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Yamareco

記録ID: 7634397
全員に公開
雪山ハイキング
富士・御坂

富士山(宝永山)(2693m)〜水ヶ塚公園から〜

2024年12月29日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:42
距離
17.2km
登り
1,367m
下り
1,369m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:14
休憩
0:22
合計
8:36
距離 17.2km 登り 1,367m 下り 1,369m
5:08
1
スタート地点
5:09
5:09
47
5:56
5:56
78
7:15
7:15
30
7:45
7:46
51
8:37
8:40
8
8:48
8:48
13
9:01
9:08
6
9:14
9:14
57
10:11
10:12
8
10:20
10:25
16
10:41
10:47
97
12:25
12:26
23
12:49
12:49
59
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2024年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
足柄SAにて夕食休憩を取り、水ヶ塚駐車場に駐車し、
前泊。
コース状況/
危険箇所等
寒冷環境での雪上訓練にとピッケル、アイゼンを準備して臨んだが、雪はまだ殆ど着いていなかった。
しかし、気温はそれなりに低く、駐車場に到着時-7℃、朝方出発前で-12℃を記録していた。
樹林帯や馬の背に出るまではそれ程でもなかった風も、馬の背に出た途端、容赦なく吹き付けていた。目出し帽や、ゴーグル、ハードシェル、オーバー手袋など万全の装備雪山装備をしておかないと、あっという間に体温を奪われてしまうだろう。耐風姿勢を真剣に取るような体験となった。しかし、少し外れただけで、風は弱まり、その落差に驚いた。砂走りの下りは楽しいご褒美となった。二合八勺から四辻までのトラバースは踏み跡薄く、慎重に目標を定めて進んで行った。
水ヶ塚駐車場を5:07出発
気温は-12℃
2024年12月29日 05:07撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 5:07
水ヶ塚駐車場を5:07出発
気温は-12℃
5:00頃まで、駐車場の照明は点灯していたが、消灯すると、真っ暗になった。
2024年12月29日 05:07撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 5:07
5:00頃まで、駐車場の照明は点灯していたが、消灯すると、真っ暗になった。
駐車場を出て、右斜め向かいに登山口がある。
2024年12月29日 05:09撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 5:09
駐車場を出て、右斜め向かいに登山口がある。
5:10
富士山須山口登山歩道案内
標高1448m
2024年12月29日 05:10撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 5:10
5:10
富士山須山口登山歩道案内
標高1448m
5:31
20分程歩き、標高1500mを過ぎた辺りで最初の衣服調整
ソフトシェルを外し、ドライナメッシュ、ジオライン長袖ロングTシャツ、ジオライン長袖襟付きシャツ、ハードシェルの4枚になる。
2024年12月29日 05:31撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 5:31
5:31
20分程歩き、標高1500mを過ぎた辺りで最初の衣服調整
ソフトシェルを外し、ドライナメッシュ、ジオライン長袖ロングTシャツ、ジオライン長袖襟付きシャツ、ハードシェルの4枚になる。
2024年12月29日 05:31撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 5:31
リーダーのT氏
歩行に問題ないものの皆のペースで進むと、くらくらするとのことでA氏にコース情報を託し、自分のペースで進むことになった。
2024年12月29日 05:31撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 5:31
リーダーのT氏
歩行に問題ないものの皆のペースで進むと、くらくらするとのことでA氏にコース情報を託し、自分のペースで進むことになった。
水ヶ塚駐車場15分
富士宮口五合目190分
御殿庭85分
の案内
2024年12月29日 05:32撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 5:32
水ヶ塚駐車場15分
富士宮口五合目190分
御殿庭85分
の案内
2024年12月29日 05:32撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 5:32
皆でルートを確認、共有する。
2024年12月29日 05:32撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 5:32
皆でルートを確認、共有する。
T氏は準備して来たコース情報を、預けてくれた。
2024年12月29日 05:32撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 5:32
T氏は準備して来たコース情報を、預けてくれた。
5:56
24分程で、
標高1622m
須山上り一合五勺地点
2024年12月29日 05:56撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 5:56
5:56
24分程で、
標高1622m
須山上り一合五勺地点
2024年12月29日 05:56撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 5:56
2024年12月29日 05:56撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 5:56
水ヶ塚駐車場30分
御殿場口新五合目110分
幕岩50分
の案内
2024年12月29日 05:56撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 5:56
水ヶ塚駐車場30分
御殿場口新五合目110分
幕岩50分
の案内
2024年12月29日 05:57撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 5:57
6:21
更に24分
標高1750m過ぎたあたりで
東の空が明るくなってきた。
2024年12月29日 06:21撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 6:21
6:21
更に24分
標高1750m過ぎたあたりで
東の空が明るくなってきた。
2024年12月29日 06:21撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 6:21
2024年12月29日 06:32撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 6:32
6:32
11分進んで
標高1820m
東の空がかなり白んで来ている。
2024年12月29日 06:32撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 6:32
6:32
11分進んで
標高1820m
東の空がかなり白んで来ている。
2024年12月29日 06:32撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 6:32
2024年12月29日 06:32撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 6:32
朝焼けを眺めるメンバー
2024年12月29日 06:32撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 6:32
朝焼けを眺めるメンバー
2回目の衣服調整
2024年12月29日 06:37撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 6:37
2回目の衣服調整
2024年12月29日 06:37撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 6:37
2024年12月29日 06:37撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 6:37
2024年12月29日 06:38撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 6:38
2024年12月29日 06:38撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 6:38
登山再開
2024年12月29日 06:38撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 6:38
登山再開
2024年12月29日 06:38撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 6:38
6:54
標高1930m
太陽が顔を出して来た。
2024年12月29日 06:54撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 6:54
6:54
標高1930m
太陽が顔を出して来た。
2024年12月29日 06:54撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 6:54
日の出を眺めるメンバー
2024年12月29日 06:56撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 6:56
日の出を眺めるメンバー
2024年12月29日 06:56撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 6:56
2024年12月29日 06:56撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 6:56
7:00
標高1963m
分岐点にて小休止
2024年12月29日 07:00撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 7:00
7:00
標高1963m
分岐点にて小休止
水ヶ塚駐車場70分
富士宮口五合目110分
の案内
2024年12月29日 07:00撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 7:00
水ヶ塚駐車場70分
富士宮口五合目110分
の案内
2024年12月29日 07:00撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 7:00
2024年12月29日 07:00撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 7:00
行動食で補給
2024年12月29日 07:07撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 7:07
行動食で補給
2024年12月29日 07:07撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 7:07
7:14
須山二合五勺
2024年12月29日 07:14撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 7:14
7:14
須山二合五勺
2024年12月29日 07:14撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 7:14
富士山自然休養林歩道案内図
2024年12月29日 07:14撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 7:14
富士山自然休養林歩道案内図
2024年12月29日 07:14撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 7:14
2024年12月29日 07:14撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 7:14
2024年12月29日 07:15撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 7:15
樹林の上に朝日に照らされた富士山頂が現れた
2024年12月29日 07:16撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 7:16
樹林の上に朝日に照らされた富士山頂が現れた
2024年12月29日 07:16撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 7:16
2024年12月29日 07:21撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 7:21
2024年12月29日 07:26撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 7:26
2024年12月29日 07:26撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 7:26
2024年12月29日 07:26撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7:43須山三合
2024年12月29日 07:43撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 7:43
7:43須山三合
2024年12月29日 07:43撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 7:43
2024年12月29日 07:45撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 7:45
2024年12月29日 07:45撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 7:45
振り返ると、伊豆半島を挟んで裾野の風景が朝日に照らされている。
太平洋に反射した朝日が眩しい。
2024年12月29日 08:02撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 8:02
振り返ると、伊豆半島を挟んで裾野の風景が朝日に照らされている。
太平洋に反射した朝日が眩しい。
2024年12月29日 08:02撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 8:02
8:03
標高2270m
小休止
行動食を摂る
2024年12月29日 08:03撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 8:03
8:03
標高2270m
小休止
行動食を摂る
2024年12月29日 08:03撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 8:03
