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Yamareco

記録ID: 7618571
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トレイルラン
房総・三浦

Coast to Coast 房総半島横断レース

2024年12月22日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
12:32
距離
71.4km
登り
3,132m
下り
3,139m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
12:09
休憩
0:23
合計
12:32
距離 71.4km 登り 3,132m 下り 3,139m
5:16
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4
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17:27
5
17:32
ゴール地点
天候 朝は温かく前半は快晴であったが、次第に北よりの偏西風が強まり、第三エイドは強風でゆっくり休めず。後半は黒雲が上空を覆い雨がぱらつく時間帯も。それでも最後は夕焼けとシルエットの富士山を東京湾越しに望む絶景を見ることができました。
過去天気図(気象庁) 2024年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ルートはOne Wayですが、浜金谷からスタート地点にバス輸送あり、駐車場も大会が手配してくれます(要予約)。私は、道の駅きょなんで車中泊の後、130起床、200過ぎに浜金谷の駐車場に車を停め、230前にバス乗車地点(浜金谷フェリーターミナル)に移動、バスは300発、400にスタート地点に到着しました。バス車内でも仮眠できました。帰りはゴールから駐車場まで20分ほどで、便利で有難いです。
コース状況/
危険箇所等
自分の走力から考えて、日本寺通過は16時(関門制限)に近いと想定。昨年全行程12時間以上要した方のペースを基準タイムとして設定しました。凡そ設定どおりに走れたものの、A4からA5の移動に時間を要して、関門通過はギリギリとなってしまいました(去年とコース変更で、距離が増えていた模様)。岩や小石の林道もあり、一部で滑りやすい山道や斜め道もあったものの、全般的には土道の林道、舗装路が多く、トレランシューズでない人(ランニングシューズの人)も多いようでした。
誕生寺~清澄寺:スタッフや地元の方々の温かい声援を頂戴して、誕生寺を5時にスタート。今年はウェーブスタートということで、440、450、500の3組に分かれており、新実入トンネルにて若干の渋滞、徒歩移動を強いられこそすれ、総じてスムーズです。トンネル手前では田中正人さんに握手できて感激!神明川を渡る手前に公共トイレあり、こちらで用を足している方もいました。安房天津港周辺の遊歩道は道幅も広く、渋滞知らず。やがて道は右に回り込み(5:39地点)、二夕間川に沿って清澄養老ラインを北上します。清澄山道ループ橋あたりから傾斜が増し、周辺の人も歩き出したので、こちらも徒歩に。ところが、設定タイムから遅れている見込みと判断、途中から登りも走ります。最後は階段を上って清澄寺バス停に出たところからロードを下ると第一エイド。地図上の「市営駐車場前バス停」付近。羊羹を2本頂戴します。
清澄寺~金山ダム:緩い上下を繰り返す林道から、やがて本格的な山道となり、階段のアップダウンが増えます。元清澄山を過ぎても山道が続きますが、やがて下り中心となり、ダム湖沿いの平坦道を走ると赤い橋を渡って第二エイドとなります。トイレブースには10人以上のランナーが並んでいたかと。飲料がコーラとスポドしかない(水が無い)とボヤいている方も。
金山ダム~安房高山:ダム横からトンネルを抜け、安房鴨川から連なる南斜面の平地におりてくることから、北風が遮られ、陽光も浴びて、眩しく暑い区間となります。道は舗装路でダラダラと長く、早くも走るのが疲れてきます。溜池を回り込んで舗装路を右折、川を渡って右折すると清掃工場があり、林道となります。高度を上げていくためこの辺は走れず。尾根に出てからは切通しや雨水に穿たれた走り難い林道で緩いアップダウンを繰り返し、やがて安房高山北面の第三エイド。ここは北風の通り道になっており、大変寒かったです。それでもパスタを頂戴し、水500mlも補給してMUSASHIのReplenishを追加します。
安房高山~奥原集落:また南斜面になると風も収まって一安心。時折綺麗な紅葉も見れます。道も走りやすくなり、第三エイドで補給したカツオサプリが効いたようで、設定タイムを若干上回り、楽しく?進んでいきます。新花立峠を越して車道に出るところがWater Aid。こちらでコーラをカップ1杯頂きます。この先下り基調の道から登り返しが入り、林道から急な登山道を上って再び降りると奥原集落にある第四エイドへ。ここでトイレに行き(2人待ち)、お汁粉、豚汁を頂いて一息つきます。さらにカツオサプリを追加で投入、日本寺関門に向けた勝負の区間となります。
