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Yamareco

記録ID: 773052
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

燕岳 〜雪のない小屋締め風景

2015年11月22日(日) ~ 2015年11月24日(火)
 - 拍手
Tad その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
50:57
距離
8.7km
登り
1,304m
下り
1,304m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:03
休憩
0:37
合計
4:40
距離 4.3km 登り 1,262m 下り 24m
8:10
8:11
30
8:41
33
9:14
9:19
32
9:51
9:52
33
10:25
10:55
25
12:11
2日目
山行
2:27
休憩
0:05
合計
2:32
距離 4.4km 登り 33m 下り 1,286m
7:56
30
8:36
23
8:59
17
9:16
9:17
20
9:37
22
9:59
10:00
25
10:28
ゴール地点
燕山荘と燕岳山頂往復のGPS記録は不在。
天候 1日目:曇り
2日目:晴れ のち 曇り
3日目:曇り
過去天気図(気象庁) 2015年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中房登山口の中房温泉駐車場に駐車(中房温泉に前泊したので駐車場利用可だった)
周囲に登山者用無料駐車場あり。
コース状況/
危険箇所等
今回は積雪もなく、特に問題なし
【1日目】
中房登山口を出発
暖かい
2015年11月22日 07:29撮影 by  X30, FUJIFILM
11/22 7:29
【1日目】
中房登山口を出発
暖かい
前に26人の団体
第二ベンチで追い越す
2015年11月22日 08:25撮影 by  X30, FUJIFILM
11/22 8:25
前に26人の団体
第二ベンチで追い越す
合戦小屋で行動食休憩
2015年11月22日 10:53撮影 by  X30, FUJIFILM
11/22 10:53
合戦小屋で行動食休憩
稜線は雲がかかって見えない
2015年11月22日 11:34撮影 by  X30, FUJIFILM
11/22 11:34
稜線は雲がかかって見えない
ガスの中から小屋が見えてきた
2015年11月22日 12:12撮影 by  X30, FUJIFILM
11/22 12:12
ガスの中から小屋が見えてきた
燕山荘に到着
天気も良くないので頂上は翌日に回す
2015年11月22日 12:15撮影 by  X30, FUJIFILM
11/22 12:15
燕山荘に到着
天気も良くないので頂上は翌日に回す
小屋の中は既に小屋締めモード
この日の食事は2回戦
2015年11月22日 13:41撮影 by  X30, FUJIFILM
11/22 13:41
小屋の中は既に小屋締めモード
この日の食事は2回戦
槍は見えているが霞んでいる
2015年11月22日 16:08撮影 by  X30, FUJIFILM
11/22 16:08
槍は見えているが霞んでいる
下界は雲海の下
2015年11月22日 16:11撮影 by  X30, FUJIFILM
11/22 16:11
下界は雲海の下
夕陽が沈んで行くがぼんやりとした焼け方
2015年11月22日 16:15撮影 by  X30, FUJIFILM
11/22 16:15
夕陽が沈んで行くがぼんやりとした焼け方
陽が沈み、朧月に照らされた槍穂
2015年11月22日 17:47撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
11/22 17:47
陽が沈み、朧月に照らされた槍穂
空全体が曇っていて燕岳方面も星は見えない
2015年11月22日 17:59撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
11/22 17:59
空全体が曇っていて燕岳方面も星は見えない
朧月が雲海を照らす
2015年11月22日 18:05撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
11/22 18:05
朧月が雲海を照らす
【2日目】
夜明け前から午前中にかけて晴れた
燕岳から北燕岳方面
2015年11月23日 07:00撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
11/23 7:00
【2日目】
夜明け前から午前中にかけて晴れた
燕岳から北燕岳方面
山頂で記念撮影
2015年11月23日 07:06撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
11/23 7:06
山頂で記念撮影
相変わらず厚い雲海
2015年11月23日 07:09撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
11/23 7:09
相変わらず厚い雲海
メガネ岩の向こうに槍ヶ岳
2015年11月23日 07:21撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
11/23 7:21
メガネ岩の向こうに槍ヶ岳
この日は食堂の半分が封鎖されていた
2015年11月23日 09:14撮影 by  X30, FUJIFILM
11/23 9:14
この日は食堂の半分が封鎖されていた
各所に雪の重さを支えるつっかえ棒が立てられている
2015年11月23日 09:14撮影 by  X30, FUJIFILM
11/23 9:14
各所に雪の重さを支えるつっかえ棒が立てられている
この夕方も冴えない景色
2015年11月23日 16:14撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
11/23 16:14
この夕方も冴えない景色
北側は雲が少なかったが、しだいに隠れていった
2015年11月23日 16:39撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
11/23 16:39
北側は雲が少なかったが、しだいに隠れていった
やはり朧月だが、雲海はなく安曇野の夜景が見える
2015年11月23日 18:03撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
11/23 18:03
やはり朧月だが、雲海はなく安曇野の夜景が見える
【3日目】
どんどん片附けられていく
2015年11月24日 07:31撮影 by  X30, FUJIFILM
11/24 7:31
【3日目】
どんどん片附けられていく
宿泊部分にもつっかえ棒
2015年11月24日 07:32撮影 by  X30, FUJIFILM
11/24 7:32
宿泊部分にもつっかえ棒
最後の宿泊客も出発
2015年11月24日 07:42撮影 by  X30, FUJIFILM
11/24 7:42
最後の宿泊客も出発
ついに雪は降らなかった
2015年11月24日 07:54撮影 by  X30, FUJIFILM
11/24 7:54
ついに雪は降らなかった
下山する
2015年11月24日 08:07撮影 by  X30, FUJIFILM
11/24 8:07
下山する
いつもの11月とは違う景色
2015年11月24日 08:25撮影 by  X30, FUJIFILM
11/24 8:25
いつもの11月とは違う景色
合戦小屋も閉まっている
2015年11月24日 08:40撮影 by  X30, FUJIFILM
11/24 8:40
合戦小屋も閉まっている
富士見ベンチで先行グループを追い越す
2015年11月24日 08:57撮影 by  X30, FUJIFILM
11/24 8:57
富士見ベンチで先行グループを追い越す
荷揚げ用リフト
2015年11月24日 09:40撮影 by  X30, FUJIFILM
11/24 9:40
荷揚げ用リフト
小屋から2時間半で登山口に、今日も無事下山!
2015年11月24日 10:24撮影 by  X30, FUJIFILM
11/24 10:24
小屋から2時間半で登山口に、今日も無事下山!

