根山、右奥に岩菅山辺りが見えていました。

荒山高原から50分、荒山から2時間程で鍋割山に到着しました。

鍋割山山頂からは南側を中心に見事な眺望が広がります。

この日は最後まで雲一つない富士山が見えていました。

南アルプス方面も最後まで雲一つない稜線が見えました。

東京方面の景色も同様で最後までスカイツリーや都心のビル群が見えていました。

鍋割山山頂で一休みすると引き返すことにし、竈山に戻って山頂に別れを告げました。

主峰・黒檜山方面の景色も相変わらずで、下る時まで雪雲に包まれた景色でした。

鍋割山山頂から40分程で荒山高原を通過します。

荒山高原から15分程で荒山風穴で、温度計は”0℃”を指していました。

さらに5分程下って岩場を通過すると駐車場まで残り25分程になりました。

装備

個人装備

冬用ジャケット 長袖シャツ 網シャツ アームカバー ズボン 靴下 グローブ（２枚） 着替 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 非常食 飲料 レジャーシート 地図 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 スマホ ココヘリ ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

himazin

　本格的な寒波で各地から雪の便りが届いていますが、暖かい日が続いて雪山歩きの気分にならないため、近くの赤城山で冬枯れの景色を眺めることにしました。
　この日、家を出た時の赤城山は雪雲が流れていましたが、中腹の鍋割山は少し白くなった山頂が見えており、特に問題もなく歩けるものと思っていました。
　しかし、赤城県道を姫百合駐車場近くまで登ってくると、道路が凍結して周囲の樹林帯が白くなっており、防風・防寒装備を追加して歩くこととなりました。
　予期せぬ雪山歩きになって初めのうちは気持ちも今一つでしたが、荒山の展望ヶ所から見事な景色が見えた頃から何時もの通りの気分となり、山頂周辺で荒山初の霧氷が見られた時は、駐車場で引き返すことなく登って良かったと思っていました。