2024年12月29日 08:03撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 8:03
2024年12月29日 08:04撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 8:04
2024年12月29日 08:04撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 8:04
登山再開
2024年12月29日 08:16撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
12/29 8:16
登山再開
8:29
標高2352m
の分岐点
2024年12月29日 08:29撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 8:29
8:29
標高2352m
の分岐点
森林限界の上に出た。
風が当たると凍るような肌寒さとなるため、目出帽やフードを被るなど暴風防寒対策を行う。
2024年12月29日 08:29撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 8:29
森林限界の上に出た。
風が当たると凍るような肌寒さとなるため、目出帽やフードを被るなど暴風防寒対策を行う。
目的の宝永山が現れた。
真っ白になっているはずが、全く雪を被っていない。
月のクレーターを想起するような地形が広がっている。
左右に繋がる細い上を通って行くらしい。
滑り落ちたら這い上がれそうにないなぁ。
2024年12月29日 08:30撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
12/29 8:30
目的の宝永山が現れた。
真っ白になっているはずが、全く雪を被っていない。
月のクレーターを想起するような地形が広がっている。
左右に繋がる細い上を通って行くらしい。
滑り落ちたら這い上がれそうにないなぁ。
2024年12月29日 08:30撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 8:30
2024年12月29日 08:30撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 8:30
2024年12月29日 08:38撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 8:38
8:46
標高2381
第二火口縁
通過
2024年12月29日 08:46撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 8:46
8:46
標高2381
第二火口縁
通過
2024年12月29日 08:46撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 8:46
2024年12月29日 08:47撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 8:47
2024年12月29日 08:47撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 8:47
2024年12月29日 08:47撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 8:47
2024年12月29日 08:59撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 8:59
8:59
標高2470m
宝永第一火口縁
2024年12月29日 08:59撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 8:59
8:59
標高2470m
宝永第一火口縁
火口を横切った向かい側右に見える高い所が宝永山山頂
2024年12月29日 09:00撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 9:00
火口を横切った向かい側右に見える高い所が宝永山山頂
2024年12月29日 09:00撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 9:00
2024年12月29日 09:00撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
12/29 9:00
2024年12月29日 09:00撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 9:00
2024年12月29日 09:03撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 9:03
火口の向こう側に向け、少し下って行く
2024年12月29日 09:03撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 9:03
火口の向こう側に向け、少し下って行く
2024年12月29日 09:03撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 9:03
2024年12月29日 09:03撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 9:03
2024年12月29日 09:08撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 9:08
2024年12月29日 09:08撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 9:08
再び登り始める
大きな岩がゴロゴロと転がっている
2024年12月29日 09:13撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 9:13
再び登り始める
大きな岩がゴロゴロと転がっている
2024年12月29日 09:13撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 9:13
2024年12月29日 09:13撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 9:13
9:14
宝永山第一火口
標高2420m
2024年12月29日 09:14撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 9:14
9:14
宝永山第一火口
標高2420m
2024年12月29日 09:14撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 9:14
2024年12月29日 09:18撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 9:18
2024年12月29日 09:18撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 9:18
2024年12月29日 09:40撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 9:40
2024年12月29日 09:40撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 9:40
後ろからソロの登山者が登って来ていた。
2024年12月29日 09:40撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 9:40
後ろからソロの登山者が登って来ていた。
10:08
標高2710m
宝永山馬の背に出る。
