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Yamareco

記録ID: 767415
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ハイキング
札幌近郊

円山原始林さんぽ 用事前に空港から直行

2015年11月21日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
01:26
距離
3.2km
登り
197m
下り
195m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:18
休憩
0:12
合計
1:30
距離 3.2km 登り 197m 下り 200m
10:29
40
円山公園駅
11:09
11:21
38
11:59
六花亭・円山店
地下(駅の改札を出たところ)で準備をしてから外(地上)に出たため、駅を出て歩きはじめてからGPSがデータを補足するまで時間(約2分)があります。
天候 晴れ ときどき雪
過去天気図(気象庁) 2015年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
地下鉄東西線 円山公園駅から徒歩5分〜10分ほどで「八十八カ所登山口」

新千歳空港からは、
JRの札幌方面のエアポート快速で「新札幌」駅へ出て、階段を下りて乗り換えのため地下に入り、地下鉄東西線「新さっぽろ」駅から円山公園駅へ。所要時間1時間ほど。
今回は、たしか、新千歳空港9:18-新札幌9:46=新さっぽろ9:55-円山公園10:20でした。

札幌駅・大通公園周辺からは、
札幌駅から地下鉄南北線か徒歩で大通公園の地下にある「大通」駅に出て、そこから地下鉄東西線で5分ほどで円山公園駅です。

札幌都心部から歩くこともできます。
コース状況/
危険箇所等
 このコースは、健康な一般の大人が登れば山頂まで30分ほどです。散歩道であり、走っている人もいます。お年寄りや小さな子どももいっぱいいます。

 登山道は整備されていますが、この季節は夜に凍った土が朝に溶かされたのでしょう、ぬかるんでいました。今回、私は運動靴(ジョギングシューズ)で来ましたが、汚れてもいい靴で歩くのがいいですね。

 装備のところにも書いたのですが、下山後、公園内で靴の泥を落とそうと思ったのですが、公園の水飲み場が、冬の準備で、すでに藁(わら)で覆われてしまっていました。そのまま、昼食に行ったのですが、足元が汚くて本当に申し訳なかったです。すみません!
 結局、食事の時にいただいた使い捨てお手拭きで、食後、靴の泥を落としたのですが、ウエットティッシュなど、あらかじめ自分で靴の泥をふけるものを用意すべきだったと反省しました。次からは気をつけたいと思います。
 みなさんもこの季節に行かれるときは、靴の泥をおとせるものを持参されるといいと思います。
その他周辺情報 円山公園駅の周辺はおいしいお店なども多いと思います。駅にもどる途中に、六花亭のお店(円山店・直営店)があります。おみやげを買うことはもちろん、2階の喫茶コーナーでは軽食もとれます。
http://www.rokkatei.co.jp/shop/index.html#sapporo
ちなみに、2015年夏から販売をはじめたマルセイアイスサンド(マルセイバターサンドのバターがアイスになっているもの)は、残念ながら円山店では食べられません。札幌駅前の札幌本店だけです(あとは帯広本店)。2階の喫茶コーナーまたはイートインコーナーにてどうぞ(イートインコーナーで200円でいただきました)。

札幌の都心部で、私のもう一つのおすすめは、北海道大学植物園。
今回はほぼ「弾丸ツアー」だったため行けませんでしたが、アイヌの資料、あるいは、すでに絶滅したエゾオオカミなどの野生動物のはくせいなどもありますし、なにより、古い大木が多くて、広いですし、歩いて気持ちのよいところです:
https://www.hokudai.ac.jp/fsc/bg/

札幌駅・大通り公園周辺の書店では、北海道の本コーナーが充実しています。
今回、立ち寄ったのは、紀伊國屋書店 札幌本店です:
https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Sapporo-Main-Store/
他にも、JRタワー内の三省堂書店にも北海道の本コーナーはあったと思います。丸善にもあったと思いますが、どうだったかなあ…ごめんなさいハッキリしません。ネットではローカルな本との出会いは限られますので、いろいろと書店に足を運ぶとおもしろいと思います。北海道の山や自然、キャンプ、アウトドアをはじめ、充実しています。
登山口付近の大木。いつも、挨拶してしまいます(^^;)
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登山口付近の大木。いつも、挨拶してしまいます(^^;)
この木もお気に入りです(^^;)
この木もお気に入りです(^^;)
山頂から。月寒ドーム(真ん中の白いドーム)のあたりに虹が。見えますか?
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山頂から。月寒ドーム(真ん中の白いドーム)のあたりに虹が。見えますか?
そうですね! でも札幌にしては寒くない日だったかな。
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そうですね! でも札幌にしては寒くない日だったかな。
山頂から札幌都心部のまちなみを
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山頂から札幌都心部のまちなみを
シロハラゴジュウカラ。
シロハラゴジュウカラ。
コガラ。
円山で見られる野鳥の看板。鳥の名前を勉強できて、いいですね。
円山で見られる野鳥の看板。鳥の名前を勉強できて、いいですね。
エサのところに、やつ(エゾリス)がやってきました!
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エサのところに、やつ(エゾリス)がやってきました!
野鳥を蹴散らしてました(^^;)
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野鳥を蹴散らしてました(^^;)
冬支度がはじまってますね…
冬支度がはじまってますね…
と思ったら、水場もわらで覆われていました…
と思ったら、水場もわらで覆われていました…
札幌駅前の六花亭札幌本店にてマルセイアイスサンドを食す(円山店にはありませんからね、ご注意!)
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札幌駅前の六花亭札幌本店にてマルセイアイスサンドを食す(円山店にはありませんからね、ご注意!)
札幌駅周辺の書店で、北海道本コーナーをまわるのも札幌に来たときのお約束。北海道の天気の特徴について、気象予報士さんのコラムを読んで勉強します!
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札幌駅周辺の書店で、北海道本コーナーをまわるのも札幌に来たときのお約束。北海道の天気の特徴について、気象予報士さんのコラムを読んで勉強します!

