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Yamareco

記録ID: 7654187
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

初日の出を燕山荘で、燕岳頂上にも訪問した。

2024年12月30日(月) ~ 2025年01月02日(木)
 - 拍手
shirou58 その他17人
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
19:04
距離
38.4km
登り
2,938m
下り
2,940m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:11
休憩
0:00
合計
3:11
距離 13.3km 登り 1,083m 下り 409m
8:00
24
9:22
35
10:53
14
11:11
2日目
山行
5:20
休憩
1:54
合計
7:14
距離 4.7km 登り 1,273m 下り 26m
7:01
3
7:04
7:34
45
8:19
8:33
48
9:21
9:22
44
10:06
10:28
49
11:17
11:34
35
12:09
12:33
20
12:53
12:59
76
14:15
3日目
山行
1:26
休憩
0:16
合計
1:42
距離 1.9km 登り 142m 下り 141m
10:41
6
10:47
10:49
22
11:11
11:12
14
11:26
11:39
6
11:45
19
12:04
19
12:23
4日目
山行
4:59
休憩
1:19
合計
6:18
距離 18.4km 登り 440m 下り 2,364m
7:41
50
8:31
10
8:41
8:55
18
9:13
9:18
17
9:35
9:52
24
10:16
10:21
15
10:36
10:52
31
11:23
11:44
0
11:52
11:53
40
12:33
29
13:02
40
13:59
0
13:59
ゴール地点
一日目の、宮城ゲートー中房温泉、四日目の中房温泉ー宮城ゲートは普通の速度より速いと思う。
二日目の、中房温泉ー燕山荘、四日目の、燕山荘ー中房温泉は、ガイドさんの先導でとても良いペースだと思う。
天候 24年12月30日 曇り
     31日 吹雪
25年 1月 1日 午前 晴れ、午後 吹雪
     2日 雪
過去天気図(気象庁) 2024年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
JR穂高駅より宮城ゲートまでタクシー、4200-4500円ほど
コース状況/
危険箇所等
燕山荘のスタッフにより明瞭なルートが作られており、旗竿も立っている。合戦小屋以降小屋までの区間は傾斜もきつくハードになる。
その他周辺情報 菊の湯 松本駅東 徒歩12分 登山者はよく使っているみたい
からあげセンター 松本駅前 電車、バスを待つ間に一杯。店は広くはない
宮城ゲート、チェック有。
2024年12月30日 08:01撮影 by  FCG01, FCNT
12/30 8:01
宮城ゲート、チェック有。
宮城ゲート、出発。
2024年12月30日 08:01撮影 by  FCG01, FCNT
12/30 8:01
宮城ゲート、出発。
2024年12月30日 09:45撮影 by  FCG01, FCNT
12/30 9:45
雪山らしくなってきた。
2024年12月30日 10:20撮影 by  FCG01, FCNT
12/30 10:20
雪山らしくなってきた。
中房温泉
2024年12月30日 12:46撮影 by  FCG01, FCNT
12/30 12:46
中房温泉
中房温泉の夕食。ビールが薫り高く、美味しかった。
2024年12月30日 17:03撮影 by  FCG01, FCNT
12/30 17:03
中房温泉の夕食。ビールが薫り高く、美味しかった。
燕山荘へ向けて出発
2024年12月31日 07:12撮影 by  FCG01, FCNT
12/31 7:12
燕山荘へ向けて出発
第一ベンチとガイドさん。ガイドさんはヒュッテ大槍の支配人 井村克彦様。
2024年12月31日 08:22撮影 by  FCG01, FCNT
12/31 8:22
第一ベンチとガイドさん。ガイドさんはヒュッテ大槍の支配人 井村克彦様。
合戦小屋を抜けてからの尾根道。
2024年12月31日 13:19撮影 by  FCG01, FCNT
12/31 13:19
合戦小屋を抜けてからの尾根道。
燕山荘の夕食。ハンバーグがとても美味しかった。
2024年12月31日 17:06撮影 by  FCG01, FCNT
12/31 17:06
燕山荘の夕食。ハンバーグがとても美味しかった。
燕山荘、元旦の朝食。正月らしい。蜜柑は(自然に)凍っていた。
2025年01月01日 06:03撮影 by  FCG01, FCNT
