燕岳 〜雪のない小屋締め風景
- GPS
- 50:57
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 1,304m
- 下り
- 1,304m
コースタイム
- 山行
- 4:03
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 4:40
- 山行
- 2:27
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 2:32
天候 | 1日目:曇り 2日目:晴れ のち 曇り 3日目:曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
周囲に登山者用無料駐車場あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回は積雪もなく、特に問題なし |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
サブザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
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感想
夏に不帰ノ嶮を一緒に歩いたKさんと小屋締め時期の燕岳へ行こうと約束していたが、今年は小屋締めが近づいても積雪がない模様。
悩んだがギリギリで雪が降りそうな気配があるので2泊して雪を待とうと出かける。
【1日目】
中房温泉に前泊して朝食後に比較的ゆっくりと出発する。この季節としてはやはり暖かめの気温ですぐに汗ばんでくるので、第一ベンチで上に着ているものを脱いで体温調節。
まあまあの天気の休日とあって登山者は多い。すぐ前に26名の団体がいたが登り始めなので無理して追い越さず後に付く。
第一ベンチ、第二ベンチと順調に進み、第三ベンチで休憩せずに団体を追い越す。
合戦小屋まで行くとさすがに風が出てきて気温が下がってきたが、雪の気配は全然なし。行動食を口にしながら少し休憩してから合戦の頭へ向かう。
Kさんは少し体を冷したようでこの辺でペースが落ちるが、無理せず休みながら歩いて合戦小屋から1時間半足らずで燕山荘に到着。
稜線は曇っていて弱い風があるが、積雪はゼロ。天気も良くないので燕岳の山頂へは明日行くことにして小屋でゆっくりする。
夕方に近づいてガスが切れてきて槍穂の姿も見え始めたが、まだ雲は多くて陽が落ちる景色もぱっとせず。
明るかった上空も薄雲が覆ってきて期待していた星空もみえないままなので諦めて床に就く。
【2日目】
夜明け前から上空は晴れ上がって星がきれいに輝いていた。朝食後にKさんと二人で燕岳へ向かう。
青空で燕岳からは立山・剱や鹿島槍を始めとする後立山の山々の見通しが良い。写真を撮りながら小屋へ戻り、後は食堂でのんびりと寛ぐ。
実質的には昨晩の泊まりで殆どの登山客はいなくなるので、小屋の中は大半サービスが終了して片付けが進行する。
食堂も半分は封鎖されて連泊する数組の客だけが退屈そうに過ごしている。
午後になるとどんどん雲が増えてきて昨日と同じ様な曇りの空になるが、雪が降る気配は全くない。客同士で残念だと語り合いながら午後
も時間を潰していたが、眠くなったので2‐3時間寝ることにする。
日没少し前に目を覚ましたので外へ出て撮影をしてみるものの、パッとしない条件なのですぐに飽きて小屋へ戻る。
夕食は僅か8名だったので、本棚のある狭いコーナーで皆でガヤガヤしながら食べたのでなかなか楽しかった。
この後、風が出てきて稜線にガスが下りても来たのでいよいよ降雪かと期待したが、気温があまり下がらず結局朝になるまで雪は降らなかった。
【3日目】
小屋は午前中で営業を終了するので小屋の人たちが忙しく小屋締め作業に動き回る中、やはり8人で朝食を済ませると登山客は三々五々下山して行く。
我々も最後尾に小屋を発ち、ゆっくりと尾根を下りる。それでも下りはさすがに速く、ベンチ間を15分から20分のペースで通過して行く。
途中、一組だけ日帰り登山をするという二人組とすれ違っただけで小屋から2時間半ほどで登山口に戻る。
「70年の小屋の歴史でも初めて」という雪のない小屋締めに立ち会えたのは、考えようによってはラッキー?だったのかも知れないが、ちゃんと真っ白な稜線と槍穂を見るために来年も来よう!とKさんと約束した山行だった。
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