南アルプスフロントトレイル
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- GPS
- 15:34
- 距離
- 50.9km
- 登り
- 2,763m
- 下り
- 3,936m
コースタイム
- 山行
- 15:24
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 15:34
04:39 夜叉神峠−−−−−−−−−− [ 0:19 (0:30) 63%]-
04:58 高谷山−−−−−−−−−−− [ 0:53 〈1:09〉 77%]-
05:51 団子沢山−−−−−−−−−− [ 1:14 〈1:08〉 109%]-
07:05 ドノコヤ峠−−−−−−−−− [ 1:54 〈1:18〉 146%]- ナイフリッジの稜線を左に巻く
08:59 唐松峠−−−−−−−−−−− [ 0:56 〈1:27〉 64%]-
09:55 池の茶屋−−−−−−−−−− [ 0:25 【0:46】 54%]- 2.9km(15.9m/km)
10:20 林道足馴峠線終点−−−−−− [ 0:33 〔1:00〕 55%]-
10:53 大峠山、源氏山分岐−−−−− [ 0:18 〈0:22〉 82%]-
11:11 足馴峠−−−−−−−−−−− [ 0:24 〈0:33〉 73%]-
11:35 岡松山−−−−−−−−−−− [ 0:34 〈0:41〉 83%]- 倉尾山手前にて休憩
12:09 倉尾山 7分休憩−−−−−−− [ 1:19 〈1:30〉 88%]-
13:35 十谷峠−−−−−−−−−−− [ 0:28 〈0:40〉 70%]-
14:03 御殿山−−−−−−−−−−− [ 0:55 〈1:16〉 72%]-
14:58 富士見山 7分休憩−−−−−− [ 0:39 〈0:47〉 83%]-
15:44 大天上−−−−−−−−−−− [ 0:13 〈0:15〉 87%]-
15:57 シッコ山−−−−−−−−−− [ 0:52 〈0:57〉 91%]-
16:49 850m送電鉄塔 3分休憩−−−− [ 0:10 〈0:13〉 77%]- ヘッデン装着
17:02 富士見山林道合流−−−−−− [ 0:41 【1:15】 55%]- 4.6km(16.3m/km)
17:43 早川町役場−−−−−−−−− [ 1:32 【2:21】 65%]- 10.4km(13.6m/km)
19:15 R52デイリーストアー 3分休憩- [ 0:16 【0:21】 76%]- 1.6km(13.1m/km)
19:34 波高島駅
※ ( )は山と高原地図のコースタイム。【 】はGoogleマップのタイム。
〔 〕はガイドブック等のコースタイム。〈 〉は手計算等。
歩行時間 15:14 +休憩時間 0:20 =全行程 15:34
標準コースタイム 19:29 、短縮率 79.9% (休憩込み)、 78.2% (休憩のぞく)
沿面距離(GPS): 52.1 km
累積標高差(高度計):+ 2,916 m、- 4,155 m
ルート定数: 82 、体力度: 9 、難易度: D
天候 | 曇り、午前中は雪がチラチラ、お昼頃ほんの少し晴れ間あり |
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過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
他に止まってた車は1台、トイレ使用可、自販機あったけどホットなし、 horikoは甲府駅近くに前泊して拾ってもらった、車は翌日michaelさんが回収 ■goal:波高島駅(はだかじまえき) トイレなし、無人駅、suica使用不可 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・高谷山までは山と高原地図の実線。 ・以降は線無しだけど、徐々に整備されていくようです。(冬はお休み、春再開) ・池ノ茶屋P〜源氏山、御殿山〜富士見山は、ヤマレコでも足跡たくさんあって、 整備されてます。 ・場所によって歩きやすいとこと、悪いとことあるけど、全体を通したイメージだと 南アルプスの波線ルートより、もうちょい人が歩いてない感じでした。 ・ザレた斜面の足場が悪いけど、ヤブと渡渉はなかったです。 ・この日は1人も会いませんでした。 |
