【冬日作戦】鳴虫山【丁15.4】
- GPS
- 02:44
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 689m
- 下り
- 609m
コースタイム
天候 | 晴れ 時折奥日光側から雪が風に乗って飛んでくる。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
低山と言えども侮るべからざる急傾斜とアップダウン |
その他周辺情報 | ちかくに「やしおの湯」 |
写真
感想
今年は日光イヤーであったが、それなら雪山も歩いておこうと日光へ向かう。
当初の目標は社山。11月末に雪が降り、12月に入って栃木県の天気は晴れでも山の方は雪ということもあったようで、積雪量は徐々に増えつつあると思われる。歩ける状態かどうか判断がなかなか難しい。
というわけで、日光駅に降り立ったが、どうも奥日光の方がどんよりどよどよとしている。天気予報では快方に向かうということだったが、あの分厚い雲がいつ晴れるかわからないので、山行目標を社山から鳴虫山に変更する。が、実のところ、雪が深くて社山を歩けないのではないかという思いも若干あったりする。
入山は一般的ではないが古い鳥居と祠がある所から。いきなり急登から始まる。階段状にしてある所もあるが、土が流れて土止めだけが地面に突き出し、かえって歩行を阻害している。その急登をこらえると鉄塔があり、そこから展望を得られる。風は強く、時折パラパラと雪ともミゾレともつかないものが降ってくる。市街地でこれでは社山だともっと凄いだろう。その後、急な傾斜を何度も登りながら高度を上げていくが、道には木の根が自由にグネグネと走っている。
神ノ主山を除き、鳴虫山・合峰・独標と鳴虫山界隈のピークは樹林帯の中であり、道中もまた然り。だが、写真を撮る上では気になる木の枝も肉眼であればそれほど気にならず、展望を十分楽しめる山と言って良い。
その内に、なんだか社山の方が青空になってきた。む、時は来たれりだな。鳴虫山一帯は午前中に下山できそうだから午後は奥日光へ転進だ。と思って下山を開始したが、今度は急降下に次ぐ急降下である。こういう時こそ焦らず慎重に下る。最後に並び地蔵や憾満ヶ淵に立ち寄って田母沢バス停に着いたのはバス時刻の十数分前。グッドタイミングの山行終了に午後の山行も上手く行くであろうことを確信して奥日光へ向かう。
鳴虫山は前々から行こう行こうと思っていた山であるが、落葉した後の季節に来たのは正解だった。木の枝越しであっても展望は十分。市街地が近いのに山行者が少なかったのは意外だったが、勿体無い話だ。急傾斜とアップダウンが厄介だが、奥日光まで行くのはなかなか大変という人には比較的お手軽な日光展望散歩を楽しめる山であることは間違いないだろう。
〜つづく〜
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