ほら貝のゴルジュ
- GPS
- 04:45
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 324m
- 下り
- 329m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
前々からちょっと気になっていた「ほら貝のゴルジュ」。
沢デビューのとき、「この先のゴルジュは初心者では突破困難」と、同行のtakenaoに言われ、
その暗く冷たい物々しい入り口の写真撮影だけを行い、選択の余地もなく高巻きした。当時は良くわからなかった。
今日はこの「ほら貝のゴルジュ」を突破することが目的だ。
昨今の記録によれば、アクアステルスの沢靴があれば、フリーで突破できるらしい。
できればオールフリーで突破したい。
鶏冠谷との出合付近で入渓。
最初の滝の左側のクラックに取り付いてみるが、スタンスが乏しく途中で断念。
ドボンして高巻く。
次々と淵が現れるがどれも巻かずに泳いで取り付き登っていく。
暑い夏にはもってこい。
ウォーミングアップも終わったところで、「ほら貝のゴルジュ」に到着。
少し補給した後に早速とりかかる。
最初の淵を水流を避けて泳ぐと、すぐそこが核心の滝。
なるほど右のリスにハーケンが多数打ち込まれている。
手順を少し考えてみたがどうしても途中で手詰まり。
落ちてもドボンするだけなのでとりあえず行けるところまでと、取り付いてみる。
半分ぐらい進んだところでどうにも手詰まり。
外傾したつるつるの壁にフリクションを効かせ、濡れたカチホールドに体重をかけ、
次の一手が取れたとしても、果たしてその次が取れるか?
結局、フリーで解決できる進路は見いだせず。フェルトだとやはり無理か。
そこから、残置ハーケンを利用したA0での突破に切り替える。
残り5、6手を全て残置に頼り、突破完了。
荷物を3人分ロープで引き上げる。
次にShokoのトライ。
この時点で、ゴルジュの暗い雰囲気と寒さに気持ちを持って行かれ、最初の一手がなかなか解決せず。
ようやく一手出したが、足元が滑りドボン。
ハイポ気味になったので、敗退してもらい、河原で甲羅干しをしてもらうことにした。
次にtakenaoのトライ。
アクアステルスに期待。
ところが、どうやら私と同じところで手詰まりしている。やはりアクアステルスとはいえども、あの外傾スタンスは厳しいか。
結局、私と同じくA0で抜けてきた。
その後のゴルジュ帯は、何の難しさもなく20分ほどで往復。
ほら貝入り口に戻り、手順を反芻してみるものの、「どうやればフリーで?」という疑問だけが残った。
体重を軽く、バリバリのボルダラーにならなきゃダメかな?
うーん。なんだか消化不良。
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