2024年12月29日 10:08撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
12/29 10:08
10:08
標高2710m
宝永山馬の背に出る。
2024年12月29日 10:08撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 10:08
山頂方面の眺め
2024年12月29日 10:08撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 10:08
山頂方面の眺め
富士山の北東方面の景色が見え始めた。
2024年12月29日 10:08撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
12/29 10:08
富士山の北東方面の景色が見え始めた。
山中湖が綺麗に見える
2024年12月29日 10:08撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
12/29 10:08
山中湖が綺麗に見える
2024年12月29日 10:08撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
2
12/29 10:08
今日の最高到達点なので記念撮影
2024年12月29日 10:09撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
2
12/29 10:09
今日の最高到達点なので記念撮影
2024年12月29日 10:09撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 10:09
2024年12月29日 10:10撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 10:10
個人用も撮ってもらう。
2024年12月29日 10:10撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
2
12/29 10:10
個人用も撮ってもらう。
2024年12月29日 10:10撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 10:10
宝永山頂目指して最後の稜線歩き
2024年12月29日 10:12撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 10:12
宝永山頂目指して最後の稜線歩き
時折、立っていられないくらいの風に耐えながら移動して行く。
2024年12月29日 10:12撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 10:12
時折、立っていられないくらいの風に耐えながら移動して行く。
10:20
宝永山山頂到着
2024年12月29日 10:20撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 10:20
10:20
宝永山山頂到着
風景を楽しんだ後、記念撮影
2024年12月29日 10:21撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 10:21
風景を楽しんだ後、記念撮影
強風のため、三脚は使えそうになく、交代で撮影した。
2024年12月29日 10:21撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 10:21
強風のため、三脚は使えそうになく、交代で撮影した。
2024年12月29日 10:22撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
12/29 10:22
2024年12月29日 10:22撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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12/29 10:22
表紙用に個人でも記念撮影してもらう。
2024年12月29日 10:23撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
12/29 10:23
表紙用に個人でも記念撮影してもらう。
2024年12月29日 10:24撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
12/29 10:24
そろそろ、山頂を後にする。
最後に富士山頂の眺め
2024年12月29日 10:24撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 10:24
そろそろ、山頂を後にする。
最後に富士山頂の眺め
馬の背を引き返すのだが、
行きよりも、更に風が強くなっていた。
たまらず耐風姿勢でやり過ごす。
2024年12月29日 10:27撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
12/29 10:27
馬の背を引き返すのだが、
行きよりも、更に風が強くなっていた。
たまらず耐風姿勢でやり過ごす。
強風がひと息ついている合間を縫って前進しようと試みるが、息が長くなってきている。
しゃがむと、砂埃などが舞いあがったものが口の中にも入ってくる
2024年12月29日 10:28撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 10:28
強風がひと息ついている合間を縫って前進しようと試みるが、息が長くなってきている。
しゃがむと、砂埃などが舞いあがったものが口の中にも入ってくる
下りは大砂走りを使う予定だが、馬の背からの出だし部に薄く雪が張り付いており、どうやって下ろうかと思案していたところ、ベテラン2人が雪の堅さを確認後、ピッケルと登山靴の靴先で器用にステップを刻んでくれた。
残りのメンバーは、そこを、ピッケルを斜面に突き刺して手がかりとし、慎重にステップを確認しながら続いて行った。
2024年12月29日 10:38撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
2
12/29 10:38
下りは大砂走りを使う予定だが、馬の背からの出だし部に薄く雪が張り付いており、どうやって下ろうかと思案していたところ、ベテラン2人が雪の堅さを確認後、ピッケルと登山靴の靴先で器用にステップを刻んでくれた。
残りのメンバーは、そこを、ピッケルを斜面に突き刺して手がかりとし、慎重にステップを確認しながら続いて行った。
雪面を下ると、稜線上で受けていた強風は、嘘のように無くなっていた。
2024年12月29日 10:45撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 10:45
雪面を下ると、稜線上で受けていた強風は、嘘のように無くなっていた。
山頂方面のアップ
2024年12月29日 10:45撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 10:45
山頂方面のアップ
ここから暫くは御殿場コースの下りである大砂走りをたどって行く。
T氏からの連絡が入り、宝永第一火口縁まで来れたとのこと。我々の状況を伝えて下山を続ける。
2024年12月29日 10:45撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 10:45
ここから暫くは御殿場コースの下りである大砂走りをたどって行く。
T氏からの連絡が入り、宝永第一火口縁まで来れたとのこと。我々の状況を伝えて下山を続ける。
2024年12月29日 10:52撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 10:52
