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Yamareco

記録ID: 7599056
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

本能寺への道・唐櫃越え(みすぎ山〜沓掛山)

2024年12月15日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:18
距離
12.5km
登り
557m
下り
619m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:59
休憩
0:19
合計
3:18
距離 12.5km 登り 557m 下り 619m
13:14
41
13:55
14:03
72
15:15
15:26
45
16:11
21
16:32
みすぎ山と沓掛山でパン休憩。飲料消費500ml弱。
天候 晴れときどき曇り。昨日から冬本番。
過去天気図(気象庁) 2024年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
行き)JR嵯峨野線・馬堀駅
帰り)阪急嵐山線・上桂駅
コース状況/
危険箇所等
概ねよく整備されていて危険箇所という程のところはありませんが…
未舗装林道でも結構自動車が通ります。老ノ坂分岐から沓掛山の間に倒木の酷い区間あり。急斜面をトラバースする細道がありこの季節落葉で路面が埋もれているので要注意。
その他周辺情報 嵐山温泉。逆コースなら亀岡市街から少し離れますが湯の花温泉。観光も亀岡駅から保津川下り、馬堀駅からトロッコ列車、嵐山は言わずもがな。
馬堀駅。小さな駅ですが、トロッコ亀岡駅の最寄りなので大勢降りました。自販機とコンビニあり。
2024年12月15日 13:11撮影 by  SH-54D, SHARP
2
12/15 13:11
馬堀駅。小さな駅ですが、トロッコ亀岡駅の最寄りなので大勢降りました。自販機とコンビニあり。
右の山がこれから向かう唐櫃越え。奥に愛宕山。灯油の移動販売車が来ていました。冬ですね。
2024年12月15日 13:17撮影 by  SH-54D, SHARP
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12/15 13:17
右の山がこれから向かう唐櫃越え。奥に愛宕山。灯油の移動販売車が来ていました。冬ですね。
愛宕山は冠雪。降ったのは金曜夕方の雨か、土曜の冷え込みか。
2024年12月15日 13:20撮影 by  SH-54D, SHARP
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12/15 13:20
愛宕山は冠雪。降ったのは金曜夕方の雨か、土曜の冷え込みか。
愛宕山のツツジ尾根みたいな雑木とシダの急登。
2024年12月15日 13:35撮影 by  SH-54D, SHARP
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12/15 13:35
愛宕山のツツジ尾根みたいな雑木とシダの急登。
みすぎ山頂上。頂上というより尾根道の一番高いところ、という感じ。
2024年12月15日 13:55撮影 by  SH-54D, SHARP
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12/15 13:55
みすぎ山頂上。頂上というより尾根道の一番高いところ、という感じ。
頂上の少し広くなったスペースから南側、亀岡方面の展望。左側は小塩山や大暑山?
2024年12月15日 13:55撮影 by  SH-54D, SHARP
3
12/15 13:55
頂上の少し広くなったスペースから南側、亀岡方面の展望。左側は小塩山や大暑山?
二等三角点「篠村」(430.09m)
2024年12月15日 13:56撮影 by  SH-54D, SHARP
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12/15 13:56
二等三角点「篠村」(430.09m)
ここで道を間違えて右の紅白鉄塔に行ってしまいました。正解は左。そして今シーズン初めての積雪。
2024年12月15日 14:07撮影 by  SH-54D, SHARP
12/15 14:07
ここで道を間違えて右の紅白鉄塔に行ってしまいました。正解は左。そして今シーズン初めての積雪。
正面の愛宕山と眼下の保津峡。
2024年12月15日 14:08撮影 by  SH-54D, SHARP
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12/15 14:08
正面の愛宕山と眼下の保津峡。
保津峡アップ。山陰本線が山と川を最短距離で貫いているのがよく判ります。
