秋のきらめき☆里山2山【大倉山・蕃山】
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- GPS
- 04:45
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 541m
- 下り
- 515m
コースタイム
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 6:55
天候 | 雲ひとつない☀(晴れる確率83% 晴れの特異日の好日) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
蕃山は山岸口、ビオトープ前駐車場に駐車しました。 |
その他周辺情報 | 大倉山入り口すぐ近くに、かんかね温泉があります。 |
写真
感想
4日、晴れの特異日というだけあって、素晴らしい上天気でした。
大倉山は殆ど登り直登で、降りは直滑降に近い。降りに強いなどと自負していたが急坂に加えて落ち葉に足を取られる。非常に神経を使っての昇降でした。頂上からの展望は東が開かれているが、西北は立木に邪魔されている。神社に参拝してから、少し奥にある山名標識のピークへ。
下山後、名取川の河原に下りてお昼を摂ることにしました。
ミクさんが調理器具を取り出して本格的な料理の気配を感じさせます。私はただ見て待っているだけ。その間おにぎり食べたりお茶飲んだり。河原うろうろしたりしているうちに、ついに出来上がりました(~_~)
私はお初にいただくデザートピザです。ピザ生地にリンゴ(紅玉)のジャムとチーズクリームをはさみ生リンゴのスライスをのせて、フライパンで蒸し焼きしたものです。お味は失敗なくて美味しかったです。かわいい薬缶で湯を沸かし珈琲も入れてもらいました。
川辺にはとりどりの錦をまとった木々がうつり、渓谷美の岩肌が白く輝いています。この季節でなければの絶景のなかに、ふらりとカメラを持った数人が現れましたが、立ち去った後は静かで明るい午後のひととき。
名残を惜しみながら、次の紫に映える蕃山に向かいました。
仙台三姉妹2回目の里山歩きの予定でしたが、f姉上がご家庭の都合で残念。カイエ姉様と2人旅になりました。
私め、近くとも良いお山さっぱり知らないもので、秋保の大倉山も初めてです。山育ちの実母が、昔は裏山で焚付け用の杉葉をとってきた、とかタケノコ堀りに行ったとかそんな事を聞かせられた様なお山。まさしく大倉山はそんな感じのお山です。鳥居があって、お社はどんな感じかなあ、と急登の道を息を切らして行くと、立派なお社に屋根付きの鐘撞場。錦絵を見る様なTheモミジに包まれて、雲一つない秋の空を仰ぐ。
幸せ〜〜(^o^)。秋の穏やかな里山を楽しめました。
11月に入り、もこもこと山が黄色や赤に彩られ膨らんで見えた、皆さんおなじみの蕃山。11/2の冷たい雨で盛りが過ぎてしまったのでしょうか、北斜面はかなり茶色に変わってきたので、紅葉のピークは過ぎちゃったかなぁ、と訝っていたのですが、11/4のaksasakiさんレコでは、頂上部は見事な紅葉の様子。ピーク時の蕃山のモミジはそれは見事なので、蕃山も登ってみることにします。
北斜面の山岸コースは広葉樹が多く、既に落葉、落ち葉がカサカサいう中の急登コースでした。見晴らし台まで出ると、赤い紅葉も見られる様になってきましたが、見晴らしは…。天気は良いのですが、枝をあと50センチくらい切ってくれるといいのになぁ。
西風蕃山で三角点タッチした後は、蛇台蕃山経由の黒滝不動尊へ。蛇台蕃山への表示が一切見えないので、今度表示板作りましょうか?とアイディアも出てきます。無線中継所工事のため切り倒した?木株がゴロゴロしている萩の生い茂る方を下がって行くと、枯れた樅の木の巨大な洞木が見えてきます。そこを稜線沿いに道なりに行くと蛇台蕃山へ。ここら辺は、昔からの手つかずの蕃山の風景が広がります。この森だけは永久に守られる事を祈ります。
紅葉の森に包まれて、錦ヶ丘の造成地がかすかに見えるピークが蛇台蕃山。陽も傾き始め、黒滝までの直下降ルートを行きます。ロープ場が確か3箇所あると思いますが、なかなかの傾斜。2月にここを降りた時は、真面目にお尻で滑ろうか悩んだものです。もちろん登ってもキツイ急坂です。
途中、まさかクマ⁈の糞や、スズメバチが群がる広葉樹の木があったり、夕方の暗い杉林に突入したり、1人だと心細いシチュエーションになりましたが、2人で行けば怖くない?姉上というより母上のような頼もしいカイエさんとご一緒ですから大丈夫。杉林に突如青いお社と赤い鳥居が。滝はほとんど枯れていましたが、麓の信者の方々に守られてひっそりとそこにある黒滝不動尊でした。そこを過ぎると無事弥勒寺の墓地のところに出て、後は車を停めたところまで、あとちょっとでした。ふ〜、お疲れ様でした〜(^_^)
それにしても、カイエさんの信心深さ、山に対する心構えは毎回敬服するばかりです。仙台が世界に誇る、金メダリストの羽生結弦くんがリンクに出入りする時深々とお辞儀をするように、必ず入下山の際は、山神さまに?深々とご挨拶。稲荷神社があれば油揚げを持参する、お社が落ち葉で埋まっていたら掃き清める…素晴らしい限りです!