2024年12月29日 10:52撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 10:52
杭が並んでいるザレ場をひたすら下って行く
2024年12月29日 10:55撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
12/29 10:55
杭が並んでいるザレ場をひたすら下って行く
2024年12月29日 10:55撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 10:55
一足毎に砂利の中をスライドするような感じで下って行く。
強い風で、足元から湧いた砂埃が吹き流されていく。
2024年12月29日 11:05撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 11:05
一足毎に砂利の中をスライドするような感じで下って行く。
強い風で、足元から湧いた砂埃が吹き流されていく。
2024年12月29日 11:05撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 11:05
2024年12月29日 11:05撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 11:05
各々のペースで下って行く
2024年12月29日 11:07撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 11:07
各々のペースで下って行く
眼下には雄大な裾野の景色
2024年12月29日 11:07撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
12/29 11:07
眼下には雄大な裾野の景色
下りを楽しみながら下りて来るメンバー
2024年12月29日 11:08撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 11:08
下りを楽しみながら下りて来るメンバー
2024年12月29日 11:08撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 11:08
2024年12月29日 11:08撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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2024年12月29日 11:08撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 11:08
2024年12月29日 11:08撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 11:08
まだまだ下りが続く
2024年12月29日 11:13撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
12/29 11:13
まだまだ下りが続く
2024年12月29日 11:14撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 11:14
2024年12月29日 11:14撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 11:14
2024年12月29日 11:14撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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12/29 11:14
11:27
標高2190m
二合八勺あたりから、大砂走りを外れて
二ッ塚の上塚の右側から四辻に向かうルートを取る。
踏み跡の薄い斜面をトラバースするように進む。
2024年12月29日 11:27撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 11:27
11:27
標高2190m
二合八勺あたりから、大砂走りを外れて
二ッ塚の上塚の右側から四辻に向かうルートを取る。
踏み跡の薄い斜面をトラバースするように進む。
2024年12月29日 11:27撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 11:27
11:30
トラバース途中、風も殆ど無くなった地点で昼食休憩を取る。
眺めは最高である。
2024年12月29日 11:34撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 11:34
11:30
トラバース途中、風も殆ど無くなった地点で昼食休憩を取る。
眺めは最高である。
雪煙△良颪山頂をバックに昼食にありつく
2024年12月29日 11:34撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 11:34
雪煙△良颪山頂をバックに昼食にありつく
2024年12月29日 11:52撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 11:52
昼食を終え、出発準備
2024年12月29日 11:52撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 11:52
昼食を終え、出発準備
そろそろ下山再開
2024年12月29日 11:52撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 11:52
そろそろ下山再開
ゴールの水ヶ塚駐車場に向けて進んで行く。
2024年12月29日 12:01撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 12:01
ゴールの水ヶ塚駐車場に向けて進んで行く。
2024年12月29日 12:01撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 12:01
2024年12月29日 12:11撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 12:11
2024年12月29日 12:11撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 12:11
二合五勺の表示
2024年12月29日 12:11撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 12:11
二合五勺の表示
まだ上塚が眼下に見える。
直ぐ近そうな気もするが、今回はそのまま通過する。
2024年12月29日 12:11撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 12:11
まだ上塚が眼下に見える。
直ぐ近そうな気もするが、今回はそのまま通過する。
水ヶ塚駐車場方面の眺め
2024年12月29日 12:11撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 12:11
水ヶ塚駐車場方面の眺め
富士山
須山口下山歩道の標識
2024年12月29日 12:13撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 12:13
富士山
須山口下山歩道の標識
2024年12月29日 12:13撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 12:13
標高1850mあたりから草が生えている
2024年12月29日 12:18撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 12:18
標高1850mあたりから草が生えている
おやっ!
鹿さんがこちらを見ているぞ。
2024年12月29日 12:18撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 12:18
おやっ!
鹿さんがこちらを見ているぞ。
2024年12月29日 12:18撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 12:18
山頂方面の眺め
さっきまで手前に見える宝永山山頂に立っていたんだなぁ。
2024年12月29日 12:18撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 12:18
山頂方面の眺め
さっきまで手前に見える宝永山山頂に立っていたんだなぁ。
2024年12月29日 12:19撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 12:19
鹿さん
2024年12月29日 12:21撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 12:21
鹿さん
12:24
標高1803m
四辻まで下って来た。
2024年12月29日 12:24撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 12:24
12:24
標高1803m
四辻まで下って来た。
2024年12月29日 12:24撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 12:24
水ヶ塚駐車場95分
幕岩30分
の案内
2024年12月29日 12:24撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 12:24
水ヶ塚駐車場95分
幕岩30分
の案内
鹿を観察、ご満悦のK 氏
2024年12月29日 12:24撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 12:24
鹿を観察、ご満悦のK 氏
2024年12月29日 12:28撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 12:28
2024年12月29日 12:28撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 12:28
12:41
標高1685m
幕岩にて小休止
行動食で補給する。
2024年12月29日 12:41撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 12:41
12:41
標高1685m
幕岩にて小休止
行動食で補給する。
12:48
標高1669m
幕岩下降点
通過
2024年12月29日 12:48撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 12:48
12:48
標高1669m
幕岩下降点
通過
2024年12月29日 12:50撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 12:50
12:53
標高1620m
須山下一合五勺の分岐を通過
右に曲がり御殿庭方面に進む
2024年12月29日 12:53撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 12:53
12:53
標高1620m
須山下一合五勺の分岐を通過
右に曲がり御殿庭方面に進む
2024年12月29日 12:53撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 12:53
2024年12月29日 12:55撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 12:55
等高線に沿ってほぼ水平に御殿庭方面に進む
2024年12月29日 12:56撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 12:56
等高線に沿ってほぼ水平に御殿庭方面に進む
2024年12月29日 12:56撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 12:56
2024年12月29日 13:06撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 13:06
今度は左に分岐し、再び下るコースへと進む。
ここの直進コースとの分岐がわかりにくかった。
2024年12月29日 13:06撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 13:06
今度は左に分岐し、再び下るコースへと進む。
ここの直進コースとの分岐がわかりにくかった。
2024年12月29日 13:06撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 13:06
13:28
標高1460m
須山御胎内と水ヶ塚駐車場との分岐点
2024年12月29日 13:28撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 13:28
13:28
標高1460m
須山御胎内と水ヶ塚駐車場との分岐点