2024年12月15日 14:08撮影 by  SH-54D, SHARP
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12/15 14:08
保津峡アップ。山陰本線が山と川を最短距離で貫いているのがよく判ります。
ふたたび愛宕山と保津峡。
2024年12月15日 14:12撮影 by  SH-54D, SHARP
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12/15 14:12
ふたたび愛宕山と保津峡。
アップ。保津峡が見られるのはこの2か所だけでしたね。もっと多いかと思ってましたが見落としたかも。
2024年12月15日 14:12撮影 by  SH-54D, SHARP
12/15 14:12
アップ。保津峡が見られるのはこの2か所だけでしたね。もっと多いかと思ってましたが見落としたかも。
未舗装林道。普通に向こうから車がやって来ました。
2024年12月15日 14:14撮影 by  SH-54D, SHARP
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12/15 14:14
未舗装林道。普通に向こうから車がやって来ました。
木々の間から、陽光に照らされたビビッドカラーの山肌。向こうに比良山地の蓬莱山。
2024年12月15日 14:20撮影 by  SH-54D, SHARP
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12/15 14:20
木々の間から、陽光に照らされたビビッドカラーの山肌。向こうに比良山地の蓬莱山。
そしてここからは舗装路。未舗装林道との境目に広い駐車スペースもありました。
2024年12月15日 14:31撮影 by  SH-54D, SHARP
12/15 14:31
そしてここからは舗装路。未舗装林道との境目に広い駐車スペースもありました。
比叡山。右の裾野の向こうにうっすらと鈴鹿山脈。たぶん日本コバ。
2024年12月15日 14:40撮影 by  SH-54D, SHARP
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12/15 14:40
比叡山。右の裾野の向こうにうっすらと鈴鹿山脈。たぶん日本コバ。
ここで林道と別れて山道へ。長い林道でした。
2024年12月15日 14:45撮影 by  SH-54D, SHARP
12/15 14:45
ここで林道と別れて山道へ。長い林道でした。
初めて見えた京都市街。
2024年12月15日 14:53撮影 by  SH-54D, SHARP
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12/15 14:53
初めて見えた京都市街。
すごい倒木。頭をぶつけました。
2024年12月15日 14:57撮影 by  SH-54D, SHARP
12/15 14:57
すごい倒木。頭をぶつけました。
傾きかけの陽の光に雑木の尾根がいい感じ。
2024年12月15日 15:02撮影 by  SH-54D, SHARP
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12/15 15:02
傾きかけの陽の光に雑木の尾根がいい感じ。
熊除けの鐘。撞木が絶妙な形の木の枝。鳴らして行きました。麓の桂坂ニュータウン周辺にちょいちょい出没しているので当然山の中で会う可能性も。
2024年12月15日 15:12撮影 by  SH-54D, SHARP
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12/15 15:12
熊除けの鐘。撞木が絶妙な形の木の枝。鳴らして行きました。麓の桂坂ニュータウン周辺にちょいちょい出没しているので当然山の中で会う可能性も。
沓掛山頂上。上桂へは引き返して少し手前の分岐から向かいます。真っ直ぐ行ってしまうと多分烏ヶ岳とかトロッコ保津峡駅に。
2024年12月15日 15:15撮影 by  SH-54D, SHARP
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12/15 15:15
沓掛山頂上。上桂へは引き返して少し手前の分岐から向かいます。真っ直ぐ行ってしまうと多分烏ヶ岳とかトロッコ保津峡駅に。
三等三角点「下山田」(414.71m)
2024年12月15日 15:15撮影 by  SH-54D, SHARP
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12/15 15:15
三等三角点「下山田」(414.71m)
右手前に天王山。そこから左に孤立した丘が石清水八幡宮のある鳩ヶ峰。
2024年12月15日 15:15撮影 by  SH-54D, SHARP
2
12/15 15:15
右手前に天王山。そこから左に孤立した丘が石清水八幡宮のある鳩ヶ峰。
さっきからちらちら見えていた冠雪した蓬莱山。左の尾根に頭だけ出している真っ白な山は武奈ヶ岳?
2024年12月15日 15:30撮影 by  SH-54D, SHARP
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12/15 15:30
さっきからちらちら見えていた冠雪した蓬莱山。左の尾根に頭だけ出している真っ白な山は武奈ヶ岳?
細尾根の行く手を立木が阻みます。
2024年12月15日 15:31撮影 by  SH-54D, SHARP
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12/15 15:31
細尾根の行く手を立木が阻みます。
麓に桂坂野鳥遊園というのがあるらしく、度々分岐が現れます。ソヨゴ坂、ハイノキ坂、リョウブ坂などのハイキングコースがあり、ここはその外縁みたい。
2024年12月15日 15:42撮影 by  SH-54D, SHARP
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12/15 15:42
麓に桂坂野鳥遊園というのがあるらしく、度々分岐が現れます。ソヨゴ坂、ハイノキ坂、リョウブ坂などのハイキングコースがあり、ここはその外縁みたい。
降りてきた丸太の梯子を振り返って。今日のコースは後半意外とアドベンチャラス。前半林道が多かったのでギャップで余計に。
2024年12月15日 15:47撮影 by  SH-54D, SHARP
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12/15 15:47
降りてきた丸太の梯子を振り返って。今日のコースは後半意外とアドベンチャラス。前半林道が多かったのでギャップで余計に。
京都市街と外周の山々が一望。右から音羽山、東山、比叡山。
2024年12月15日 15:50撮影 by  SH-54D, SHARP
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12/15 15:50
京都市街と外周の山々が一望。右から音羽山、東山、比叡山。
左端に冠雪した蓬莱山。
2024年12月15日 15:50撮影 by  SH-54D, SHARP
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12/15 15:50
左端に冠雪した蓬莱山。
東山と音羽山の尾根の向こうに冠雪した鈴鹿山脈が。雨乞岳? そして右手前に京都タワー。
2024年12月15日 15:59撮影 by  SH-54D, SHARP
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12/15 15:59
東山と音羽山の尾根の向こうに冠雪した鈴鹿山脈が。雨乞岳? そして右手前に京都タワー。
早くも山の端にかかりつつある太陽に照らされて名残の紅葉が綺麗です。
2024年12月15日 16:00撮影 by  SH-54D, SHARP
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12/15 16:00
早くも山の端にかかりつつある太陽に照らされて名残の紅葉が綺麗です。
東海自然歩道へのバイパス分岐。以前ここの東海自然歩道は歩いた時に唐櫃越えの道標が出ていたので合流するのかと思っていたら山の中では交わりませんでした。
2024年12月15日 16:09撮影 by  SH-54D, SHARP
12/15 16:09
東海自然歩道へのバイパス分岐。以前ここの東海自然歩道は歩いた時に唐櫃越えの道標が出ていたので合流するのかと思っていたら山の中では交わりませんでした。
墓地越しに夕焼けに染まる京都市街。
2024年12月15日 16:18撮影 by  SH-54D, SHARP
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12/15 16:18
墓地越しに夕焼けに染まる京都市街。
上桂駅ホームから。夕焼雲が綺麗でした。
2024年12月15日 16:35撮影 by  SH-54D, SHARP
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12/15 16:35
上桂駅ホームから。夕焼雲が綺麗でした。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ フリース ソフトシェル ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル

感想

 土曜は忘年会で私にしては深酒になる予定だったので日曜に近場の山を計画。加えて今週新しくローカットの靴を買ったのでそのデビュー戦にアップダウンの少ない山をと考えて、未踏だった唐櫃越を歩いてきました。明智光秀が本能寺の変の折、亀岡から洛中に入るのに使った3本の経路のうち1つらしいです。他2本は愛宕山南麓の明智越と老ノ坂。伝承に過ぎないので事実かどうかは怪しいですが。老ノ坂は当時の幹線山陰道なので確実ですが。

 さて予想通り朝寝坊したので京都駅に着いたのは12時過ぎ。嵯峨野線に乗ります。噂には聞いていましたが観光客で満員で通勤ラッシュみたいです。でもインバウンドが話題になる前から、日曜夜の上り列車とかはこのくらいの混雑でしたけどね。予想通り嵯峨嵐山で大勢降りて、馬堀でも大勢と一緒に私もホームに降り立ちました。残りは亀岡駅から保津川下りでしょうか。ホームのトイレに寄ったのですが、自動改札が2台しかないのでトイレから出てもまだ行列してましたね。駅から出たお客はみんな京都側のトロッコ亀岡駅方向に歩いていきました。

 私も途中までその後を追う形で東へ。如意寺の駐車場脇から入山。みすぎ山までは全くの無人で、そこから林道では車2台とすれ違いました。駐車場にも数台停まっていて人もいましたね。結構使われているようです。山道に入って沓掛山の先しばらくまではまた無人。このまま誰ともハイカーに会わずに終わるかなと思うと、登山口近くで、トレランの親子らしい2人組とすれ違いました。さらに休憩中のシニアの7人グループを追い越し。

 登山口から上桂駅まではひたすら直進。踏切手前まで着いたところでちょうど桂行きの電車がやってきて無情にも遮断機に阻まれました。上桂駅は小さいので遮断機が上がってからもダッシュすればギリギリ間に合いそうで実際そうやって駆け込んでいる人もいましたが私はまあいいかな、と次の電車を待つことに。自販機でコーヒーを買って、おやつを食べて待ちました。おやつはヤマザキの日々カフェ新作のクグロフ。山に相応しくカルデラみたいな形をして味はフィナンシエ風のお菓子です。帽子の形らしいですけど。田中陽希さんも行動食はフィナンシエを愛用されているそうです。この日々カフェのシリーズはカロリー高めでどれも結構日持ちがするので食べなくても次の山行に取っておけるのでいいですね。もっともこの程度の山行でパン2個とお菓子1個は食べ過ぎだったようで胃がもたれました…

 距離的にも難度的にも控えめで、それでいて京都市街と遠くの山々の景色が楽しめるいいコースでした。保津峡の眺めもいいですね。標高400mちょっとしかないのですが、すごく高い所から見下ろしている感覚です。時間が遅かったせいかもしれませんが人が少ないのも静かな山歩きが楽しめて良。おススメです。いくつか分岐があって変化もつけられますし烏ヶ岳や嵐山などのピークハントを兼ねてまた来るのもいいなと思いました。

■ハイキングシューズ、メレルMOAB 3 SYNTHETIC GORE-TEX
 キャラバンのC1_DL LOWと迷ったのですが、キャラバンは日本人向けに幅広で靴の中で足が遊ぶ感じがしたので、それよりは幅が狭いメレルを購入。ちょうどいいフィット感でした。ミッドカットだと足首でしっかり固定できるので幅広で構わないのですが、ローカットだと固定する部分が小さく足が靴の中で動きやすいのでこっちの方がいいかなと感じました。あとインソールの土踏まず部分の盛り上がりが大きくて店頭で試している時は少し気になったものの、インソールは自前のと交換するつもりで。今回は交換せずに試してみたのですが少し歩くうちに気にならなくなりましたね。いっぽう歩いているうちに靴紐が緩んできて下りで爪先が靴に当たるのは予想外でした。たぶん緩み防止に靴紐には摩擦の大きい素材が使われているのですがそれでも。足の甲部分も使って丁寧にしっかり締めようと思いましたが、逆に靴紐の滑りが悪いので爪先に近い方は締めにくかったり。まあ慣れでしょうか。総じてあまり激しくない、なんとか古道とかそういう感じの山道を軽快に歩くのには良さそうでした。今後活用して行きたいと思います。これで六甲全山縦走もやってみたいですね。

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