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Yamareco

記録ID: 771588
全員に公開
雪山ハイキング
奥秩父

雁峠〜笠取山〜唐松尾山(作場平からの周回)

2015年11月29日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:59
距離
20.0km
登り
1,266m
下り
1,264m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:16
休憩
0:43
合計
5:59
距離 20.0km 登り 1,273m 下り 1,266m
7:18
32
7:50
7:56
12
8:08
10
8:18
8:19
5
8:40
3
8:43
8:44
14
8:58
9:01
3
9:04
10
9:14
21
9:35
9:37
18
9:55
28
10:23
10:44
30
11:14
4
11:18
11:19
6
11:25
5
11:30
35
12:05
12:07
14
12:21
17
12:38
12:40
17
12:57
ゴール地点
天候 晴れ!
過去天気図(気象庁) 2015年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
作場平駐車場(無料/20台程度/6:45頃到着時5台ほど止まっていました)
※トイレあり
※民宿みはらしから先はわずかですが凍結している箇所がありました。
これからは要滑り止めだと思います。
※到着時、気温はマイナス3度
 
コース状況/
危険箇所等
【コース状況】
・積雪があります。10cm程度、深いところで20cmほどありました。
今のところ特に雪装備は必要ありませんでしたが、
積もった雪が溶融凍結しツルツルになり始めている箇所も散見されました。
もう少し溶融凍結を繰り返すと軽アイゼンなどの滑り止めが必要になるかもしれません。

●作場平〜雁峠〜笠取山
駐車場から作場平橋を渡りったところからスタート。
ヤブ沢峠に向かって高低差380mを一ノ瀬川に沿って進みます。
幾度となく木橋を渡りますが、橋の上の積雪に注意。
ヤブ沢峠から林道を700〜800mほど緩やかに登ると笠取小屋に到着です。
笠取山から広く開けた尾根筋を進むと雁峠分岐がすぐに現れます。
分岐から樹林帯を下り再び開けたところが雁峠。分岐から500mほどの距離です。
雁峠分岐から笠取山方面に進むとすぐに小さな分水嶺を通過し、
鞍部から高低差130mほど急登すると笠取山山頂に到着です。
西側のピークには山梨百名山の頂上標が立っており、
さらに先に進んだ東峰にも頂上標があります。

●笠取山〜将監峠
奥秩父主脈縦走路を進みます。
水干の分岐までは、雪の付いた岩場のアップダウンとなるので慎重に。
水干からからはほぼ平坦なルートとなり、黒槐山手前から再び登山道は斜度を
上げ始めますが、黒槐山と黒槐ノ頭はどちらも巻くようにルートが付けられていました。
黒槐ノ頭を通過すると登山道はほぼ稜線に沿ってアップダウンを繰り返します。
この付近、積雪でルートが少し分かりにくいですが稜線通しを意識すれば問題ありません。
唐松尾山の山頂は展望はありませんが、山頂北側に100mほど進むと
(縦走路と間違わないように木で通行止めされています)眺望が開けた岩場があります。
唐松尾山から山の神土までは稜線の南側に登山道が付いていて、
積雪と泥んこの道になっていてとても滑りやすく、
南側への転滑落に注意が必要です(2〜3回ほど転びました)。
西御殿岩へのルートは雪のためか判然としなかったのでスルーしました。
山の神土からは再び広く開けた笹原の尾根を緩やかに下っていきます。

●将監峠〜作場平
将監峠から将監小屋を経て三ノ瀬登山口までは林道を5Km弱ほど緩やかに下っていきます。
三ノ瀬登山口から作場平駐車場までは3kmほどの車道歩きとなります。
 
