川苔山(川乗橋〜川苔山〜鳩ノ巣駅)
- GPS
- 06:40
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,354m
- 下り
- 1,438m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
京王自動車の氷川営業所はなくなったようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
前日が雨だったので、岩が濡れているところは滑りやすかった。 |
その他周辺情報 | 奥多摩駅にも鳩ノ巣駅にもコンビニはありません。 |
写真
感想
11月20日にユーシン渓谷から塔ノ岳に6〜7人で登る予定がありました。
そんなときに友人のSさんが「登山始めたい!」と言うので、20日の予定を話したら乗り気に。
さらに「その前に別の山登っておこうか」という流れになりました。
その日のうちにタイミング良く、別の友人たちと11月14日に鍋割山に登る計画が持ち上がったので、そこにSさんも誘いました。
が、日が経つに連れ、14日の天気の予報は悪くなり、そこから回復せず・・・。
11日の夜に「14日は中止かな〜。16日か17日に川苔山に行こうか」と思っていたら、Sさんが「明日行こう!」と。
10日の日勤〜夜勤〜11日の日勤ときついバイトが続いたうえ、12日は就職活動の準備をしようと思っていましたが、他に行ける日がなさそうなので、11日の深夜までかかって就職活動の準備を済ませ、2時半に就寝。
5時半にスマホで目覚ましをかけるつもりが、スマホを握り締めた状態で妻に6時に起こされ、慌てて準備をして家を飛び出ました。
駅まで長速歩きで向かいましたが、乗る予定の電車にはギリギリ乗れず・・・。
奥多摩駅での待ち合わせに30分遅れるばかりでなく、8時10分発のバスにも間に合わず、次のバスは10時台・・・。
電車内で調べたところ、奥多摩駅前にあった京王自動車(タクシー会社)氷川営業所はなくなったそうで、「タクシーも拾えないだろうなぁ。1時間歩くしかないか」と思っていながら奥多摩駅に降りると、駅前にプリウスのタクシーが! これ幸いと乗り込み、川乗橋へ向かいました。
天気は曇り、少し肌寒い気候でしたが、歩いているうちに体が温まるだろうとハードシェルのジャケットは羽織らず。
「山と高原地図 奥多摩」を家に忘れてきたので、入り口のゲートのところにある案内図をカメラで撮影して、登山を開始しました。
時折、林業関係者の車に追い抜かれながら、始めのうちは舗装路を進んで行きます。沢沿いのため、水の流れる音を聞きながらの心地よい山行です。紅葉の見頃は過ぎてしまっていましたが、ところどころに赤が残っていました。
バス停から50分ほど経ったところで、舗装路からはずれて登山道へ入っていきます。去年の12月に来たときは、この先の橋が崩落していたので、迂回路としてもうしばらく舗装路を進むようになっていましたので、ここからは初めての道です。
前日の雨が落ち葉を濡らしていたので、滑りやすいかと思いましたが、そこまで気にすることはなかったです。ただ、道幅は広い方ではないので、脇見しながら歩くと危険です。何回か橋を渡ったり、小さな滝を見たりして、緩やかな登山道でまったく疲れることはありません。
「川苔山・百尋ノ滝→」の文字が書かれた、岩に付けられた案内板から先は岩場が始まり、少し険しくなります。そしていよいよ百尋ノ滝。手前の階段は急なのでロープにつかまりながら降ります。マイナスイオン出まくりで癒されます。5分ほどの滞在で先を急ぎます。
ここからしばらくはまた少し険しい岩場を登ります。初心者のSさんは相当きつそうでした。が、再び緩やかな道になり、安心してました。
やがて足毛岩の肩方面と日向沢ノ峰方面への分岐が現れます。どちらに行っても川苔山山頂には行けるのですが、距離が短い日向沢ノ峰方面を選択しました。300mしか変わらないようですけど。しばらく進むと今までの細い登山道とは打って変わって、だだっ広いところに出ます。去年はここらあたりから雪がちらつき始めたんだよなぁと感慨に(?)ふけりつつ。この辺から先は進むルートがつかみづらいのですが、木の枝や幹に巻いてあるピンクのビニールテープやリボンを目印に進みます。見つからないときは、Sさんを残し、少し進んで周囲を見渡し、登山道っぽい道があるかどうか探し、なければ戻りました。(ほとんど戻ることはなかったですが)
徐々に霧(下がってきた雲?)に周囲が包まれ、気温も下がってきました。が、歩いている間は暑いので、なるべく立ち止まらないように進みます。立ち止まると汗が冷えて体温を奪われてしまうので。路面は土で、湿っていて滑りやすいので注意が必要でした。山頂方面と鳩ノ巣方面の分岐点のベンチを過ぎ、霧に包まれた先が丘のようになっているところが見えるたび、「あそこが山頂だっけ?」「あ、違った」を3回くらい繰り返し、ようやく山頂に到着。
休憩のためにダウンジャケットとハードシェルジャケットをZIP INしたものを着込み、お昼ご飯の準備。コンロをセットしてお湯を沸かします。割り箸を忘れてきたので(笑)、Sさんにさきにカップ麺を食べてもらい、その間にパンを食べ、食べ終わったSさんから割り箸をもらい、自分のカップ麺を食べます。Sさんにはお湯を飲んで暖を取ってもらいます。(コーヒーも忘れたので)
普段は山頂で1時間くらい休憩するのですが、寒いので40分ほどで撤収。(でも40分もいたんですよね・・・)
先ほどのベンチのところまで戻り、そこから鳩ノ巣方面へ進みます。しばらくは湿った土の上に湿った落ち葉が乗る、滑りやすい急斜面。Sさんは新品の靴とまだ信頼関係が築けていないようで、慎重にゆっくり降りてきます。ぼくは6年目の付き合いなので、少しくらいずるっと滑っても、転ばなきゃ大丈夫とほいほい進みます。でもさすがにソールが磨り減ってきてはいるんですよね。そろそろソール張替えかなぁ。
緩やかな下りをひたすら進み、大根ノ山ノ神へ。ここからしばらく岩場が続きます。緩やかな下りに慣れきった体にはつらい路面です。前半がきつくて後半が緩やかな方が気持ち的には楽ですからね。ところで、川乗橋からの登りルートにある看板には山頂までの距離がちゃんと書かれていたのに、山頂から鳩ノ巣へ降りるルートにある看板には、ことごとく距離が書かれていないのは何故なんでしょう?
鳩ノ巣に近づき、木々の間から民家の屋根が見えてくるとホッとしますね。そして「お疲れさま」と書かれている例の看板に今回も癒され、鳩ノ巣駅に着きました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する