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記録ID: 7637215
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ハイキング
御在所・鎌ヶ岳

【四次元登山ファイルNo.1】入道ヶ岳〜古代巨石信仰を巡る

2024年12月29日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:14
距離
7.7km
登り
852m
下り
832m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:02
休憩
1:13
合計
6:15
距離 7.7km 登り 852m 下り 832m
8:42
8:43
9
8:52
8:59
25
9:24
9:26
120
11:26
11:32
5
11:48
11:58
2
12:00
12:09
4
12:13
12:17
2
12:19
12:23
3
12:26
12:27
11
12:38
12:44
13
12:57
5
13:02
4
13:14
13:18
5
13:23
13:26
5
13:31
7
13:42
5
13:54
14:01
8
14:09
14:12
3
14:19
ゴール地点
調査や考察をしながら歩いているのでかなりゆっくり歩いています。
天候 晴れときどき曇り 山頂は風速10メートルほど
過去天気図(気象庁) 2024年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
椿大神社 第三駐車場
コース状況/
危険箇所等
探索した南東尾根はほとんど道はない。一般ルートはよく整備されている。井戸谷上部は積雪30センチほどあり。
その他周辺情報 下山後は、さつき温泉で入浴
事前準備資料 ネットで調べた巨石の情報を地形図に書き込んだ 正確な位置ではないので、これを手掛かりに実際の現場と照合してゆく
事前準備資料 ネットで調べた巨石の情報を地形図に書き込んだ 正確な位置ではないので、これを手掛かりに実際の現場と照合してゆく
井戸谷ルートの登山口からすぐ 工事殉職者の遙拝所の推定地付近だが発見に至らず。心の中で合掌。
2024年12月28日 08:58撮影 by  HW-01K, HUAWEI
12/28 8:58
井戸谷ルートの登山口からすぐ 工事殉職者の遙拝所の推定地付近だが発見に至らず。心の中で合掌。
山頂から南東(椿大神社の方向)に真っ直ぐ伸びる尾根の取り付き付近 広場があり、対になった柱基礎跡がある(ストックが刺してある箇所)鳥居と拝殿があったと想像する 本日はこの尾根を調査する 登山道は無い
2024年12月28日 09:06撮影 by  HW-01K, HUAWEI
12/28 9:06
山頂から南東(椿大神社の方向)に真っ直ぐ伸びる尾根の取り付き付近 広場があり、対になった柱基礎跡がある(ストックが刺してある箇所)鳥居と拝殿があったと想像する 本日はこの尾根を調査する 登山道は無い
広場の側面 自然石を使った石垣で補強してある 古い人工物であることは明らかか
2024年12月28日 09:07撮影 by  HW-01K, HUAWEI
12/28 9:07
広場の側面 自然石を使った石垣で補強してある 古い人工物であることは明らかか
標高500メートル付近 樹林帯の急斜面に突如現れた巨石 大きさと神々しい姿に引き寄せられる 巨石信仰の痕跡であると確信し、祈りをささげた まさかこの岩がアレとは…
2024年12月28日 09:24撮影 by  HW-01K, HUAWEI
12/28 9:24
標高500メートル付近 樹林帯の急斜面に突如現れた巨石 大きさと神々しい姿に引き寄せられる 巨石信仰の痕跡であると確信し、祈りをささげた まさかこの岩がアレとは…
所々に踏み跡が残る 以前は登山道があったと思われる かなりの急登で息が上がる
2024年12月28日 10:14撮影 by  HW-01K, HUAWEI
12/28 10:14
所々に踏み跡が残る 以前は登山道があったと思われる かなりの急登で息が上がる
標高700メートル付近 ちょっとした広場があり この辺りが天狗の遊び場?休憩しつつ付近を調査する
2024年12月28日 10:35撮影 by  HW-01K, HUAWEI
12/28 10:35
標高700メートル付近 ちょっとした広場があり この辺りが天狗の遊び場?休憩しつつ付近を調査する
山頂に向かって左側が大きく崩れている 以前はもっと広い尾根であったはず
2024年12月28日 10:37撮影 by  HW-01K, HUAWEI
12/28 10:37
山頂に向かって左側が大きく崩れている 以前はもっと広い尾根であったはず
見晴らしもまあまあ良く、天狗が好みそう!?
2024年12月28日 10:37撮影 by  HW-01K, HUAWEI
12/28 10:37