 
作場平駐車場からまずは作場平橋を渡り…
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作場平駐車場からまずは作場平橋を渡り…
作場平口からスタート
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作場平口からスタート
登山口からすぐに雪が付いています
登山口からすぐに雪が付いています
見上げると青空と唐松
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見上げると青空と唐松
一ノ瀬川に沿ってトラバース気味にゆっくり標高を上げていきます
一ノ瀬川に沿ってトラバース気味にゆっくり標高を上げていきます
木橋がたくさん架かっています
木橋がたくさん架かっています
一ノ瀬川の流れを眺めながら進みます
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一ノ瀬川の流れを眺めながら進みます
ルート上には巣箱が等間隔で設置されていました
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ルート上には巣箱が等間隔で設置されていました
ヤブ沢峠に到着
ヤブ沢峠からは林道となります
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ヤブ沢峠からは林道となります
ヤブ沢峠から700〜800mほど進むと笠取小屋に到着です
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ヤブ沢峠から700〜800mほど進むと笠取小屋に到着です
テン泊している方もいました
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テン泊している方もいました
雪が増え始めました
雪が増え始めました
青い空に飛行機雲
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青い空に飛行機雲
徐々に視界が開けてきました
徐々に視界が開けてきました
手前が雁峠分岐、奥のこんもり盛り上がったところが小さな分水嶺
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手前が雁峠分岐、奥のこんもり盛り上がったところが小さな分水嶺
まずは雁峠に向かいます
まずは雁峠に向かいます
青空に佇む唐松
国師ヶ岳が見えています
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国師ヶ岳が見えています
笠取山。端正なフォルムです
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笠取山。端正なフォルムです
雁峠が見えてきました
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雁峠が見えてきました
雁峠に到着
雁峠より。黒金山と左側は乾徳山
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雁峠より。黒金山と左側は乾徳山
雁峠より。南ア白峰三山
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雁峠より。南ア白峰三山
笠取山方面に戻ります
笠取山方面に戻ります
雁峠避難小屋
この付近は気持ちのいい場所です
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この付近は気持ちのいい場所です
小さな分水嶺。東側は荒川、西側は富士川…
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小さな分水嶺。東側は荒川、西側は富士川…
そして南側は多摩川に流れ着きます
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そして南側は多摩川に流れ着きます
古礼山と水晶山かな
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古礼山と水晶山かな
国師ヶ岳と北奥ノ千丈ヶ岳
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国師ヶ岳と北奥ノ千丈ヶ岳
そして富士山
さて、巨大すべり台に取り付きます
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さて、巨大すべり台に取り付きます
水を汲み上げる機械でしょうか?
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水を汲み上げる機械でしょうか?
高度を上げるに連れて富士山の裾野に広がる御坂山塊と三ツ峠も見えるように
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高度を上げるに連れて富士山の裾野に広がる御坂山塊と三ツ峠も見えるように
歩いてきた道を振り返ります
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歩いてきた道を振り返ります
青い空に向かってあとひと登り
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青い空に向かってあとひと登り
笠取山の西峰に到着
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笠取山の西峰に到着
西峰には山梨百名山の頂上標が立っています
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西峰には山梨百名山の頂上標が立っています
山頂より。富士山
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山頂より。富士山
山頂より。大菩薩嶺と手前に黒川鶏冠山。左奥には丹沢も見えています
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山頂より。大菩薩嶺と手前に黒川鶏冠山。左奥には丹沢も見えています
山頂より。富士山と左に大菩薩嶺。富士山の裾野には三ツ峠山
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山頂より。富士山と左に大菩薩嶺。富士山の裾野には三ツ峠山
山頂より。国師ヶ岳と北奥ノ千丈ヶ岳、黒金山と乾徳山
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山頂より。国師ヶ岳と北奥ノ千丈ヶ岳、黒金山と乾徳山
山頂より。南アルプス。右から北岳〜間ノ岳〜農鳥岳〜悪沢〜赤石〜聖岳
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山頂より。南アルプス。右から北岳〜間ノ岳〜農鳥岳〜悪沢〜赤石〜聖岳
山頂より。黒槐山と飛龍山、右奥は三頭山でしょうか
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山頂より。黒槐山と飛龍山、右奥は三頭山でしょうか
山頂より。古礼山〜水晶山〜雁坂嶺
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山頂より。古礼山〜水晶山〜雁坂嶺
笠取山からは雪の付いた岩場のアップダウン
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笠取山からは雪の付いた岩場のアップダウン
笠取山東峰に到着
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笠取山東峰に到着
水干の分岐からは気持ちの良いルートが続きます1
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水干の分岐からは気持ちの良いルートが続きます1
水干の分岐からは気持ちの良いルートが続きます2
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水干の分岐からは気持ちの良いルートが続きます2
富士山を横目に見ながら進みます
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富士山を横目に見ながら進みます
黒塊山を過ぎ、唐松尾山が姿を現しました
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黒塊山を過ぎ、唐松尾山が姿を現しました
こちらは西御殿岩
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こちらは西御殿岩
開けたところが牛王院平
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開けたところが牛王院平
縦走路より飛龍山と雲取山方面
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縦走路より飛龍山と雲取山方面
黒槐山を過ぎると縦走路は小刻みにアップダウンを繰り返します
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黒槐山を過ぎると縦走路は小刻みにアップダウンを繰り返します
富士山と大菩薩、御坂山塊
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富士山と大菩薩、御坂山塊
空メインで
唐松尾山直下から70〜80mほど急登すると…
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唐松尾山直下から70〜80mほど急登すると…
唐松尾山に到着です
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唐松尾山に到着です
こちらは古い頂上標
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こちらは古い頂上標
唐松尾山山頂北側の展望地より。浅間山。綺麗に雪を纏っています
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唐松尾山山頂北側の展望地より。浅間山。綺麗に雪を纏っています
唐松尾山山頂北側の展望地より。左側に国師ヶ岳、右側に甲武信ヶ岳も見えます。真ん中にチョコンと白く見えているのは赤岳でしょうか
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唐松尾山山頂北側の展望地より。左側に国師ヶ岳、右側に甲武信ヶ岳も見えます。真ん中にチョコンと白く見えているのは赤岳でしょうか
唐松尾山山頂北側の展望地より。国師ヶ岳。右側が笠取山かなぁ
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唐松尾山山頂北側の展望地より。国師ヶ岳。右側が笠取山かなぁ
唐松尾山山頂北側の展望地より。南アルプス。
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唐松尾山山頂北側の展望地より。南アルプス。
唐松尾山山頂北側の展望地より。ギザギザの両神山
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唐松尾山山頂北側の展望地より。ギザギザの両神山
唐松尾山山頂北側の展望地より。手前に竜喰山と奥に飛龍山
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唐松尾山山頂北側の展望地より。手前に竜喰山と奥に飛龍山
唐松尾山山頂北側の展望地より。手前は歩いてきた奥秩父主脈縦走路
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唐松尾山山頂北側の展望地より。手前は歩いてきた奥秩父主脈縦走路
山の神土に到着
山の神土から将監峠までは巣箱の付いた木が縦走路を塞いでいたりしてちょっと荒れ気味な感じでした
山の神土から将監峠までは巣箱の付いた木が縦走路を塞いでいたりしてちょっと荒れ気味な感じでした
牛王院平付近
将監峠に到着
気持ちの良い場所です
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気持ちの良い場所です
将監小屋に向かって下ります
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将監小屋に向かって下ります
将監小屋に到着
屋根からは水が滴り落ちます
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屋根からは水が滴り落ちます
将監小屋からはクルマも上がれる林道となります
将監小屋からはクルマも上がれる林道となります
富士山と大菩薩嶺とはここでお別れ
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富士山と大菩薩嶺とはここでお別れ
唐松と空。朝と比べると霞んできています
唐松と空。朝と比べると霞んできています
七ツ石尾根への分岐
七ツ石尾根への分岐
廃車コレクション1
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廃車コレクション1
廃車コレクション2
2
廃車コレクション2
三ノ瀬の登山口に到着
三ノ瀬の登山口に到着
民宿みはらしを通過します
民宿みはらしを通過します
車道歩きは退屈なので暇つぶしにパチリ
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車道歩きは退屈なので暇つぶしにパチリ
真ん中が黒槐山、右が唐松尾山かなぁ
真ん中が黒槐山、右が唐松尾山かなぁ
筆で描いたような飛行機雲
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筆で描いたような飛行機雲
作場平駐車場に到着。お疲れさまでした
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作場平駐車場に到着。お疲れさまでした

