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Yamareco

記録ID: 7824011
全員に公開
ハイキング
房総・三浦

里見八犬伝めぐり~安房國編・其の漆(伏姫籠穴富山ノ巻)

2025年02月21日(金) [日帰り]
13拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:25
距離
6.7km
登り
482m
下り
481m
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3 km
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:31
休憩
1:51
合計
5:22
距離 6.7km 登り 482m 下り 481m
11:15
23
11:38
11:59
50
12:49
12:55
16
13:11
13:13
5
13:22
13:23
5
13:28
14:12
11
14:23
14:30
5
14:44
14:54
69
16:03
16:22
15
千葉県南房総市が管理する「とみさん伏姫ハイキングコース」の一部を利用し、南房総市営富山地区無料駐車場から「伏姫籠穴」「富山北峰」「富山南峰」「福満寺」を周回するコース設定です。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2025年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
起終点:南房総市営富山地域 無料駐車場
(千葉県道258号線沿い、南房総市バス富山線 富山中前バス停すぐ近く)
(往路で東京湾フェリー[久里浜→金谷]を利用し、金谷港から起終点まで車移動)
(ハイキング終了後は、南房総市内の宿泊先へ車移動)
コース状況/
危険箇所等
◆市営富山地域駐車場~伏姫籠穴~合戸堰
 車が通行可能な舗装林道(道幅が狭く対向車が来た場合に退避スペースがほとんど無いのでお勧めしません)ですので、歩行には問題ありません。いちおう合戸堰手前までは車両通行可能なようで、合戸堰手前から車両通行止めになります。
当日、伏姫籠穴駐車場に車でお越しのハイカーさんが1名いらっしゃいました。

◆合戸堰~富山遊歩道入口
 もともとは車が通行可能な舗装林道(奥沢線?)ですが、現在車両は通行止めになっており、路面上には脇の崖から落ちてきたと思われる大小の落石が散在していました。歩行には問題ありませんが、道路わきからの落石には注意が必要です。

◆富山遊歩道入口~裏参道分岐(とみさん伏姫ハイキングコース分岐)
 2019年台風被害で2024年10月まで通行止めになっていた登山道(ダート)区間。通行可能になりましたが、被害の影響がいまだ残っていて、数か所にロープ場や足場の悪い箇所があります。とくにこのルートを下りで利用する場合には、白ザレで滑りやすい所も多いので、好天時でも注意してください。

◆裏参道分岐~富山北峰(金毘羅峰)
◆裏参道分岐~富山南峰(観音峰)
 舗装されたハイキングコースで問題ありません。

◆富山南峰(観音峰)~福満寺(富山遊歩道入口)
 富山表登道という古道がベースと思われますが、現在は整備されたハイキングコースで問題ありません。2019年台風被害時にも早々に通行止め解除になったルートで、2020年2月のウサトレでも、日没後に月明かりでウサクマが下山したルートです。ただし、山頂近くでは急な階段が多く、一部に白ザレで滑りやすい所、段差の高い箇所があります。

◆福満寺~市営富山地域駐車場
 歩道のある県道なので問題ありません。
神奈川県横須賀の東京湾フェリー久里浜港のりばに、うさぎ号到着~往復切符を買って乗船待ちです。
2025年02月21日 07:50撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 7:50
神奈川県横須賀の東京湾フェリー久里浜港のりばに、うさぎ号到着~往復切符を買って乗船待ちです。
久里浜港出航~乗船後ただちに売店で朝ごはんをゲット(出航後ほどなく、売店は売り切れ閉店となってしまう)
2025年02月21日 08:10撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 8:10
久里浜港出航~乗船後ただちに売店で朝ごはんをゲット(出航後ほどなく、売店は売り切れ閉店となってしまう)
金谷港背後の鋸山と今回のメインである富山が、朝日にシルエットとなります。
2025年02月21日 08:25撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 8:25
金谷港背後の鋸山と今回のメインである富山が、朝日にシルエットとなります。
久里浜港川を振り返れば、白雲をまとった富士山も見えていました。
2025年02月21日 08:44撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 8:44
久里浜港川を振り返れば、白雲をまとった富士山も見えていました。
千葉県富津市金谷港で下船したうさぎ号は、国道127号線を一路「道の駅 富楽里とみやま」へ
2025年02月21日 09:22撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 9:22
千葉県富津市金谷港で下船したうさぎ号は、国道127号線を一路「道の駅 富楽里とみやま」へ
先月来た時にはまだ開店前だったけど、今回はバッチリ。名物の鯨そば(伏姫出汁)と伏姫さんが焼なめろう丼をいただきます♪
2025年02月21日 09:56撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 9:56
先月来た時にはまだ開店前だったけど、今回はバッチリ。名物の鯨そば(伏姫出汁)と伏姫さんが焼なめろう丼をいただきます♪
ついでにこちらのゲットしちゃいました。吟醸酒「里見八犬伝の里 富楽里」と「伏姫八房饅頭」(もう何でも伏姫さん)
2025年02月21日 10:14撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 10:14
ついでにこちらのゲットしちゃいました。吟醸酒「里見八犬伝の里 富楽里」と「伏姫八房饅頭」(もう何でも伏姫さん)
ウサトレ出発前にJR内房線 岩井駅の富山ウォーキングセンターに立ち寄って、最新資料とスタンプを頂いていきます。
2025年02月21日 10:43撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 10:43
ウサトレ出発前にJR内房線 岩井駅の富山ウォーキングセンターに立ち寄って、最新資料とスタンプを頂いていきます。
岩井駅前の伏姫公園を1年ぶりに再訪。伏姫さまと八房くんに「これから籠穴に行くからね」とご報告。
2025年02月21日 10:54撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 10:54
岩井駅前の伏姫公園を1年ぶりに再訪。伏姫さまと八房くんに「これから籠穴に行くからね」とご報告。
では、伏姫さま、八房くん、いってきま~す♪
2025年02月21日 10:55撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 10:55
では、伏姫さま、八房くん、いってきま~す♪
うさぎ号は南房総市営の富山地区駐車場に到着~なんといっても「無料」なのが嬉しいですね。すでに5、6台が泊まっていました。駐車場入口にバス停もあります。
2025年02月21日 11:04撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 11:04
うさぎ号は南房総市営の富山地区駐車場に到着~なんといっても「無料」なのが嬉しいですね。すでに5、6台が泊まっていました。駐車場入口にバス停もあります。
うさぎ号から必要最低限の荷物を担ぎ出して、さあ、伏姫籠穴へ向かいます~(最初に計画してから随分かかったなぁ←ウサクマ感慨)
2025年02月21日 11:15撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 11:15
うさぎ号から必要最低限の荷物を担ぎ出して、さあ、伏姫籠穴へ向かいます~(最初に計画してから随分かかったなぁ←ウサクマ感慨)
右手に連なっている山並み。電波塔が建っているところが富山(南峰、北峰)のようですが、案内板はもう全然読めませ~ん。
2025年02月21日 11:16撮影 by  iPhone 15, Apple
2/21 11:16
右手に連なっている山並み。電波塔が建っているところが富山(南峰、北峰)のようですが、案内板はもう全然読めませ~ん。
南房総市立富山学園(こども園/小学校/中学校併設)の前に伏姫籠穴と富山遊歩道入口への案内板がありましたので、ここを右へ。
2025年02月21日 11:19撮影 by  iPhone 15, Apple
2/21 11:19
南房総市立富山学園(こども園/小学校/中学校併設)の前に伏姫籠穴と富山遊歩道入口への案内板がありましたので、ここを右へ。
路傍にはスイセンと菜の花がたくさん。スイセンはもう終わりに近く、季節は菜の花へって感じですね。
2025年02月21日 11:22撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 11:22
路傍にはスイセンと菜の花がたくさん。スイセンはもう終わりに近く、季節は菜の花へって感じですね。
道は狭いですが舗装されており、乗用車も通行できます。ただし、対向車が来たらすれ違いは難しそうですね。
2025年02月21日 11:23撮影 by  iPhone 15, Apple
2/21 11:23
道は狭いですが舗装されており、乗用車も通行できます。ただし、対向車が来たらすれ違いは難しそうですね。
ツバキも「最後に一花咲かせる」勢いで、たくさん咲いて、散っていました。
2025年02月21日 11:28撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 11:28
ツバキも「最後に一花咲かせる」勢いで、たくさん咲いて、散っていました。
道の周りには、つねに小さなせせらぎの音が響いています。馬琴先生の南総里見八犬伝では富山は深山幽谷として描かれ、大きな滝も出てくるようですが、実際は・・・
2025年02月21日 11:30撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 11:30
道の周りには、つねに小さなせせらぎの音が響いています。馬琴先生の南総里見八犬伝では富山は深山幽谷として描かれ、大きな滝も出てくるようですが、実際は・・・
この辺りの道では、はっきりと轍がありますので車での往来もそこそこあるのでしょうね。
2025年02月21日 11:31撮影 by  iPhone 15, Apple
2/21 11:31
この辺りの道では、はっきりと轍がありますので車での往来もそこそこあるのでしょうね。
市営駐車場から15分ちょっとで「伏姫籠穴」の山門に到着です。駐車場にはハイカーさんの乗用車が1台駐車していました。
2025年02月21日 11:33撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 11:33
市営駐車場から15分ちょっとで「伏姫籠穴」の山門に到着です。駐車場にはハイカーさんの乗用車が1台駐車していました。
里見八犬伝取材のために伏姫籠穴を訪れたい、とウサさんが計画してから幾星霜。台風被害やコロナ禍を経て、ようやくたどり着きました。
2025年02月21日 11:34撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 11:34
里見八犬伝取材のために伏姫籠穴を訪れたい、とウサさんが計画してから幾星霜。台風被害やコロナ禍を経て、ようやくたどり着きました。
平日ということもあってか、訪れている人も数名程度で、森の中は凛とした空気に包まれています。八房が愛しい伏姫を背負い、山の奥深く分け入り、この階段を登っていったのでは・・・などと思いは広がります。
2025年02月21日 11:35撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 11:35
平日ということもあってか、訪れている人も数名程度で、森の中は凛とした空気に包まれています。八房が愛しい伏姫を背負い、山の奥深く分け入り、この階段を登っていったのでは・・・などと思いは広がります。
階段の先に「伏姫舞台」が見えてきました。ここは1つの架空物語を題材とした、今でいうところのテーマパークですが、これだけの雰囲気と規模の施設を「娯楽」のために建設した当時のパワーには感服します。
2025年02月21日 11:36撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 11:36
階段の先に「伏姫舞台」が見えてきました。ここは1つの架空物語を題材とした、今でいうところのテーマパークですが、これだけの雰囲気と規模の施設を「娯楽」のために建設した当時のパワーには感服します。
伏姫舞台の中央に立つウサさん。ココにきたかったのです♪
2025年02月21日 11:38撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 11:38
伏姫舞台の中央に立つウサさん。ココにきたかったのです♪
伏姫舞台を囲む八つの欄干と床には、八犬士の名前と、それぞれが持つ珠に浮かぶ文字「仁、義、礼、智、忠、信、孝、悌」が刻まれています。
2025年02月21日 11:40撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 11:40
伏姫舞台を囲む八つの欄干と床には、八犬士の名前と、それぞれが持つ珠に浮かぶ文字「仁、義、礼、智、忠、信、孝、悌」が刻まれています。
舞台から梅の咲く階段をさらに上ると~
2025年02月21日 11:45撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 11:45
舞台から梅の咲く階段をさらに上ると~
伏姫自身が一人称で語る、籠穴と八房と八犬士のお話が綴られた青銅製の巻物風案内板がありました。
2025年02月21日 11:46撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 11:46
伏姫自身が一人称で語る、籠穴と八房と八犬士のお話が綴られた青銅製の巻物風案内板がありました。
その傍らの青銅扉を抜けて、岩を削って作られた細い階段をのぼります。左手の壁は巨石2枚を重ねていて、まるで古墳時代の遺跡のようです。
2025年02月21日 11:46撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 11:46
その傍らの青銅扉を抜けて、岩を削って作られた細い階段をのぼります。左手の壁は巨石2枚を重ねていて、まるで古墳時代の遺跡のようです。
その上に「伏姫籠穴」。先ほどの重なった巨石の隙間を削平したような感じ。その真ん中に白い珠がおかれています。右手には「伏姫籠穴」の石碑。
2025年02月21日 11:47撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 11:47
その上に「伏姫籠穴」。先ほどの重なった巨石の隙間を削平したような感じ。その真ん中に白い珠がおかれています。右手には「伏姫籠穴」の石碑。
籠穴の中を覗くと、奥には黒い石の珠が置かれていて、仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の文字が確認できます。
2025年02月21日 11:47撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 11:47
籠穴の中を覗くと、奥には黒い石の珠が置かれていて、仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の文字が確認できます。
籠穴の入口から見下ろす「伏姫舞台」がなかなか美しい。
2025年02月21日 11:48撮影 by  iPhone 15, Apple
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籠穴の入口から見下ろす「伏姫舞台」がなかなか美しい。
この籠穴からさらに少し登ったところにも洞窟と古い五輪塔がありましたが、仔細不明。ココを抜けて尾根側へ登る道(尾根ルート)があるようで、各種登山ルートマップにも記載されていますが、またの機会に。
2025年02月21日 11:53撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 11:53
この籠穴からさらに少し登ったところにも洞窟と古い五輪塔がありましたが、仔細不明。ココを抜けて尾根側へ登る道(尾根ルート)があるようで、各種登山ルートマップにも記載されていますが、またの機会に。
山門まで下って振り返ると、山門の塀右手の上に「犬塚」がありました。これで八房くんのお詣りもできました。
2025年02月21日 12:09撮影 by  ILCE-6000, SONY
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2/21 12:09
山門まで下って振り返ると、山門の塀右手の上に「犬塚」がありました。これで八房くんのお詣りもできました。
籠穴駐車場脇の公衆トイレを利用させていただき、さあ、富山裏参道(とみさん伏姫ルート)ルートによる富山登頂に向かいます。
2025年02月21日 12:14撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 12:14
籠穴駐車場脇の公衆トイレを利用させていただき、さあ、富山裏参道(とみさん伏姫ルート)ルートによる富山登頂に向かいます。
伏姫籠穴を出た後しばらくは道幅の狭い舗装路(道の脇にはイノシシ用の罠あり)が続き、山の奥に向かうにしたがって、次第に道幅は広く、路面も整備が良くなっていきます(謎)。
2025年02月21日 12:19撮影 by  iPhone 15, Apple
2/21 12:19
伏姫籠穴を出た後しばらくは道幅の狭い舗装路(道の脇にはイノシシ用の罠あり)が続き、山の奥に向かうにしたがって、次第に道幅は広く、路面も整備が良くなっていきます(謎)。
合戸堰の手前。道幅も路面も何の問題もなさそうですが、ここで「車両通行止め」です。
2025年02月21日 12:23撮影 by  iPhone 15, Apple
2/21 12:23
合戸堰の手前。道幅も路面も何の問題もなさそうですが、ここで「車両通行止め」です。
通行止めの先を進むと、右手の木立の隙間からキラキラした水面が垣間見れます。これが合戸堰(農業用のため池)のようで、空撮でもしない限り姿を見ることさえままならない房総半島第一級の秘境水辺スポットとのこと。
2025年02月21日 12:28撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 12:28
通行止めの先を進むと、右手の木立の隙間からキラキラした水面が垣間見れます。これが合戸堰(農業用のため池)のようで、空撮でもしない限り姿を見ることさえままならない房総半島第一級の秘境水辺スポットとのこと。
取水用パイプラインも備えて、満水時にしか現れない洪水吐から流れ出る放水は滝のように見えるらしい・・・それって八犬伝に出てくる富山の滝をイメージできるか? うわぁ見てみたい!
2025年02月21日 12:31撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 12:31
取水用パイプラインも備えて、満水時にしか現れない洪水吐から流れ出る放水は滝のように見えるらしい・・・それって八犬伝に出てくる富山の滝をイメージできるか? うわぁ見てみたい!
合戸堰を過ぎても杉林の中を向ける舗装路は問題ありません。
2025年02月21日 12:32撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 12:32
合戸堰を過ぎても杉林の中を向ける舗装路は問題ありません。
5分ほど杉林の道を歩くと右手の視界が開けました。おっと、あの電波塔の形状は、富山南峰のものですね。この後、終盤であそこを訪れる予定です。
2025年02月21日 12:35撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 12:35
5分ほど杉林の道を歩くと右手の視界が開けました。おっと、あの電波塔の形状は、富山南峰のものですね。この後、終盤であそこを訪れる予定です。
このあたりから左手の崖側から路面上に落下したり崩れ落ちたりした大小の落石が多くなり出しました。これでは車両通行はムリですね。
2025年02月21日 12:37撮影 by  iPhone 15, Apple
2/21 12:37
このあたりから左手の崖側から路面上に落下したり崩れ落ちたりした大小の落石が多くなり出しました。これでは車両通行はムリですね。
舗装路終了し、富山遊歩道入口(ヤマレコ的には終点)です。ちょうど入れ違いに、オジサン2名とオバサン否々お姐さん2名のグループが下山してきたので、この先の道の状況とかを聞くことができました。
2025年02月21日 12:46撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 12:46
舗装路終了し、富山遊歩道入口(ヤマレコ的には終点)です。ちょうど入れ違いに、オジサン2名とオバサン否々お姐さん2名のグループが下山してきたので、この先の道の状況とかを聞くことができました。
オジサン曰く「ちょいヤバそうなロープ場は2か所」。お姐さん曰く「乾燥した砂利で滑りやすい」とのこと、ありがとうございましす。ロープ場より白ザレのほうが厄介そうだな~
2025年02月21日 12:51撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 12:51
オジサン曰く「ちょいヤバそうなロープ場は2か所」。お姐さん曰く「乾燥した砂利で滑りやすい」とのこと、ありがとうございましす。ロープ場より白ザレのほうが厄介そうだな~
早速のロープ場です。大したロープ場ではありませんが、足元が白ザレなので慎重に。
2025年02月21日 12:54撮影 by  ILCE-6000, SONY
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2/21 12:54
早速のロープ場です。大したロープ場ではありませんが、足元が白ザレなので慎重に。
右手側は大崩落の傷跡が生々しい崖になっています。
2025年02月21日 13:02撮影 by  ILCE-6000, SONY
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2/21 13:02
右手側は大崩落の傷跡が生々しい崖になっています。
ほぼ垂直な崖に丸太を削ったハシゴをかけてロープを垂らしてあります。これ造った人もすごいな・・・
2025年02月21日 13:03撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 13:03
ほぼ垂直な崖に丸太を削ったハシゴをかけてロープを垂らしてあります。これ造った人もすごいな・・・
ロープ場よりも、こういう白ザレの崩落個所の方がよっぽど神経を使います。
2025年02月21日 13:04撮影 by  ILCE-6000, SONY
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2/21 13:04
ロープ場よりも、こういう白ザレの崩落個所の方がよっぽど神経を使います。
ここは補助程度のロープですね。
2025年02月21日 13:06撮影 by  ILCE-6000, SONY
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2/21 13:06
ここは補助程度のロープですね。
ちょっと見覚えのあるカーブだったので振り返ってみました。2020年2月に伊豆ヶ岳から富山を縦走した際には、ここで登山道が消失していて引き返したのでした。
2025年02月21日 13:10撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 13:10
ちょっと見覚えのあるカーブだったので振り返ってみました。2020年2月に伊豆ヶ岳から富山を縦走した際には、ここで登山道が消失していて引き返したのでした。
おお、無事に尾根道が見えてきました。
2025年02月21日 13:16撮影 by  ILCE-6000, SONY
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2/21 13:16
おお、無事に尾根道が見えてきました。
富山北峰と南峰の中間、富山裏参道分岐(とみさん伏姫ハイキングコース分岐)まで登り切りました~♪(このルートを下山に使うのはお勧めしません)
2025年02月21日 13:17撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 13:17
富山北峰と南峰の中間、富山裏参道分岐(とみさん伏姫ハイキングコース分岐)まで登り切りました~♪(このルートを下山に使うのはお勧めしません)
穏やかな尾根道を、まずは北峰へ向かいます。
2025年02月21日 13:19撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 13:19
穏やかな尾根道を、まずは北峰へ向かいます。
2020年の伊予が岳からの縦走時に使った吉沢コース合流点に立つ案内板。ここには展望のよい四阿やトイレがありますが、まずは北峰へ。
2025年02月21日 13:22撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 13:22
2020年の伊予が岳からの縦走時に使った吉沢コース合流点に立つ案内板。ここには展望のよい四阿やトイレがありますが、まずは北峰へ。
こういう普通の階段の方が、ロープ場や岩場よりも足にきます・・・
2025年02月21日 13:23撮影 by  iPhone 15, Apple
2/21 13:23
こういう普通の階段の方が、ロープ場や岩場よりも足にきます・・・
北峰のシンボル「金毘羅社」に到着~お詣りしていきます。
2025年02月21日 13:26撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 13:26
北峰のシンボル「金毘羅社」に到着~お詣りしていきます。
その先に展望台広場。左手には「十一州一覧台」の石碑。右手には「紀元二千六百年記念碑」。前回は「山頂どこ?」今回は「勝手知ったる」で紀元二千六百年記念碑の脇を抜けて~
2025年02月21日 13:27撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 13:27
その先に展望台広場。左手には「十一州一覧台」の石碑。右手には「紀元二千六百年記念碑」。前回は「山頂どこ?」今回は「勝手知ったる」で紀元二千六百年記念碑の脇を抜けて~
ちょうど丸5年ぶりに、富山北峰の山頂(標高349.5m)に登頂しました~♪
2025年02月21日 13:28撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 13:28
ちょうど丸5年ぶりに、富山北峰の山頂(標高349.5m)に登頂しました~♪
三等三角点にもタッチしときます。
2025年02月21日 13:28撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 13:28
三等三角点にもタッチしときます。
展望台広場には、今上天皇皇后両陛下が皇太子殿下、同妃殿下の頃に富山散策をされた記念碑がありました。北峰山頂の整備の良さは、これにも由来するんでしょうね。
2025年02月21日 13:31撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 13:31
展望台広場には、今上天皇皇后両陛下が皇太子殿下、同妃殿下の頃に富山散策をされた記念碑がありました。北峰山頂の整備の良さは、これにも由来するんでしょうね。
野外卓でちょっと遅めのランチ(フェリーで買ったおむすびと道の駅で買った玉子助六&パン)をいただくま~♪
2025年02月21日 13:39撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 13:39
野外卓でちょっと遅めのランチ(フェリーで買ったおむすびと道の駅で買った玉子助六&パン)をいただくま~♪
お腹も落ち着いたので展望デッキに上がってみます。ランチ食べている間に、ウサクマ独占状態になってました。
2025年02月21日 13:55撮影 by  iPhone 15, Apple
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お腹も落ち着いたので展望デッキに上がってみます。ランチ食べている間に、ウサクマ独占状態になってました。
展望台から西方面を望みます。手前から岩井の町並み、東京湾、三浦半島(先端に突き出ているのはたぶん城ヶ島)、その先相模湾を越えて伊豆半島の山並みかな。
2025年02月21日 13:55撮影 by  iPhone 15, Apple
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展望台から西方面を望みます。手前から岩井の町並み、東京湾、三浦半島(先端に突き出ているのはたぶん城ヶ島)、その先相模湾を越えて伊豆半島の山並みかな。
左手には伊豆大島も見えていましたね。今年に入って南房総から大島を見る機会が増えたことに起爆(!)されて、現在、ウサさんは大島三原山へのウサトレ計画に没頭中です。
2025年02月21日 13:56撮影 by  iPhone 15, Apple
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左手には伊豆大島も見えていましたね。今年に入って南房総から大島を見る機会が増えたことに起爆(!)されて、現在、ウサさんは大島三原山へのウサトレ計画に没頭中です。
こちらは鋸山。すでに2度ほど登っている鋸山ですが、じつは里見八犬伝との関連があることを最近知りました。これはまた登らないと~
2025年02月21日 13:56撮影 by  iPhone 15, Apple
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こちらは鋸山。すでに2度ほど登っている鋸山ですが、じつは里見八犬伝との関連があることを最近知りました。これはまた登らないと~
富山南峰の電波塔もよく見えていますが、南峰の向こう側に、何やらチラリと見える大型施設・・・前回2020年登頂時にはなかったような。
2025年02月21日 13:58撮影 by  iPhone 15, Apple
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富山南峰の電波塔もよく見えていますが、南峰の向こう側に、何やらチラリと見える大型施設・・・前回2020年登頂時にはなかったような。
お天気も上々、雲の流れも綺麗なので、グルーーーっとパノラマ撮影してみました。頭を雲に隠していますが富士山も何とか見えていますね。
2025年02月21日 14:01撮影 by  ILCE-6000, SONY
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お天気も上々、雲の流れも綺麗なので、グルーーーっとパノラマ撮影してみました。頭を雲に隠していますが富士山も何とか見えていますね。
汗だくだったウサさんも落ち着いたというので、北峰山頂に戻って、ウサさんも山頂でパシャリ♪
2025年02月21日 14:13撮影 by  iPhone 15, Apple
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2/21 14:13
汗だくだったウサさんも落ち着いたというので、北峰山頂に戻って、ウサさんも山頂でパシャリ♪
南峰に向かう途中にある「里見八犬士終焉の地」の標識。吉川コースとの合流点でもあるココの四阿には伏姫さまと八房くん、そして八犬士の8つの珠の文字もデザインされていました。
2025年02月21日 14:24撮影 by  iPhone 15, Apple
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南峰に向かう途中にある「里見八犬士終焉の地」の標識。吉川コースとの合流点でもあるココの四阿には伏姫さまと八房くん、そして八犬士の8つの珠の文字もデザインされていました。
その少しには「ボタンスギの巨木」と「富山 愛の鐘」。南房総って「愛の鐘」が多くない? なんか至る所で愛の鐘が響いている気が~
2025年02月21日 14:33撮影 by  iPhone 15, Apple
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その少しには「ボタンスギの巨木」と「富山 愛の鐘」。南房総って「愛の鐘」が多くない? なんか至る所で愛の鐘が響いている気が~
さっき登り切った富山裏参道分岐から富山南峰へ向かいます。北峰よりも寂しい感じは否めませんが、整備はしっかりされています。
2025年02月21日 14:35撮影 by  iPhone 15, Apple
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さっき登り切った富山裏参道分岐から富山南峰へ向かいます。北峰よりも寂しい感じは否めませんが、整備はしっかりされています。
南峰のシンボル「富山観音堂」への階段を登ります。
2025年02月21日 14:42撮影 by  iPhone 15, Apple
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南峰のシンボル「富山観音堂」への階段を登ります。
伏姫さまの菩提所と謂われる「富山観音堂」をお詣りします。5年前のような倒木や剝き出しの切り株などはなくなり、すっきりしましたね。聖武天皇の勅願により行基が天平三年(731年)に建立したとされている歴史深い古刹です。
2025年02月21日 14:44撮影 by  iPhone 15, Apple
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伏姫さまの菩提所と謂われる「富山観音堂」をお詣りします。5年前のような倒木や剝き出しの切り株などはなくなり、すっきりしましたね。聖武天皇の勅願により行基が天平三年(731年)に建立したとされている歴史深い古刹です。
電波塔のところに四阿と南峰山頂案内板があります。(今回は写真を撮りそこなったので、案内板の写真は5年前のものです)
2025年02月21日 14:48撮影 by  iPhone 15, Apple
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電波塔のところに四阿と南峰山頂案内板があります。(今回は写真を撮りそこなったので、案内板の写真は5年前のものです)
富山表登道のルートに復帰して、福満寺へ下山します。
2025年02月21日 14:50撮影 by  iPhone 15, Apple
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富山表登道のルートに復帰して、福満寺へ下山します。
このルートは2019年台風被害時にも早々に通行止め解除になったのですが、それでも前回下山したとき倒木などはかなりありました。今回は随分と綺麗になっている印象です。
2025年02月21日 14:56撮影 by  iPhone 15, Apple
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このルートは2019年台風被害時にも早々に通行止め解除になったのですが、それでも前回下山したとき倒木などはかなりありました。今回は随分と綺麗になっている印象です。
前回は月明かり(もちろんヘッデンは装着しましたが夜目の利くウサさんは最小光度)で下山した道を、今日は景色を楽しみながら歩けます。
2025年02月21日 14:57撮影 by  iPhone 15, Apple
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前回は月明かり(もちろんヘッデンは装着しましたが夜目の利くウサさんは最小光度)で下山した道を、今日は景色を楽しみながら歩けます。
北峰の展望台からチラリと見えた施設がコレですね。MAGARIGAWA CLUBという会員制サーキット(2023年開設)だそうです。下山しているウサクマの耳にも、サーキットのエグゾーストノイズが聞こえていました(鳥さんの声とかのほうが安らぐんですけどね^^;)
2025年02月21日 15:01撮影 by  iPhone 15, Apple
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北峰の展望台からチラリと見えた施設がコレですね。MAGARIGAWA CLUBという会員制サーキット(2023年開設)だそうです。下山しているウサクマの耳にも、サーキットのエグゾーストノイズが聞こえていました(鳥さんの声とかのほうが安らぐんですけどね^^;)
あまり展望が利く箇所がないので、こういう視界が開ける場所は嬉しいですね。
2025年02月21日 15:02撮影 by  iPhone 15, Apple
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あまり展望が利く箇所がないので、こういう視界が開ける場所は嬉しいですね。
前回今回と下山に使っているこのルートが富山登山の本来のメインルート(富山表登道)で、起点の福満寺から南峰(観音堂)までの間に合目石が設置されています。ココは七合目ですね。
2025年02月21日 15:06撮影 by  iPhone 15, Apple
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前回今回と下山に使っているこのルートが富山登山の本来のメインルート(富山表登道)で、起点の福満寺から南峰(観音堂)までの間に合目石が設置されています。ココは七合目ですね。
このルートの山頂寄りは、段差の大きな階段が多いので、小柄なウサさんは大変です。
2025年02月21日 15:13撮影 by  iPhone 15, Apple
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このルートの山頂寄りは、段差の大きな階段が多いので、小柄なウサさんは大変です。
七合目から15分ほどで五合目。この周辺の鞍部のようで、下山ルートの中で唯一、ここから登り返しがあります。
2025年02月21日 15:20撮影 by  iPhone 15, Apple
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七合目から15分ほどで五合目。この周辺の鞍部のようで、下山ルートの中で唯一、ここから登り返しがあります。
標高差40mほどを登り返すと、四合目。西日が綺麗な木洩れ日となって登山道に陽だまりを作ります。
2025年02月21日 15:28撮影 by  iPhone 15, Apple
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標高差40mほどを登り返すと、四合目。西日が綺麗な木洩れ日となって登山道に陽だまりを作ります。
三合目からは、道幅は細いままですがコンクリート舗装が施された道になりました。ただし、落ち葉に埋まっている箇所も多く、降雨時には泥濘は出来にくいけど滑るかも、という印象です。
2025年02月21日 15:32撮影 by  iPhone 15, Apple
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三合目からは、道幅は細いままですがコンクリート舗装が施された道になりました。ただし、落ち葉に埋まっている箇所も多く、降雨時には泥濘は出来にくいけど滑るかも、という印象です。
二合目あたりになると道幅も広くなってきましたが、路傍に撤去されるに残った倒木が多くなりました。
2025年02月21日 15:36撮影 by  iPhone 15, Apple
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二合目あたりになると道幅も広くなってきましたが、路傍に撤去されるに残った倒木が多くなりました。
久しぶりに福満寺への案内標識。福満寺の本堂は、元々一合目と二合目の間(諏訪の台)にあり、火災により焼失したため、元治元年(1864年)に現在地に再建されたそうですから、この辺りにあったのかもしれません。
2025年02月21日 15:46撮影 by  iPhone 15, Apple
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久しぶりに福満寺への案内標識。福満寺の本堂は、元々一合目と二合目の間(諏訪の台)にあり、火災により焼失したため、元治元年(1864年)に現在地に再建されたそうですから、この辺りにあったのかもしれません。
ついに一合目、富山表登道もあとわずか。
2025年02月21日 15:48撮影 by  iPhone 15, Apple
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ついに一合目、富山表登道もあとわずか。
ここで土嚢が積まれた分岐。道の流れとしては直進ですが、福満寺は左手に入る指示となっています。こんなんだったかな~前回は月明り下山で周囲が良く見えていなかったから、標識どおりに歩くことに専念。周囲をあまり見てなかった。
2025年02月21日 15:50撮影 by  iPhone 15, Apple
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ここで土嚢が積まれた分岐。道の流れとしては直進ですが、福満寺は左手に入る指示となっています。こんなんだったかな~前回は月明り下山で周囲が良く見えていなかったから、標識どおりに歩くことに専念。周囲をあまり見てなかった。
指示された左の道は、ちょっと勾配の急な坂道で階段が落ち葉に埋まっている感じですが、GPSで確認した進行方向も合っているので、このまま進みます。
2025年02月21日 15:52撮影 by  iPhone 15, Apple
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指示された左の道は、ちょっと勾配の急な坂道で階段が落ち葉に埋まっている感じですが、GPSで確認した進行方向も合っているので、このまま進みます。
10分ほどで眼下に富山表登道起点の福満寺が見えました~♪一番手前に見える立派な建物は、なんと登山者も利用可能な公衆トイレです。
2025年02月21日 16:02撮影 by  iPhone 15, Apple
2/21 16:02
10分ほどで眼下に富山表登道起点の福満寺が見えました~♪一番手前に見える立派な建物は、なんと登山者も利用可能な公衆トイレです。
聖武天皇の勅願により行基菩薩が天平三年(731年)に南峰に観音堂を建立したことが開創とされているようですので、めちゃくちゃ古刹ですね。元治元年に再建された本堂をお詣りします。
2025年02月21日 16:04撮影 by  iPhone 15, Apple
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聖武天皇の勅願により行基菩薩が天平三年(731年)に南峰に観音堂を建立したことが開創とされているようですので、めちゃくちゃ古刹ですね。元治元年に再建された本堂をお詣りします。
安房国札観音霊場第十二番でご本尊は十一面観世音。書置きの御朱印が本堂に置かれていましたので、初穂料を納めて、1枚頂きました(帰宅後日付を記入します)。
2025年02月21日 16:08撮影 by  iPhone 15, Apple
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安房国札観音霊場第十二番でご本尊は十一面観世音。書置きの御朱印が本堂に置かれていましたので、初穂料を納めて、1枚頂きました(帰宅後日付を記入します)。
仁王門をくぐります。仁王像はかつて山頂にあったもので、平成十年(1998年)に移されたそうです。
2025年02月21日 16:22撮影 by  iPhone 15, Apple
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仁王門をくぐります。仁王像はかつて山頂にあったもので、平成十年(1998年)に移されたそうです。
仁王門を抜けると「富山表登道」の古い道標。碑文には「従是至仁王門十六町四十五間」(約1.825km)「海抜一千百四十八尺」(約347.8m)。
2025年02月21日 16:24撮影 by  iPhone 15, Apple
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仁王門を抜けると「富山表登道」の古い道標。碑文には「従是至仁王門十六町四十五間」(約1.825km)「海抜一千百四十八尺」(約347.8m)。
参道から街道に出ると西の空が染まり始めていました。このまま街道(県道258号線)を市営駐車場まで歩いていきます。
2025年02月21日 16:27撮影 by  iPhone 15, Apple
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参道から街道に出ると西の空が染まり始めていました。このまま街道(県道258号線)を市営駐車場まで歩いていきます。
10分弱で市営駐車場に帰還。うさぎ号ただいま~♪
2025年02月21日 16:36撮影 by  iPhone 15, Apple
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10分弱で市営駐車場に帰還。うさぎ号ただいま~♪
今夜はこのまま南房総市の宿泊先で一泊。先月の白浜城跡ウサトレで城跡展望台から眺めた「ホテル南国」です。第2駐車場から裏口入場したので、ホテル正面の写真は翌朝撮ったものです。
2025年02月21日 17:46撮影 by  iPhone 15, Apple
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今夜はこのまま南房総市の宿泊先で一泊。先月の白浜城跡ウサトレで城跡展望台から眺めた「ホテル南国」です。第2駐車場から裏口入場したので、ホテル正面の写真は翌朝撮ったものです。
昭和レトロな雰囲気たっぷりな内装やゲームコーナー、ゆったりな天然温泉、食べ放題飲み放題の晩ご飯で、まじ癒されます♪明日は昨年に引き続き、館山城を訪れる予定で~す♪
2025年02月21日 19:41撮影 by  iPhone 15, Apple
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昭和レトロな雰囲気たっぷりな内装やゲームコーナー、ゆったりな天然温泉、食べ放題飲み放題の晩ご飯で、まじ癒されます♪明日は昨年に引き続き、館山城を訪れる予定で~す♪
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想



