西丹沢から山中湖(畦ヶ丸・菰釣山・高指山)
- GPS
- 07:16
- 距離
- 23.2km
- 登り
- 1,889m
- 下り
- 1,351m
コースタイム
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 7:13
天候 | 晴れ後曇り 山中はほぼ無風、山中湖畔は微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コースは全般的に明瞭。多くが東海自然歩道のため整備状況は良く歩き易いが、稜線はアップダウンが多い。ハイカーの数は少ない。終日で10人くらいしか見かけなかった。 |
写真
感想
始発電車に乗り新松田まで電車で移動。既にここまでで自宅を出てから2時間経過していた。新松田からは路線バス。このバスも約1時間乗るが、定刻より少し遅れて大滝橋のバス停に到着。バスの車内はハイカー多数だったが、このバス停で下車したのは自分だけだった。支度して8:32に行動開始。初めてのルートなので方角がよく分からないが、東海自然歩道の分かり易い道標があって助かった。歩き出してすぐダートの林道に。そして沢沿いを歩く。一箇所滝も見えた。最初は標高は上がらないが距離は確実に稼げる。歩きはじめは寒かったが、冬用の防寒装備では15分もすると暑く感じるようになった。休憩してグローブと帽子を薄いものに変更し、オーバーヒートを防ぐ。沢の渡渉を何度かしたら最初の避難小屋に到着。中には入らずに外で水分補給して進む。避難小屋を過ぎても標高はあまり上がらないが、歩くぶんには楽だ。しかし大滝峠上まで来て見上げると急登。ここからは楽させてもらえないようだ。日当たりの良い急斜面を登る。12月末だが、ペースを上げて日向を登るとさすがに暑い。風がないので尚更だった。斜度自体は大したことはないのかも知れないが、今まで楽してきたのできつく感じる。最初のピークの畦ヶ丸には10:13に到着。無人。樹木があって眺望は今ひとつだが、相模湾が樹木越しに見えた。山頂から少し下って避難小屋で休憩。内も外もきれいな避難小屋だ。中に入り座って休む。ここまで何も食べなかったので持参したパンを食べる。日当たりが良くて暖かだった。このまま昼寝したら気持ち良さそうな小屋だった。でも先は長いので、しばし休んだ後は行動再開。分岐から下り始めると日陰のためか、とても寒く感じた。暑い寒いは日照によるところが大きいため致し方ない。寒い登山道を進む。この先はアップダウンの繰り返し。大きく登ることも大きく下ることもないが、とにかくアップダウンが多い。標高が1000メートル超でそれほど高くないので呼吸は楽だが、体力と根気が要るルートだった。途中無数の小ピークを経て先へ進む。コースは忠実にアップダウンする。うんざりと言っていいほどのアップダウンをこなして菰釣山避難小屋に到着。見た目はきれいだが内部は確認せず。この周辺では、登山道整備と鹿柵の設置工事が行われていた。今は正月休みのようだが、1月以降に再開だろうか。12:26に菰釣山到着。出発から約4時間だった。ベンチがあり腰掛けて休む。西側が開けていて富士山と山中湖の眺望がいい。ようやく今日のゴールである山中湖が見えたがまだ遠い。慎重に進むしかない。菰釣山から先も相変わらずアップダウン。登りも下りも小さいが、何度も繰り返す。わかりやすい縦走路と言えばそうかもしれない。樹林帯も相変わらずなので富士山はよく見えないが、右手側にはどっしりと構えた山が見えるようになった。山座同定は特にしなかったが御正体山かもしれない。縦走路を進むとクルマやバイクのエンジン音がするようになってきた。道志の国道の音だろうか。音は聞こえてもクルマは見えなかった。何度も何度もなんとかの頭と名の付いた小ピークを経て分岐に至る。ここまで来ればこの先は一度反対方向だが歩いている。山伏峠の分岐から高指山を目指す。天気は11時頃から曇りがちだが、風が弱いので歩いているぶんには寒さはほとんど感じなかった。それでも午後になると再び太陽が見え始め、山中湖に近づくと富士山と湖の両方が見えるようになってきた。富士山が見えない富士五湖は、来ても楽しみが半減してしまうと思う。展望の良い高指山は14:50に到着。今日最後のピーク。眺望良し。帰りのバスの時間は余裕で間に合いそうなので、更に先に進むか地図を眺めて考えたが、この先は既に一度歩いていたのでパス。ここから下界に向けて下ることに。滑り易いすすきの斜面を下ると別荘地に至る。更に進んでアスファルト道路を歩く。歩道がないところもあり側をクルマが駆け抜けていくため、歩いていると怖い思いをする。下界は風が抜けてとても寒く、防寒をちゃんとしないと耐えられないくらいだった。標高は下がっても風が抜けるとやはり寒さは厳しいと感じる。平野のバス停には15:32に到着。出発からぴったり7時間で到着した。風が冷たくて寒い。バスの待合室があるはずだが15時でクローズとのこと。寒くて仕方ないが、もう少し歩いて山中湖の湖畔まで行く。観光客多数だった。バス停に戻っても寒いがバス時刻まで保温して待つしかない。16:40定刻にバスが出るまで震えながら待った。この時期の山中湖は寒くてこりごりになってしまいそうだった。
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