釈迦ヶ岳・太尾登山口より〜一期一会
- GPS
- 05:26
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 601m
- 下り
- 595m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし |
その他周辺情報 | 太尾登山口に駐車スペース十数台。トイレ、登山届ポストあり。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
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感想
グレートトラバース2と銘打って、北海道から九州まで日本二百名山を旅している田中陽希さん。
ついに奈良県釈迦ヶ岳に登場ということで、応援がてら一目見ようと行ってきた。
秋の高気圧が張り出しているので天気に期待しつつ車を登山口に走らせる。
途中まで雲が垂れ込めていたが、これは今だけということは解っている。
そして雲を抜けると真っ青な空が広がっていた。谷間の雲海も見事だった。
気持ちの良い天気と眺めの良さにテンションは上がる。
途中、千丈平手前で前方の笹藪で何やらゴソゴソしている。
よく見るとキツネだった。
関心のない風を装ってそっと近づく。逃げない。
今日はキツネにしても気持ち良い日和のはず。
色々感じて、考えているんだろうな。
ほんの数mのところでしばらくお互いたたずんでいた。
自然の中で元気で生きていって欲しい。
山頂にはすでに数名がおられたが、後から後から登ってこられすぐ二十名ほどになった。
みんな田中陽希さんに会うためだと思っていたら、全然知らない人もいて可笑しかった。平日に何でこんな人がいるんだと不思議だったろう。
それにしても素晴らしい眺めだった。
奈良盆地の向こうには比叡や愛宕山。金剛、葛城山の向こうには大阪のビル群と六甲山、丹波の山々。
西はなんと四国の山まで、東は太平洋までキラキラ光って見えていた。
さて、山頂は携帯の電波が不安定で(当たり前だが)田中さんの動向が今ひとつよく判らない。
田中さんを待っている間に、知らない人が同士打ち解けて、山の話をしたり、情報交換したり、はたまたお茶したりと、楽しい時間となった。
天気が良く暑いくらいだったので全然苦じゃない。
愉快な時間は過ぎていった。
「2時まで待って来なかったら下りようか・・・」という話が出始めた頃、一人の方が新たな情報を・・・
「陽希さん、たぶん今日は来ませ〜ん」
一同「え〜〜(*_*)」
川上村の不動窟を探検してた・・・(笑)
でも誰一人文句を言う人は居なかったですよ。
そもそもこれは田中さんが自分で考え、旅している事。こちらがとやかく言う権利はありません。
(テレビはあくまで田中さんを取材し追っかけてるだけ)
田中さんに会えなかったのは残念ではあるけれど、それをきっかけに山に来て、多くの人と素晴らしい景色と楽しい時間を共有できたことはとても嬉しかった。
笑って山を下りていく皆さんを見て、改めて「幸せは自分の心が決める」という言葉を思った。
キツネや野鳥にも会えたし、大満足の素敵な一日だった。
コメント
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日の丸キャップをかぶってたSKYWAVEと申します!!
陽希さんには会えず、残念でしたがあの頂上からの景色と皆さんとお話できたこと本当に思い出に残りそうです(笑)!!あそこまで濃い話を、初対面の人たちとしたのは初めてです......どっかの山のてっぺんでまたお会いしましょう(^_^)v
こちらこそ、濃い時間を(笑)ありがとうございました!
山が好きな皆さんとの、あの豊かな一体感。今でも充実した余韻に浸っています。
「またお会いしましょう」いい言葉ですね。また、いつかどこかで!\(^_^)/
こんにちわ、takazamuraiさん。
釈迦ヶ岳、私もその日登ってました。山頂は天気も良く、遠く金剛山もはっきり見えて充実した一日でした。もしかするとダイトレとかで、またお会いできるかもしれませんね
chony様
天気最高でしたね(^^)四国と熊野灘をいっぺんに見られたのは初めてです。
まだ、キツネどうしてるかな〜と思い返したりして(笑)
またどこかでお会いしましょう
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