六甲再度山 おんたき茶屋〜布引ハーブ園へ

2024年12月14日(土) [日帰り]

• GPS: 05:32
• 距離: 8.2km
• 登り: 762m
• 下り: 395m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:19
• 休憩: 2:14
• 合計: 5:33

距離 8.2km 登り 762m 下り 395m

9:14 スタート地点
9:19 新神戸駅
9:23 9:27 布引の滝（雌滝）
9:32 10:43 布引の滝（雄滝）
10:50 見晴らし台
10:54 10:58 布引の滝（雄滝）
11:25 11:30 城山
11:46 11:47 二本松
12:20 12:28 大龍寺
12:45 12:59 再度山
13:05 13:08 大龍寺
13:35 13:44 桜茶屋（市が原）
14:28 14:43 ハーブ園山頂駅
14:47 ゴール地点

新神戸駅からスタートしました。

天候

曇り＆晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

難波から阪神なんば線の快速急行で三宮まで直通で行き、神戸地下鉄で一駅、新神戸からのスタートです。

コース状況／危険箇所等

特に危険な個所等は見受けられませんが、滝山城址へ登る登山道の途中までは、割と細く、思ったより険しく感じました。

その他周辺情報

コース上でも、行きはおんたき茶屋さん、帰りは布引ハーブ園で楽しめました。

写真

12/14 8:39

日本海側は雪だし、金剛山や近くの山はどこもあまり天気が良くない予報の中で、六甲山は割と良い天気になる予報でした。
半信半疑でしたが、六甲山の上は案外と青空が広がって来ました。

12/14 9:21

新神戸駅からスタート、おんたき茶屋を目指しますが、先ずは布引の滝めぐりへと向かいます。

12/14 9:24

雌滝から始まります。

12/14 9:24

布引の滝めぐりは4つの滝があるみたいですね。

12/14 9:28

紀貫之の歌碑などもあります。
平安時代から歌に詠まれる景勝地であり、そんな滝なんですよね。

12/14 9:29

鼓ヶ瀧です。

12/14 9:29

滝の音が反響し合ってポンポコ鼓を打つ様に聞こえるのでしょうか？

12/14 9:30

更に先には夫婦瀧があります。
沢は深い緑色ですが透き通ったな綺麗な水です。

12/14 9:31

紅葉がまだまだ綺麗じゃあないですか！！

12/14 9:32

そして、メインの雄滝　いわゆる布引の滝です。

12/14 9:35

そして、こちらの滝の直ぐ上に建つのが、おんたき茶屋さんです。
しか〜し！！　たくさんの人が集まって何かされています。
また、テーブルの上のノートには茶屋を訪れた方々が色々な想いを綴って来たものでしょう〜歴史があるだけに沢山の冊を重ねていますね〜♪

おでんが美味しそう〜♪　その向こうで餅米を蒸しています。
何も知りませんでしたが、この日は10時から餅つき大会がある日だったんですね。

餅つきが始まりました。
雄滝を見下ろす茶屋は、天保4年（1833年）に既に存在していたことが古くからの文献に記されているそうですが、おんたき茶屋さんは大正四年創業だそうです。
1915年ですから、来年で110年になりますね。
凄くないですか！！

12/14 10:06

六甲山毎日登山の神戸ヒヨコ登山会　我らが金剛山の金剛錬成会　どちらの山も登山愛好者が沢山登っていますね。

12/14 10:06

金剛山のちゃうねんTシャツと同じ感じですね。

12/14 10:08

窓からは滝が望めます。
落葉していない時期は、葉が繁って見えないかもです。

12/14 10:22

そうこうしている間にやって来ました。
鍋うどんです。
ふるさと愛媛（松山）なら、具は少し違いますがこのスタイルは鍋焼きうどんですね。

12/14 10:23

出汁は甘め（＝薄味）で優しい味、とても好印象のおうどんです。
お餅も良いし、卵の火の通り具合、半熟加減が最高に良いです！！

12/14 10:22

そして、遂にやって来ました〜♪
愛妻が、あれ？また、鍋うどん？なんて言っていましたが、中身はもちろん湯豆腐です〜♪

12/14 10:23

鰹節など何種類かと昆布とで取っているのでしょうか？出汁だけで満足出来るほど美味しいです〜♪
豆腐、竹輪、豚肉、中には鶏肉、刻んだ穴子も入って、白菜にネギ、とろろ昆布と具だくさんで豪華！！

12/14 10:33

一つはセットにしていたので、おにぎりがやって来ました。
時間はゆったりと流れて行きます。
絶妙な握り加減でほっこりしました。
お腹も心も満たされて、とても満足出来ました！ごちそうさまです〜♪

12/14 10:44

お支払いは現金のみとなります。
表に出るとこちらでも紅葉が綺麗でした。

12/14 10:51

おんたき茶屋を後にして見晴らし展望台まで登って来ました。
屋根の下のグループはこれから調理が始まるみたいでした。今日は土曜日ですもんね。

12/14 10:51

雲を被っていますが生駒から金剛山、紀泉高原から加太の方、和歌山まで展望が続いていました。

12/14 10:55

見晴らし展望台から少し歩くと橋があります。
猿のかずら橋と言うそうです。

12/14 10:56

橋から下を見下ろすと小瀧のある渓谷美が見られましたが、この水が布引の滝へと注がれています。
ちょうど雄滝の上流に当たります。

12/14 10:58

ここからいきなりの急登、細尾根をグングン登って行くルートになりました。

12/14 10:59

地図で見れば確かにそんな道なんですが、想像もしていなかったのでちょっと苦戦しています。

12/14 11:00

途中、いきなり都会の風景が現れます。
金剛山の方は雪かも？って感じの雲が押し寄せていますね。

12/14 11:04

アート作品かと思わせて、良く見ると落書きとたくさんのシール・・・エ？良いのかな〜？

12/14 11:06

モチツツジ？の花のツインズ！！

12/14 11:07

なかなかの急登が続きます。

12/14 11:12

12/14 11:13

向かいには布引ハーブ園がちょうど見えました。

12/14 11:20

こちらには詳細は不明ながら滝山城と言う強固な山城があったそうですね。

12/14 11:21

やっと落ち着ける道になりました。

12/14 11:21

この樹肌はカゴノキ？鹿の子みたいな模様なので、鹿子の木（カゴノキ）　メッチャ群生しています。

12/14 11:25

こちらがそのお城があった所なんですね。
戦国時代の山城の特徴が残っており、赤松円心(則村)が築城したと言われているそうです。
金剛山の千早城に立て籠っていた楠木正成と同じ時代を生きて、楠木正成の援護もしていた人物ですね。
昔読んだハードボイルド作家　北方謙三氏の書いた歴史小説　楠木正成の中でも描かれておりました。

12/14 11:39

民福社の杜と有りますが、特に説明も無いので良く分かりませんでした。
昭和三十年の秋の建立です。

12/14 11:40

美しい紅葉〜♪

12/14 11:42

その先でまた見上げるとこんな感じになっています。

12/14 11:44

突然ですが車道に合流します。

12/14 11:44

バス停もあります。

六甲山あるあるですね。

12/14 11:45

まだまだ紅葉が綺麗です。

12/14 11:46

鯰学舎＆タキビネコの入り口です。
鯰学舎（ねんがくしゃ）　何かの学校かな？なんて思ったら、昼に一組、夜に一組の一日二組限定の山の中の完全予約制の高級な会席料理を出す隠れ家料亭なんですね。
併設のタキビネコの方なら行けそうですね。
こちらは割と普通のカフェの様です。

