山とチャイ☆屋久杉の森から宮之浦岳、屋久島縦走


- GPS
- 25:51
- 距離
- 28.0km
- 登り
- 2,345m
- 下り
- 1,695m
コースタイム
- 山行
- 4:10
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 4:51
- 山行
- 4:33
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 6:06
天候 | 晴れ時々曇り(新高塚小屋で朝7度ぐらい) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
船 飛行機
夜中までやっているスーパーが天文館通の先にあった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■荒川登山口BS トイレや着替えの場所などのある整備された登山口。 ■荒川登山口→小杉谷集落跡→楠川分れ→大株歩道入口 トロッコ路なので迷うところはない。 最初の5分ぐらいは楽しいけれど、だんだん枕木の歩きにくさに気が付く。。。 特に荒川登山口から小杉谷集落跡まで。 それ以降は線路の間に板があるので枕木のいやなところはなくなる。 ■大株歩道入口→縄文杉→高塚小屋 ここからようやく登山道。 木の階段が多く、道を迷うところはないと思う。 縄文杉までは日帰りの登山者が多い。 ■高塚小屋→新高塚小屋 尾根道。ようやく視界が開ける場所が出てくる。 ■新高塚小屋→平石→宮之浦岳 整備されているので迷うところはない。 岩場にはロープもある。 第二展望台辺りから森林限界を越えるのでここまでとは風景が変わる。 平石を越えたあたりから屋久島笹の道。 屋久島笹は刈られているところが多いが、露で濡れる。 ■宮之浦岳→黒味岳分岐 迷うところはないが、屋久島笹と岩の道。 そこに水が流れているので川のよう。 岩はざらざらなので滑りにくいので助かる。 ロープのある岩場も多い。 ■黒味岳分岐→淀川登山口 ここから先は木で作られた道も多く整備されている。 ■淀川登山口→紀元杉 登山口にはトイレはあるのみ。 手を洗う水場は水がほとんど出ていない。 紀元杉BSまでは舗装された一般道。 BSには椅子もない。 紀元杉の前には椅子があるので、杉を見つつのんびりできる。 近くに紀元命水があるので水にも困らない。 |
写真
装備
個人装備 |
寝袋:モンベル#3(ちょうどよかった)
防寒着:Tシャツ 長袖シャツ フリースとライトダウン (ライトダウンは着なくてすんだ) |
---|
感想
晩秋の屋久島縦走。
1日目:2015/11/20
朝日に照らされた桜島を見ながら鹿児島港を7:45の高速船で出港。
最初の予定では白谷雲水峡から登るつもりだったが、宮之浦港から白谷雲水峡への道は緊急道路工事で通れなくなっていることを乗船前に知り急遽荒川登山口に変更。
宮之浦港からはバスで安房の合庁前、そこからはタクシーで荒川登山口。
登山口は設備が整っていて、トイレ以外に更衣室もある。
このルートはまずトロッコ路を2時間ほど歩く。
最初の5分は線路の上を歩くのがなんだか楽しい。
ただ10分もするとこの枕木が歩きにくいことに気が付く。。
ところどころにある高架橋は手すりがないところが大半なので注意。
この道は1970年ごろまであった小杉谷集落の生活路線。
人口500人以上、小中学校もあった大きな集落だった。
今は森におおわれ、苔むした集落跡は趣ある。
この集落から1時間半ぐらい行くと大株歩道。
ウィルソン株、大王杉、最後に縄文杉と、屋久島でも有名な大きな屋久杉を見ることができる道。
ここまでは団体客も多く、季節と時間帯によっては渋滞かも。
14時頃に着いたウィルソン株では下山中の多くの登山者と会うが、そこから先は貸し切り状態。
大王杉や縄文杉は一人静かに眺め続けることができた。
その後は宿泊地まで急ぐ。
途中の高塚小屋はきれいで15時ぐらいで小屋に4人。テントはゼロ。
そこから1時間ほど足を延ばして新高塚小屋へ。
小屋には10人ほどいたようだがテントはゼロ。
木製のテラスがテント場。
水場も近く、トイレもきれいで快適に過ごせる。
2日目:2015/11/21
今日は宮之浦岳経由で淀川登山口まで。
夕方から雨予報なので早めに下山予定。
日の出が6時40分過ぎぐらい。
ライトのいらない朝7時ぐらいに出発。
誰もいない静かな山道。
第二展望台ぐらいから森林限界を超え、視界が開けるところが多くなる。
朝日に照らされた屋久島が美しい。
そこから先はいままでの原生林とは違う風景。
大きな岩がゴロゴロ、背の低い木や屋久島笹の道。
高山を歩いているようで気持ちいい。
日が照るとぽかぽか暖かく、Tシャツで十分。
平石からは宮之浦岳の景色も素晴らしい。
周りの海も見え、屋久島の雄大な景色を楽しめる。
宮之浦岳に近づくと徐々に先行者に追いつきだす。
岩の道には水が流れ、川のようになっている。
宮之浦岳頂上からはぐるっと屋久島を一望。
予定よりも早く着いたのでのんびり休憩。
チャイも飲む。
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そこから先は下りが続く。
投石平でランチをとる。
少し雲が出てきている感じ。
黒味岳分岐までは登山道という感じだが、その先は木々の中の整備された道が続く。
花之江河に出ると湿原地帯となり視界が開ける。
美しい景色。
ここでも少し休憩。
花之江河から淀川登山口へはアップダウンを繰り返す。
整備されているので歩きやすい。
橋が見えてくると淀川小屋。
淀川は透き通ったきれいな水。
こんなに澄んだ川は見たことがないぐらい。
この水はそのまま飲め、小屋の水場は沢の水となっている。
小屋にいたガイドの方と少し話をしてから下山。
淀川登山口を過ぎ、紀元杉バス停に13時ごろ着。
椅子もないので100m先の紀元杉で15時のバスを待つ。
2回目のランチ。
近くには紀元命水という水場もあるので水にも困らない。
紀元杉を見つつのんびり。
15時のバスで安房まで。
安房に着いたとたん土砂降りの雨。
しばらくバス停で雨宿りをして宿へ。
夜は屋久島名物のトビウオを食べる。
今回の山行は屋久島の原生林から森林限界の山岳地帯、下山後には海の幸と島を堪能することができました。
屋久島はこれから何度も足を運びたくなるような魅力ある島でした。
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