ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7675287
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

甲子旭岳

2025年01月05日(日) [日帰り]
 - 拍手
JetUpper その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:18
距離
8.2km
登り
1,075m
下り
1,077m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:23
休憩
0:56
合計
7:19
距離 8.2km 登り 1,075m 下り 1,077m
7:42
3
スタート地点
7:45
126
9:51
9:52
20
10:12
10:34
113
12:27
12:52
56
13:48
13:55
11
14:06
52
14:58
14:59
2
15:01
ゴール地点
天候 雪のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
甲子温泉大黒屋登山者駐車場に駐車。手前の雪坂道は要4駆スタッドレス
コース状況/
危険箇所等
・甲子山までは特に難所もなく普通の雪山ハイキングです。
・甲子山から先は登山道がないためか入山者も少なく、トレースは期待しない方が良いでしょう。
・中盤までは広い尾根の樹林帯で方向を見失いやすい。
・樹林帯から先は灌木の藪漕ぎとなり、簡単なルートファインディングで藪の薄い方を選択しながら突破します。
灌木帯を抜けると急登・雪稜×2を経て山頂へ達します。直下の強傾斜の藪岩ゾーンはモナカ雪のラッセルで難儀しました。ここでピッケルを始めて出しましたが左程有効ではないので雪面パンチングとキック〜ニープレスの繰り返しで突破しました。
この作業と雪質により階段状となった斜面を前向きで問題なく下降できました。