2024年12月29日 13:28撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 13:28
2024年12月29日 13:28撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 13:28
13:42
標高1449m
須山口下山道分岐
通過
ここから登りで使ったのと同じ道に入る。
2024年12月29日 13:42撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 13:42
13:42
標高1449m
須山口下山道分岐
通過
ここから登りで使ったのと同じ道に入る。
2024年12月29日 13:42撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 13:42
2024年12月29日 13:43撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 13:43
13:43
登山口まで戻って来た。
2024年12月29日 13:43撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 13:43
13:43
登山口まで戻って来た。
案内図を見ながら、自分たちが今回たどって来たコースを確認する。
2024年12月29日 13:43撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 13:43
案内図を見ながら、自分たちが今回たどって来たコースを確認する。
現在地の赤い点から
須山口登山歩道、宝永火口、宝永山、砂走り、二合八勺、須山口下山歩道を辿って来たことになる。
思ったよりは小さく廻っている気がして不思議な気持ちになる。
2024年12月29日 13:44撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 13:44
現在地の赤い点から
須山口登山歩道、宝永火口、宝永山、砂走り、二合八勺、須山口下山歩道を辿って来たことになる。
思ったよりは小さく廻っている気がして不思議な気持ちになる。
2024年12月29日 13:44撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 13:44
水ヶ塚駐車場に戻る
2024年12月29日 13:46撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 13:46
水ヶ塚駐車場に戻る
2024年12月29日 13:46撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 13:46
2024年12月29日 13:46撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 13:46
駐車場から富士山を振り返る。
2024年12月29日 13:47撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 13:47
駐車場から富士山を振り返る。
あの火口の手前、一番高いところに登って来たんだなぁ。
富士山は遠くから眺める分にはなだらかな山に見えていたが、近づいて、実際に歩いてみると、起伏に富んでいて凸凹した山なんだなぁ。
2024年12月29日 13:47撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 13:47
あの火口の手前、一番高いところに登って来たんだなぁ。
富士山は遠くから眺める分にはなだらかな山に見えていたが、近づいて、実際に歩いてみると、起伏に富んでいて凸凹した山なんだなぁ。
2024年12月29日 13:47撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 13:47
2024年12月29日 13:48撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 13:48
改めて、辿ってきたコースを確認するメンバー達
2024年12月29日 13:49撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 13:49
改めて、辿ってきたコースを確認するメンバー達
富士山を背景に記念撮影
Kさんがいない!
2024年12月29日 13:53撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 13:53
富士山を背景に記念撮影
Kさんがいない!
2024年12月29日 13:53撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
12/29 13:53
Kさんも戻って来て、メンバー全員での記念撮影
お疲れさまでした。
2024年12月29日 13:59撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/29 13:59
Kさんも戻って来て、メンバー全員での記念撮影
お疲れさまでした。

感想