奥原集落~日本寺入口:ロードを1キロほど走り左折、房州アルプスへ登っていきます。アップダウンを繰り返して内台十字路。この後は下り基調の道を足の甲の痛みに耐えながらもランを続けます。白狐川に沿った荒れた林道も殆どすべて走り切ると白狐峠への分岐。ここで「エイドまで2㎞、関門まで3㎞、まだ間に合う!」のスタッフの方の声。気が付くともう15時を過ぎており、あと5キロでギリギリか。飛ばしたつもりが意外と時間を食ってましたが、あとで分かったのは、昨年とコース変更があり、この区間距離が延びていたこと。ホウホウの態で白狐峠に上りいよいよ私有地絶景地区。景観を楽しむ暇もなく平らな底面を走り切り、ジグザグに斜面を登って更に走ります。「エイドはまだか。もう間に合わないか」と思いながら下っていくと第五エイド。もう16:30。エイドでは「あと2㎞なので補給していってください」とスタッフの方が説明していたので、朦朧とした頭で「それならもう大丈夫」と思うも、取り敢えず休みをとらずライトのチェックだけ済ませて再び走り出します。走りながら「これで安心。もう完走できるな」と思うも、事前に調べたときや、白狐峠手前のスタッフの方は第五エイドから関門まで3㎞と言っていたことを思い出し、やはりギリギリなのではと心配になりだした。ヤマレコの地図を見ると、そんなに余裕はなさそうだ。高速道路をくぐると登りにもなり、残り時間が減っていく。峠を越して下りきると15:51。係の方に聞くと「関門まで、あと6分」とのこと。日本寺の入口に向かって階段を繰り返し上ると、山門が。先行の方が「あと4分!」と叫んでいます。なんとかギリギリ15:57に到着。
日本寺入口~ゴール:漸く一息ついて、大仏の前では自販機でおしることCCレモンを買って大休止。山頂目指して階段を上ると、そこには東京湾越しに見える夕陽と富士山がありました。せっかくなので地獄覗きで写真撮影をし、急な斜面を下っていきます。さすがに暗くなったのでライトを点灯。日本寺も拝観時間は16時までのようなので、主催者や関係者の方のご配慮によって素晴らしいフィナーレを迎えらえることに感謝。浜金谷の町から一度登り返してトンネルを抜け、海に向かって下っていきます。ループ道を降りると「あと700m」と係の方に教えてもらう。残りわずかとなった長い山旅をしみじみと味わいながら、最後は足取り軽くゴールに向かうと、ここでも関係者の方々が温かく迎えてくれました。Coast to Coastであり、自分の場合はご来光から夕陽までの長い一日でもありました。
その他周辺情報 道の駅きょなんの隣には、スーパーと、飲食店(栄丸)があります。
誕生寺の山門前からスタート。ウェーブスタートなので、渋滞もありません。
2024年12月22日 04:58撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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12/22 4:58
誕生寺の山門前からスタート。ウェーブスタートなので、渋滞もありません。
もみじは少ないものの、ところどころに見ごろの木がありました。
2024年12月22日 11:26撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
12/22 11:26
もみじは少ないものの、ところどころに見ごろの木がありました。
キツイ林道にも心が癒されます。
2024年12月22日 11:59撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
12/22 11:59
キツイ林道にも心が癒されます。
日本寺の大仏が夕陽を浴びます。もう参拝者も居ません。
2024年12月22日 16:11撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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12/22 16:11
日本寺の大仏が夕陽を浴びます。もう参拝者も居ません。
地獄覗きからの絶景。
2024年12月22日 16:28撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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12/22 16:28
地獄覗きからの絶景。
富士山のシルエット。
2024年12月22日 16:29撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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12/22 16:29
富士山のシルエット。
夕陽。
2024年12月22日 16:29撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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12/22 16:29
夕陽。
房総半島と富津、川崎・横浜方面。
2024年12月22日 16:29撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
12/22 16:29
房総半島と富津、川崎・横浜方面。
百尺観音。ここから日本寺境内を抜けて、金谷に向かって降りていきます。
2024年12月22日 16:35撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
12/22 16:35
百尺観音。ここから日本寺境内を抜けて、金谷に向かって降りていきます。
撮影機器:

感想

完走できるか心配もあったが、カツオサプリのおかげもあったのか、まずまず走ることができ、ゴールもでき、絶景も満喫して、素晴らしい大会を楽しむことができました。初めてのコース、初めての参加で、余り周りの景色を楽しむ余裕はなかったが、標高は低いものの山深さも感じたコースでした。また、この季節でも比較的暖かく、エイドも充実していたことも楽しめた点。前夜のトークショーなど参加できず残念でしたが、浜金谷からスタート地点へ送迎バスが出るのは大変ありがたく、帰りは車で素早く帰宅することができました。運営についての細かい要望もあるでしょうが、自分は大満足の大会で、こういう機会をつくってくれる関係者の方々に心から感謝しています。

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