房総半島横断レース(Coast to Coast 2024)
- GPS
- 12:36
- 距離
- 74.0km
- 登り
- 3,054m
- 下り
- 3,060m
コースタイム
- 山行
- 11:47
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 12:33
天候 | 晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
船
京急バス 横浜駅バスターミナル→袖ヶ浦バスターミナル 日東交通バス 袖ヶ浦バスターミナル→安房鴨川駅 安房鴨川駅→鴨川松島→鴨川青少年自然の家 当日 スタート地点誕生寺まで送迎バス 帰宅 ゴール地点金谷港より東京湾フェリーにて久里浜港京急バス京急電車を乗り継ぎ横浜駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ほぼドライ、ところどころ水溜まりあり |
その他周辺情報 | ゴール地点近く 金谷食堂 |
写真
装備
個人装備 |
キャップーマイルストーン
ヘッドライト マイルストーンMS-i1
アンダーウェア ミレードライナミックメッシュ
シャツ ワイポウアメリノT
アンダーショーツ インナーファクト シームレスパンツ
パンツ ノースフェイス フリーランショーツ
ソックス インナーファクトラミーソックス
シューズ メレルアジリティピーク5
防寒着 マウンテンハードウェアエアロメッシュロングスリーブ(オクタ)
ウインドシェル テレックス
アームスリーブ オレノアームスリーブWOOL
グローブ R×Lメリノグローブライト
ザック パーゴワークスラッシュ11R
ソフトフラスク インナーファクト
ウエストベルト デカトロントレイルランニングハイドレーションベルト
レイン モンベルピークドライシェル
スマートウォッチ ガーミン955
エマージェンシーキット
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感想
エントリー
年始に、高校同級生のランニング繋がりグループLINEに今年の目標としてトレランレースに出てみたいと書いた。
夏に予定していた短めで日帰りできる多摩川源流マラソンがコース崩落で中止になる。また、動画でトレランを知るきっかけになったITJにエントリーしたものの落選、11月頃に年内出場できるレースはないものか?と検索したら房総半島横断レースが目に止まった
ITJと距離、時間、獲得標高も近い、コレYoutubeのはちまきのランチャンで見たなーと動画をじっくり見直す。
宿泊のセットプランもあり、試走会もまだ間に合いそうだ、初めてなのにいきなり長い距離もどうかと思ったが、毎年積み重ねるほど先は長くないし、未知の距離でDNFしてもメンタルのダメージは小さい。だいたい房総半島横断ってワードがワクワクする!とエントリー
試走会
11/17の試走会も申し込み翌日には定員になっていたので、ギリセーフだった。 第4エイドからゴールまで24km走るのだが、コース後半の状況がつかめ、最後の階段地獄も味わえた。少しでも早くなるように翌日から駅でもマンション9階の自宅でも登りは全て階段にした
また、なっちゃんこと山内菜摘さんはじめ、ヘルプでペーサーやスィーパーして頂いたチームはちまきのアオキさんやショウコさんにも色々なアドバイスや励ましもらったのが、本戦ですごく役に立った。
前日
前年の動画で、前泊は合宿のような楽しそうな雰囲気があったので、迷わず宿泊セットに申し込みした。
今年の前泊は青少年自然の家で2段ベット6台の6人相部屋、晩御飯は自分でよそう給食スタイル 毛布のたたみ方の指導もあり、まんま半世紀前の修学旅行 前日イベント会場や大会説明もここで行うので時間的にはゆっくり過ごせた。なんと今年のコースは昨年より4キロ長くなっているそうだ。翌日は2時頃起床のため20時頃床に着く ただ、就寝前にアミノバイタルをとったせいか、心拍が上がって23時頃までは寝付けなかった。
レース当日
いつのまにか爆睡して2:15アラームで飛び起きる。もう皆さん身支度をはじめており、慌てて着替えて3:30バス出発 朝頂いたおにぎりをバスで食べて4:00過ぎ誕生寺着 最後の身支度や荷物預かりトイレなどなどバタバタしているとあっという間にスタート時刻になる。会場で今年はスイーパーをしてくださっているショウコさんとアオキさんにお会いできパワーを頂く
補給食ジェル類
ジェル類は「俺は摂取す」と「カツサプ」のマグロと回遊魚の海鮮系を基本にしてみた。あとフラスクにナチュラルミネラルタブレットを投入 どれも未体験 羊羹類も色々買ったが、重くなるので結局ザックに入れず自宅で食す
アミノバイタルやアミノサウルスの甘さがどうも苦手で変えてみたが、摂取すははっきりしたフレーバー味 カツサプはカツオ味かと思いきやほぼ無味のビオフェルミン味 8粒でこの値段?と割高すぎるが、足が残ったのはコレのおかげか?