感想

今年はスタッドレスの準備がまだできておらず…。
昨年まで履いていたタイヤはすり減ってしまい、
新しいものに買い換える必要があるのですが、
なかなか降らない雪に同調するようにグダグダしていると、
急に雪が積もってしまいました。

komemameは体調があまり芳しくなくお休み。
ボクも先週の山行の疲れが残っている感じでしたが、
こういう時は休むよりもむしろカラダを動かした方がいいんだろうな、
と思って軽めに歩くことにしました。せっかくのお天気だし。

ノーマルタイヤだと深入りが必要な場所は登山口敗退がコワいし、
遠出するのも億劫だから、奥秩父の笠取山〜唐松尾山を作場平から周回することに。

411号から側道に入り民宿みはらしを過ぎると、橋の上や日陰の路面は
凍結しているようで慎重に運転する必要がありました。
スタート時はマイナス3度。作場平の登山口からしばらく進むと雪が付き始めます。
ここまで雪が積もっているとは思ってもみなかったので、
足は冷えるは、ズリズリ滑るはで、雪に無力なアプローチシューズを
履いてきたことをちょっと後悔。

それでも徐々にこの靴での雪道の歩き方にも慣れ始め、雁峠に寄り道をしてから、
巨大すべり台のような斜面を登り詰めて笠取山に到着。貸切でした。
結局この日は山の神土手前までは誰とも会わず、静かな山歩きに。

笠取山からの奥秩父主脈縦走路を歩くころには、
日が昇って気温も上がり足の冷えは解消。
しかし、唐松尾山からはルートが稜線の南側にトラバースするように付いており、
積雪と泥が混ざってとても滑りやすくなっていて、2〜3回ほどすっ転び、
山の神土まではおっかなびっくりで進みました。
将監小屋からは林道と車道とを渡り歩き13時前に作場平に到着。

この日の裏テーマは山行後に八王子のスープカレー屋さんに立ち寄ることだったのですが、
道が空いている間に帰っちゃった方が何かとラクかなぁと思い、
次回の楽しみに取っておくことにして真っ直ぐ帰ることに。
おかげで16時前には帰宅できました。
 

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