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ネックウォーマー 毛帽子 ザック サブザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

夏に不帰ノ嶮を一緒に歩いたKさんと小屋締め時期の燕岳へ行こうと約束していたが、今年は小屋締めが近づいても積雪がない模様。
悩んだがギリギリで雪が降りそうな気配があるので2泊して雪を待とうと出かける。

【1日目】
中房温泉に前泊して朝食後に比較的ゆっくりと出発する。この季節としてはやはり暖かめの気温ですぐに汗ばんでくるので、第一ベンチで上に着ているものを脱いで体温調節。
まあまあの天気の休日とあって登山者は多い。すぐ前に26名の団体がいたが登り始めなので無理して追い越さず後に付く。
第一ベンチ、第二ベンチと順調に進み、第三ベンチで休憩せずに団体を追い越す。

合戦小屋まで行くとさすがに風が出てきて気温が下がってきたが、雪の気配は全然なし。行動食を口にしながら少し休憩してから合戦の頭へ向かう。
Kさんは少し体を冷したようでこの辺でペースが落ちるが、無理せず休みながら歩いて合戦小屋から1時間半足らずで燕山荘に到着。

稜線は曇っていて弱い風があるが、積雪はゼロ。天気も良くないので燕岳の山頂へは明日行くことにして小屋でゆっくりする。
夕方に近づいてガスが切れてきて槍穂の姿も見え始めたが、まだ雲は多くて陽が落ちる景色もぱっとせず。
明るかった上空も薄雲が覆ってきて期待していた星空もみえないままなので諦めて床に就く。

【2日目】
夜明け前から上空は晴れ上がって星がきれいに輝いていた。朝食後にKさんと二人で燕岳へ向かう。
青空で燕岳からは立山・剱や鹿島槍を始めとする後立山の山々の見通しが良い。写真を撮りながら小屋へ戻り、後は食堂でのんびりと寛ぐ。


実質的には昨晩の泊まりで殆どの登山客はいなくなるので、小屋の中は大半サービスが終了して片付けが進行する。
食堂も半分は封鎖されて連泊する数組の客だけが退屈そうに過ごしている。

午後になるとどんどん雲が増えてきて昨日と同じ様な曇りの空になるが、雪が降る気配は全くない。客同士で残念だと語り合いながら午後

も時間を潰していたが、眠くなったので2‐3時間寝ることにする。

日没少し前に目を覚ましたので外へ出て撮影をしてみるものの、パッとしない条件なのですぐに飽きて小屋へ戻る。
夕食は僅か8名だったので、本棚のある狭いコーナーで皆でガヤガヤしながら食べたのでなかなか楽しかった。

この後、風が出てきて稜線にガスが下りても来たのでいよいよ降雪かと期待したが、気温があまり下がらず結局朝になるまで雪は降らなかった。

【3日目】
小屋は午前中で営業を終了するので小屋の人たちが忙しく小屋締め作業に動き回る中、やはり8人で朝食を済ませると登山客は三々五々下山して行く。

我々も最後尾に小屋を発ち、ゆっくりと尾根を下りる。それでも下りはさすがに速く、ベンチ間を15分から20分のペースで通過して行く。
途中、一組だけ日帰り登山をするという二人組とすれ違っただけで小屋から2時間半ほどで登山口に戻る。

「70年の小屋の歴史でも初めて」という雪のない小屋締めに立ち会えたのは、考えようによってはラッキー?だったのかも知れないが、ちゃんと真っ白な稜線と槍穂を見るために来年も来よう!とKさんと約束した山行だった。


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燕岳(中房温泉から往復)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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