また色々教えてくださいませ〜〜(^_^)
コメント
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ドタキャンした次女です
私の希望だった大倉山にカイエさんのご好意で企画していただいたのに申し訳ありませんでした。
山日和の空を眺めながら恨めしく思ったりもしました
あの鳥居の向こうはどの位の距離なんでしょうか?行かなくっちゃ
この日は病院二ヶ所で一日が終わりました
第三弾も是非よろしくお願いします
こんにちは fuu1155さん
病院二か所は大変でしたね。日記の方拝見しましたので、チビちゃんは解熱したものと思いましたが、お嬢ちゃんも元気になったのでしょうね。
鳥居の向こうは急坂で、fuuさんの脚ですと1時間かからないかもです。
降りも急降下で落ち葉の上に橇をのせたらジェットスライダーで、あっと間に下山です。確かに入口は鬱蒼として暗い感じですが、勇気を出せば難なく行けますよ。そうね、小4のお孫さんなら十分お供できます。
今回二座の急登で、流石に筋肉痛きて大腿に湿布貼りました
fuu姉上さま
こんにちは
ぜひぜひ次回はもっと素敵なお山にご一緒させてくださいね〜
大倉山、急は急ですが立派なお社、素晴らしい紅葉と、良いところでしたよ。
鳥居の奥の薄暗い感じはほんの少しで、春のショウジョウバカマの芽も確認しましたし、大沢山までも、その奥の北山もいいかも
ちょっ見、もっこ、かと思ったら違ってました。
またまた難解な漢字ですね。"しげやま"っていうんですか。蛇台っていうのも蛇が出てきそうで不気味な感じ。
辞書引きまくりで勉強になります。
洞の木でかくれんぼ、童心に帰りましたね。
お天気が良くて何よりでした。
myoukohiutiさま こんにちは
蕃の字は確かに畚に似ていますね。仰るとおり意味は草木が「しげる」
ですね。白蕃とかのいい方で蛮族の意味もあるようです。
読みはバンザンです。蕃山は泉ヶ岳と同様に仙台市民に愛されている里山です。
コースやバリルートも沢山あって、上級者は何処でも歩けるようです。
日本晴れを末の娘と愉しく過ごせた佳日でした
コメントありがとうございました
myoukohiutiさん
こんにちは
伊達家ゆかりのお寺や草庵跡に、意外と奥の深い自然林もあって、愛される里山です。近年、開発の波に翻弄されて痛々しい限りですが、今回のルートはまだまだ新たな発見があるかもしれませんね
蛇台(体)は、たぶん麓から見ると、蛇がにょろにょろしているように稜線が見えるところからだと思いますよ。
cahier san こんばんは。micremon san 初めまして。
お二人の笑い声が聞こえてくる楽しい山行ですね。
里山の秋のきらめき☆ 紅葉もお二人もキラキラしていますよ〜。
前回の三姉妹の時は、和菓子を添えた野点、
今回は洋風のアップルデザートピザ…女子力が高いですね〜。
雪が降る前の短い仙台の秋、楽しませて頂きました。
ありがとうございます。
happuより
happuさん
はじめまして
この日は本当に雲ひとつない晴天の好日でして、例年より少々早い紅葉のピークに近い日に行けてよかったな〜と思っていました
女子力というより、かしまし力?な気がしますが、おしゃべりしながら、いろいろ食べたり、情報交換したり・・・目がきらきら輝くひとときでした
共に楽しんでいただき、ありがとうございました
Bonjour happu1411 san
輝き、きらめきに関しては南天山に及びませんでしたが、
里山の鄙びた様子が心を和ませてくれます♪
女子力の高いのはミクさんですが、彼女は翌日お父上と同じ蕃山に
行かれてなんとナメコを採取しましたが、目の配りも細やかで
小さな植物の冬芽も確かめていました。物事を丁寧にみる大切さを
学ばさせて貰いました。
わたくし、カメラはデジカメいじるくらいで全然無知なのですが
happuさんの日記拝見しまして、Rolleitlexという大変風格のある-
(敢えて言う)キャメラは見る人が見れば垂涎ものではないですか
ヨーロッパ旧市街、私の狭い知識でプラハ連想しました
小さな里山レコにコメントいただきありがとうございました(^_^.)
cahier先生、micremon師匠、こんばんは。
仙台姉妹里山山行お疲れ様でした。
以前に登った際には、大倉山の急登は、結構へこたれたの
ですが、難なくクリアされる辺りは、流石に里山歩きの達人
姉妹なのだなと思いました♪
河原での山ごはんは、結構、風が通り抜けるので、火力調節が
難しいんですよね〜。
僕のこの前の千年クロベの時のホットケーキは、内緒ですが、
やはり火力調節が難しくて裏面は少しこげております。(苦笑)
寒い季節になりますが、fuu姉さんが加わった仙台三姉妹里山
山行を楽しみにしておりますね♪(笑)
1000m以上の山は厳しそうなので、僕もホームの七ツ森に、
久しぶりに出掛けて見ようかなぁ♪と思っています。(笑)
mh07さん
おはようございます
大倉山は確かに直登、急坂、さすが里山って感じですよねー。でも、意外と春先の花々や秋の紅葉愛でながら、だと行けちゃうのかもしれませんね。
ピザは今回、家で成形して冷凍していったのでさっぱり解凍ならず、おまけに蓋も忘れたので、問題外の出来でした
晩秋の七ツ森イイですね〜(^_^) ホームと言えるなんて素晴らしい!mh07さんだと軽々七掛けしちゃうんだろうな〜
ワタクシはそろそろ冬眠モードなのですが、近場で冬眠前のクマさんのように
ウロウロしているかも…まずい!また肥える気かー???
こんばんは mh07さま
配置換えでご多忙中のところコメントありがとうございました
河原でミクさんの手料理と紅葉と、両手に華の愉しい時間でした。
mh07さんは、七つ森常連者さまですよね。春には5時間余で
七薬師掛お参りをされて、凄い早掛けでした。きっと多くの
幸運がやってくることと思います。なににしろ運動は身体の良薬
ですからお暇を見て続けてください
それからカイエ先生は卒業です。カイエ媼さんとでも呼んで
下さい
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