屏風岳


- GPS
- 09:17
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 1,481m
- 下り
- 1,480m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
前日の妙高ゲレンデスキーから一旦埼玉へ帰宅し、荷物詰め替えてそのまま蔵王へ出発。AM1時過ぎて国見SAに辿り着き3時間ほどの仮眠のち、蔵王観測所の1km手前の除雪終了点に車停めてスタート。3時間登って東壁とご対面、名前から絶壁をイメージしていたが意外と滑れそうな斜面で安堵。途中のトラバース斜面でTakuさんピットチェック、自分は横でのんびり休憩、快晴&ほぼ無風のぽかぽか陽気で気持ち良い。
股窪から尾根乗ると西側は樹氷群。振り返ると鳥海山~月山~朝日~飯豊連峰まで南東北オールスター勢揃い。東側には太平洋がすぐ近く。一番高い1825ピークから少し下って屏風岳山頂。雪庇近くを歩きながらエントリーポイント探し。ワンチャンいけそうな雪庇の切れ目があったが回避して、しっかり雪庇が切れた尾根筋から東壁へエントリー。重雪を休み休み滑って下まで、雪崩れる気配無く無事東壁終了。沢に出た以降は平坦地長く片足シールで進んで駐車場帰還。帰還後にログトレース見ると壁をだいぶ巻いていて、、、東壁滑ったと言っていいのか微妙なラインで若干の後悔。
直近の降雪はほとんどなかったが、気温上がる予報の日曜日。出発前からいつになくTakuさんが雪崩に警戒している様子が感じられた。自分は登山から山スキーに入ったため、ピークハントの手段としてのスキーという意識が強い。そのため滑るラインには拘らず尾根を登って、登りトレースを辿って尾根を安全に滑走するような山行がほとんどだった。最近は滑りに慣れてきたこともあり滑走ラインにも興味湧く傾向あり。1%の失敗リスクがあれば100回の山行で事故を招く…リスクを受け入れてまで滑りたいラインなんて無いはず。滑走ラインには拘らず安全第一で長くスキーを楽しみたい。と自分の気持ちを振り返ると、今日の選択は間違っていないだろう。
全体としては下が長く、苦労に見合わない気もする。にしても、それ以上に反省点が多い一日だった。
①登山口が定まらず…えぼしスキー場の駐車場は7時ごろオープン?とのことで、前日に再変更→結果的にはえぼしスキー場リフトアクセスの方が早いくらいかも
②林道ショートカット失敗
③ルート思い込みミス
④ろうづめ平から稜線の乗り上げは直登の方が早そうではあるが、急角度のラッセルとなるときついと思う。ろうづめ平→股窪の場合は、夏道に対してスキーヤーズレフトの滑りやすいところを自由に行くのが良いかも。全体的に藪いため、夏道を忠実にトレースしようとすると夏道を見つけるだけでも結構苦労する。
⑤途中でピットチェックまでしたのに、ひよってしまった滑走ライン。1825の近くにワンチャンエントリーポイントあり。そこから行かないとこのルートの意味がない気もする。
⑥滑り出す頃には斜面が日陰に…
⑦登りで相当気を付けてはいたが、それでも帰りに上り勾配になってしまうところが。
それでも安全に帰ってくれば次がある。次回行くときは会心の山行にしたい。
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