六国見山 采見参?〜御谷(おやつ)を巡る北鎌倉ハイキング
- GPS
- 03:38
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 273m
- 下り
- 281m
コースタイム
天候 | ☀快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
御谷の森12:30解散(徒歩にて鎌倉駅まで)1.4km 約16分 |
コース状況/ 危険箇所等 |
案内に健脚コース(距離5.67km高低差:130mアップダウンあり)とありました。 よく整備されていて、安心して歩くことができます。ただし、休日は混雑が予想されます。 |
その他周辺情報 | ハイキングコースがいくつかあります。 https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kamakura-kankou/0500hiking.html 季節ごと、古都鎌倉の散策や神社仏閣めぐりなど 小町通りをはじめ、美味しいもの&お土産店など多数あり |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
帽子
靴
ザック
行動食
飲料
レジャーシート
筆記用具
携帯
時計
タオル
カメラ2
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感想
かながわトラストみどり財団の創立30周年記念事業〜日本のナショナル・トラスト運動発祥地鎌倉を行く〜「六国見山・御谷(おやつ)を巡る北鎌倉ハイキング」が開催され、興味深い企画なので参加しました。
◆今年1月に開催された財団のイベントは
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-582882.html
コースは北鎌倉駅を出発し、住宅地の中にひっそりと残る高野の切り通し、かつて、相模、武蔵、安房、上総、下総、伊豆の六国を見渡せた六国見山。(富士山・筑波山・男体山・谷川岳も見えることから、駿河、常陸、下野、上野、越後の5国をプラスして十一国見山との解説もあり)そして、天園ハイキングコースを通り、建長寺に向かい、最後に鶴岡八幡宮の裏山の「御谷の森」です。
◆今年6月の六国見山1st.レコは
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-656953.html
財団によるイベントなので普段、入ることができない場所を見学したり、通行禁止の作業用の道を歩き、植林された若木を観察することができました。更に、事業に携わっているボランティアの方からお話をいただいたりと、とてもためになる企画でした。ひとりや気の合う仲間との山歩きもいいですが、時には、団体行動でいろんな方とふれ合うことも、新しい発見があっておもしろいものですね。
今回のイベントを企画・運営されたみどり財団のスタッフのみなさん、ガイド及び説明をいただいた北鎌倉湧水ネットワークのみなさん、鎌倉風致保存会のみなさん、たいへんお世話になりました。ありがとうございます。次回のイベントもぜひ、参加したいと思います。
【御谷山林】
鶴岡八幡宮の背景の山と谷が、「御谷(おやつ)」と呼ばれる森です。鎌倉一帯では「谷」のことを「やつ」、「やと」などといいますが、この地は聖地として「御」をつけて呼ばれました。
御谷の北正面の山は千五百年前から「さん踞峰(こほう)」という聖地で、古くから修行の場でした。また、八幡宮は明治以前「八幡宮寺」として、寺院も兼ね、谷一帯は僧坊が建ち並んでいた所、「二十五坊跡」という史跡です。歴史的・学術的に貴重な場所です。
昭和39年(1964)、この地に宅地造成の話が持ち上がり、これに反対する地元住民の運動は、鎌倉市民から文化人、やがて全国へと広がりました。後に「御谷騒動」と呼ばれます。そして、同年12月に(財)鎌倉風致保存会が設立(平成23年4月より公益財団法人)され、全国からの寄付と市からの援助金あわせて1,500万円で御谷1.5haを買い取りました。
昭和41年(1966)にはこの運動が契機となり、「古都保存法」が制定されました。こうしたことから、御谷は「日本のナショナル・トラスト発祥の地」及び、「古都保存法発祥の地」とされています。[鶴岡八幡宮境内の一部として国の指定史跡]
*公益財団法人)鎌倉風致保存会のパンフレットより
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