12/14 11:46

我々はその上に続く登山道へと進みます。

12/14 11:48

その先でカーブを曲がると紅葉が素晴らしい〜♪

12/14 11:50

ちょうど綺麗ですね！

12/14 11:51

たくさんの大きな紅葉の木々が鮮やかに色付いておりました。

12/14 11:52

登山道にも色づいた紅葉の葉っぱ〜♪

12/14 11:53

もう一度振り返って見てみました。

12/14 11:54

俄に暗くなって霰（あられ）が降って来たので先を急ぎましょう。

12/14 11:59

標高が高くないこともあり、照葉樹もとても良い感じですね。

12/14 12:07

登山道脇はあちこちが猪に掘り返されています。
固いところと柔らかいところの境を掘り返してミミズなどを食べるとか聞いたことがあります。

12/14 12:08

善助茶屋跡　六甲山の毎日登山発祥の地なんですね。

12/14 12:08

霰が降っていましたが、また晴れて来ました。

12/14 12:09

栂の木？背の高い木がだいぶ上へと伸びています。

12/14 12:10

12/14 12:11

大龍寺さんへと向かいます。

12/14 12:11

塚がありました。

12/14 12:12

登山は健康乃基！

12/14 12:12

山門をくぐります。

12/14 12:14

階段が続きます。

12/14 12:15

紅葉の葉が綺麗で良い感じですね。

12/14 12:17

ご本堂の大師堂ですね。

12/14 12:18

境内を散策させて頂きましょう。

12/14 12:19

修行中の弘法大師が居られました。
こちら再度山大龍寺は、ザクッと言えば、空海が唐に渡る直前に、船旅の無事と学問成就を念じてこの山に参詣し、唐から戻った際、学問成就、そして、無事帰国できたことを感謝すべく、再び（再度）登山をして修行をしたそうです。
それでその後、山号が再度山と呼ばれる様になったと伝わっています。