1/1 6:03
燕山荘、元旦の朝食。正月らしい。蜜柑は(自然に)凍っていた。
初日の出前
2025年01月01日 06:36撮影 by  FCG01, FCNT
1/1 6:36
初日の出前
燕岳
2025年01月01日 06:37撮影 by  FCG01, FCNT
1/1 6:37
燕岳
富士山と八ヶ岳
2025年01月01日 06:42撮影 by  FCG01, FCNT
1
1/1 6:42
富士山と八ヶ岳
西方面
2025年01月01日 06:45撮影 by  FCG01, FCNT
1
1/1 6:45
西方面
槍ヶ岳
2025年01月01日 06:45撮影 by  FCG01, FCNT
3
1/1 6:45
槍ヶ岳
富士山
2025年01月01日 06:49撮影 by  FCG01, FCNT
1
1/1 6:49
富士山
初日の出 6:56分
2025年01月01日 06:56撮影 by  FCG01, FCNT
1/1 6:56
初日の出 6:56分
初日の出 6:57分
2025年01月01日 06:57撮影 by  FCG01, FCNT
1/1 6:57
初日の出 6:57分
初日の出 6:59分
2025年01月01日 06:59撮影 by  FCG01, FCNT
1/1 6:59
初日の出 6:59分
朝日を受けた燕岳
2025年01月01日 07:01撮影 by  FCG01, FCNT
2
1/1 7:01
朝日を受けた燕岳
朝日を受けた槍ヶ岳
2025年01月01日 07:02撮影 by  FCG01, FCNT
1
1/1 7:02
朝日を受けた槍ヶ岳
槍ヶ岳 10:29分
2025年01月01日 10:29撮影 by  FCG01, FCNT
1
1/1 10:29
槍ヶ岳 10:29分
西方面 10:29分
2025年01月01日 10:29撮影 by  FCG01, FCNT
1
1/1 10:29
西方面 10:29分
燕岳 10:29分
2025年01月01日 10:29撮影 by  FCG01, FCNT
1
1/1 10:29
燕岳 10:29分
イルカ岩と槍ヶ岳
2025年01月01日 10:49撮影 by  FCG01, FCNT
2
1/1 10:49
イルカ岩と槍ヶ岳
大天井岳
立山室堂方面から見ると、水平な稜線が切れ落ちている景色が見えるが、ここなのかも知れない。
2025年01月01日 11:18撮影 by  FCG01, FCNT
1
1/1 11:18
大天井岳
立山室堂方面から見ると、水平な稜線が切れ落ちている景色が見えるが、ここなのかも知れない。
燕岳より
2025年01月01日 11:25撮影 by  FCG01, FCNT
1
1/1 11:25
燕岳より
燕岳より
2025年01月01日 11:26撮影 by  FCG01, FCNT
1/1 11:26
燕岳より
燕岳より、北のほう
2025年01月01日 11:28撮影 by  FCG01, FCNT
1
1/1 11:28
燕岳より、北のほう
燕岳山頂
2025年01月01日 11:29撮影 by  FCG01, FCNT
1/1 11:29
燕岳山頂
燕岳山頂と私
2025年01月01日 11:34撮影 by  FCG01, FCNT
1/1 11:34
燕岳山頂と私
餅つき。つくのは燕山荘社長の赤沼 健至様。
2025年01月01日 14:05撮影 by  FCG01, FCNT
1/1 14:05
餅つき。つくのは燕山荘社長の赤沼 健至様。
突立てのお餅を頂いた。
2025年01月01日 14:39撮影 by  FCG01, FCNT
1/1 14:39
突立てのお餅を頂いた。
燕山荘、夕食
2025年01月01日 17:07撮影 by  FCG01, FCNT
1/1 17:07
燕山荘、夕食
燕山荘、下山準備
2025年01月02日 07:34撮影 by  FCG01, FCNT
1/2 7:34
燕山荘、下山準備
この風雪の中どこに行くのだろう?
2025年01月02日 07:34撮影 by  FCG01, FCNT
1/2 7:34
この風雪の中どこに行くのだろう?
合戦小屋
2025年01月02日 08:52撮影 by  FCG01, FCNT
1/2 8:52
合戦小屋
小休憩
2025年01月02日 10:46撮影 by  FCG01, FCNT
1/2 10:46
小休憩
無事中房温泉へ
2025年01月02日 11:21撮影 by  FCG01, FCNT
1/2 11:21
無事中房温泉へ
観音峠
2025年01月02日 13:00撮影 by  FCG01, FCNT
1/2 13:00
観音峠
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー アイゼン ピッケル ワカン 行動食×3 非常食 飲料 水筒(保温性) ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ ストック

