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Yamareco

記録ID: 7586505
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬

北野谷〜天神谷東尾根〜天神谷〜堂徳山〜市章山・錨山〜ビーナスブリッジ

2024年12月11日(水) [日帰り]
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rxk00250 その他1人
GPS
--:--
距離
9.8km
登り
638m
下り
642m

コースタイム

日帰り
山行
5:18
休憩
1:06
合計
6:24
8:36
23
JR「三ノ宮」駅
8:59
9:15
1
JR「新神戸」駅
9:16
9:17
4
北野背山散策路(北野道)入口
9:21
12
合の谷 分岐
9:33
9:34
12
北野谷への石垣 分岐
9:46
33
桜谷第二堰堤(北野谷)
10:19
10:20
12
桜谷堰堤(北野谷)
10:32
3
右岸側の崩落地点(北野谷)
10:35
4
谷筋2分岐(北野谷)
10:39
24
桜谷川右1号堰堤(北野谷)
11:03
9
左俣谷筋上り詰め地点(北野谷)
11:12
11:14
6
天神谷東尾根ルート 合流
11:20
25
二本松・北野町2分岐(天神谷東尾根)
11:45
11:47
0
天神谷・天神谷東尾根2分岐
11:47
2
天神谷 入口
11:49
12:03
13
堂徳山国有林第1号コンクリート谷止(送水トンネル敷標識)
12:16
10
天神谷川第一堰堤(天神谷)
12:26
12:30
13
天神谷川第二堰堤(11番目の堰堤)(天神谷)
12:43
12:47
13
天神谷堰堤(12番目の堰堤)(天神谷)
13:00
13:01
4
堰堤(13番目の堰堤)(天神谷)
13:05
13:06
14
堰堤(14番目の堰堤)(天神谷)
13:20
7
谷筋上り詰め地点(天神谷)
13:27
13:29
7
城山道 合流(堂徳山分岐道標)
13:36
6
堂徳山(山頂・三等三角点)
13:42
13:43
0
追谷東尾根 下り口
13:43
8
神戸・箕谷線カーブ癸横
13:51
13:56
5
市章山 (山頂)
14:01
14:06
14
錨山 (山頂)
14:20
14:25
6
ビーナスブリッジ
14:31
14:32
28
金星台(諏訪山公園)
15:00
阪急「神戸三宮」駅
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2024年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
(行き)JR三ノ宮駅から徒歩で北野背山散策路の新神戸駅側上り口へ
(帰り)諏訪山公園から徒歩で北野町経由で阪急三宮駅へ
コース状況/
危険箇所等
「北野背山散策路(北野道)」について
良く整備されていてアップダウンも少ない一般向けの散策道。地元の外国人の方々なども毎日の散策に利用されているもよう。

「北野谷」について
相変わらずの荒れ具合で、かなり厳しい状況のまま変わりない。
<2020年10月16日遡行時の記録はコチラ>
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2650416.html
<2018年12月6日遡行時の記録はコチラ>(詳細な記録)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1671605.html

枯れ谷の様相で水はなし。谷の入り口あたりから既に荒れ気味で、谷全体が相当荒れた状態と言って良い。大きな斜面崩落やそれらに伴う多数の倒木あり。通行に大きな支障が生じている箇所もあって、遡行には相当な苦労があるので、冒険好き以外にはお薦めしない谷であることに変わりない。人が殆ど入らない谷なので人馴れしていない臆病な猪に遭遇する確率が高い。初心者や高齢者にはかなり厳しくて危険を伴う。この谷を何の苦も無く楽に遡行できるのであれば、六甲山系の他のどの谷でも歩けるのではないだろうか。
重要な分岐点(左俣と右俣に分かれる)である2分岐地点直前の小堰堤の前には行く手を阻む倒木があり、以前は中央突破が不可だった難所だが、今は倒木の隙間から中央突破ができるようになっていたのは朗報。
左俣へ入って「桜谷川右1号堰堤」を必死で越えた先は、ひたすら谷筋の急斜面を遡行するが、岩や巨石がごろごろしているうえに枯れ枝や枯れ葉が堆積していて、足の置き場に苦労したり、踏み込んでも踏ん張れない状態でかなり歩きづらくかつ危ない。それとともに谷筋が高度を上げるために斜度が相当きつくなっており、足腰へのダメージが徐々に蓄積していき疲労もピークになりがち。「天神谷東尾根ルート」の上部地点に合流するための最後の登りがまたキツイので、そのための脚力を残しておかなくてはいけない。

「天神谷」について
相変わらずの荒れ具合で、大きく変わった点は見られない。
<2020年10月16日遡行時の記録はコチラ>
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2650416.html
<2018年12月13日遡行時の記録はコチラ>(詳細な記録)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1676562.html

「北野谷」と似ており枯れ谷の様相で水はなし。こちらの谷は北野谷ほどは荒れている印象はなし。ところどころで倒木や岩石はあるものの、通行を阻止されてしまうほどの状態の箇所はないというのが全体の印象。猪は見かけない。
但し、要所要所に付けられた細い虎ロープがなければ先に進むのが不可能な堰堤越えの箇所が多いので、遡行に厳しさがあるのは否めない。体幹がしっかりしていることが大前提で、さらに自重を支えて上へ動かすための腕力、脚力、バランス力が必須。初心者や高齢者には厳しくて危険を伴う。
特に11〜12番目の堰堤を越えるための左岸の急斜面は、相変わらず勾配がきつくて滑りやすく、なかなか厳しいものがある。11番目の堰堤の急斜面は安定した足場も皆無で特に厳しい最大の難所。さらに、11番目を越えたすぐの上流河原に大木の倒木の山が行く手を阻んでおり、木の幹の下のわずかな隙間を這うように進まないと抜けられない(あるいは右岸側の斜面を無理矢理に巻く他ないが降りる際が危険)。この11番目の堰堤がしんどすぎるので、ここを経験するとそれ以降(12〜14番目)の堰堤越えはマシに感じる。
この天神谷は、紅葉の季節はモミジなどの素晴らしい紅葉が見られる貴重な谷だ。超穴場という感じ。普段あまり人が訪れない谷だが、もし行くのであれば紅葉の季節がお薦めだ。
新神戸駅のすぐ北にある「北野背山散策路」に入り、いくつかの分岐点を素通りして散策路の3分の1ぐらい歩いたら、この石垣のある分岐点に来る
2024年12月11日 09:33撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
3
12/11 9:33
新神戸駅のすぐ北にある「北野背山散策路」に入り、いくつかの分岐点を素通りして散策路の3分の1ぐらい歩いたら、この石垣のある分岐点に来る
その石垣のところから北へ曲がって「北野谷」へと入っていく。入口からいきなり荒れていそうな感じが漂う景観が広がっている
2024年12月11日 09:34撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/11 9:34
その石垣のところから北へ曲がって「北野谷」へと入っていく。入口からいきなり荒れていそうな感じが漂う景観が広がっている
谷へ入ってすぐの岩の段差を越え、埋もれた小堰堤が続くところに、いきなりのこんな倒木が行く手を阻む。隙間をぬうように避けて進む
2024年12月11日 09:38撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/11 9:38
谷へ入ってすぐの岩の段差を越え、埋もれた小堰堤が続くところに、いきなりのこんな倒木が行く手を阻む。隙間をぬうように避けて進む
最初の難所「桜谷第二堰堤」。谷筋の進路が倒木で塞がれていてそのままは進みづらいので、左手前にある貯水槽のようなコンクリ建造物の基礎の左側の斜面を登って回り込むように進む
2024年12月11日 09:46撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/11 9:46
最初の難所「桜谷第二堰堤」。谷筋の進路が倒木で塞がれていてそのままは進みづらいので、左手前にある貯水槽のようなコンクリ建造物の基礎の左側の斜面を登って回り込むように進む
「桜谷第二堰堤」のすぐ左手(右岸側)の斜面に虎ロープがあるので、これに全面的に頼りつつ、足場の緩い急斜面を必死に登っていく
2024年12月11日 09:53撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/11 9:53
「桜谷第二堰堤」のすぐ左手(右岸側)の斜面に虎ロープがあるので、これに全面的に頼りつつ、足場の緩い急斜面を必死に登っていく
「桜谷第二堰堤」を越えて河原に降り立つと、目の前にこんな大きな倒木の塊が進路をふさぐ。途方に暮れるが、倒木の左下の僅かな隙間に潜り込むように身体全体を入れて、ほふく前進のように進んで向こう側へ抜ける
2024年12月11日 09:59撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/11 9:59
「桜谷第二堰堤」を越えて河原に降り立つと、目の前にこんな大きな倒木の塊が進路をふさぐ。途方に暮れるが、倒木の左下の僅かな隙間に潜り込むように身体全体を入れて、ほふく前進のように進んで向こう側へ抜ける
その倒木の塊の隙間を這うように抜けて、振り返って反対側から見てみるとこんな感じ。写真中央やや左に、今必死で抜けてきた隙間が見えている。今はこの場所が一番の難所になってしまった
2024年12月11日 10:10撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/11 10:10
その倒木の塊の隙間を這うように抜けて、振り返って反対側から見てみるとこんな感じ。写真中央やや左に、今必死で抜けてきた隙間が見えている。今はこの場所が一番の難所になってしまった
倒木がある谷筋を忠実に遡行する
2024年12月11日 10:14撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/11 10:14
倒木がある谷筋を忠実に遡行する
倒木がある谷筋を忠実に遡行する
2024年12月11日 10:15撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/11 10:15
倒木がある谷筋を忠実に遡行する
「桜谷堰堤」が見えてきた。堰堤に最接近して直前迄進んでも、左右には足掛かりも何もない超急斜面なので、そのままでは先へ行けない
2024年12月11日 10:19撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/11 10:19
「桜谷堰堤」が見えてきた。堰堤に最接近して直前迄進んでも、左右には足掛かりも何もない超急斜面なので、そのままでは先へ行けない
「桜谷堰堤」の手前の左手に支谷のように見えるところがあり、そこに虎ロープが長く下がっているので、そのロープを伝って急斜面を無理矢理に巻いて進む。けっこう危なっかしい
2024年12月11日 10:20撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/11 10:20
「桜谷堰堤」の手前の左手に支谷のように見えるところがあり、そこに虎ロープが長く下がっているので、そのロープを伝って急斜面を無理矢理に巻いて進む。けっこう危なっかしい
堰堤上から河原へ下りるのだが、倒木の幹が邪魔になっている。虎ロープが括り付けてあるので、これを全面的に信頼して後ろ向きに慎重に下っていく。ロープがなかったら厳しい
2024年12月11日 10:27撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/11 10:27
堰堤上から河原へ下りるのだが、倒木の幹が邪魔になっている。虎ロープが括り付けてあるので、これを全面的に信頼して後ろ向きに慎重に下っていく。ロープがなかったら厳しい
谷筋にまたも倒木の洗礼。右岸斜面が大きく崩落し、その影響で多数の倒木が谷筋を埋めてしまっている状態。通行不可だった以前に比べると、そのまま進めそうな感じがあるが・・・
2024年12月11日 10:32撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/11 10:32
谷筋にまたも倒木の洗礼。右岸斜面が大きく崩落し、その影響で多数の倒木が谷筋を埋めてしまっている状態。通行不可だった以前に比べると、そのまま進めそうな感じがあるが・・・
谷筋の中央からその倒木の山に近づいてみると、左側に弓なりになった木があって、都合の良い空間ができていたので、今回はこの場所を楽に通過することが出来た。月日が経つと谷の状況も変化するもんだなあ
2024年12月11日 10:32撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/11 10:32
谷筋の中央からその倒木の山に近づいてみると、左側に弓なりになった木があって、都合の良い空間ができていたので、今回はこの場所を楽に通過することが出来た。月日が経つと谷の状況も変化するもんだなあ
最重要ポイントとも言える「2分岐」地点。倒木が酷すぎて、うっかりするとここが大切な2分岐とは見えないので要注意。ここは左俣を進むのだが、右俣へ行ってしまうと城山へ向かいそうだ
2024年12月11日 10:35撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/11 10:35
最重要ポイントとも言える「2分岐」地点。倒木が酷すぎて、うっかりするとここが大切な2分岐とは見えないので要注意。ここは左俣を進むのだが、右俣へ行ってしまうと城山へ向かいそうだ
「2分岐」では左俣を進むのだが、ここでも倒木と岩石が行く手を阻む。中央に小さな赤リボン
2024年12月11日 10:35撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/11 10:35
「2分岐」では左俣を進むのだが、ここでも倒木と岩石が行く手を阻む。中央に小さな赤リボン
左俣には赤リボン、白テープ、虎ロープ、木の幹に青いマーキングなどが随所にあり、こちらが「北野谷」正規ルートである証だ。奥に見えているのが「桜谷川右1号堰堤」
2024年12月11日 10:38撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/11 10:38
左俣には赤リボン、白テープ、虎ロープ、木の幹に青いマーキングなどが随所にあり、こちらが「北野谷」正規ルートである証だ。奥に見えているのが「桜谷川右1号堰堤」
「桜谷川右1号堰堤」を巻いて越えたら、斜めに進んで河原へ降りて、谷筋を忠実に遡行していく
2024年12月11日 10:45撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/11 10:45
「桜谷川右1号堰堤」を巻いて越えたら、斜めに進んで河原へ降りて、谷筋を忠実に遡行していく
荒れた谷筋の斜面を延々登り続ける。ごろごろした岩石、倒木、枯れ枝、落ち葉の堆積、などで足元が不安定なのですごく疲れる
2024年12月11日 10:49撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/11 10:49
荒れた谷筋の斜面を延々登り続ける。ごろごろした岩石、倒木、枯れ枝、落ち葉の堆積、などで足元が不安定なのですごく疲れる
荒れた谷筋の斜面を延々登り続ける。見た目以上のかなりの斜度が延々と続くので足腰にはきつい
2024年12月11日 10:51撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/11 10:51
荒れた谷筋の斜面を延々登り続ける。見た目以上のかなりの斜度が延々と続くので足腰にはきつい
荒れた谷筋の斜面を延々登り続ける。直進できそうにない箇所は右手の山裾の斜面にいったん上がってまた谷へ降りる、の繰り返し
2024年12月11日 10:52撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/11 10:52
荒れた谷筋の斜面を延々登り続ける。直進できそうにない箇所は右手の山裾の斜面にいったん上がってまた谷へ降りる、の繰り返し
荒れた谷筋の斜面を延々登り続ける。木の幹に青いマーキングがあるが、それを辿っていけば進路を見失うことはなさそう
2024年12月11日 10:59撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/11 10:59
荒れた谷筋の斜面を延々登り続ける。木の幹に青いマーキングがあるが、それを辿っていけば進路を見失うことはなさそう
ここが谷筋を上り詰めた最終地点付近となる。目の前には稜線の光が見えてきている。この地点まで来たらほぼ90度左折して、最後の急斜面を虎ロープの助けも借りながら登っていく
2024年12月11日 11:03撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/11 11:03
ここが谷筋を上り詰めた最終地点付近となる。目の前には稜線の光が見えてきている。この地点まで来たらほぼ90度左折して、最後の急斜面を虎ロープの助けも借りながら登っていく
虎ロープ自体が道しるべにもなっている。足の置き場の乏しい急斜面はなかなか厳しいが、とにかく頑張って数分ほど登ると、いきなりはっきりした踏み跡が出てくる
2024年12月11日 11:10撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/11 11:10
虎ロープ自体が道しるべにもなっている。足の置き場の乏しい急斜面はなかなか厳しいが、とにかく頑張って数分ほど登ると、いきなりはっきりした踏み跡が出てくる
はっきりした踏み跡に沿って稜線方向へ。虎ロープの行き着く先で「天神谷東尾根(ハンター尾根)」の上部に合流する
2024年12月11日 11:11撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/11 11:11
はっきりした踏み跡に沿って稜線方向へ。虎ロープの行き着く先で「天神谷東尾根(ハンター尾根)」の上部に合流する
「天神谷東尾根(ハンター尾根)」への合流地点に出て、逆に「北野谷」の下り開始地点を眺めるとこんな感じ。ここにルートがあるなんて誰も気付かないような場所だ
2024年12月11日 11:12撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/11 11:12
「天神谷東尾根(ハンター尾根)」への合流地点に出て、逆に「北野谷」の下り開始地点を眺めるとこんな感じ。ここにルートがあるなんて誰も気付かないような場所だ
「天神谷東尾根(ハンター尾根)」を下り、この2分岐地点へ。ここが「天神谷」の開始地点。右側にある白っぽい木の幹に青い文字で「ハンター谷」と記されている「ハンター谷」とは「天神谷」のことで、この別称でも呼ばれているようだ
2024年12月11日 11:45撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/11 11:45
「天神谷東尾根(ハンター尾根)」を下り、この2分岐地点へ。ここが「天神谷」の開始地点。右側にある白っぽい木の幹に青い文字で「ハンター谷」と記されている「ハンター谷」とは「天神谷」のことで、この別称でも呼ばれているようだ
右にカーブしたところに三連の堰堤。越えるべき道が倒木で塞がれているが、この倒木の上を跨いで無理矢理に越えていく
2024年12月11日 12:11撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/11 12:11
右にカーブしたところに三連の堰堤。越えるべき道が倒木で塞がれているが、この倒木の上を跨いで無理矢理に越えていく
三連の堰堤は「天神谷川堰堤−1」とある。ここに立派な階段道が付けられている。堰堤に階段道があるのはここだけ。なんで?
2024年12月11日 12:16撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/11 12:16
三連の堰堤は「天神谷川堰堤−1」とある。ここに立派な階段道が付けられている。堰堤に階段道があるのはここだけ。なんで?
次に出てくる堰堤「天神谷川堰堤−2」が11番目の堰堤というやつで、この谷の一番の難所であるのは確実
2024年12月11日 12:26撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/11 12:26
次に出てくる堰堤「天神谷川堰堤−2」が11番目の堰堤というやつで、この谷の一番の難所であるのは確実
右手(=左岸側)の急斜面を虎ロープ頼りで登って越えるのだが、斜度のきつさに加え、踏ん張れる足場がないので苦労する。滑り落ちそうになるのを必死に堪えて上へ進むが、万一滑落したら大事故必至
2024年12月11日 12:30撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/11 12:30
右手(=左岸側)の急斜面を虎ロープ頼りで登って越えるのだが、斜度のきつさに加え、踏ん張れる足場がないので苦労する。滑り落ちそうになるのを必死に堪えて上へ進むが、万一滑落したら大事故必至
次の難所の「天神谷堰堤」が12番目の堰堤。ここでも右手(左岸側)の急斜面を登る
2024年12月11日 12:43撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/11 12:43
次の難所の「天神谷堰堤」が12番目の堰堤。ここでも右手(左岸側)の急斜面を登る
11番目の堰堤の巻き道に比べると楽に感じるが、それでもかなりの急斜面で足場が少ないのは似たようなもの
2024年12月11日 12:47撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/11 12:47
11番目の堰堤の巻き道に比べると楽に感じるが、それでもかなりの急斜面で足場が少ないのは似たようなもの
「天神谷」で見られた美しい紅葉。12番目の「天神谷堰堤」を無事に越えるとそこから上流ではこのような紅葉を盛ることが出来る
2024年12月11日 12:54撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/11 12:54
「天神谷」で見られた美しい紅葉。12番目の「天神谷堰堤」を無事に越えるとそこから上流ではこのような紅葉を盛ることが出来る
「天神谷」で見られた美しい紅葉
2024年12月11日 12:55撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/11 12:55
「天神谷」で見られた美しい紅葉
谷筋の2分岐では右俣へ進み、その先にはこの13番目の堰堤が待ち構える。堰堤名は不明。ここは左手(右岸側)から越える
2024年12月11日 13:00撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/11 13:00
谷筋の2分岐では右俣へ進み、その先にはこの13番目の堰堤が待ち構える。堰堤名は不明。ここは左手(右岸側)から越える
虎ロープが二ヶ所にぶら下がっているが、登りやすそうなほうを選んで、滑りやすい柔らかい土の急斜面に挑む
2024年12月11日 13:00撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/11 13:00
虎ロープが二ヶ所にぶら下がっているが、登りやすそうなほうを選んで、滑りやすい柔らかい土の急斜面に挑む
14番目の堰堤は右手(左岸側)から越える。「天神谷」の本線ルートとしてはここの堰堤が最後となる
2024年12月11日 13:05撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/11 13:05
14番目の堰堤は右手(左岸側)から越える。「天神谷」の本線ルートとしてはここの堰堤が最後となる
ここはそれ迄の巻き道に比べると斜度も緩やかで踏ん張れるし、距離も短いので比較的楽に越えられる
2024年12月11日 13:05撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/11 13:05
ここはそれ迄の巻き道に比べると斜度も緩やかで踏ん張れるし、距離も短いので比較的楽に越えられる
「天神谷」で見られた美しい紅葉
2024年12月11日 13:08撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/11 13:08
「天神谷」で見られた美しい紅葉
「天神谷」で見られた美しい紅葉
2024年12月11日 13:11撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/11 13:11
「天神谷」で見られた美しい紅葉
「天神谷」で見られた美しい紅葉
2024年12月11日 13:11撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/11 13:11
「天神谷」で見られた美しい紅葉
さらにどんどん谷筋を遡行していくと、やがてこの大木に行き当たる。ここまで来たら大丈夫
2024年12月11日 13:18撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/11 13:18
さらにどんどん谷筋を遡行していくと、やがてこの大木に行き当たる。ここまで来たら大丈夫
さらにもう少しだけ谷筋を登り詰める。いくつもの木の幹に青い印が付けられているが、このあたりが上り詰め地点で、ここで直角に左折する
2024年12月11日 13:19撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/11 13:19
さらにもう少しだけ谷筋を登り詰める。いくつもの木の幹に青い印が付けられているが、このあたりが上り詰め地点で、ここで直角に左折する
左折方向には、はっきりと分かるほどの踏み跡が続いている。木の幹の青い印を頼って進む
2024年12月11日 13:22撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/11 13:22
左折方向には、はっきりと分かるほどの踏み跡が続いている。木の幹の青い印を頼って進む
踏み跡に沿って登っていくと上のほうが明るくなってきて、終着点である「城山道」の西の端に出てくる
2024年12月11日 13:27撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/11 13:27
踏み跡に沿って登っていくと上のほうが明るくなってきて、終着点である「城山道」の西の端に出てくる
「城山道」に上がって振り返る。「堂徳山」へ向かう分岐道標が立っている場所だ。「天神谷」下り口は写真中央の草むらになる
2024年12月11日 13:28撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/11 13:28
「城山道」に上がって振り返る。「堂徳山」へ向かう分岐道標が立っている場所だ。「天神谷」下り口は写真中央の草むらになる
「堂徳山」の山頂へと向かう紅葉の道
2024年12月11日 13:31撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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「堂徳山」の山頂へと向かう紅葉の道
「堂徳山」の山頂。ごく狭い場所だが、立派な三等三角点がある
2024年12月11日 13:36撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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「堂徳山」の山頂。ごく狭い場所だが、立派な三等三角点がある
「堂徳山」から「神戸・箕谷線ドライブウェイ」に合流。紅葉のピークを迎えていた
2024年12月11日 13:38撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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「堂徳山」から「神戸・箕谷線ドライブウェイ」に合流。紅葉のピークを迎えていた
カーブ25標識と追谷東尾根(=三森谷東道)下り口があるところのすぐ近くの紅葉
2024年12月11日 13:42撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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カーブ25標識と追谷東尾根(=三森谷東道)下り口があるところのすぐ近くの紅葉
神戸・箕谷線沿いで見られた見事な紅葉
2024年12月11日 13:43撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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神戸・箕谷線沿いで見られた見事な紅葉
神戸・箕谷線沿いで見られた見事な紅葉
2024年12月11日 13:43撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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神戸・箕谷線沿いで見られた見事な紅葉
神戸・箕谷線沿いで見られた見事な紅葉
2024年12月11日 13:46撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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神戸・箕谷線沿いで見られた見事な紅葉
神戸・箕谷線沿いで見られた見事な紅葉
2024年12月11日 13:48撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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神戸・箕谷線沿いで見られた見事な紅葉
神戸・箕谷線沿いで見られた見事な紅葉
2024年12月11日 13:49撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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神戸・箕谷線沿いで見られた見事な紅葉
神戸・箕谷線沿いで見られた見事な紅葉
2024年12月11日 13:49撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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神戸・箕谷線沿いで見られた見事な紅葉
神戸・箕谷線沿いで見られた見事な紅葉
2024年12月11日 13:49撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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神戸・箕谷線沿いで見られた見事な紅葉
「市章山」の山頂からの景観
2024年12月11日 13:56撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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「市章山」の山頂からの景観
「市章山」から「錨山」へと向かう道中にも見事な紅葉があった
2024年12月11日 13:58撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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「市章山」から「錨山」へと向かう道中にも見事な紅葉があった
真っ赤な紅葉が鮮やかすぎて感動的
2024年12月11日 13:58撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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真っ赤な紅葉が鮮やかすぎて感動的
「錨山」の山頂からの景観
2024年12月11日 14:01撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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「錨山」の山頂からの景観
「ビーナスブリッジ」からの景色も楽しむ
2024年12月11日 14:23撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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「ビーナスブリッジ」からの景色も楽しむ
諏訪山公園内にある「金星台」を経由して市街地へ下り、そのまま30分程歩いて阪急「神戸三宮」駅まで出た
2024年12月11日 14:31撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/11 14:31
諏訪山公園内にある「金星台」を経由して市街地へ下り、そのまま30分程歩いて阪急「神戸三宮」駅まで出た
撮影機器:

装備

個人装備
通常のトレッキング靴のみ

感想

今回は前回とは別の定期的に一緒に山歩きを楽しむ同行者との二人歩き。
コースは同行者の未踏ルートを中心に組み立てたもので、「新神戸駅〜北野谷(↑)〜天神谷東尾根(↓)〜天神谷(↑)〜堂徳山〜市章山・錨山(↓)〜ビーナスブリッジ・金星台」とした。
このなかで同行者の未踏ルートは「北野谷」と「天神谷」なのだが、いづれも普段は殆んど人が立ち入らないような超マイナーなバリエーションルートだ。かなり荒れ放題気味の谷だが、冒険心のある中級者にはうってつけの秘境の谷かも。同行者も結構楽しんでくれていたようだ。

「天神谷」の中間地点である「天神谷川第二堰堤(11番目の堰堤)」を無事に越えると、それ以降の上流は見事な紅葉が頭上をおおうようになってくるので、紅葉の季節は超穴場だ。ちょうどピークの時期に訪れることになったようで、色づきが素晴らしかった。さらに、「堂徳山」から「市章山」へと向かう途中の車道(=神戸・箕谷線)沿いの紅葉がこれまた見事で、まさにピークの状態。色鮮やかな紅葉が本当に素晴らしかった。今年は全体に紅葉する時期が遅かったために、12月も中旬になろうかというこの時期に自然の紅葉の最盛期を迎えているが、タイミング良く山行することができて幸運だった。同行者も十二分に美しい紅葉を満喫してくれたことだろう。荒れ放題の谷の遡行自体はだいぶしんどかったし苦労も多かったが、結果オーライ、良かった、良かった。

下山地点が諏訪山公園ということもあって、すぐ近隣に手頃な天然温泉施設がないので、この日はご褒美の温泉は断念してそのまま帰宅。さすがに汗はほとんどかいてなかったのでいったん帰宅して落ち着いてから入浴。まあ下山地点と到着時間の兼ね合いによっては、こういうこともままあるかな。単独行だと下山後に電車で遠征してでも天然温泉へ向かうだろうが、同行者がいる場合は臨機応変に行動。瞬時に融通がきくかどうかが心の若さのバロメーターか。

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