写真
感想
http://www.npofujikawa.net/sank/satrail.html
これを参考に師匠が計画を立てました。
多分、合計したら2-3時間はhoriko待ちがあったと思うので、
師匠単独であれば、大峠山、源氏山をピストンして、
林道じゃなくて堀向三角点(820.8)を経て早川町役場、
って計画通りにいってたんだと思う。
という訳でかなりの足手まといだったけど、足の置き方とか、
ルートの選び方とか、教えてもらって、未熟な弟子には為になる山行でした。
登りも下りも、腕を使う場面が多くて(私が下手くそだからだと思うけど)
翌日、腕の筋肉痛がすごくて、熱が出たので1日寝てました。
ここまでなったのは初めてなので、相当疲れたんだと思う。
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★水 1.8L(1.6L+500ml、300ml余り)
★行動食 2,500Kcalくらい摂取
・樺平
巻き道に誘われて、樺平を左手(東側)に巻いて行きましたが、途中で消失してました。そのまま高度を上げながら、稜線の道に復帰しました。
・団子沢山からの急下降
右手(西側)の緩傾斜に誘われやすいです。GPSログにも登り返してるのが見て取れます。左手の大ガレに落ちない程度で左左に歩を進めるのが正解です。
・ドノコヤ峠先のナイフリッジ
ドノコヤ峠からP1586mを過ぎ、しばらく狭い稜線を高低差無く進むと、ちょっと下った先にぼろぼろのナイフリッジが出現します。ナイフリッジをそのまま進んでみましたが、大きくギャップができていて、ちとヤバイ雰囲気でした。ブロックでごっそり落ちそうな石(半分土)なので無理せず巻いた方が無難です。
私達は、左(東)側を30m程下ってトラバースしました。登り返しは、浮き石の多いリッジを登りましたが、木の間隔が遠く、結構気を使いました。
Gipfelさんも東を巻いたそうです。toshi-17さんは、西を巻いたようです。
登り返した稜線上には、西側のやや下った方向にピンクテープがありましたので、西側を巻くのが正解かもしれません。
・櫛形山
南アルプスフロントトレイルは櫛形山のピークを通過しますが、今回途中遊歩道を使って池の茶屋登山口へショートカットしました。
・林道足馴峠線終点先
舗装された丸山林道から未舗装の林道足馴峠線を行くとすぐに源氏山の登山口がありますが、600mほど登山道を歩くと林道に降ろされます。その後林道を1.4kmほど進むと登山口となります。時間を短縮するなら、林道を2kmほど歩いたほうがちょっと早いです。
林道の横断側溝に沢水が流れていました。浄水器を使えば飲めるレベルだと思います。ちなみに沢側は枯れてました。
・源氏山との分岐先から足馴峠まで
P1884mから下っていきますが、支尾根が多く間違えやすいです。進行方向左を意識していくと良い間隔でピンクテープが巻いてあります。
・倉尾山からの急傾斜
白ロープが恐ろしいほど張ってあるので、道迷いはありませんが、まだステップなどが切ってないので、ロープを外さない程度に直滑降したほうが、効率的です。
・富士見山の南直下
この時期ヤブは枯れてましたが、倒木が多く踏み跡の薄いところがありました。支尾根が何カ所かあり、地図読みが必要です。
・送電鉄塔
850mほどのところに白くて大きな送電鉄塔が並んでいます。91枚目の写真の鉄塔直下にプラスチックのステップがあり、林の方向にピンクテープがあります。しばらく行くと、林道跡が現れますので、緩やかに下っていくと富士見山林道に降り立ちます。
・堀向三角点(820.8)
南アルプスフロントトレイルは、林道富士見山線から、舗装路を通って薬袋部落〜早川町役場〜角瀬と進みます。
今回計画段階で考えてた堀向三角点(820.8)に登って早川役場に下山するルートは、オリジナル部分です。結局時間切れで、南アルプスフロントトレイルの想定ルートを歩くことになりました。
エピソード
horiko:コンビニはどこにあるの?
michael:52号線だよ
horiko:ここは37号ですね?
michael:県道だね。52号は国道だよ。
horiko:県道?国道?