12/14 12:27

再度山の頂上を目指します。
四国八十八箇所参りも出来る様になっております。

12/14 12:31

何故か惹き付けられます。

12/14 12:32

奥の院大師堂です。

12/14 12:34

役行者様もいらっしゃいます。

12/14 12:36

短いですが険しい登りになっています。

12/14 12:42

天狗岩のところまで来ました。

岩肌に梵字が刻まれ、その上に居るのが亀です。

12/14 12:44

弘法大師の手彫りの亀石なんですね。

12/14 12:46

そして程なく頂上へと登頂です。

12/14 12:46

再度山（ふたたびさん）470mです。

12/14 12:46

三角点かと思いましたら、道路の建設で使うみたいですね。
神戸市道路公社の基準点でした。

12/14 13:08

再び境内まで降りて来ました。

12/14 13:10

次の地点へと向かいましょう。

12/14 13:11

八十八番です。

12/14 13:12

西国三十三観音参りも出来るみたいですね。

12/14 13:13

毎日登山壱万回を超えた方々の記念の塔みたいですね。

12/14 13:17

大龍寺さんの美しい門ですね。

12/14 13:22

市ヶ原へと向かいます。
陽が当たって紅葉が綺麗ですね〜♪

12/14 13:25

手裏剣の様なクサギの実が見られました。

12/14 13:32

市ヶ原にやって来ました。
テントが張られていたり、アウトドアを楽しめるところですね。
川の水も綺麗です。

12/14 13:35

桜茶屋です。

12/14 14:04

一瞬ですが六甲全山縦走路を歩いて、布引ハーブ園へと繋がる道へと分かれて行きます。

12/14 14:06

要所要所に鮮やかな紅葉が残っています。

12/14 14:09

六甲全山縦走路には沢山の登山者が歩いていましたが、こちらの道では一人も出会いませんでした。

12/14 14:10

ここにも紅葉の木。

12/14 14:11

道が変わって来ました。

12/14 14:16

一旦下って、登った先から布引ハーブ園へと入ります。

12/14 14:25

早速展望レストハウスの二階へと昇ります。

12/14 14:25

神戸の向こうに金剛山と大和葛城山が薄っすらと見えています。

12/14 14:27

クリスマスのムードで包まれていますね〜♪

12/14 14:33

クリスマスグッズのお店も出ています。

12/14 14:37

錫の職人が丁寧に作っているそうで、手が込んでいるみたい、値段も思っている遙か上を行っていました。

12/14 14:44

ジオラマです。

12/14 14:44

もちろん布引ハーブ園です。

12/14 15:03

レストランは受け付け終了でしたので、ドイツビールなどのテイクアウトのショップで購入です。
ステーキとウインナーの盛り合わせにしました。

12/14 15:05

ドイツビールと、ドイツワインも頂きます。

12/14 15:06

黒ビール　メッチャ香ばしくて美味しい〜♪
ワインはジュースみたいに飲みやすくて一気に飲んでしまいました。

12/14 16:30

しかし、テラス席しかなくて無茶苦茶寒い・・・いや〜もうザブい！！って感じなので、のんびりと楽しみながらと思いましたが、ササッと頂いて、屋内に避難です。

12/14 16:31

もっと暗くなってライトアップ、イルミネーションを見ようと思って来ましたが、雪も降って来て、寒いのでくじけて来ました。

16時からライトアップはされました。雪が止んで、晴れて来たので、逆に明るい・・・日の入りが17時ちょっと前、と言っても、すぐ暗くなる訳ではないので思案中です。

メッチャ賑わっていますが、愛妻が寒くて、もう帰ろうと言うので、名残惜しいですが下山しましょう。

12/14 16:33

もう少しで良い感じみたいなんですけどね。

12/14 16:43

帰りはロープウェイで新神戸駅まで一気に下山です。

12/14 16:45

布引ハーブ園はちょうど紅葉が綺麗ですね。

12/14 16:47

布引貯水池も見えます。

おんたき茶屋から城山へと登った険しい道も見えました。

12/14 16:48

神戸市内・・・

12/14 16:48

布引の滝とおんたき茶屋も見えています。

12/14 16:49

紅葉と神戸の景色〜♪

12/14 16:52

到着しました。
下の駅のお土産ものです。

12/14 16:53

こちらが人気NO1らしいです。

12/14 17:02

今から布引ハーブ園へ登ろうと言う人たちでロープウェイ待ちの行列がメッチャ凄いことになっています。
上はたぶん完全にキャパオーバーだろうな〜と素人目にも予想されます。イルミネーションは楽しめませんでしたが、早めに降りて来て、案外良かったのかも・・・

12/14 17:04

逆の順番で電車で帰りました。

撮影機器：

iPhone 15 Plus Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

ＹＡすべエ

布引ハーブ園のイルミネーションを見ようと言う事で六甲山へとやって来ました。
先に布引の滝を愛でて、おんたき茶屋さんで鍋うどんなんか食べようと到着したら、何とこの日は餅つきのイベントがある日でした。
何も狙っていないのに、何故かいつもこんな日に当たってしまうんですよね。
筑波山も神社の神事と幼稚園児たちの親子登山の日で大盛況でした。
鍋うどんは優しい味で、湯豆腐はしっかりと出汁がとってあってどちらも美味しく頂きました。
また、次回にはおでんと布引ラーメンなども頂きたいと思います。

猿のかずら橋から城山までの登りは思ったよりも険しくて意外でしたが、楽しく登り、大龍寺までは途中雨や霰が降ったりしましたが、紅葉もとても綺麗で、見てみたかった善助茶屋にも寄ることが出来ました。
大龍寺さんや再度山は以前にも訪れたことがありましたが、今回も登りました。

そこから市ヶ原経由で布引ハーブ園へ入り、ビールやワインも頂きましたが、何故かまた雪が降って来て一段と寒さを感じる様になりました。
もう少しで暗くなってイルミネーションも楽しめる時間が近づいて来ましたが、あまりの寒さに、愛妻もギブアップ、早めにロープウェイで下山しました。
イルミネーションはもう一つ楽しめませんでしたが、ロープウェイからの景色も綺麗で、早めに帰ったので、家へも早く着いて、ちょっと楽だったと思います。