最終バスにて坊村から武奈ヶ岳へ
- GPS
- 06:00
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,229m
- 下り
- 1,445m
コースタイム
- 山行
- 5:39
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 5:59
天候 | 朝からよく晴れていましたが、昼過ぎに一旦曇天に。下山するとまた晴れてました(^^)。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
想定以上の雪でめっちゃハッピー(^^)!思った以上に踏まれてました。出遅れた(^^;)。 |
写真
感想
本日12月15日は出町柳発朽木学校前行きのバスが、年内最終日となります。なのでこれは乗るしかないと、バスで坊村を目指すことにしました。途中、五条大橋から蓬莱山を望むと、山頂がおおいに白くなっているではないですか!これはテンション上がりますねぇ!今からそっちにお邪魔させていただきますね。
バスはこの季節なのでさすがに空席ありで出発しました。数年前は冬でも窓を開けての運行だったので震えましたが、今日は暖かく乗せてもらえます。外国の方も多く、なかなか賑やかな車内でした。平で半分ぐらいの人を降ろし、いよいよ坊村に到着。おお、白い(^^)!地面バリバリになっとる!トイレ前でもうゲーター、チェーンスパイク、ストックを装着することにします。
さて出発。おや、今年は一人もお亡くなりになられていなかった気がしますが、今年もお一人がお亡くなりとのこと。ご冥福をお祈りしつつ、自分の気持ちも引き締めて進みます。久々の明王院ルート。今日は王道を進むことにします。これからのラッセルシーズンの予習もしておくことが今日の目的です。
登山道に入ると程なくして足元は雪になりました。思ったより多い(^^)。これは嬉しい誤算です。装備がオーバースペックかなと思ってましたが、これはジャスト装備だったかも。まずは最初の急登ですが、静謐な空気と青空に木漏れ日。そこを一人で歩けるこの幸せよ。汗をかきすぎないように進み、まずはテラスまで到着します。
ここからもう一段階登りがありますが、このトラバース的な登り道の記憶があいまいなので、今日しっかり刻んでおかねば。雪が付くとどうしてもトレースを頼ってしまうので、先頭を歩けるようになっておきたいというのが目的の一つでした。そうして登ると稜線へ。ここからは斜度が落ち着いてきます。
足元はすっかり踏まれており、石が顔を出していることもなくとても歩きやすいです。しかし昨日の天気を思うに、こんなにしっかりトレースができているのが不思議です。今朝からこんなに登られているのでしょうか(^^;)。歩かれている方の数からしても不思議なほどのトレースでした。でもおかげで楽をさせていただけます(^^)。
この辺りからは空が明るくなるので、武奈ブルーと雪の白さとがとても映えます(^^)。サクサクと雪を踏みつつ進むと、夏道冬道の分岐へ。さすがに今日は冬道しかトレースがないですね。もっとも雪がなくとも冬道に進む予定でしたが、この先伸びる冬道のトレースをに向かっていきます。
迷いなく伸びたトレースを進み、夏道と合流。ここからはブナ林の広尾根を進みます。枝の雪も払われて、快適に歩くことができました。御殿山に着くと、目の前に武奈ヶ岳がドドンと構えておらっしゃる。空も快晴。これでてんくらCってどうよと思いながら、特に休憩することもなくさらに進みます。
ワサビ峠から先のちょっと藪っぽいところもしっかりと雪が払われており、順調に通過。ケルンのあたりは相変わらず雪が薄く、うまいところに作ってあるといつも思いますねぇ。さて、ここまで来るともうあとはこの西南稜を登るとビクトリーロードですが、気温のせいか雪がパウダーになってきてチェーンスパイクが効きにくい(^^;)。蹴りこんで登ります。
いつものコヤマノ岳からの合流点で写真を撮ると、目の前の山頂に到着。結構風がありました。白山はちょっと見えませんでした。おそらく北から湿った空気が入ってきているのか、北側は暗い雲に覆われておりました。その分、南はピーカン(^^)。天気の変化が一望です。さて、寒いので山頂をあとにして、コヤマノ岳方面へ向かっていこうと思います。
せっかくなのでパノラマ新道で降りようと思っておりましたが、ちょっと寄り道を。コヤマノクラウンの霧氷が気になったので立ち寄ってみたものの、霧氷はほぼありませんでした(^^;)。溶けたのか、まだ氷着していないのか。またのお楽しみにしておくことに。さて少し戻って下山です。
パノラマ新道にも素晴らしくトレースが付いておりました。まずは沿って下っていきますが、どうも夏道にトレースが付いているような気が。このまま普通に進めましたが、せっかくなので冬道方面に進んでみます。ちょっとラッセルを楽しみつつ、適当に尾根芯を歩き、トレースに合流。ちょっとだけ冒険できました
スキー場跡まで降りると、一面に広がる雪エリア(^^)。去年ミニスキー持ってきて大失敗したことを思い出したりしつつ、順調に下っていきます。足元のでこぼこもすっかり覆われて、歩きやすいこと!この先、八雲ヶ原からの下山ルートをどう取ろうか、今一度検討します。
最初は神璽の滝ルートを考えていましたが、件の木橋に雪が乗ってたら嫌かなという気が(^^;)。正面谷方面へのトレースも伸びていたので、ついでにルンゼあたりの積雪を見に行くのもいいかも。いや、欲張らずにダケ道でいいか。北比良峠から武奈ヶ岳を振り返ると、さっきまでの好天が嘘みたいに雲に覆われています。ならば下山してしまいましょう。ダケ道を選択します。
サクッと降り切り、大山口の川で道具を洗ってザックにしまい、あとは道歩きだけになりました。途中のパトロール小屋に本年と昨年の事故数が掲示されていましたが、なんか明王院で見た数字と違う気が(^^;)。まあなんにしても無事の山行を願いつつ、今日も無事下山できたことに感謝。なお、あとで聞いたことなのですが、12月初旬に白滝山で遭難発生があったとのことで、イン谷口にて今朝は登山者の装備チェックが行われていたとのことでした。
今日はちょっと思うところもあったのですが、またいつか日記のほうに記すことにいたします。本日もありがとうございました。
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