感想

2024年末から2025年元旦にかけて、燕山荘からの初日の出を拝みに行ってきた。とても満足した。
良い新年のスタートとなった。

以下詳細、長い。

数年来行きたかった燕岳から初日の出を迎える計画。コロナ禍に見舞われたり、嵐になってすべてキャンセルしたり、モーチベーションが下がったりで実現できなかった。このままでは歳を重ねるばかりで、チャンスは少なくなるばかりだと思い、今回、失敗・撤退しようとそれも一つの経験だと思い切って行ってみた。決心を後押ししてくれたのは、行きつけの立ち飲み屋のご主人。ご本人は登山しないのだが。

燕岳は夏一度行っただけで、年末年始の登山者は多いとはいえ雪の中のソロは不安だったので、燕山荘のガイド付き企画に参加した。雪山へ向けてのトレーニングが出来ていなかったこともある。

初日は曇り。宮城ゲートから中房温泉までは、景色を楽しむことなく黙々と歩き、予定より早く到着した。
中房温泉は、日本秘湯を守る会に加盟している。歴史を感じさせる温泉だった。

二日目、温泉前から燕山荘の企画登山がスタート。ガイドさんは年配者だが凄い経歴の人達で、コースを熟知しており、安心して歩けるペースで率いてくれてとてもよかった。合戦小屋を過ぎると森林限界に入り雪と風が強くなるので、合戦小屋で身支度をするが、上方を見ると、急登に雪、強い風の様子で、ここで撤退する人たちもいた。燕山荘までは横殴りの風と雪の中を辛抱しながら登っていく。燕山荘手前は急登で、まあ登るのも一苦労だが、下りもややこしいな、と思われた。燕山荘に到着したら、西側に回り込んで正面玄関へ向かう。この荘の西側が曲者で、ふらつくばかりの強風が吹いている。あとで説明があったが、高山の強風を体験してもらいたいとのこと。と言っても東側の夏道は通れないのだが。燕山荘は相変わらずのホスピタリティで、楽しい夜を過ごした。

三日目、待望の初日の出を拝むことができた。紆余曲折はあれ、初めての積雪期の燕岳登山で、これほどの好天気に恵まれたのは幸運だった。来る前は、いろいろとネガティブな思いが頭をめぐり腰が重かったのだが、富士山、八ヶ岳、北アルプスの山々の景色を見ると、来て良かったーと思うのだから不思議なものだ。早朝七時ごろ初日の出を拝み、10時ぐらいから燕岳頂上を踏みに行った。午後は燕山荘スタッフによる餅つきが行われ、つきたてのお餅を頂いた。餅つきの途中から天気が一変し、視界が無くなるほどの風雪となった。

四日目、天気は予報より悪化し、多少の雪と風の中を下山した。燕山荘直下の急傾斜の下りもまあまあこなして、ゆっくりとしたペースで下山した。中房温泉で企画山行は解散となり、その後宮城ゲートまではわき目も振らずただひたすら歩いて下山した。松本駅前バスターミナルからバスで帰る予定だったが、予定より早く下山出来たので本日中に帰宅したくなり、電車に切り替えて帰路についた。

雪山の準備ができておらず、不安を抱えての山行だったが、この長文が示すように満足感一杯の山行だった。

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