見晴らしもまあまあ良く、天狗が好みそう!?
少し行ったところに、あった!「イシグラ」と「天狗の遊び場」である 注連縄が張ってあり、定期的に御神事が行われている様子 冬至の日の出方向を向いている 太陽信仰の礼拝場所か ガチの神域なので詳しい場所は伏せます
2024年12月28日 10:41撮影 by  HW-01K, HUAWEI
1
12/28 10:41
少し行ったところに、あった!「イシグラ」と「天狗の遊び場」である 注連縄が張ってあり、定期的に御神事が行われている様子 冬至の日の出方向を向いている 太陽信仰の礼拝場所か ガチの神域なので詳しい場所は伏せます
天狗の遊び場からは大展望が広がっている これは天狗来るわ
2024年12月28日 10:48撮影 by  HW-01K, HUAWEI
12/28 10:48
天狗の遊び場からは大展望が広がっている これは天狗来るわ
さらに尾根を詰めると古い境界石があった
2024年12月28日 10:57撮影 by  HW-01K, HUAWEI
12/28 10:57
さらに尾根を詰めると古い境界石があった
山頂に到着!
2024年12月28日 11:30撮影 by  HW-01K, HUAWEI
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12/28 11:30
山頂に到着!
定番のアングル 山頂の鳥居です
2024年12月28日 11:32撮影 by  HW-01K, HUAWEI
12/28 11:32
定番のアングル 山頂の鳥居です
鎌尾根も雪が付いていい感じ
2024年12月28日 11:32撮影 by  HW-01K, HUAWEI
12/28 11:32
鎌尾根も雪が付いていい感じ
奥宮 小さいながらも立派な社である
2024年12月28日 11:49撮影 by  HW-01K, HUAWEI
12/28 11:49
奥宮 小さいながらも立派な社である
奥宮の看板 この奥にはイワクラ尾根がありますが本日は行きません
2024年12月28日 11:45撮影 by  HW-01K, HUAWEI
12/28 11:45
奥宮の看板 この奥にはイワクラ尾根がありますが本日は行きません
帰路は井戸谷を下る いい感じの岩 これも岩座信仰の痕跡か??
2024年12月28日 12:53撮影 by  HW-01K, HUAWEI
12/28 12:53
帰路は井戸谷を下る いい感じの岩 これも岩座信仰の痕跡か??
避難小屋もある
2024年12月28日 13:04撮影 by  HW-01K, HUAWEI
12/28 13:04
避難小屋もある
清潔な室内 マットもある 宿泊は非推奨
2024年12月28日 13:04撮影 by  HW-01K, HUAWEI
12/28 13:04
清潔な室内 マットもある 宿泊は非推奨
標高470メートル付近 樹林帯の中に石段?上部に拝殿?その上には巨石!なんと朝に往路で見つけた巨石であった 拝殿には全く気づいていなかったのに、あの岩に引き寄せらたのだ やはり神の宿る岩座であった
2024年12月28日 13:14撮影 by  HW-01K, HUAWEI
12/28 13:14
標高470メートル付近 樹林帯の中に石段?上部に拝殿?その上には巨石!なんと朝に往路で見つけた巨石であった 拝殿には全く気づいていなかったのに、あの岩に引き寄せらたのだ やはり神の宿る岩座であった
撮影機器:

装備

個人装備
長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター 毛帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック チェーンアイゼン

感想

故きを温ねて新しきを知る。日本の山には必ず土着の歴史があります。通常の登山に時間軸の異動をプラスし、場所の記憶を探しながら歩くのが「四次元登山」です。
今回は、入道ヶ岳の巨石信仰に着目しました。ほどほどに事前情報を仕入れて、現場での直感を一番大事にします。
今回の探索の結果、入道ヶ岳では神社ができるよりもはるか昔から信仰の対象とされていたと思われる痕跡を発見することができました。興味深いのはGPSの奇跡が、椿大神社〜巨石の点在する尾根〜山頂〜奥宮〜イワクラ尾根まで一直線になっていることです。南東方向を向いていることから冬至の日の出方向となるため、太陽信仰の聖地であったとも考えられます。※あくまでも個人的な想像での考察で根拠はありません。
なお、四次元登山の性質上、現代の登山道を歩かないので、地図読みや臨機応変な危険回避など登山の総合力が必要です。初心者のみでの探索は控えてください。

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技術レベル
2/5
体力レベル
1/5

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