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 ザック 非常食 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 携帯 時計 タオル カメラ
備考  コースのところにも書きましたが、下山後、公園内で靴の泥を落とそうと思ったのですが、公園の水飲み場が、冬の準備で、すでに藁(わら)で覆われてしまっていました。そのまま、昼食に行ったのですが、足元が汚くて本当に申し訳なかったです。すみません!
 結局、食事の時にいただいた使い捨てお手拭きで、食後、靴の泥を落としたのですが、ウエットティッシュなど、あらかじめ自分で靴の泥をふけるものを用意すべきだったと反省しました。次からは気をつけたいと思います。
 みなさんもこの季節に行かれるときは、靴の泥をおとせるものを持参されるといいと思います。

感想

 新千歳空港に朝の便で着き、札幌での午後からの用事の前、短い時間をつかって円山原生林を散歩してきました。札幌の都心部にあって「原生林」を歩くことができる、北大植物園とならんで私のお気に入りです。

 札幌の中心部に遺された円山原始林。古くも開拓使時代に、開拓に必要な石を切り出すことで山の姿が荒れてしまうのを防ぐため、保護がはじまったと聞きます。
 ※たとえば、財界さっぽろのこの記事など→ http://www.zaikaisapporo.co.jp/blog/45
 私も札幌に一時期住んでいましたが、どんどん大都会へと変貌していく札幌のまちにあって、市民の憩いの場となっています。原始林だけにとても大きな木も多く、散歩すると気持ちの安らぐ場所です。
 今回、新千歳空港におりたち、電車で円山にむかいました。曇り時々雪の予報でしたが、車窓からは青空が見えました。

 地下鉄の円山公園駅から外に出ると、その青空から、みぞれが降っていました。空気が冷たく、頬もひきしまるかんじがします。
 20年近く前に札幌を離れ、夏や冬は遊びに(あるいは仕事に)よく来るのですが、この晩秋の季節に来たのは初めてかもしれません。この季節、雪の訪れを示す「雪虫」が飛ぶことは有名ですが(小さな小さなアブラムシの仲間で宿主を変更するときに群れで飛びます)、「雪虫が飛ぶころ、どんな服装をしていたかなあ」と考えても、あまり思い浮かばないのでした…。そのため、ちょっと、防寒着を持ちすぎました。

 みぞれがちらちらと舞う中、駅から神宮のほうに歩き、八十八カ所巡りの登山口へ。ご近所?の方が走ったり歩いたりしています。また、この辺りは最近は外国人観光客に人気だそうで(観光バスもとまっています)、外国人らしき観光客も散歩していました。

 原始林の中に入ると雪は気にならなくなりました。止んだのかもしれません。
 途中で出会った、小さな子どもづれの家族。たぶん、子ども、お父さん、おばあちゃんの3人。小さな子どもが一生懸命歩いていると、そのまわりにピースフルな、平和な空気が広がりますね。山頂で、敷物をしいて仲良くお話ししている姿をみて、低い山には低い山の楽しみ方があるなあ、と改めて感じました。

 この日は野鳥にはあまり出会えませんでしたが、山頂にはシロハラゴジュウカラやコガラがいました。もう餌になるものが少ないのでしょう。人があたえたヒマワリの種などを一生懸命食べていました。山頂ではありませんが、今回、エゾリスもやはり「エサ場」に来ているのを見かけました。

 山頂からは、動物園方面に下ります。こちらも原始林の中の道で、気持ちがいいのです。下山途中、また雪が降ってきました。久しぶりに体験した、雪国における、雪がふりはじめる雰囲気。昔をなつかしく思い出しながら、楽しむことができました。

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