南総里見八犬伝が大好きなウサさん(2024年に原作読破)。睦月生まれのウサさんの誕生祝を兼ねて昨年から始まった1月の里見八犬伝(並びに里見氏)聖地巡礼ウサトレ。今年は愛車うさぎ号のウサトレ参戦もあって、1月に続き、今月も行っちゃいます~♪

先月は南総里見八犬伝の物語のはじまりに関わる野島崎や白浜城跡、伏姫さんが役行者から数珠を授かった洲崎の役行者の岩屋などをめぐりました。

今回は里見八犬伝ゆかりの地めぐりでは絶対に外せないと思いつつ、台風被害による登山道通行止めやコロナ禍で、計画するも辿りつけずにいた聖地「伏姫籠穴」に、ついに足を運びました~

思い返せば5年前の2020年2月、伊予ヶ岳から富山を縦走し、富山裏参道で「伏姫籠穴」を目指したものの、富山裏参道分岐から先が台風被害による倒木と登山道崩落で通行できず、自然災害の破壊力を実感しながら、月明かりの南尾根コースで福満寺に下山したウサクマでした。

あれから5年。いにしえのオタク集団が築き上げたのであろう江戸時代の一大アミューズメントパーク「伏姫籠穴」を訪れたウサクマは、その凛とした空気と幽玄の世界に圧倒されました。安房里見氏初代の一の姫・伏姫が神犬八房と籠った洞窟。それは曲亭馬琴先生が作り上げた「虚」の世界のはずなのに、なぜか山門から洞窟への階段を登っていると、それがまるで史実であり、いま歴史上の史跡をめぐっているかかのような錯覚に陥ります。これだけの規模の施設でありながら、実際のところ、伏姫籠穴は、いつ誰が何のためにつくったのか不明だとか。こんなものが、人知れず忽然と出現するわけはないのに、それがいつからあるのか誰も知らない・・・魔訶不思議ですね。

さて「伏姫籠穴」は、割とよく整備された林道が通っているので、ここを訪れること自体はさほど無理はありません。今回ウサクマが是非見たいと思っていたのは、この伏姫籠穴から富山へ登る「富山裏参道」の現状、でした。

ハイキングコースの情報によれば、2020年当時、登山道消失状態で下ることが叶わなかった「富山裏参道」も、昨年どうにか通行止めは解除されたとのこと。ただ、今も足場は悪いらしい。元々岩場登りが好物のウサクマ、前回のように下りで使うのではなく、伏姫籠穴から富山への上りで裏参道を使い、今の状況を確認してみることにしました。

実際に歩いて見ると、本当に足場の悪いのは富山遊歩道入口から富山南峰・北峰を繋ぐ尾根道の中央にある裏参道分岐へ登り切るまでの短い区間だけでした。それでも、ウサクマ的には久しぶりのロープ場を楽しめました。ただ、白ザレの滑りやすい急坂だけは「勘弁して~」とブツブツいいながら、慎重に歩きました。

尾根道に上がれば「里見八犬士終焉の地」の標柱。富山は物語終盤に隠居した八犬士らが仙人となる場所。伏姫籠穴から富山へ登るということは、八犬伝の「はじまり」と「おわり」を繋ぐ道なんですね。

展望台のある近代的な北峰から朽ちた観音堂が寂しくたたずむ南峰へ。この観音堂は富山表登道の入口にあたる山麓の福満寺の開創で、元々8世紀の建立らしいですが、物語では伏姫の菩提を弔うために建てられたと設定されている菩提所になっています。

観音堂から福満寺への道が「富山表登道」(南尾根コース)で、富山へのメインルートですが、今回もウサクマはこれを下山道として使いました。前回2020年当時は、この径を下り始めてすぐに日没。幸い月明りの穏やかな夜でしたので、さほど苦労もなく下山できましたが、月のあかりでは道の詳細は分からず、今回ようやく合目石などが設置されていたことを知りました。

山城・城跡・史跡をめぐることが多い里見八犬伝&里見氏ゆかりの地めぐりウサトレですが、今回はちゃんと登山したって実感もあって、足の疲労も心地よい山歩きができました。

下山後は愛車うさぎ号を駆って、先月のウサトレで白浜城址の展望台から見た昭和レトロな香りプンプンの「南国ホテル」で一泊します。お風呂と食べ放題バイキング、たのしみ~♪ 明日は、昨年に引き続き、ふたたび館山城を攻めるか~

【里見八犬伝めぐり~安房國編 ウサトレ一覧】
 其の壱 滝田城跡犬掛ノ巻 (2024年1月5日)
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6345679.html
 其の弐 館山城跡ノ巻(2024年1月6日)
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6345679.html
 其の参 稲村城跡ノ巻(2025年1月24日)
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7728723.html
 其の肆 白浜城跡野島崎ノ巻(2025年1月24日)
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7729642.html
 其の伍 洲崎ノ巻(2025年1月25日)
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7732181.html
 其の陸 宮本城跡ノ巻(2025年1月25日)
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7734962.html
 其の漆 伏姫籠穴富山ノ巻(2025年2月21日)
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7824011.html

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