山岳会のT先輩に計画頂き以前は恒例行事的だったという冬期富士山山行として宝永山に行くことになった。冬期富士山経験者の3名、登山経験はあるが、富士山自体初体験の3名、富士山は経験済みだが、冬期登山は初めての自分を含めた2名の合計8名のパーティーである。富士山は何度か経験しているが冬の富士山なんて登山の対象として全く頭にない自分は、先輩方の話を聞いてはいたが、それが具体的にどんな環境で、どういった具合なのか想像出来なかった。早朝の登山開始に備えて、現地には前日入りし、仮眠を取っての出発である。氷点下10℃以下の環境での仮眠自体、貴重な体験となった。
朝食は各自で済ませ、予定より7分遅れでの登山開始。先頭はベテランのA先輩。出だし少しペースが速すぎたか、衣服調整の小休止でリーダーのT先輩はAさんに行程計画を引継ぎ、自分はマイペースで進むので、先頭はこのままのペースで進むように指示。7名での登山再開となった。夏山シーズンの五合目にある一般登山コースから、約1000mは低い標高1448mからの出発。宝永山山頂2692mまで1250mは登ることになる。暫くはヘッドライトの明かりを頼りに、須山口登山歩道の樹林帯の中を進んで行く。道標もしっかり整備されていて、足元はよく踏まれているが、拳大の石などが転がっているので、変に踏んで挫いたりすることがないよう、注意して進む。6:20頃になると、朝焼けが鮮やかに広がり始め、6:54、標高1930mあたりで日の出を迎えた。7:00、標高1963mの分岐で小休止、行動食で補給する。運動負荷が高いのか、空腹感が強まって来ていた。もうヘッ電は不要になっている。8:03三合五勺、標高2270m、再び小休止、行動食や水分補給を行う。8:16登山再開。8:29標高2352mの分岐点。森林限界の上に出る。そこまで強風というわけではないが、風があたると凍るような肌寒さとなるため、オーバー手袋、目出帽、フードを被るなど、防寒対策を取り備える。目の前には目的の宝永山山頂が現れた。例年だと真っ白になっているはずが、全く雪を被っていない。アイゼンの出番はなさそうである。月のクレーターを想起させる地形が広がっている。第一火口、第二火口の間を繋ぐ細い上を通過するようだ。滑り落ちたら這い上がれそうにない。これが、雪に覆われていたら、更に緊張感があるのだろう。K氏よりピッケルは山側の手に、下りは爪を後ろ、登りは爪を前に握るとの説明を受けた。8:46標高2381m第二火口縁、8:59標高2470m第一火口縁を通過。火口の対岸に向け少し下って行く。9:14火口の間、宝永第一火口、標高2420mを通過。この辺りは、大きな岩の塊がゴロゴロと転がっている。落石注意箇所である。馬の背に向かって最後の登り、ざれていて滑り安い。ゆっくり慎重に高度を上げて行く。途中頭程の大きさの岩が音を立てて火口を転がって行くのが見えた。強風に煽られ第一火口に帽子を飛ばされてしまった。10:08標高2710m宝永山の背に出る。富士山の北東側の景色が見える、鯨が跳ねている恰好をした山中湖が綺麗に見えた。ここが今回の最高到達点、山頂を背景に記念撮影。宝永山山頂に向けて緩い傾斜で下っている稜線を進む。ここまでどちらかといえば穏やかに感じていた風だったが、馬の背に出ると、容赦なく吹き付けて来た。耐風姿勢を真剣に実践せざるを得ない状況だ。強風の合間を縫って前進し、10:20宝永山山頂(2692m)に到達。強風で記念撮影の三脚は使えず、交代で撮影した。暫く景色を楽しんだ後、10:25山頂を後にする。馬の背を引き返すのだが、行きよりも更に風が強くなっていた。耐風姿勢でやり過ごす。強風が息をついている隙に前進するが、ひと息が長くなっている。しゃがむと砂や小石が舞い上がり顔にぶつかる。下りは大砂走りを使う予定、馬の背からの出だし部の2m程度の急な斜面が凍った雪に覆われてどう進むかと思案していると、Y氏、K氏が雪の堅さを確認後、ピッケルとつま先で、器用にステップを刻んでくれる。残りのメンバーはピッケルを斜面に突き刺し手掛かりとし、慎重にステップを確認しながら続いた。雪面を降りると、さっきまで稜線上で受けていた強風は嘘のようになくなっていた。僅かな地形の違いでコンディションは変わることを実感した。10:45、ここでT氏から第一火口まで来れたとの連絡をうける。こちらの状況を伝える。その後、暫く、御殿場コースの下り、大砂走りを進む。裾野の雄大な景色を眼前に見ながら、各自のペースで下って行く。11:27標高2190m二合八勺あたりから、御殿場コースを右に逸れ、二ッ塚の上塚右、四辻に向かうルートを取る。踏み跡薄い斜面をトラバースする。11:30斜面途中で昼食休憩を取る。眺めは最高。山頂方面、時折白く煙っているのは雪煙が舞っているのかと思うと、厳しい環境に怖さを覚える。11:55下山再開。12:11二号5勺。12:24標高1803m四辻。少し手前で数頭の鹿に出会った。12:41幕岩にて最後の小休止。T 氏より状況確認の連絡を受ける。13:43登山口まで戻る。
ほぼ計画予定である13:50に出発地点に戻って来た。
Tリーダーと一緒に回れなかったのが心残りである。雪こそなかったが、気温は低く、初めての冬期富士山を体験する貴重な機会となった。厳しい環境を身をもって経験出来たことはよかったと思う。天候にも恵まれラッキーであった。再度、恒例化してもいい登山だと感じた。
行程中ソロの3名とすれ違ったが、その中の1人、日の出直後に出会った方は、厳しいコンディションに登頂を諦め、早々に撤退、下山途中と聴いてびっくりした。森林限界を超えたら吹いている強風に断念したとのこと。登山開始は2時半頃、どうやら山頂を目指していたようだ。それにしても、日の出前に撤退して来るなんて予想外過ぎる。

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