ナチュラルミネラルタブレット投入水は飲みやすく良かった。スタート30分前に摂取すゼリーとカツサプ4粒投入 エイドごとで摂取すジェルとカツサプ4粒投入した。
スタートは第3ウェーブの5:00
寒かったのでTシャツの上にオクタフリース、その上にウインドシェルを着て待つ。
ウインドシェルを仕舞うのに手間取り、後方からゆっくりスタート 海沿いのロードは行列状態で並んで走る 流れに任せてキロ6"10~6"30程度 程よく汗ばんできたので、新実入トンネルの渋滞中にオクタも脱いでおく ロードの登りに入り緩やかな登りは走るがあとは無理せずに歩く 周囲の人も同じ感じ 第1エイドまでは全部ロード
第1エイド11キロ地点
トイレが比較的空いていたので並ぶ
エイドには羊羹程度しかなくパス
明るくなっていたのでヘッデンを外す。
ゼッケン留が飛んでしまいまごつくが、予備で入れていた安全ピンで固定。
ここから第2エイドまでほぼシングルトラックのトレイル 擬木階段の小刻みなアップダウンの連続が辛い。バランスを崩して踏ん張る際ふくらはぎが攣りそうになる。幸い鎖場の渋滞に並びながらストレッチできたので、それ以降は攣ることもなかった
第2エイド24キロ地点
10時着 関門は11時
給水とミカンを頂く、ここでもショウコさんにエールを頂く、トイレを済ませて出発
ここから第3エイドまではのどかな農村のロードと林道
第3エイド36キロ地点
10時47分着 関門11時30分
風が強く寒い トイレ待ちの間にウインドシェルを着込む。ここはパクチーエイド パクチー入りのスープパスタなのでパスしようか迷ったが、スープの湯気の魅力に勝てず頂く だが、やっぱりパクチー
はパクチー 無理矢理飲み込む
ここからはトレランで未踏の距離
第4エイドまで離路面の悪い林道のアップダウン淡々と続く マラソンでは抜かれればそれきりだが、トレランレースでは抜きつ抜かれつと言うか、
同じメンバーで、譲り譲られしている事に気がつく
自分の場合登りが遅く下りが早いようで、登りで置いて行かれ、下りで追いつき追い抜くの繰り返し
その度に声を掛け合い、登りで世間話したりするので完走目指して一体感が自然にできるのが楽しかった。途中アオキさんが誘導されており、また元気をもらう。
第4エイド50キロ地点
13:00着 関門13:30
給水と暖かいぜんざいを頂く、ここからは体験済みの試走区間
トイレに並びながら抜きつ抜かれつした兄ちゃんと次の関門についての話 次のエイドまで14キロだか、関門はその3キロ先 試走会の感じでは難しいかもと思ったが、彼の、ここからでしょう!の一言で俄然やる気になりまた抜きつ抜かれつの展開
思いのほか足が残っており、下りは気持ちよく進める
途中ばらっと雨が来たので、レインを羽織る。
それきり降ってこず結局レインをしまっている間に「下りで待ってまーす」と置き去りにされ、後を追う。
そうこうしている間に第5エイド到着
ちょうど彼がエイドを出発しようとしているところに到着
第5エイド
関門まで残り30分なのでそのまま彼の後を追って通過しようと思ったが、「この後残り2キロロードの下りなので、走れる方はまだ余裕ありまーす♪」とスタッフの声
ならと飲み物を頂き少し滞在 しかし試走でダラダラ長い登りを歩いて登ったなーと思い返し、5分ほど滞在し余裕をもって出発
下りは快調に飛ばして、ダラダラ坂を登り切ってこの峠を下りきれば関門 5分前着かーと下り始めるとどうも様子がおかしい。坂の下に誘導が1人叫んでおり、先行の選手が次々参道に飛び込んで行く!
「関門は参道階段を登って上の山門でーす。」
「山門まで階段駆け上がって5分ギリギリでーす。」
「山門に間に合わなかったらまたここまで降りてきてくださーい」
嘘だろ!去年のレース動画ではここが関門だったじゃない!!と文句を言う間もなく参道に飛び込む
残り5分を切っている。笑えるような展開!登っても登っても中々山門につかない階段をひたすら登る。近づくにつれてカウントダウンが聞こえる。最後の折り返しに上がると階段の上に門が見えた。残り1分を切っている。
門まで駆け上がるとその先にまた階段があるじゃない! 登り切って残り7秒 ゴールかと思いきや、「あと20メーター」と先の山門を指す。カウント0と同時に山門になだれ込む。
数秒後に続く選手は山門前で止められバタバタと大の字になって倒れ込む 天国と地獄
まるで漫画の展開
第5エイドでミカンに手を出していたら、日々の階段登りをしていなければ、試走に参加していなければ、一つ欠けても関門クリア出来なかった。なんせ残り0秒なんで
ちなみに第4エイドから日本寺の関門まで、試走会より15分早く走っていた。試走会では途中休憩や写真撮影はしていたもののよく頑張れたと思う。
日本寺の閉門が16:00なので、この関門時間が決まっていると思うが、この先ゴール18:00は充分な余裕がある。実質ここが最終関門
日本寺でトイレを済ませ 自販機で飲み物買ってスィーパーさんに写真を撮ってもらってしばしくつろぐ。
ただ、あまりゆっくりしていると完走者の中で一番最後になってしまうと気がつき日本寺を出て真面目に走る。
思いのほか足にダメージなく、普段のペースで走れる。アオキさんの教えを守って前半無理をしなかったのが良かったようだ。
途中暗がりで顔が見えず、誘導の方に挨拶したらまたまたショウコさん!完走をとても喜んでくださった。ゴールでアオキさんも駆け寄ってきてくださり最高のゴールができました‼︎
記録12:34'33" エントリー627 総合順位417/627
完走率77.1%
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