michael:地図読み以前のレベルだなぁ
コメント
この記録に関連する登山ルート
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michaelさん、horikoさん、おはようございます。
horikoさん、発熱ですか。
私も年に1回か2回、オーバーワーク(仕事ではない)で発熱することがあります。
一気に熱が上がって一気に下がる感じ。
体がやりすぎたぞって警告出しているんだと思いますよ。
師匠、私も苔好きです。
整備された山道だとこの倍くらいのボリュームでも
こんなに疲労しないので、腕の激痛と熱にはビックリしました
ほんとに一気に上がって、一気に下がった感じです
とにかく超絶運動音痴でビビりなので、michaelさんのような
野生動物みたいな動きは一生出来ないと思うんですが、
ちょっぴりずつ進歩したいです
>私も苔好きです
horikoさんは「転け」好きなようです。
ほぼおニューの短パンが泥だらけでした。
下りの姿勢が「後傾」してるんですよね〜
濡れて青々したコケに日が差すとたまらなく素敵ですね。
michaelさん、horikoさん はじめまして
南アルプスフロントトレイルを一気に歩かれるなんて、すごい体力ですね
体力のない私は何回かに分けて歩きました…
ドノコヤ峠付近のナイフリッジは、私も東側を歩きましたが、トラバースはザレ場で、登り返しはガレ場に木の根っ子がある程度で、通過するのが大変でした。
これからもロングトレイル頑張ってください!
コメントいただいて恐縮です
行くと決めてから、Gipfelさんのレコと日記を何度も見返してました
詳細なのにスッキリしてて読みやすくて、私と違って悪路にも
かなり慣れた方だろうなぁと思っていました
ナイフリッジの東側、トラバースしてって、登り返すところ、
初めて足が震えて、ものすんごく時間掛かりました
ロングトレイルは好きなんですが、Gipfelさんのような
技術が身に付くまでの道のりも、かなり長くなりそうです
南アルプスフロントトレイル前半部分(ドノコヤ峠前後)と富士見山以南は、Gipfelさんとtoshi-17さんのレコしか見つからず、特に詳しいGipfelさんのレコに助けられました。
ここを下界に降りないで通して歩くとなると、水の補給が難点ですね。
途中水場に近そうな場所が何カ所かありそうだったので、雪解け後の日の長い春先なら、1泊2日で貫ヶ岳まで縦走できそうです。
ホリコさん、マイケルさん、こんばんは
南アフロントトレイル!ちょうど年末年始に静岡の海までの縦走を計画中で、交通をどうするか悩み中です。早川町に車を置いておき、途中で車中泊しようかと思います。
途中危険箇所もあるんですね。とても参考になりました。
ありがとうございます。またわからないことがあったら教えて下さい。
それにしても、このマイナーなルートにこのタイミングとはとても驚きました。
海までってことは、安倍東山稜も歩くんですよね
安倍東は去年の夏、脚が痛くなって途中で撤退して、海まで行けなかった苦い思い出の稜線です
来年また歩きたいなぁと思ってたんですが、南アフロントも繋げて大縦走とは、ほんとにスゴイです
車中泊作戦はこの時期は特に強い味方ですね
私は登りで怖いと思ったのは今回が初めてです
大危険な感じなのは、ドノコヤ峠の先に登場するナイフリッジ巻くところだけで、
あとは急斜面の下りが何度かあって、私はかなり手こずりましたが、shigeさんなら全く問題ないと思います
下山後の帰り道を考えて南下ルートとしました。夕方夜叉神峠に下山しても、この寒い季節自転車で甲府まで降りるのは、低体温症で死んじゃいますから
下り基調なので、何度か支尾根に誘われました。GPSログを見ると間違った方向に下って登り返したり、そのままトラバースして復帰したりを何度か繰り返しました。
今回のルートの注意個所を感想に書いておきましたので、良かったら読んでください。
michael3さん、horikoさん、こんばんは。
詳しいコース状況ありがとうございます
計画をupしましたのでぜひご覧ください。
早朝、芦安温泉から夜叉神を経由せずに直接高谷山へ登ることにしましたので、
時間もかかり、計画では富士見山日没を迎える予定です
その先が暗くなってしまうので心配でしたが、michael3さんのご説明で
少し感じを掴むことができました
夜叉神峠に自転車を置いておいて早川町起点で逆コースも考えましたが、
(その場合は七面山登山口まで自転車で戻り翌日そこから海を目指す)
それも登り基調で時間がかかるのと、michael3さんのご指摘の通り、
夜になってから自転車で下るのは寒いし凍結していたらやばいので、
止めました
予想以上に道迷い注意なんですね。GPSトレースはダウンロードして使わせて
いただきますので、同じ間違いをしないように注意します
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