その他周辺情報 鹿の湯
雪の山中に佇む温泉旅館よりスタート。
2025年01月05日 07:44撮影 by  SC-51B, samsung
1/5 7:44
雪の山中に佇む温泉旅館よりスタート。
旅館敷地内を通過し、奥の尾根へ向かう。下部は九十九折りの急登
2025年01月05日 07:47撮影 by  SC-51B, samsung
1/5 7:47
旅館敷地内を通過し、奥の尾根へ向かう。下部は九十九折りの急登
九十九折の山腹の急登を経て稜線へ。奥には先行者。晴れ間は除くも小雪が舞っている。
2025年01月05日 09:42撮影 by  SC-51B, samsung
1/5 9:42
九十九折の山腹の急登を経て稜線へ。奥には先行者。晴れ間は除くも小雪が舞っている。
甲子山山頂直下からはノートレース。
2025年01月05日 10:10撮影 by  SC-51B, samsung
2
1/5 10:10
甲子山山頂直下からはノートレース。
約2時間強で甲子山山頂へ。雪も止み、青空の下、映える景色。
2025年01月05日 10:11撮影 by  SC-51B, samsung
6
1/5 10:11
約2時間強で甲子山山頂へ。雪も止み、青空の下、映える景色。
眼前の旭岳は甲子山到達のリミットを10時としていたため、予定通り前進する。
2025年01月05日 10:18撮影 by  SC-51B, samsung
2
1/5 10:18
眼前の旭岳は甲子山到達のリミットを10時としていたため、予定通り前進する。
軟雪だが、ワカンで脹脛くらいの沈み
2025年01月05日 10:36撮影 by  SC-51B, samsung
2
1/5 10:36
軟雪だが、ワカンで脹脛くらいの沈み
広尾根の樹林帯へ突入
2025年01月05日 10:41撮影 by  SC-51B, samsung
3
1/5 10:41
広尾根の樹林帯へ突入
樹林帯を抜け雪原へ
2025年01月05日 11:15撮影 by  SC-51B, samsung
1/5 11:15
樹林帯を抜け雪原へ
灌木は埋まりきっていない
2025年01月05日 11:21撮影 by  SC-51B, samsung
1
1/5 11:21
灌木は埋まりきっていない
甲子山を振り返る
2025年01月05日 11:21撮影 by  SC-51B, samsung
1
1/5 11:21
甲子山を振り返る
この先は灌木の藪漕ぎです
2025年01月05日 11:36撮影 by  SC-51B, samsung
1/5 11:36
この先は灌木の藪漕ぎです
藪漕ぎゾーンを抜けると楽しみにしていた雪稜へ。前情報から想像していたほどのナイフリッジではなかった
2025年01月05日 11:44撮影 by  SC-51B, samsung
5
1/5 11:44
藪漕ぎゾーンを抜けると楽しみにしていた雪稜へ。前情報から想像していたほどのナイフリッジではなかった
振り向けば絶景
2025年01月05日 12:10撮影 by  SC-51B, samsung
2
1/5 12:10
振り向けば絶景
ナイフリッジの雪稜を2ヶ所抜けると強傾斜の雪壁へ。モナカ雪のラッセルに体力が奪われます。ここが核心部でした。下りは今回の雪質なら前向きで下降できましたが、締まっていればバックステップになったでしょう。
2025年01月05日 12:15撮影 by  SC-51B, samsung
1/5 12:15
ナイフリッジの雪稜を2ヶ所抜けると強傾斜の雪壁へ。モナカ雪のラッセルに体力が奪われます。ここが核心部でした。下りは今回の雪質なら前向きで下降できましたが、締まっていればバックステップになったでしょう。
強傾斜の雪壁を越えると山頂までは気持ちの良い雪稜のビクトリーロード
2025年01月05日 12:29撮影 by  SC-51B, samsung
1
1/5 12:29
強傾斜の雪壁を越えると山頂までは気持ちの良い雪稜のビクトリーロード
2025年01月05日 12:32撮影 by  SC-51B, samsung
1
1/5 12:32
旭岳山頂には標柱が埋没しているのか見当たらず。
三本槍方面を望む
2025年01月05日 12:38撮影 by  SC-51B, samsung
3
1/5 12:38
旭岳山頂には標柱が埋没しているのか見当たらず。
三本槍方面を望む
2025年01月05日 12:39撮影 by  SC-51B, samsung
1/5 12:39
しばし眺望を楽しみ10分ほどで下山にかかります
2025年01月05日 12:39撮影 by  SC-51B, samsung
1/5 12:39
しばし眺望を楽しみ10分ほどで下山にかかります
甲子山直下から旭岳を振り返る
2025年01月05日 13:51撮影 by  SC-51B, samsung
1
1/5 13:51
甲子山直下から旭岳を振り返る
途中でスライドした山友パーティが旭岳山頂直下の雪壁を降っている
2025年01月05日 14:01撮影 by  SC-51B, samsung
1
1/5 14:01
途中でスライドした山友パーティが旭岳山頂直下の雪壁を降っている
大黒屋へ戻ると既に営業時間は終了。惜しくも間に合わず
2025年01月05日 14:57撮影 by  SC-51B, samsung
1/5 14:57
大黒屋へ戻ると既に営業時間は終了。惜しくも間に合わず
鹿の湯へ
2025年01月05日 16:12撮影 by  SC-51B, samsung
1
1/5 16:12
鹿の湯へ
撮影機器:

装備

個人装備
ピッケル ワカン

感想

一度行ってみたかった甲子山・朝日岳。今回気象予報も良く、急遽目的地としました。
当日、予定時刻を大幅に遅れ出発。雪量も想定より多く、旭岳登頂は厳しいと見込まれましたが、甲子山までは先行者のトレースのおかげで体力を十分に温存でき、余裕をもって旭岳に向かう決断が出来ました。
甲子山から先はトレースは無く、長いラッセルに嵌った場合は登頂も危うくなることも想定した上で前進を続けました。途中の灌木帯の藪漕ぎや山頂直下の強傾斜のラッセルのほか、2ヶ所のナイフリッジはありましたが、どれも短く、問題なく山頂へ到達。しばし360度の絶景を楽しんだあと、早々に下山にかかりました。
下降も軟雪のため、問題なく終始ワカン(正確にはワカンではない)のまま前向きで直降し、明るいうちに下山できました。
旭岳は山頂まで僅か4時間足らずと短いながらも藪漕ぎ、雪稜、強傾斜の藪岩のラッセルが楽しめるとってもお手軽・お買い得な好ルートでした。リピート確定です。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:123人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら