晴れ男が裏目に出たようです。「富士山」

2015年11月07日(土) [日帰り]

• GPS: 07:57
• 距離: 8.0km
• 登り: 1,408m
• 下り: 1,408m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:58
• 休憩: 1:53
• 合計: 7:51

8:00 富士宮口五合目
8:17 8:18 六合目雲海荘
8:51 8:58 新七合目御来光山荘
9:27 9:27 元祖七合目山口山荘
9:56 10:11 八合目池田館
10:43 10:44 九合目萬年雪山荘
11:17 11:19 九合五勺胸突山荘
11:53 11:55 富士宮口頂上
11:58 11:59 三島岳
12:14 13:10 富士山
13:21 13:21 三島岳
13:26 13:27 駒ヶ岳
13:40 13:40 九合五勺胸突山荘
13:52 13:54 九合目萬年雪山荘
14:16 14:27 八合目池田館
14:50 14:51 元祖七合目山口山荘
15:04 15:08 新七合目御来光山荘
15:31 15:40 六合目宝永山荘
15:41 15:41 六合目雲海荘
15:51 15:51 富士宮口五合目
15:51 ゴール地点

天候

天候：晴れ
気温：登山口2℃　山頂9℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

11/10 17時より通行止めのようです。
≪カーナビで設定するなら以下参照≫
【名称】五合目レストハウス
【住所】静岡県富士宮市北山
【URL】http://www.fuji-tozan.com/5goume/

コース状況／危険箇所等

▼登山ポスト
登山口にあるようですが確認し忘れました。

▼電波
接続率ドコモ　96.2%

▼夏山期間以外に登る際の注意事項
登山道が閉鎖中である夏山期間以外についてのルールが記載されてます。
【URL】http://www.fujisan223.com/rule/three_rules/

その他周辺情報

▼温泉
クチコミで人気の「天然温泉 気楽坊」を利用。
【住所】静岡県御殿場市神山719
【電話】0550-87-5126
【料金】1,000円（休日/１時間）
【時間】6：00〜9：00（週末のみ）10：30〜24：00※23：00最終受付
【URL】http://www.tokinosumika.com/spa/kirakubo/
【備考】駐車場から約1時間
【感想】さまざまなお風呂を楽しめるが◎、一方、炭酸泉の泉質は△。
　　　　1時間以内に施設から出ないとならず、時間的に短いのが△

写真

富士山スカイラインは11/10
17時より通行止めのようです。

4つの登山ルートのうち、最も標高の高い位置から出発するため、距離が短いです。

六合目で宝永火口方面への宝永山遊歩道と分岐があります。

富士宮ルートは全体的に傾斜が急で、岩場が多いようです。

七合目に到着。

富士宮ルートは登山道と下山道が同じのため、

夏山の時は混雑するでしょう。

八合目に到着！

富士山八合目以上は奥宮の御神域であるようです。

お金が挟んであり、
日本人っぽい行為ですねw

九合目の萬年雪山荘に到着！

雪山を求めて来たのに…

一切雪がありません…。

ピッケルやアイゼンなど無駄に荷物が重く感じます…。

山頂の鳥居をくぐると

正面に御神体として崇められる
頂上奥宮が迎えてくれます。

雲海を望むには、もってこいの席があります。

最高峰の剣ヶ峰までは、馬の背と呼ばれる急斜面を登ります。

2004年に閉鎖後は、自動気象観測装置による気象観測を行っているようです。

ダイナミックな火口！

中は雪が残っていました。

標高3,776m、ついに来たー！！

最高峰である「剣ヶ峰」が、
日本列島のほぼ中央部に当たる場所に位置しているんだとか。

まるで飛行機からの景色のよう

大きな岩を発見して遊ぶ。

その�� 押してるように撮ったり

その�� フンコロガシのように
撮ったり

…時間もなくなってきたので
下山開始！

絶景を惜しみながらも…

実は高山病と格闘中（泣

3,000m以上は身体への負担が
大きいようです。

8号目にてモデル風に撮影（笑

帰りは御殿場の時之栖に
ある「気楽坊」で入浴。

すでにイルミネーションが
始まってました。

感想

iamclimber

今日は念願の富士山に行ってきた。
やっとだ。去年は天候が崩れてしまい中止となり、
何度か計画してはその度に天候や仲間のスケジュールが合わなかった。

厳冬期の富士は『白い魔境』と呼ばれ、難易度はエベレスト級とか聞いていたが、
まだ初冬前だし…と思いつつも前夜からドキドキが止まらなかった。

ピッケル、アイゼンを背負い荷物の総重量は15Kg。
久しぶりに履いた雪山用の靴は重い。
テント泊並みの重量だと思いつつも、不安から荷物を減らせずさぁ出発！

登りだすと、風もなく、気温もちょうど良い。
そしていつまでたっても……全く雪ないんかーぃ！！
10月に初冠雪したものの、その後雪がなくなってしまったようで、
ただの冬装備でのトレーニングと化しました。
周りを見てもがっつりフル装備の登山客は見当たりません。
晴れ男が裏目に出たようです。

八合目を超えた辺りから高山病の症状が出始めた。
以前、参加した講習で呼吸法を学び、意識して呼吸すると身体がだいぶ軽くなった。
改めて日頃から勉強することの重要性を再認識した。

下山中に七〜八合目付近で単独の年配の女性とすれ違った。
時間的に山頂を目指すには明らかに遅く、軽装備だ。
一瞬気になったが、軽く挨拶をしたのみであった。

その後出会った登山客の話しによると、
年配の女性は、地図はなく、ヘッ電も小さなものしか持っていないらしい。
下山するように声をかけたが、ブル道で下山するからと断られたらしい。
僕は初の富士山のため、ブル道のことがよく分からなかったが、
ブル道はガスってしまうと迷いやすいらしい。

その後も七合目付近でスニーカーで登ってくる観光客が現れ、
注意するものの訪日外国人だったため言葉が通じなかった。

富士山ではよくある話のようだが、なんか後味が悪くなってしまった。
世界遺産ということも影響あるのだろう。

今回は雪も本当に少なく、肩透かしにあった感じだったが、
やはり日本一の独立峰。充実感は十分に味わえた。
雪がのったらまた足を運ぶとしよう。