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Yamareco

記録ID: 7675207
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
大雪山

武利・武華岳

2024年12月31日(火) ~ 2025年01月03日(金)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
78:55
距離
22.6km
登り
1,573m
下り
1,573m
歩くペース
ゆっくり
2.02.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:49
休憩
0:23
合計
6:12
距離 6.1km 登り 624m 下り 45m
7:48
127
スタート地点
9:55
10:18
43
11:01
179
14:00
宿泊地
2日目
山行
5:42
休憩
0:21
合計
6:03
距離 3.0km 登り 227m 下り 307m
8:00
60
宿泊地
9:00
9:21
282
14:03
宿泊地
3日目
山行
7:13
休憩
0:08
合計
7:21
距離 4.2km 登り 398m 下り 399m
6:35
257
宿泊地
10:52
11:00
176
13:56
宿泊地
4日目
山行
8:12
休憩
0:15
合計
8:27
距離 9.3km 登り 320m 下り 816m
6:16
177
宿泊地
9:13
9:28
217
13:05
11
13:16
87
14:43
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2024年12月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
31日:移動日
イトムカ林道入口の国道沿いは除雪されておらず、車を停められる状態ではなかった。たまたま石狩からおりてきたOB方に車を託して出発。
Co1000にガッツリ林道崩壊。斜面化していて通過不可。崩壊地の手前から尾根ごと巻いた。その後も数カ所林道の崩壊があるが、雪で埋まっててなんも。
夏道分岐先から夏道のテープたどってすすむ。Co1400位で夏道がわからなくなったので、1574尾根方向進路を変えて上がる。・1574尾根上から10mほど南におろしたタンネに囲まれた所に張る。今日は大晦日なので早めに就寝。年明け1H前にまた起きて、紅白聞きながら年越しそばを食べて年明け。

1日: たまにはこんな正月
夜中いくらか上部は風が強かった。今日は移動のみなので、ゆっくり8時デッパ。
快調に歩いて1747。武利岳の頂稜はガスの中だが、武華、ニセイカ、裏大雪、表大雪まで見えた。風もなく快適なので少し眺めてから、シールスキーで最低コルに下る。崖側は時折吹きだまり、近づき過ぎないようにする。最低コルに着く頃にはすっかり青空。イグルー作るがもう少しで完成といったところで、O君が踏み抜いて壊す。あーあ。大人しく西側のタンネ内でテントを張った。

2日:ムリだとは言わせない ムリAt
4時過ぎ、テントから顔をだすと雪降ってたのでちょっとゆっくりでる。WLまでは普通にシールで上がる。多少カンバや倒木の段差が気になるが、シールワークで解決する範疇。明るくなるにつれてだんだん武華の稜線にかかっていたガスがとれ出す。肩でシーデポしてEPにかえる。肩から尾根方向が南北に変わるまでは、太い尾根。尾根上をズボズボ進む。この頃にはムリムカ周辺は晴れて、薄い青空が頭上に広がっていた。ムリ頂稜だけはガスがとれたりかかったり。南北に変わるところから、50cm〜1m東に吹きだまりや、尾根上が岩場で通過できない所が出てくる。適宜西側に巻き、所々岩の段差を慎重に通過。西側斜面は、さほど急ではなく10mほど下に常にカンバがあったため高度感は感じなかった。コンタを上げていくとちょっとずつ風が強くなる。そこまで強い風ではなかったが、目出帽を外していたsLの頬が30秒位で赤黒くなる。凍傷ってこんなに簡単になるんね。
万全の装備を整えていざPへ。偽Pからようやく吊り尾根を目にすると、そこにあったのはただの雪がついた尾根。1709周辺と変わらないテンション。尾根上か尾根の少し北を進める。そして、部内では30年越しのP。一同歓喜。とはいえ寒いので、さっさとP写とって3月9日歌って引返し。急斜は前おりでざくざく降りる。行きと同様に肩まで戻る。この頃から風向きが変わって、視界は相変わらず良いが、風は1段階強くなった。肩から斜度が緩くなるまでツボでおろし、緩くなった所からスキー。テントでAt成功を祝う。

3日目:スピード乗越 武華
まずは、1747まで。昨日より西風が強く、樹林内でも風がぬけてそよ風。WL外にでると感じるないbase。視界は2300〜∞の波。今日も夜明けまでは、ガスかかって小雪がちらついていたが、明るくなる頃にはムリムカ周辺だけぼんやりと晴れてくる。薄曇り。1つ目のポコ先から稜線が細く、雪も締まってくる。ツボだとだるそうなので、ここで本山行はじめてSSを利用する。ただの重量化にならなくて良かった。SSでなくてもSEでも良いだろう。一気に武華まで。Pのぼっこは埋まっててよく分からなかったので、それっぽい岩をバックにP写。🦁岩直下は初日に白抜けしていたのを確認していたので、Co1550にむかって大巻する。コンタを下げすぎるとbushがウザいのでなるべく上部をtrv。Co1380の屈曲以降、夏道辿るが急。スキー手持ちツボで、斜度が緩くなるまでくだる。この雪量なら、夏道の尾根の南の尾根を降りた方が楽なのかもしれない。その後、沢沿いをSB探しながら下る。なんとか渡れるSBを見つけて、夏道分岐。何としても今日中に帰りたいのでここから怒濤の下山。あっという間国道。
イグルー、この後崩壊
2
イグルー、この後崩壊
国道すぐ脇。積雪30cmくらい
1
国道すぐ脇。積雪30cmくらい
お正月なので。1/3にお汁粉として食した
1
お正月なので。1/3にお汁粉として食した
武利稜線、肩のすぐ先
1
武利稜線、肩のすぐ先
1/1、よく晴れていた
1
1/1、よく晴れていた
P方面から吊り尾根
1
P方面から吊り尾根
武利稜線Co1770あたりから南
1
武利稜線Co1770あたりから南
武利Pのぼっこ

感想

ラッセルやルーファイありがとう。この4人で完走できてよかったです。
北大雪は渋くて奥深いです

1年前からの成長を感じました。
何度来ても良い山です。
しかし寒すぎた、、、。

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訪問者数:104人

コメント

ムリだと思った武利、リベンジしてくれて嬉しいです
2025/1/7 23:15
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1
初冬と比べて雪が多い分、ムカムカせずに行くことができました。たぶんこれが成功した秘訣です
2025/1/7 23:29
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1
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